く~にゃん雑記帳

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<高校ラグビー> V候補の東福岡、20トライ・139点で圧勝!

2016年12月31日 | スポーツ

【Bシードの秋田工と国学院栃木は2回戦で姿消す】

 東大阪市花園ラグビー場で開催中の第96回全国高校ラグビー大会は30日、2回戦16試合が行われ、シード校(A3校・B10校)が初登場した。Aシードでは優勝候補の筆頭、東福岡が浜松工(静岡)相手に20トライをあげ大会最多得点の139―0で圧勝、御所実(奈良)と前年準優勝の桐蔭学園(神奈川)も順当に元日の3回戦に進んだ。Bシードでは秋田工が報徳学園(兵庫)に敗退し、国学院栃木は日本航空石川と引き分け抽選の結果、3回戦進出を阻まれた。(写真は浜松工相手に縦横に走り回りトライを量産した東福岡の選手たち)

 東福岡がスピードとパワーで圧倒的な力の差を見せつけた。1年前は準決勝で東海大仰星(大阪第1)に22―24で決勝進出を阻まれており、2大会ぶり6回目の全国制覇を目指す。今シーズンは4月の全国高校選抜大会と7月の全国高校7人制を制しており、今大会で3冠達成も狙う。秋の福岡県予選では4戦で被トライは僅か1つだけ、総得点は445点と1試合平均100点を超えた。この日の浜松工戦でも平均体重約100キロの強力なFWとBKが一体となった速攻が光った。3回戦の相手は山形中央、山口を破った松山聖陵(愛媛)。

 

(上の写真は㊧御所実―尾道、㊨東海大仰星―光泉)

 御所実は2年ぶり10回目の出場。毎年奈良県予選で天理と熱い戦いを繰り広げており、今年は天理を18―7で破って花園に駒を進めた。Aシードは今回で2回目。初戦はノーシードとは思えない尾道(広島)の力強い攻撃に手を焼き再三ゴール近くまで攻め込まれたが、ゴールを割らせない粘り強い堅守が目を引き26―0で零封。桐蔭学園も33―7で流通経大柏(千葉)を退けた。3回戦では御所実は大分舞鶴、青森北を撃破し勝ち上がった茗渓学園(茨城)と、桐蔭学園は鹿児島実、明大中野(東京第2)を破った新潟工と対戦する。

 

(上の写真は㊧東京―岡谷工、㊨深谷―長崎北陽台) 

 Bシードでは前回優勝の東海大仰星が光泉(滋賀)を61―5と寄せつけず、春の選抜ベスト4の東京(東京第1)も岡谷工(長野)を73―5で退けた。京都府予選で伏見工・京都工学院を僅差で破って花園出場を果たした京都成章も高鍋(宮崎)に46―5と圧勝。秋田工は後半の追い上げも及ばず報徳学園に19―24で破れた。国学院栃木は後半終了間際のトライで日本航空石川に追いつき19―19で引き分けたが、抽選で日本航空石川の3回戦進出が決まった。このほか常翔学園(大阪第2)、大阪桐蔭(大阪第3)、中部大春日丘(愛知)、深谷(埼玉)、石見智翠館(島根)も3回戦に駒を進めた。(写真は上段㊧松山聖陵―山口、㊨大阪桐蔭―朝明、下段㊧常翔学園―佐賀工、㊨日本航空石川―国学院栃木)

 

 

 

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