さて、今日は、明日のコンサート「GUITAR!GUITAR!GUITAR!」に向けての、リハーサルが大学のスタジオでありました。
リハーサルは、今日一回のみ(笑)。
そして僕は、斉藤光浩さん以外のご出演の皆様とは、初めまして(……学校の飲み会では一~二度お会いしておりしたが(笑))。
(田中一郎さんは、以前、光浩さんのライブの対バンとしてご出演された時のアンコールセッションんで、一曲だけセッションをさせて頂いたことがございます)。
自分のアマチュア時代と比べて、リハーサルというものの明確な違いに、
いわゆるプロになってからは、リハーサルで練習するということが無いのです。
リハーサルに来るまでに、各自、基本的に仕上がった状態で集まる、というのが基本で、
リハーサルでは、セクションの繰り返しの回数とか、合図の出し方とか、
あるいは、その場で思いついた新しい展開やキメなどを作っていくのです。
しかも、今回はセッション形式が基本となります。
ほぼすべてをカッチリしたアレンジと曲構成で作るコンサートとは少し違いまして、セッションライブとうのは、もう少しラフで、その場のノリが重視される、自由度の高いものになります。
そんなこともあって、リハーサルは本当に短くて、曲によっては、一回で「出来ちゃったね」とOKが出てしまうような感じでした。
皆様、さすがと申しますか、なんと申しますか。
あとは、「どうしよう、時間あるけど、もう一回やる?どうする(笑)」みたいな感じで、お話している時間のほうが長かったような(笑)。
でも、それも、事前の下準備があってのこと。
僕たちの使う譜面は、コードが書いてあるだけです。
バンマスから譜面が送られてきまして(各自、自分で書いてね、なんてこともよくありますが(笑))、
あと、最近ではYouTubeなどのURLが貼り付けてあったりして、
「まあ、あとは自由によろしくね。楽しくやりましょう」という感じになります。
書いてあるコードには、自分なりにアレンジを加えることも自由です。
「C」と書いてあっても、C△7という、ちょっと別な和音を弾いてもいいのです。
あるいは、勝手にsus4というコードを使ってみたりしちゃったりもしても、いいのです。
もちろん、曲や、演奏の流れに”はまっている”ことが前提ですが(笑)。
でも、その各ミュージシャンの自由な発想や演奏のフリーさを楽しむのが、ライブの醍醐味。
反応し、また反応され、反応しかえし……と音で会話をするのが、なによりもの楽しみ。
口で言わずとも、音を聴きあって、「そうきたか、じゃあ、こうだな」などと判断して、後押して盛り上げたり、時には、ニヤリと肩透かしを食らわせたり(笑)。
なので、ぼくたちロック系のミュージシャンは、こういういたってシンプルな譜面を使うんです。
今日のリハーサルで、急きょ、予定になかった曲にも2曲参加することになりました。でも、せっかくですので、参加させて頂けるのは、とっても嬉しいです。
元の曲を知っていたので、「じゃあ、入ってみます」ということでやってみましたが、演奏したのは一度きりで……これで、明日は本番です。わくわくしますねえ(笑)。
そして、先ほど、「では、そろそろブログを書いて、あとは、明日に備えて早めに」などと思っておりましたら、
僕が参加しない予定だった、別なセッションをされる、これまた初めましてのミュージシャンの方から、急きょ、「〇〇〇という曲で、入って欲しいんですけど」と参加要請のご連絡を頂きまして(光栄なことです)、今、音源を聴きながら、譜面を書きました。
これは……リハーサルはしておりませんので、明日のサウンドチェックで、軽く打ち合わせ程度、という感じでしょう。
そんな感じで、明日、本番です(笑)。
おかげさまで、チケットはソールドアウト……いや、まだ飛び込みでも見れるかもです。
学校ではちょうど学園祭「洗足楽彩(SENZOKU GAKUSAI)」も行われておりますので、賑やかで楽しいですよ。
足をお運び頂ければ幸いです。
できたばかりの新しいホールで、初めましてのミュージシャンの皆様と、明日だけの音楽が生まれます。
ご参加くださる皆様、どうか楽しみましょうね!どうぞよろしくお願い致します。
一緒に、盛り上がってまいりましょう。
帰りに見上げた月が、とってもキレイでした。
ではー。