ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




ちょっと買いたいものがあるので、某家具店に買い物に出かけましょう

某家具店なんてもったいぶって書きましたが、別に秘密でもないのでご紹介しますね(笑)。えー、「IKEA(イケア)」というお店です。スウェーデンの大手家具店です。

スウェーデンというと、まぁ僕の乗っているクルマもスウェーデンからやってきてるとうこともあり、割と親近感があったりもして。あと、スウェーデンはアメリカ、イギリスに次ぐ世界第三位の音楽大国なんですよね。なんと言っても、ABBA(アバ)でしょう。ご存知、「ダンシング・クイーン」のあのグループです。もー、思いっきりディスコのイメージですが(←クラブというより馴染む世代ですよ、えぇ(笑))、今聴いても、バンドはやたらと上手だし、歌も素晴らしいし

 

なのでもちろん店内にはアバが大音量で・・・は流れておりませんし、むしろ静かなんですが(ほんとに流れてたら、かなり上がるのに。で、なんか「イェーイ」になっっちゃって、いらないものとかも買っちゃうかもなのに(笑))、とにかく、グルッと見て廻るだけでも1時間はかかるという大きな店内へGO。

 

店内へ入るエスカレーターに乗りますと、ジーッと子供が見てきました。なんか付いてる?珍しい?ヒマだから見てるだけ?とりあえず手を振ったり変な顔とかしてみたけど二コリとも笑わないので、カメラを構えて写真を撮ってやりました(笑)。それでもずっと見られてましたが(笑)。

大人になるとしなくなりますが、子供はこう、ジロジロと人を見ますね。まぁ色んな事が興味深いお年頃ですからね、それは全然いいんですが。でも、知らない子供にジーッと見られてる時のあのちょっとした違和感って、ちゃんと理由があってね。そこに「挨拶」が無いってことなんですってね。大人は目があったら挨拶をする習慣があるからなんだそうです。大人は仲の良い友人同士でも、その日初めて会ったら、まるっきり挨拶なしではいきなり本題の話はしないでしょう。知らない人同士でも、例えば外国人なんかだとよく目で会釈したりしますよね。子供は、そういう「目が合ったらまず挨拶」という習慣がまだ無いので、大人は戸惑うんだそうです。真顔でもいいから、せめて手でも振ってくれたらいいのにー(笑)。

 

ちなみに、なんでもやたら大量にあります。トップの写真は「BEVARA」という袋留めクリップです。ポテチとか、サッポロポテトとかの口を留めるんでしょうね。それにしても大量です。一袋に30個入って、なんと299円なーり。でも、こんなにはいらないですよねぇ。僕は開けたそばから、大体全部食べちゃうし(笑)。って、自分で買わないものを紹介してどーする(笑)。

 

とにかくなんでもどっさりです。でも、こんなにワインオープナーはいらんだろう。一つあれば十分・・・と思って引き出しを開けると、意外(心外(笑)?)にも、いくつも入っているのは、何故だ(笑)。でも、最近はこういうタイプじゃなくて、ナイフの付いたのを使っています。飲むのは安いワインでも(←お恥ずかしながら、それほど値段の差や味の差が分からない(笑))、気分だけソムリエ。でも、こういうタイプのも、やっぱりあると便利っって言えば、便利。どうですか、おひとつ。って、また自分では買わないものをご紹介してみました(笑)。

 

色んなフロアがあるんですけど、例えばこんな感じ。高い天井ギリギリまで商品が積まれております。最近わりと増えた「コストコ」なんかと同じ感じですかね。地震の時この辺りいたら、確実にペッシャンコだろうなぁ、と毎回同じ事を考えてしまいます。・・・そんなこと考えてないで、買い物を楽しみましょう(笑)。

 

家具屋さんなんで、家具売り場の広さも相当なものです。その一角で、なにやら熱心に相談してるお二人。ほほー、新婚さんかなぁ、これから新居の家具揃えるのかな・・・なんて思って、とりあえず写真を撮った瞬間に聞こえてきたのが、「もーさー、今の家じゃ何買っても入らないじゃーん」「・・・うん」。こんな会話でした。頑張んべー、ですなー(笑)。

 

これ、なんだかよくわからないんですけど、結構買ってる人を見ました。大きさはね、15cmくらい。あなたなら、何に使います?

僕は・・・そーですなー、まず、顔を書くかなぁ。ってそれ、使い道じゃないなぁ。

 

照明売り場って明るくて、なんか好きです。僕は暗いところも好きですが、明るいところも好きなんですよ。ってわざわざ言うほどのことかいな(笑)。あー、冬場は暖かいですし、なお良いですねー。そうそう、今日の目的地はここ。ハロゲン電球を買いに来たんでした。ピアノを照らしてるランプが一つ、切れちゃったのでね。ちょっと特殊な形のソケットなので、普通の電気屋さんじゃ置いてなくて、ハンズなどで買ってたんですが、IKEAだと、なんと三分の一位で手に入るという。広大な店に、小さな電球一個買いに来るのもオツなものです(笑)。でも、あまりにも寂しいので、マットを一枚買いましたけど。

 

子供、ほっとかれてました(笑)。でも、気持ちよさそうにグーグーと。そーっと近づいて、一枚。この子はもう結構大きそうですから、乳母車でのお昼寝もあと何年もは出来ないよね。ゆっくりお休みー。

 

なーんかとりとめの無いブログになりましたが、まー、たまにはこんな感じもありかなー、と(笑)。

 

さて、僕はお風呂にでも。せっかくのマット、使わなきゃですしね

ではー。



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えぇ、こちらでは今さらですが、ギョーザは好きですよ。

珍しいギョーザ、ビックリするようなギョーザ、「なるほど。こういうのもありか」と思わせてくれるようなギョーザ、感心するギョーザ、そして、いつもの(←これ大事(笑))ギョーザ。まぁ大抵は、どんなのでも美味しくいただきます

冷凍ものには積極的には手は出しませんが(経験上、やっぱり冷凍は生には勝てないんじゃないかー、な気がするだけですが。)、と言って一度も食べたことがないというわけでもありませんし、お腹が減ってれば「これはこれで全然うまー」とか言ってモリモリ食べてしまうものです。

 

・・・が。

これが毒入りとなると、話は穏やかではありませんよね。普通に近所のスーパーで売ってるもの食べて、ましてはお母さんが作ったもの食べて、子供が倒れてしまうって・・・想像しただけで、恐ろしい。

なんだか「食」は、人類の進化に逆行するように、物騒になりつつあるように思います。ナチュラルからケミカルへ、と

勿論、菌類(例えばO157など)による、衛生面での食中毒など問題はずっとあります。どこの家にも石鹸があって、しかも殺菌だ、滅菌だというのが当たり前になってる今でも、毎年何人もの方がこうした菌類による食中毒などで亡くなっています。しかし、これは防げないことではないですよね。うがらい、しっかり。食品の保存、管理にも気をつけていれば。

でも、今回みたいな毒物混入は・・・僕達には防ぎようがないですよねムリー。被害に遭った方々、子供達が、本当にお気の毒で、かわいそうです。「わーい、ギョウザだー!大スキー」って食卓について、「いっただきまーす、パクッ!」って、喜んで食べたんじゃないかな、って僕なんかは想像しちゃうんです。なのに・・・

 

「食べた途端に娘の目の焦点が合わなくなって、右目と左目が逆を向いて…」 (被害者のお母さんの証言)

 

・・・一刻も早く、健康を取り戻せますように。ほんといやだな、こんな事件。でも、これは手を伸ばせばすぐそこにある、誰にでも関係してること。

 

昨年5月にモンゴルで、中国製のカップラーメンを食べた学生が2人死亡しました。そして、12月には、中国国内で4人の児童が通学途中に、やっぱり中国製のカップラーメンを食べて死亡するというとう事件がありましたね。なんたることでしょう。僕もカップラーメンはよく食べますが、あれで死んだら・・・「え?うそでしょ?」って感じですよ。

子供用のおもちゃが回収されたり、ダイエット食品で亡くなる人がでたり、髪の毛から醤油を作っていたとか、殺鼠剤の入ってたと疑われるペットフードで米でペットが大量死だとか、革靴牛乳(古い革靴などの皮を使ってたんぱく質を抽出して、牛乳の成分として使用した疑い)などなど・・・。

かの国は、とにかく工業的に今大発展を遂げようとしているとことですから、色々と弊害も多く出てきているのだと思います。全部が全部悪だなどとは思いませんが、好景気に便乗した、悪い考えを持つ人も確実にいるわけです。今の中国は、あの日本のバブル期直前のような状態だそうです。その後の日本は悲惨なことになりましたが、さて、中国はどうなっていくのでしょうか。自衛は自衛でしっかりしつつ、もはやどうしたって「関係ない」、で済まされる関係ではないので、しっかり見ていく必要がありますよね。

 

たまたま先週、何気なく買っていたワカメが無くなりました。ワカメはヘルシーだし美味しいので、ラーメンにうどんに、って色々使いますしねー。そして、買いに行く前に確認してみたら、・・・今までのは中国産だったことが判明しました。別に産地は気にしてなかったんです。ただ安いから大きい袋のを買っていた、というのが実際のところです。でもね、最近色々あったので、「うーむ、これからしばらくは国産にしようかな。」と思って、5倍くらい違う値段にビックリしながらも、「それでも安全な方がいいや」って思って、こちらを買って帰ってきました(二種類買ったのは、食べ比べてみる為です(笑))。

はい、ではさっそく。

 

ふえろーふえろー、して、しっかりふえたところで食べてみました。

 

そしたらね、これがすっごいんですよ。もう、値段の差どころじゃありません(笑)。

・・・100倍くらい美味しかった!

いやー、これにはビックリしました。こんなに味が、歯ごたえが、違うとはー。是非ーですよ、これは

 

でもね、皆さんにいっこ質問なんです。よくこういうワカメに書いてある「原そう」って、どういう意味なんでしょうかー。ちょっと調べても何だかよく分かりませんでした。どなたかーヘルプミー(笑)。

ではー。

---追記。---

いやー、ありがとうございます

「原藻」なんですね。「幻想わかめ」かと思ってましたよ(ウソつけ)。ということで、「原そう わかめ」は、原材料としての(生の)ワカメである、ということで理解できました

「ん?じゃー『原藻ではないワカメ』ってどういうのかな」と思ったんですが、例えば粉末にしたりすると、原藻とは付かなくなくなるようですね。

ワカメや青海苔や寒天の「そのまんま、元の」という感じで覚えておこうと思います。

 

十年以上前のことですが、家で友人のミュージシャン数人と一緒にカニ(の加工食品)を食べていたとき、「この材料の『カニの「内子」「外子」』の違いが解らないね」って話になりました。一旦気になりだすと、どうしても知りたくなってしまうもので、夜中(23時頃でしたか)にもかかわらず食べていたその食品のパッケージに書いてある函館のメーカーに遠距離電話してしまったことを思い出しました。まだパソコンなんてなかった頃の話です。「まぁ会社だろうし、この時間じゃきっと誰もいないよ。出なくて元々、でも一応」と思ってかけたのに、普通におばさんが「はいはいー」って出てくれてしまい、しかも、丁寧に説明してくれたんです。

会社名義だったけど、おそらく普通のお家だったんですよね。あの節は夜分に失礼してしまいました。でも、親切なおばさんでした。電話を切る時に、「遅くにすみませんでした、ありがとうございます、いやほんと夜分にどうも、その」って恐縮しっぱなしだった僕に「いえいえ。買ってくれてありがとね。またよろしくね」って言ってくれました。

自分がまさに今食べてるものを作ってくれた人と話すなんて、なかなか無いじゃないですか。なのであの時は「あぁ、これって、こんな親切なおばさん(達)が作ってくれてるものなんだ」って感じることができた気がしてね、とっても嬉しかったなぁ・・・、そして電話を切ったあとの一口は、美味しさが倍増でしたよ

誰かの口に入る商品を作る。目の前でサーブするレストランじゃないかぎり、それを誰が食べるかは作ってる時にはわからない。その条件は今回の事件の中国の工場の人も、函館のおばさんも、一緒なんですよね。じゃあ、何が違うのか。・・・なんとなく想像はつくんですけど、それは出来たら認めたくないような事で。でもこれも、やっぱり単純な話じゃないんですよね。実に色々なことが、資本主義を中国に持ち込んだ国たちの思惑も、絡んでくる話だと思うんです(そのちょっと乱暴な持ち込み方、というかね)。今回の事件は、その思惑の歪みゆえ起きてしまった事件でもあるんじゃないか、と

ではー。



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食べ比べ開始っ(・~・)モグモグ


負けないぞ~(笑)。

---追記。---

負けたぞ~(笑)。

ちょっと打ち合わせがあったのですが、夕方から雨。先ほど、帰る方向が一緒だった若者スタッフさんを「じゃあ乗っていきなよ。で、途中でご飯でも食べよう。」と誘い、向った先が、はい・・・王将でした(笑)。いや、僕がどうしてもって誘ったってわけではないんですよ。ちょっと口に出してみたら彼も「いいっすね!行きましょう、王しょう!」と激しく食い付いてくれたんたんで、「じゃ、決定。GO。」ということでね。え?それは行きたそうにしてる僕に気を使ってくれたんじゃないのかって(笑)?いやいや、はっはっは

 

しかし、皆さんは僕のことを大食いだと思っていらっしゃるようですが、そんな大したことはないんですよ。特に、もういいトシなんですからね(笑)。

自分なりに全盛期と思ってるのは、なんだかんだ言っても学生時代でしょうかね。20歳~22歳あたりでしょうか。お昼なんか、定食屋さんに行ったら、もういくらでもお代わりが出来ちゃうわけですよ。ほんと普通に、4杯でも、5杯でも。生姜焼き定食なんかが大好きでしたが(←過去形でもないですな(笑))、甘辛いブリの煮付けなんかだと、お箸の先でちょいと摘んだ1㎝四方のくらいで、確実にご飯一杯行けました。「おいおいー、こりゃあいくらでも入るぞ。しかし、美味しいなぁ」と、自分でもちょっとどうか、とは思っていました(笑)。

でもさすがに、もうその倍近くのトシになるとね、ああいう底なし感はないわけですよ。悔しいけど(笑)。今じゃさすがにもうね、頑張っても、まぁ人より少し大盛りくらい・・・のを二人前、がやっとですよ。え、多いですか?いやいや、はっはっは

しかし、さすがに現役で若者してる人はパワーが違いますよ。

僕が頼んでるのを「えー、川村さん、そんなに行きますか?」って言ってたのに(まぁ夜だったので軽めにとは思いつつも、四人前位は頼んだので)、最終的に僕はいい感じでお腹いっぱいになっちゃって、

 

僕「・・・あ、遠慮しないで、これ最後、食べなよ」。

若者「あ、いいんですか

 

僕「・・・これも食べなさい」。

若者「はい、いただきます

 

僕「ちゃんと足りた?良かったら、これも食べちゃって」

若者「あ、はい、じゃ

 

と、食べ続けてくれました。うーむ。少し悔しいが(←バ○じゃないか(笑))、きれいに平らげてくれるのは、やっぱり気持ちよいものですね

お財布を出す彼に、「いや、ごちそーさせて。これ、あるし」と言って、餃子倶楽部の会員証をチラチラと見せびらかしながら(←やっぱりバ○でしょうか(笑))、「これでよろしく」と、王将でテーブル会計を済ませた僕。気分は、餃子のフランス料理のフルコース、といったところでしょうか。テーブルクロスは、かかっていないけど(笑)。

いやー、それにしてもお腹一杯です。今日もしっかり、良く食べました。量では負けちゃったけどね、量では。

 

・・・はい。先ほどの会話を読まれて、お気付きになられましたでしょうか。

全ての料理、彼よりも先にお腹へ放り込んだのは、僕です。多分、僕は彼の二倍位のスピードで食べたんだと思います。でも、そうとう先に食べ終わりましたからー(笑)。って、どこを競ってるんだー(笑)。二人ともメラメラと半袖でね

 

あ、でもね。早食いってのも、ほんと「芸のうち」なんですよ。昔、漁師さんからそう教わりました。「俺たちは、いつ魚の群れに出会うかわからねぇ。一旦でかい群れに出会ったら、釣って片して、一晩中だってかかることもある。だから、飯は食える時に、さっさと食えるようにしとけ。胃袋も強くなくちゃ、・・・いい漁師にゃなれねえんだよ。」

 

・・・あ、いけない。でも今年はゆっくり食べるって、目標立てたんでした

明日から、気をつけます。えぇ、明日から、きっと

ではー。



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今日、外でお昼ご飯を食べていたら、隣のテーブルにサラリーマンと思しき二人組みが座りました。

「行ったんだろ?昨日。どうだった?」「おう、凄かったよ!」「お前も座布団投げた?」「いや、投げてない。」「ほう。なんでよ。」「いや、・・・イス席だったんだ(笑)」

ほほー。昨日、国技館に行ったんですね。いいですなぁ

まぁ、飲み屋で野球と宗教の話はするな、なんていいますが、野球に限らずサッカーはもとより、今ならさしずめ相撲も入りそうですね(笑)。特に、朝青龍に関しては、肯定派、否定派、しかもその理由もどちらも様々なようで。しかも、今回は人種問題や民族問題にまで話が発展してしまいそうですからね。くわばら、くわばら(笑)。

国際相撲連盟というのがあります、1993年に「相撲の普及の為に、日本相撲連盟が始めた」団体なんですが、日本の国技、相撲の素晴らしさを世界中に知ってもらいたい、というのもあるでしょうが、もしも・・・可能ならオリンピック競技すらなったら嬉しい、とも考えていたとしても、当然でしょう。ただし、オリンピック競技になるには、それ相応の競技人口が必要になります。つまり、世界中でそのスポーツが愛されていなくてはならないのですよね

というわけで、「競技、スポーツとしての相撲を楽しもう。楽しんでもらおう。」ということで、国際相撲連盟というものができ、既にここには実に世界80ヶ国を超える国々からの参加があります。ちょんまげを結っていない力士が、ゼッケンみたいのを付けて相撲をとってる映像、ご覧になったことないですかね(教育テレビとかで、だったかもしれませんが(笑))?なかなか面白いものですよ。さばくのも、行司さんじゃなくて、レフェリーだし(笑)。僕は相撲ファンだけに、そりゃあある部分で違和感はありまくりですが、好きだからこそ、「ふむふむ。そうそう、楽しんでやって下さいねー」って感じで、あれはあれでそれなりに見れてしまいます。

つまりね、少し前ではハワイ勢、最近ではモンゴル勢や、ヨーロッパなどからの力士も目立つようになりましたが、実はもっともっと、はるかに多くの国、アマチュア相撲の組織があって、相撲の素晴らしさを知った沢山の若者達がいるわけです。でも、今は各部屋に外国人力士枠ってのがありますから、誰でもおいで!というわけには行かず、かなり厳選して弟子にしないとならない。ただ、僕の推測ですが、・・・これからもっと外国人力士は増えてくるでしょう。相撲をスポーツとして冷静に見た場合の体格云々の問題よりも、まず彼らのハングリーさ、凄いと感じますしね。

でも、日本人にだって当然活躍してほしい。それは僕も一緒です。いや、日本人なら誰でも心の中ではどこかでそう考えていることでしょう。なんたって「日本の国技」と標榜してしているスポーツなわけですし。僕が昨日の最高の取り組みを見て大感動しながらも、やはりついと思ったのは「あぁ、この最高の二人に加えて、今、貴乃花や、若乃花、なんなら千代の富士や北の潮が現役でいてくれたらなぁ・・・。もっともっと、楽しいだろうになぁ。」ということでしたよ

やっぱりその国発祥の競技、スポーツでは、特に自国の選手に頑張ってもらいたいとは、どこの国の人だって思うでしょう。例えば他にも柔道なんかだって、やっぱり日本に頑張ってほしい、と思うと思うんです。一緒ですよね。

でも、もしそうなら、・・・イチローをはじめとする沢山の日本人がアメリカの大リーグで活躍しているのを「いいぞいいぞ!」と応援している我々って、少々自分勝手じゃないですかね。白鵬や朝青龍が日本で活躍しているのと、何が違うのでしょう。イチローは良くて、ダルビッシュも好きで。でも相撲では、強いからって最後の横綱対決がモンゴル人同士ってのはどうだ?っていう理屈は、僕には単に(人種)差別意識が混じってしまってるんじゃないかなー、って思ってしまうんですよね。

いや、相撲は「日本の国技」だからさ、アメリカの野球とはちょっと違うんだよ・・・そういう声も聞きます。では今まで、相撲をちゃんと国技として認識し、成り立ち、歴史も理解し、「国技であるから」と敬意を持って観戦しておられたでしょうか?どうでしょう。もしそうだったら申し訳ないんですけど、いざこうなったから、突然「国技なのにー」って騒いでるって気が・・・ちょっとするんですよね。

テレビで、やたら朝青龍を毛嫌いしてる作家さんとか、漫画家さんを見ますよね。僕は正直、彼らみたいになるとちょっと異常だなー、と思って見てるんです(この漫画家さんは今日早速、昨日の相撲での朝青龍をこきおろしてました。もうね、あんな素晴らしい相撲を見て、それでどうこう言うなんて、これはただのいちゃもんだなーって(笑)、あきれてしまってむしろ笑ってしまいましたよー(笑))。ああなると、もはや一種のイジメじゃないのか、とすら思います。僕は、イジメは大嫌いなんです。

そりゃ、特に朝青龍には問題はあるでしょう。100%クリーンで、今の彼が、誰でもが歓迎するような、万人の鑑のようなスポーツマンじゃないかもしれないです。横綱として、公人として、改善の余地は沢山あるでしょう(相撲は、「神事」でもあるのですから)。そこには僕もこれから期待します。でも、だからって、一度自分で歪めてしまった視点を、自分で元に戻せないようでは、まずいと思うんですよね。ずっと「あいつ、キライ」で終わってしまっては・・・もったいないですよね。特に、テレビなど、公の場で発言する人は、影響力もありますからね(笑)。「ごめん、やり過ぎた、言い過ぎた」ってお互いが言えば、そしてそれを受け入れることができれば、それ以上イヤな思いなんてしなくても済むことも多いですよね。相撲に限らずですけどね。

今日、ラジオでご年配の誰か(解説者の方かなぁ。ちょっと失念)が言ってました。

「昨日の取り組みは素晴らしかったですね。とっても見ごたえがありました。でも、白鵬の『休んでいた横綱には負けたくなかった』というコメント・・・あれは若さですね(笑)。ああいった力の入った素晴らしい勝負だからこそ、一旦勝負が付いた後には、お互いを心から称え合って、清清しい気持ちがね、こうフワーっと見ているこちらにも伝わってくるような、そんな相撲とりの勝負が見たいですね。」

うーん、素晴らしいと思いませんか。もう、そんな取り組み、考えただけでウキウキしちゃいます。若い二人です。白鵬も朝青龍も、また成長した姿を見せてくれることでしょう。そして、やっぱり他の日本人力士にも期待しましょうね。あー、はやく3月に・・・(笑)。

 

あー、いかんです(笑)。昨日、汗と涙と人情の相撲スポ根映画なんか見ちゃったせいもあって(笑)、まーた熱く語っちゃいました。

とにかく、色々な意味で、また来場所が楽しみです、ってことでー

ではー。



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いやー何年ぶりでしょう、テレビで相撲を観戦しながら、思わず声を上げてしまったのは

思わずこぶしは握るは、鳥肌は立つは、正直、感動で涙腺も緩んじゃった、というね(笑)。でもほんと、こんなに相撲で興奮したのって、いつぶりだか忘れてしまった位、久しぶりのことでした。

15日づつ、一年6回、奇数月に行われる本場所のうち、平成20年の初場所が今日千秋楽を迎えました。勿論今日の注目は、ホワイト・フェニックスVSモーニング・ブルー・ドラゴン、いや、英語にするこたーないか(笑)。えー、ムンフバト・ダヴァジャルガル対ドルゴルスレン・ダグワドルジ、って、本名とは言え、余計難しいモンゴル語で言うこともないですね。はい、なんと言っても今日の大目玉は、間違いなく歴史に残る相撲を見せてくれました、白鵬と朝青龍の横綱同士の大一番でした。

相撲って、日本の国技とは言え、どうなんでしょう、人気の程は。例えばアメリカのアメリカン・フットボールや野球、イギリスやブラジルのサッカー、クウェートのハンドボール(←まぁこれはこの場合の例えとしてはどうかは分かりませんが、旬なので(笑))なんかに比べてしまうと、熱狂的な国民的スポーツってことはないですよね。子供が誰でも選手になりたがる、みたいのとはちょっと違う、というか。

でもね、今日の横綱対決みたいな相撲を見たら、大抵の人に「うわ、相撲ってすごい!」とか、「力士って、カッコイイ!」とか、「これは純粋に面白いぞ!」って思ってもらえると思いました。僕が、改めてそう思った、というのもありますが(笑)。ニュースなどで今日の取り組みは流されると思いますので、是非ご覧になってみて下さい。あの仕切りから徐々に高まっていく緊張感の全部は伝わらないかもしれませんが(僕にしたって所詮テレビ観戦ですけどね。近くでの生観戦だったら、凄かったろうな・・・。)、それでも、本当に見ていて力が入る一番でした。本当に良い相撲だった、見ごたえのある一番だった、と大声で言っても、どこからも異論は出ないと思います。

朝青龍(の復帰)は、前にもちらっと書きましたが、間違いなく相撲を面白くしてくれました(好き嫌いの問題じゃなくてね)。彼がいることで、最近は連日マスコミの相撲に対する扱いが違いましたし、彼以外の力士にもライトがどんどん当たることになりました。そして、あんなに素晴らしい一番で初場所を締めくくったからには、来場所も盛り上がることでしょう。白鵬の強さも、いよいよ本格化してきたと思いますしね。僕も、これからの二ヶ月が今からすでに待ち遠しいですもん(笑)。

さーまた相撲、盛り上がってきましたよー・・・僕の中で(笑)。なんたって、一時は部屋にポストカード飾ったり、ポスター貼ってたくらいすでから。休日にはお昼前から衛星放送で観戦してたくらいですから(笑)。家の留守電の待ち受けメッセージのBGMがテレビから録った力士の呼び出しだったくらいですから(笑)。・・・まー、もうあんなことにはならないと思いますが。あれは、若さゆえー♪ですよ。そんなに昔でもないんですけれど(笑)。

 

相撲って、四股名(しこな)って言って、独特の名前がありますよね。大体は海とか山とか、大自然にちなんだ名前なんかが多いんですけど、昔から、時々面白い名前の力士がいたんです。これは明治の頃ですが、「自転車 早丸」「文明 開化」「白猫」「山猫」「招き猫」(←!(笑))、はては「浦島 太郎」・・・なんてね。呼び出しさんも笑っちゃいそうですよね。

最近では、外国人力士の名前に面白いのがよくあります。

大想源(だいそうげん)」はモンゴルから、「大露羅(おおろら)」「阿夢露(あむろ・・・、ではくて、あむうる、だそうです)」はロシアから。「風斧山(かざふざん)」は、カザフスタンからいらしてますねって、そのまんまですなー(笑)。前に「戦闘竜(せんとうりゅう)」っていう力士がいましたね(今はK-1にいっちゃいましたけど)。そう、彼も名前の通りアメリカのセントルイス出身でした(笑)

そうそう、僕の好きな四股名で、「南ノ島(みなみのしま)」って力士がいるんですけど、彼はトンガから来た力士なんですが、じつは本名がすでに「ミナミノシマ」、なんです。ってのは、お父さんが昔「南ノ島」っていいう四股名で活躍した力士で、その後トンガに帰国、そして出来た息子にそのまま四股名の名前をつけちゃった。そしたら、その息子が大きくなって日本へやって来て、今またその名前で相撲をとっている、という良い話(笑)。

 

あ、来場所ね、注目して欲しい力士がいるんですよ。彼の四股名は凄いですよー。ご紹介しましょう。その名も、

「大魔王

凄くないですか?名前が大魔王(だいまおう)、ですよ。ハクションは付きませんよ。

本名、石川 暁志くん。最初はこの本名で相撲をとりはじめましたが、後に「大石川 暁志」に改名。やはり「大」きくなって欲しかったんでしょう。「大川村 ケン」みたいなものんです(昔、一度この名前使いましたね、ここで(笑))。しかし、彼は名前に「大」がついた時から、痩せ始めてしまいます。力士は特に若いときは体重を増やさなければいけません。というわけで(かどうかは知りませんが(笑))、

5年後に、「大魔王 暁志」に改名となったわけです。

えー、北海道札幌市西区出身、 昭和60年6月23日生まれの大魔王こと、石川くんは現在22歳。大魔王は「犬がちょっと苦手。ニワトリなら(苦笑)」で「煮物系なら自信があります」という、184cm、89㎏の、芝田山部屋の力士です。残念ながら、まだまだ序二段の力士なので、普通のテレビでは見れませんが・・・注目です。いつか、「大魔王」という、史上最強に恐ろしげな名前の横綱が誕生する日が来るかもしれません(大魔王の写真はこちら)。

 

というわけで、黒澤監督が脚本で参加してる「土俵祭」という映画を借りてきちゃいました(笑)。

今夜は、これではっけよーい・・・

 

・・・ぷ。です(笑)。

ではー。



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たまに警察署に行くことはあっても、大抵は入り口辺りのカウンターで用事がすんでしまいます。

なので、残念ながら中々奥まで入る機会がないのですが、どんな感じで、どんな雰囲気なんでしょうかね。テレビなどの「なんちゃら潜入24時」みたいなのはたまに目にしますが、やっぱりそこはどうしたってテレビ向けに作られた、とまでは言わずとも、見せてもかまわない範囲なのだとは思いますし、実際自分の目で見て感じる世界とは結構違うんじゃないか、と思うんですよね。とはいえ、自分の目で見て感じたりする機会がやたら多く訪れるってのも、あまり良いことじゃ無さそうですしね(笑)。

警察(や消防もですね)という日常の中の非日常世界、結果、僕ら一般人にとっては興味はあっても踏み込めない、未知の世界ですよね。犯罪や事件、事故という、一人の一生に一度あるかないか、というようなことが毎日のように身の回りに起こって、それを新聞なんかには載せられない部分まで見たり聞いたりして、深いところまで関わったりしてると、人はどんな感じになるのだろうか。最低限、続けていくには、肉体的なだけじゃない強さは必要なんだろうなぁ、とは想像できますが。拳銃という武器や、公権力というものを持つ、ということに関しても、それをコントロールする強さを常に持っていないとならないわけですからね

・・・そんなわけで、僕は警察署に行く機会があると、かなりキョロキョロしてしまいます。どんな感じの人が働いているのか、興味があるからです(どこ行っても、おおむねキョロキョロしてるって話はありますが(笑))。こういうところでは、決して座って本など読みません。オープンになっているのをいいことに、キョロキョロというより、むしろジロジロと見ています。

 

「川村さん、こちらへどうぞ

ジロキョロしてたら、年配の係りの女性警察官の方に名前を呼ばれました。そして、今回の目当てのものが手渡されます。「はい、じゃこれ新しい免許証ね。」そして一言、「川村さん、写真良く撮れてるわね」とも言われました。内心「おぉ、そこ来ましたかー!」と嬉しくもありました(笑)。

 

なんでかって言いますと、ほらー、ああいう写真ってさ。・・・大抵犯罪者みたいに写るじゃないですか。必要(現物)以上に、怖いっていうか、やけに陰鬱な感じに。しかもIDとして、しょっちゅう人に見せることになる免許で5年とか、パスポートに至っては10年とか、こんなに長い間、ずっと犯罪者顔の自分と付き合うのは面白くない、と思いませんか(笑)。

そんなわけで、今回はですね、せっかくそこそこの写真が撮れる一眼もあることだし、三脚もあるしってんで、自分で写真を撮ったんですよ。セルフポートレイト、ってやつです。あの犯罪者顔的写真は、とにかく光の具合が一番の元凶ですから(でも新しい撮影機が設置してあるとこなら、今は昔ほどは悪くは写らないようですけども)、光の配置に少し気を使って、あとは外付けフラッシュの光量を何度か試しながら調節。そして撮影。ここが気楽なところで、試験場の一発撮りと比べると、好きなだけ撮れますからね(笑)。いや、そんなに何枚も撮った訳じゃありませんが、それでも半目みたいな酷いのや、「ちゃんとした顔しようとしたら、ただ怖い顔になってた」、なんていうよくある失敗をしても大丈夫。そんな痛い写真は、すぐ駆逐できます(笑)。プリントする前に、ソフトで明るさの簡単な再補正だけすればOKです。すくなくとも、「絶対に他人に見せたくない」ようなことにはなりません(笑)。

まぁ、そんなわけで、そこを褒められて少し気を良くしたってのはありますが、とは言え、皆さんにお見せしたら「えー、なにこれ。変ー」って言われたりすると折角の気分が落ち込みますので、ここでは内緒にしときます

さて、今回の更新で初めてゴールド免許になりました。5年間、無事故無違反の優良ドライバー・川村ケンさんとお呼び下さい(笑)。また、真ん中に「中型車は中型(8t)に限る。」と見慣れない言葉が書いてありした。昨年6月から法律が変わった影響で、僕は「普通自動車の免許を持ってる人」から、僕は「中型自動車の免許を持ってる人」になったようです。あとは普通自動二輪もありますが、バイクにはもう全然乗ってないですなー。たまにいい季節には乗りたくなりますけどねー

 

さて、この免許証にかいてある12桁の免許証番号といえば、もう国家機密まで入っているという謎の番号なんですが、最初の4桁で、こんなことがわかります。写真でお分かりのように、僕の最初の4桁は「3087」ですね。これだけで「この人は東京で、1987年に初めて免許を取得した」、ってことが分かるんです。

最初の2桁が土地、次の2桁が初めて免許を取得した年の(西暦の)下2桁なんです。下に、この公安員会の所在地リストを書いておきますので、お持ちの方、ご自分の免許を確認してみてくださいな

『北海道[10]、函館[11]、旭川[12]、釧路[13]、北見[14]、青森[20]、岩手[21]、宮城[22]、秋田[23]、山形[24]、福島[25]、東京[30]、茨城[40]、栃木[41]、群馬[42]、埼玉[43]、千葉[44]、神奈川[45]、新潟[46]、山梨[47]、長野[48]、静岡[49]、富山[50]、石川[51]、福井[52]、岐阜[53]、愛知[54]、三重[55]、滋賀[60]、京都[61]、大阪[62]、兵庫[63]、奈良[64]、和歌山[65]、鳥取[70]、島根[71]、岡山[72]、広島[73]、山口[74]、徳島[80]、香川[81]、愛媛[82]、高知[83]、福岡[90]、佐賀[91]、長崎[92]、熊本[93]、大分[94]、宮崎[95]、鹿児島[96]、沖縄[97]』

 

そして、そのあとの6桁が国家機密とされるくらいの謎の番号なんだそうです。たとえ警察官でも、この数字の成り立ちや読み解き方は知らないとか。でも、5、6桁目が「筆記試験のときに間違えた問題の数だ」なんて有名な話もありますね。例えばここが「02」なら、筆記テストの点数は98点だった、となるとか。でも、これはいまいち信憑性に乏しく、今では「まぁ嘘だろう」ってことになってるみたいですが。面白いですけど(笑)。

そして11桁目は偽造などの防止にもなる、チェック用の数字なんですがこれはここまでの①~⑩までの10桁の数字を使った、以下の計算式で割り出されます(「モジュラス 11ウェイト」という計算方式です)。

『①×5+②×4+③×3+④×2+⑤×7+⑥×6+⑦×5+⑧×4+⑨×3+⑩×2を11で割って、この余りの数字を11から引いた値の下1桁が11桁目(⑪)となる。例えば計算結果が11であれば1、10であれば0となる。』

そして、最後の12桁目。これは免許の再交付を受けた回数なんだそうです。紛失とか、失効とかでね

さっき気づいたんですが、・・・なぜか僕、ここが「2」になってるんですよね。あれー

あ、・・・そういえば、いつだったか、更新日が来るのを、いや、来たのも全然忘れてて、失効させちゃったことが、あったような、無かったような。いや、それがあったからこの数字が0じゃないんですよね(笑)。まぁでも、再試験とかにはならなかったと思うので、まだ良かったですけど。しかし、2ってなんだろ。ほんとに1しか、記憶にないのですが(笑)。

ただ、この最後の数字が5とかそれ以上になると、試験場の対応が厳しくなるそうですし、警察官にも「こいつ、何度も免許取り直してるな・・・、怪しいな」と思われる一因にはなるようですので、うっかりもほどほどに。・・・って、僕か(笑)。

ではー。



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この中には、今日リハをした、えらいものが録音されています。

僕個人にとっては、

・・・あまりにえらいもの。

(^_^)-c<^_^;)←ほっぺたをツネる絵文字のつもり(笑)。

 

----追記。----

僕の使った「えらい」が勿論「偉(えら)い」ではなくて、「豪(えら)い」だとはお分かりになったとは思います。そうですね、タイトルに使ったように、この場合は「えらいこっちゃ」、の方の「豪い」です。

「(あいつは)えらいやっちゃ!」「(こいつは)えらいこっちゃ!」アクセントも一緒ですが、意味も漢字も違うという。・・・日本語は、やっぱり難しいですね(笑)。はい、ここで僕たちも再確認しときましょう

 

「豪(えら)い」:物事の状態が普通ではないさま。思いもかけない。とんでもない。

 

・・・さて、固い話から入りましたが(笑)、ようするに、そういうことなんです。

「また前置きが長いなー。だからなんなんだよ、そのMDは。もったいぶりやがって。」って事ですよね。

はい、単刀直入にこのMDに何が入っているのかと言いますと、

 

・・・あ、えーと(笑)。

 

あのですね(笑)、実は、今ここで言ってしまっての良いのか悪いのかが、よく分からないんですよ。もしかしたら「じゃんじゃん宣伝していこうよ」ってことなのかもしれませんし、もしかしたら、極秘裏に進めて行こう、ってことなのかもしれません(なんとなく前者の匂いがしますが、まだ確認が取れてないので(笑))。でも、僕としては、ちょっとは書きたい、ってとこが悩ましい(笑)。

 

っつーわけで、中身については、・・・まだ言えません(笑)。ヒントは「古いロック」。

 

でも、とにかくこれが僕にとってどんなにえらいことなのかは、書いておきましょう(書きたいので(笑))。でも、まだストレートには書けないから、こんな例え話はどうでしょう。

 

えーっとね

 

「僕は子供の頃から、ずっとディズニーが大好きなんだ!部屋にポスターなんて当たり前さ!グッズだって沢山持ってるし、要するに大ファンってわけよ。」って人がいるとします。

その人が大人になってね、ある日『本物のミッキーとミニー』と知り合っちゃうんですよ。で、あろうことか一緒にご飯食べに行っちゃったり、朝までお酒飲んじゃったり、時々電話で話したり、メールとかするようになっちゃうんですけど、そのうち、

「ね、キミさー、今度グーフィーにならない?」

って言われるんです。

「えーっ!ミッキーとミニーと一緒に、ステージに立つんですか?・・・この、僕が?」

半信半疑で、準備をして、約束の日に約束の場所に行くと・・・、

本当にミッキーとミニー(と、ドナルドもいたんですが(笑))がいて、「じゃあ始めようか」、と、本当にグーフィーとして一緒に踊ったんですよ、というような。

えー、そんなMDなんです(笑)。

 

・・・あ、分かり辛いですか?でもほんとね、こんな感じ(笑)。

25年前には僕の部屋のポスターの中にいた、雲の上の人だと思っていた憧れ人達と今夜、同じスタジオで一つの音楽に向かい合うチャンスに恵まれました。別に商業的に表に出るものじゃないと思います。むしろ、趣味のもの、と言ってもいいでしょう。でもね。

ずっと憧れだった人達の音と、僕の弾いた音がね、一緒になって混じったものが、・・・今聴いているこのMDに入っている、というわけなんです。僕にとっては、25年後の邂逅、というわけなんです

今までここにも書いてきましたが、こういう嬉しい、信じられないような、えらいこと(笑)は、ラッキーなことに何度か、本当に僕の身に起きてくれました。どれも「そんなこと起きるわけない、実際には万に一つもあるわけないだろ。」なんて、どこかで思っていた事たちです。でもそんなことが、また今夜一つ、わが身に起きたわけです。ほんと、強烈でした。僕にとってはあまりに豪いことでしたので、・・・目も耳もパチクリしっぱなしで、変な汗もかきましたが(笑)。でも最高にエキサイティングで、しかも得たものの多い、そして楽しい楽しい夜となりました

 

今日は、こんな言葉を改めて書いてみて、いまだ少しドキドキしてる胸に手を当てつつ、眠りにつきたいと思います。

 

「人生って、何が起こるか、ホントわからない。」

 

・・・ね

 

ではー。



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そうそう、まず訂正をばー。

「ゆきやこんこ」、なんですよね。約40年近く”こんこん”って歌ってましたけど。あ、・・・いや、別に約40年間、毎年歌ってたわけではありませぬが(笑)。

「雪やこんこ」の「こんこ」というのは、「(雪は)今後」のなまりで、元々天気予報で使われる言葉です。「♪雪やこんこ、あられやこんこ、・・・(中略)・・・ずんずん積もる」。はい、今夜の積雪は10mです、みたいな。

・・・ってのはまるっきりのウソです

いやー、すみません。ごめんなさい。アイムソーリー、ヒゲソー(←ううっ、いかん。あぶない、あぶない(笑)。過去最悪の失態を書き残すところでした。)。

本当は、「来ん此(こんこ)」で「降って来い」みたいな言葉だそうです。こんこんと雪が降る、の「こんこん」とごっちゃになってしまっておりました。ちなみに、ちょっと考えてみたら「こんこんと眠り続ける」や「こんこんと湧き出る泉」、また「こんこんと杯を交わす」など、「こんこん」にも色々あるのですねー。しかもこれ、意外と普通に使う言葉たちですが、全部漢字が違うんですがお分かりになります

順番に、昏昏、滾滾、献献、と書くそうです。

恥ずかしながら、・・・僕は書けませんでした。日本語は難しいですね。美しい

ですけど。 

 

 

今日は良く晴れてはいましたが、一段と風が強くて寒かったでございますね。って、誰だよ。変な言葉。美しくない日本語ですな(笑)。えーとにかく、思わず「あ”ーっ」って言ってしまうほど、寒かったです。

そんな中、今日はたまたま、役所や郵便局や図書館や警察署やコンビニに行かなきゃならないことがありましえて、この寒い中をうろうろ走りまわっておりました。

いい感じ冷えて、お腹も減ったところで、仕事仲間に教わったレストランにランチを食べに行ってみました。「そんなに高くないのに、落ち着く感じでいい雰囲気だし、何を食べても美味しいし、なんてたって、一人前の量がすごい。最後の一点だけにおいても、ケン坊にはお薦めだよ。」と紹介されました。・・・何か紹介の仕方が変じゃないでしょうか(笑)。

 

 

ランチパスタを頂いてみました。8品目くらいの野菜をオリジナルフレンチドレッシングで和えたサラダと、コンソメスープ、そしてあさりとベーコンのパスタ。

いやー、ほんとにね、美味しかったですよ。中々に量もあって(笑)。レストランによりますけど、もしかしたら二人前弱くらいはありましたかね。食後にドリンクも付いて、そして、ほんとにお安かった。ただ・・・、

 

・・・僕はこれにカレーライスも頼んじゃいましたが(笑)。

 

なんて書いてたら、またお腹が減ってきました。また、行っちゃおうかな、今から(笑)。一日二回行くようなお店じゃなさそうだけど、でも「よっぽど気に入ったんだな、あいつ」って喜んでくれるかもしれませんよね

 

・・・よし(笑)。

 

ではー。

 

----追記。----

ってほどのことじゃないんで、写真だけー

 

ほんとに行ったんですよ、って証拠に(笑)。って、この写真がその証拠になるとは思いませんが、でもホントなので(^^。

いやはや、一日二回でも、バッチリうまーでした

ではー。



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「日曜日の夜から月曜日にかけて雪になるかもしれません」

・・・と、わりと自信ありげに森○さんが言っていたので、「そっかー、まいったなー、昼間も用事あるし、夜は新年会もあるのになー」と思っていたのですが、結局ぜんぜん降りませんで、これはこれでホッとしていましたらば。

今日、午前中の随分早い時間(←僕にとってね(笑))に宅配業者さんが来て、「すいませんねー!ちょっと予定より早いんですけど、積もってきちゃったんで。」と言うので「・・・えっ?積もってきたって、今、外ではなんか降ってるんですか?」と僕はまるっきり寝ぼけ状態で対応していたのですが、「・・・ん。もしや。」と、ちょっとトビラの外まで出てみました。

・・・「おおぉ、なんだなんだ!雪だ、すごい雪じゃないか」。

「じゃ、またよろしくですー」と雪の中へ走り去る宅配業者さんの背中を見送りながら、しばし舞っている雪に見とれてしまいました。ビーサンを突っかけたハダシが冷たくて我に返りましたが(笑)。

そんなわけで、森○さんの予報とは違って(笑)、今日、僕の住む神奈川県東部に雪が降りました

 

前にも書いたことがあると思いますが、いつか南の島か、あるいは雪国に住んでみたい、と思っています。

南の島はともかく、「なんで雪国?」とお思いになられるでしょうか(冷え性などに悩んでいる方などは特に「ムリムーリー」かも知れませんねー)。でもほんと、実際なんでなのかは、実は自分でもよくわからないんです。

でも、テレビで「雪が降りました」なんてニュースを見るだけでも非常にうらやましい気持ちになりますし、何メートルも積もった豪雪地帯の映像などになると、思わず持ってる手ぬぐいの端を口にくわえて「キィー、いいないいなー!」・・・とまではしませんが(笑)、ものすごく落ち着かないくらい、すぐにでもそこに行きたいキモチになるのです。

とは言え、実際に住んだことは無いわけですから、本当の雪国の辛さや大変さも分かってないと同時に、もちろん特別いい思いをしたことがあるわけじゃなし。なんなんでしょう、この雪への憧れは。・・・前世が雪男だったとか、雪女だったとか

 

さて、今朝のお話に戻りますが、「雪だ雪だ」と、喜び勇んで部屋に戻って、さらに改めてもう一度カーテンを開けて窓から確認(笑)。「うむうむー。しっかり降っておるよー、嬉しいねー。よし、後で絶対に写真撮ろう。」と心に決め、「・・・でも、とりあえず、あとほんの少しだけ寝よう。」とベッドに戻りました。ここ、やっちゃったところです。戻らなきゃ良かったのに。

 

次に目が覚めたのは、・・・予定してた時間よりも随分あとでした。不思議なことに目覚ましがすぐそばにあり、しかもなぜか止められた形跡が残っておりました(笑)。こんな寒い日の、しかも薄暗く静かな雪の日の二度寝は、魔物だということです。寝るなー、寝ると○ぬぞー、ですよ。

でも、「もしかしたら積もりに積もってるんじゃないか」なんて期待半分、でもその逆も半分で恐る恐る外を見ると、・・・あぁやっぱり。外はすっかり雨に変わってしまってて、雪はほとんど融けてしまっていました。「あぁ、雪見損なった、触りそこなった~」。地球温暖化のせいか、はたまた僕の寝坊のせいか。ってか、そりゃあ後者うぐぅ。

 

仕方なく、フロントウインドウに残ったわずかな雪を撮りに、クルマへ。まぁこれは雪っていうか、雨で、すっかり氷に。しかもどんどん融けていくし。寒い車内でシャッター切りながら、ちょっと切なくなりましたよ(笑)。

もう降らないかなぁ・・・。降って欲しいなぁ・・・。こんどは、二度寝しないから~

 

とか言って、次は絶対にクルマで外出しなきゃ行けない時なんかに、一日中バッサバッサ降られて大弱りしたりね。まぁ、わりとそんなもんですよね(笑)。結局、好きだ好きだと言ってても、現実問題としては全然対応できない、という(笑)。

いやー、街は自然に弱いですよね。笑っちゃうくらい、へなちょこですよね

でも、それでももう一回くらいは見せて欲しいですー

ではー。



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昨夜は、カニ食べてイエーイで始まった「ちょっと遅めの新年会」という感じの集まりだったのですが、これが楽しくて楽しくて、カニ食べ終わってもずっとイエーイになりっ放し(笑)。

「まぁ、もうちょっとだけ行きますか」ってな感じが全然止まらず、結局随分なはしご酒ということになったのですが、途中にラーメン屋さんがちゃんと挟まれていたのはご愛嬌(笑)。飲んだ後(途中?)の深夜のラーメンなんて、そりゃああまり身体にもヨロシクないよってのはありましょうが、そんな少々の罪悪感も、時には程よいスパイスになったりしてね。なんたって、仲間と皆でワイワイと食べるラーメンって、また格別なんですよね

そして、「じゃあ最後に一杯だけ飲んで帰りますか」ってことになって、知り合いがやっているバーにお邪魔しました。一昨日の差別のお話じゃないですけど、逆にここは「いらっしゃいませー」と薄暗い店内に迎えてくれる店員さんが、長髪にジャラジャラアクセ、皮のベストから覗いた腕はタトゥーだらけ(笑)。雑居ビルの中にあって中は見えませんから、知らないでいきなり入るのは怖いかもしれませんが、知っていれば、まぁこれはこれで逆に落ち着いちゃうわけですよ(笑)。ジャックに見守られながら、とりあえず、また一杯。

 

店員さんと、共通の知り合いのミュージシャンの話で盛り上がったりすると、これでまたお酒も進んじゃうわけです(←絵文字が違うっぽい)。でも昨夜は、思いがけず古い知り合いがまだまだ元気で音楽やってる話なんかも聞けてね、嬉しかったし、楽しかったんですよ。

 

さすがに解散しようとタクシーに乗ったら酔いが醒めちゃったのか、あるいは逆に回ったのかわかりませんが(笑)、「ねぇ、もう一杯飲んじゃおうか。」って、同乗していた20年来の友人でもある仲間を拉致して帰ってきて、最後は僕のうちで、ぷしゅー、ぷしゅー。これが「まじかいなー、ほーそうなんかー」と、また色んな話で盛り上がってしまいまして、彼が突然無言になった(←話しながら落ちた(笑))のは、完璧に外が明るく、世間的には「いってらっしゃい!」の時間でした。いやー、昨夜はよく飲みました(笑)

あ、でもね(←でもね、って言い訳がましい言い方することもないんですが(笑))、先日の献血の結果が送られてきまして、今回も全部バッチリ正常値内でした。しかも、いわゆるガンマーだのコレステロールルルーだのも、全然OK。むしろ前回よりも下がってて、ちょこざいにも健康増進してました(笑)。はいはい、わかってますよー、過信は禁物ですよね。でも、やっぱりこういう結果には一安心。出来るだけキープできるようにしなきゃいけませんねー。せっかくですから。

というわけで、今日は軽く、ぷ。・・・って、また飲むんかいー(笑)。

 

えぇ。たぶん、これが出来てるうちはずっと大丈夫。

 

・・・なはず(笑)。

 

ではー。



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やたらと食べとります。

なるほど適度に無言になりますが、内心うまー。

さっきからずっと(・~・)カニカニモグモグ・・・、

のせいか、つい指はピースに(笑)。


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この日本では、誰だって、どんなお店に入ったって、まさか差別はされるまいとお思いになるでしょう。

・・・されるんですよ、これが(笑)。

今日、例として登場してもらうのは、皆さんもきっとどこかで目になさったことのある、日本中の街道沿いなんかにある、しゃぶしゃぶ&日本料理(スキヤキもある)のファミレスチェーン店です。確かにお客さんを見回すと、ちょっと余裕のある感じのご家族連れか、ご年配カップルなどがほとんど。大して広くも無い駐車場なのに警備員さんが二人もいたし、店員さんはきちっと和服を着こなしていて、対応もしっかりしている。ファミレスチェーンとはいえ、まぁ高級感を売りにしているのは、分かる。しかーし(笑)。

僕達だってたまにはスキヤキだって食べたいので、時々はちょっと奮発して「行ってみるか」、ってことだってあるんです。えぇ、髪の毛にメッシュが入っていようが、金髪だろうが(笑)。

三年前に初めて行った時。確かに二人を見れば、皮ジャンだ皮ジャケ(単なる寒さよけ)だ、サングラス(度付きだったりする)だー、クサリ(財布や鍵類が繋がってたりする)だ、ではあります。でも、そんなの仕方ないじゃないですか。他のも似たようなものですし、ただの普段着ですから。でも、入った瞬間にお店のロビーの空気が一瞬固まったのが、ほんとにわかったんです。「あちゃ、なんか変なの来ちゃったぞ」って感じが。

で、上から下までちらりと一瞥されてね、「少々お待ちください」って言われたと思ったら、笑っちゃう位延々待たされました。窓際とか、普通に席空いてるのに、ですよ。挙句ね、後から入ってきたお客さんの方が先にその席に案内される始末。「えー、なんで、なんで?これはさすがに」と思ってたら、僕のお連れ様がボソっと一言「案外、個室が空くまで待たされんじゃねぇーか。」とおっしゃる。「それって・・・隔離、ですか?」「おう、隔離だ。」

そして待ちに待った挙句、「お待たせいたしました、どうぞこちらへ」と案内されたのが、ほんとに個室だったので、お茶とお絞りを持ってきてくれた店員さんが去ったのを待って、ハイタッチして大笑い。「スゲー。俺たち、見た目で差別されたんですね、今(笑)」「うむ、わりとよくある・・・(笑)。」

いいんです、スキヤキ、美味しいので

二度目は、昨年だったでしょうか。個室はいつでも人気らしく、この日も埋まっておりました。しかし、ほかの店内のオープン席は普通に空いています。「さて、どうするのかなー」って思ってみてましたら、ほどなく「どうぞ、こちらへ」と、案内されたのが、窓際からは一番離れた、他のお客さんが一切居ない、クネクネと奥まった席でした。いや、まぁ正直、僕達としても個室やこうした隔離された場所の方が落ち着くってのもあるんで(←それも変ですね(笑))全然いいんですけど、それにしても、「うわ、また隔離ですかね、これ」「おう。まぁ、いいじゃねぇか。むしろ気が楽だ。」

そうそう、まぁいいんです、スキヤキ、美味しいので

 

そして、今日、三度目。ちょっと打ち合わせがてらご飯を食べよう、ってことになったのですが、そんな差別って言う位なら行かなきゃいいのに、って思いますでしょうが、実は僕達にはどこかこれを面白がってるところがありまして、「じゃ、また、例のあそこな」となったわけです(笑)。

そして、今日は日曜日。個室も、奥まった席も一杯一杯。さぁどうでるかな、と楽しみにして見ていましたら、

なんと、三度目にして、初のオープン席に通されました

「おぉ、いよいよ我々は差別から開放されたのですね。」「・・・いや、ただ一杯だったからだけだろ」「まぁ、いいじゃないですか。外が見えますよ。ほら。」「うむ。」

そんな感じで、またもやおいしくスキヤキを頂いてまいりました。あまりに美味しくてご飯お代わりしちゃいましたよ(今日は金髪の方にご馳走していただいちゃいました。そうと分かってたら、お肉もおかわりするんだったなー、・・・なんてね(笑))。

 

しかし、差別はいかんですよー。別に僕達、怖い人じゃないんですからねー。時々どっかんどっかん暴れたりはしますけど、それは・・・ステージの上限定ですからー(笑)。店内での態度や物の言い方なんて、むしろ丁寧なほうなんじゃないかなぁ。そこらのおっさんの方が(←僕らも「そこらのおっさん」かもですが(笑))、店員さんとかにも、なんか妙に偉そうな物言いしたりしてますよ。そういうの、むしろ嫌いですし。ようするに格好や髪型や髪の色なわけですよね。単に、見た目(笑)。

って、世の中のあちこちである「本当の差別」からしたら、こんなの何でもない話なんですけどね。ただ、やっぱり人って結構見た目で判断されるもんだなーって。でも、またあそこ、きっと行きますよ(笑)。こんなプチ差別いちいち気にして美味しいスキヤキ食べれないなんてのは、もっと嫌ですから(笑)。

ではー。



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どなたもご存知のことだと思うので、いまさら「ニンニク、身体に良いよー」なんて話を書いても始まりませんが、あえて書きましょう。せっかくですから(笑)。

○老化防止 ○便秘 ○美容 ○風邪 ○糖尿病 ○坑ガン作用 ○貧血 ○コレステロール ○血栓予防 ○肝臓 ○アトピー・神経痛 ○疲労回復 ○更年期障害 ○精力増強・・・etc

すごいなー。もー、まるで万能薬じゃないですか。ねー、そこ行く奥さん、おにーさん。しかも味だって、これがまたとびっきり美味しいってんですからね。いいことずくめの、満点食材。あしたはホームランですよ(←古~い(笑))。

・・・え、でも、においが・・・って?やっぱり気になりますかー。

うーん、確かにニンニクのにおい、気になるシチュエーションもあるでしょうね。前に美容師さんに訊いたら「まぁさすがに、仕事前は食べないようにしてますねぇ」って言ってたもんなぁ(かわいそうになー)。皆さんの中にも、一応気にしなきゃ、ってお仕事の方もいらっしゃるでしょうね。もわ~んはまずいんだよ、もわもわ~んは、って方。いやー、お気遣い、ごくろうさまです

あ、僕ですか?僕は、まるでフリーのニンニカーですよ。ステージの前なんかはむしろ進んで食べますし、新幹線や飛行機の移動の前の日なんかでも、あんまり気にしませんねぇ(笑)。一晩寝れば、迷惑かけるほどではないだろうと思ってますし、最悪、多少にんにく臭くたって・・・「あ、ごめんあさーせ」って言えばいいじゃんって(笑)。それは逆でも、だから?全然OKっすよ、って思うタイプなので。

前に、知り合いギタリストのクルマに便乗させてもらうことがあって、でも、つい会う直前にニンニクたっぷりラーメン食べちゃったんですよね。なので会ったときに、「あ、ごめーん、さっきニンニク食べちゃった。」って言ったら「えー、まじかよー!」と彼。「・・・ごめん」と再度謝ると、「ちげーよ、羨ましいんだよ。あー、オレもニンニク食べてーよー

って(笑)。物すごーくニンニク好きギタリストだったんですが、こんなのっていいですよね。気兼ねなくニンニクを食べられる関係って。僕も他の人がニンニク臭くたって、なんとも思いません。むしろ僕もそれで食欲を刺激されちゃて、「うわ、マジかよー。いーなー」っ思うタイプです。

臭いなんて気にしなければ、肩こりや筋肉痛の時に、しょうがと混ぜてすりおろして湿布にすると効くそうです。貼っても効くなんて、すごいですよねー

そして極め付けは、「にんにく風呂」。2~3片、蒸すかレンチンして柔らかくしたものをガーゼ袋などに入れて、お風呂にどぼん。疲労回復や腰痛などに効くそうです。入ってるときはさすがに少しは臭うそうですが(これも薬効ってことで)、バスタオルでしっかり拭けば臭いはさほど気にならないそうですよ。なんかめちゃくちゃ温まりそうな感じもしますね。・・・どなたか(笑)。って、冗談はさておき、これにしたって、それで本当に痛みが取れるなら、臭いなんてどーってことないような気もします。もわ~んでも、健康が一番

 

さて、僕も、只今もわもわ~んです。今ペペロンチーノを作って食べましたので(笑)。

 

ニンニクは小ぶりのものでしたので(でも青森産の美味しいやつです)、一房半ほど。10~12カケくらいは使いましたかね。そして、玉ねぎ半分を薄くスライス。ピリッと辛いぺペロンに、玉ねぎがほどよい甘みを加えてくれます。

冷えたフライパンにオリーブオイルをドボドボ~っと多めに。そこへ、厚めにスライスしたニンニクを(厚さ3~5mmくらいあってもOKです。むしろその方が甘くて美味しい)。そして、弱火でゆっくり火を通していきます。ニンニクは強火だとすぐに焦げますので、ここは焦らず、5分くらいはかけてじっくりと。うーん、いい香りが立ち昇りますー

ほどよく火が通ったところで(ホクホクに柔らかくなればOK)、ニンニクを器にあげ、フライパンに残ったニンニクエキスのたっぷり出たオリーブオイルで、玉ねぎと小口切りにしたソーセージ(勿論、ベーコンでもOK)を炒めます。これも、弱火でね。玉ねぎを焦がさないように

ほどよいところで、ニンニクを戻して、軽~く塩コショウで味付け。

そこへ、アルデンテのさらに一歩手前くらいに(これからちょっと炒めるからね)茹で上がったパスタを放り込んで、パスタの茹で汁も、カップ半分位。そして、ここで鷹の爪投入(鷹の爪も焦げやすいので。)。ここからは僕は中火~強火でいっちゃいます。ザーザー、と音を立てて、茹で汁に含まれた塩がしみこんでいく感じ。フライパンをザバザバ返しながら、軽く塩コショウして、一分位ですかなー(パスタを茹でる時のお塩はたっぷりとどうぞ。パスタにしっかりと塩味が付く位を目安に。僕はパスタ150グラムで、大サジ軽く一杯くらいは入れちゃいます)。

さてあとは、お湯で(茹で汁でOK)暖めた器に盛って、もぐもぐ食べるだけ。そしてもわもわ~んとなるだけです(笑)。これが、ニンニクたっぷりとれるし、他のに比べて特に簡単なので、僕の超お気に入りパスタ「モワロンチーノ」です(←名前が変わってないか)。

受験でエネルギーの必要な方も、寒くて体が縮こまってる方も、そーで無い方も、ニンニク食べてますますがばしょーモワビカドーンー!

ちなみに、ニンニクって植物学上、「クサスギカズラ目」ってのに分類されるんですが・・・これ、なかなかすごい名前じゃないですか。「あら、臭すぎかしら?」って覚えましょう(笑)。

ではー。



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といいますが、「お餅屋さん」、というお餅の専門店を見たことがあるでしょうか?

僕は去年四国で、生まれて初めて見ました。「あっ、餅は餅屋の餅屋だ!」っ叫びましたよ。心の中で(笑)。皆さんのお家のそばにもあるでしょうか、お「餅屋」さん

 

そんなわけで、皆さん、お餅、大好きですよね(←勝手に決めてる(笑))。

いや、まぁ、大好きじゃない方も苦手な方もいるとは思うんですが、でも、

お餅、大好きですよねっ?ゴゴォ!(何だ何だ)

僕は好きです

いやね(笑)、お正月に実家から貰ってきたお餅がまだ随分ありましてね。それこそまた岩手から送ってもらったもち米で搗いたやつとかで、確かにとっても美味しいんですよ。・・・でも、ほんとに沢山貰ってきちゃって、これでも結構食べてるんですが・・・まだあるんですよね(笑)。どうしよ。カビーズが来たら嫌ですしねぇ。

あ、冷凍しとけばって?ですよねー、冷凍ー、れいとー、レーイートー、トー、トーイーレー、あ、いや、失礼しました。言葉遊び失敗(笑)

冷凍したやつも、割と早いうちに解凍して食べれば美味しいんですけど、「うおお、冷凍したぜー」っていう時点で完璧に安心しちゃって(すんなよ)、その後存在を忘れちゃうって事ってありません?「ハーイ、よーく見てて下さいねー。1,2、の3で、はいっ、消えますっ!」って感じで、バタン。言うならば冷凍室マジック。電化製品のカッパーフィールドです。

また何がまずいって、あの色がまずいですよね。真っ白でしょ。そう、冷凍室に白は危険ですよねー。存在感が非常に希薄になります。もう、氷かと思っちゃう。氷かと思っちゃって、グラスに入れて焼酎注いで飲んじゃう。で、ねばねばしちゃう(←んなこたーない(笑))。

まーさすがに忘れちゃって三ヶ月も経つと、もうさすがに風味が落ちちゃってねぇ。・・・どーしたもんだか。絶対にお前を忘れないぜ、って気モチをモチ続ければいいんでしょうけれど。餅に対する、モチベーションのもんだいか。

まぁ、そんなわけで、冷凍はせずに、コツコツ食べております。磯辺焼きが一番好きなんですけど、今日の写真のはうどんに入れて、力うどんにして頂きました。あと、フライパンで、バターと醤油で焼いたのも美味しいですねー。小さく切って、油でじゅわって揚げて、ササーッと醤油かけたカキ餅なんて、・・・あぁ、たまりませんな(←書いてるだけで本当に食べたくなってきた(笑))。

搗き立てなら、カラミ餅がいいですねぇ。しかし、なんであんこやキノコ、じゃない、キナコを絡めたのは「あんころもち」とか「きなこ餅」って言って、大根おろしを絡めたのは何で「大根おろし餅」って言わないで、「カラミ餅」って言うのかずっと不思議でした。「他のも、絡めてあるのにっ!」って。よくよく聞いたら・・・、「辛味餅」なんですってね。最近知りましたよ。わっはっは(←恥ずかしいので、笑ってごまかす(笑))。

餅は英語で、ライスケーキ(rice cake)と言うそうですね。ケーキ、なんですかね(笑)。なーんかこれ、適当に付けられたっぽくないですか。「どーせ俺たち、食べないし。何でもいいよ。チーズケーキみたいだし、ケーキにしとけ。」って、結局食べもしないで付けたっぽい名前に感じます(笑)。残念だねー、こんなに美味しいのに

「絵に描いた餅」ってことわざは、英語で「pie in the sky(パイ・イン・ザ・スカイ)」なんですってね。ふーむ、パイね。面白いですね(でもパイと言うと、アメリカというより、イギリスっぽいですね。)。ちなみに、「It would be pie in the sky(そんなのは絵空事だ)」みたいに使うそうです。こnItをThisに置き換えると・・・

はい、というわけで、明日からは英語のお勉強ブログになります。

・・・嘘です(笑)。

 

とまぁ、時間も差し迫ってしまったところで、たまにはオモチはあるけどオチの無い話を書いてみたりして(笑)。そして今日はまた一段と寒かったので、お風呂にでもゆっくり浸かってキモチ良くなろうと思います。で、出たらぷのお供に、またお餅を、一つ、いや、二つくらい(笑)。

ではー。



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いただいたコメントの中に、とても真摯なもの、好意的に受け取っていただいているものを沢山見受けることができで、とても嬉しく思っています。

僕はただのいちミュージシャンではありますが、同時に、というかそれ以前に、いち日本人して、いち大人として、気になることがあって、今まで不勉強だったが故に、今になって知っておきたいと思うことが山ほど出てきてて、そして、その時点での自分の考えをまとめたり、記録として残しておくために、時折、難しい話になるのが分かっていても、ここに書き綴っています。・・・まぁ、そういう話に限らず、ラーメンや餃子の話なども、間違いなく、僕にとってとても気になることの一つ、なのではありますが(笑)。

でも、僕が「なんでだろ」って思ったことを、「そうそう、私もなんでだ?って思ってた」と伝えて下さったり、「なるほど」とか、「なかなか勉強になる」などと言っていただくと、書いてる僕もとっても励みになります。僕自身、勉強になってます。いつも言ってますが、これも読んでくださる皆さんのおかげなんですよ。ありがとうございます

 

さて、そんなわけでですね、今日も固めで行きますよ(笑)。どうしても、もうちょっとだけ昨日のブログの補完をしたいんです。ユダヤ人が迫害されてきたこと、そして、ヒトラーが何故あんなことをしたのかって事について、もう一つ書いておきたいことがあるんです。せっかくここまで読んでいただいちゃったからには、もう少しお付き合いいただいて(ニヤリ)、ってか(笑)、是非知っておいていただきたいな、と思いまして。・・・出来るだけ簡単に書きますね。出来るかな(笑)。

 

嘘の一種に、「デマ」というのあります。これは「デマゴギー」という言葉の略で、「政治的な目的で意図的に流された嘘」ということです。そして、あのホロコーストはこの「デマ」が、一つの引き金になっていたんです、というお話です。さて

「シオン賢者の議定書」という、数ある偽造文書の中でも、「史上最低の偽造文書」とされているものがあります。聞きなれない言葉かと思いますが、簡単に言えば「ユダヤ人を悪い民族だという事にしてしまおう」、という目的で1900年頃にロシアで出版された書物です。

これは、あたかも極秘に入手されたもので、「ユダヤ人の長老たちが、世界征服の陰謀を企み、また世界を影から操るために、密かに開かれた会議の議事録である」、という触れ込みで、出版されました。そして、瞬く間に世界中に広まりました。人々は「隠された秘密」、なんて話が大好きですからね

この文書には、世の中の都合の悪いことは全部ユダヤ人のせい、と書かれています。今で言う、怪文書の類ですね。

「自由主義思想は秩序や公を破壊するためのユダヤの陰謀。ダーウィンの進化論やニーチェの思想も、教会の権威を失墜させるためのユダヤの陰謀。マルクス主義もユダヤの陰謀。メディアやスポーツやポルノも大衆を白痴化させるためのユダヤの陰謀。自由、平等、博愛も、革命を起こし国を滅ぼすためのユダヤの陰謀。」

といった具合です。よく分からない言葉は、とりあえず読み飛ばしてくださって結構です。僕も全部が全部、まだちゃんとは説明できませんから(笑)。

・・・えー、さて。こんなものをでっちあげて、世間に広めて、一体誰が得をするのか。はい、これはつまり、支配層です。独裁的な政治家達です。ユダヤ人を悪者にすることで、「こんなに悪い事を企んでいるユダヤ人を排除しよう。そうすれば、世界は良くなるのだ。だからそのために、オレは頑張るんだから、皆も、・・・オレの言うことを聞け」という事です。政治を、オカルト(目で見たり、触れて感じたりできないもの)に頼ったわけです。人は、オカルト的なものに案外弱いのです。都市伝説なんかも、結構みんな好きですもんね

「外に敵を作ることで、内側の連帯感を強くする」、というのは政治に限らず、世間でも良く使われる手段です。誰かを悪者に仕立て上げることで、身内の結束を強くする。まぁスポーツの試合なんかも、こういうことですよね。スポーツならまだしもなんですが、これって、教室でのいじめや、公園の有閑奥様コミュニティなんかでも見られる現象だったりしませんか。こういうときに悪者にされたものを、「スケープゴート(身代わり、生贄)」、って言いますが、人はこのように差別したり、よそに蔑む対象を常に求める生き物でもあるんですね。残念なことに、程度の差こそあれ、どうしても差別意識があるっていうか。

さて、この本の出版で、世界中が大騒ぎになりました。アメリカの大手自動車会社のフォード社長もこれを信じきって、挙句「国際ユダヤ人」なる反ユダヤの本まで書き、これがまたベストセラーになりました。そして、当然ユダヤ人に激怒され、訴えられ、・・・最後に「ごめんなさい」するわけですが。とにかく、大騒ぎ。

しかし、いかんせんこの「シオン賢者の議定書」は、元々がでっち上げであったので(分かりやすく言えば、ナポレオンの世界制服論を「ユダヤ人の」に書き換えただけのもの)、1921年には「こんなの嘘だ!だってほら、」と、タイム紙が証拠を挙げてスッパ抜いたわけです。(・・・なぜか日本では、1993年にまでなって、またさきのフォード氏の「国際ユダヤ人」が発刊されています。なんじゃそりゃ?です。)

しかし・・・、ヒットラーは、この偽造文書を大いに利用します。彼は、こう言い放ちました。

「文書が偽もの?それがどうした?歴史的に真実かどうかはどうでもよい。内容が真実であれば、体裁などどうでもよいのだ。そこに書かれている内容はユダヤ人を説明するのに適している」

彼にしてみたら、嫉妬からくる動機を上手いこと裏づけしてもらったカタチになったわけです。軍人たちや民衆も、すっかり扇動されました(ヒットラーは演説が異常に上手だったそうです)。そして・・・あの悲しき600万人の大虐殺が行われます。これゆえ、「史上最悪の偽造文書」と言われているわけです。言ってみれば、書物(偽造だとはいえ)が、人殺しに大きく加担した、というわけです。

 

もう一つ、この問題の理解の為に書いておきたいことがあります。さっきの偽文書は1900年頃のもの。ホロコーストの起爆剤にはなってしまったけれど、ユダヤに対する迫害は、もっとずっと昔からあったわけです。そこで沸き起こる疑問・・・「あのさ、そもそも、なんでユダヤ人ばっかりがこんなにずっと悪者にされるのさ?」とういうことです。これは宗教が絡んできますので、根が深く、宗教的部外者である僕達日本人には、なかなか(体感としては)理解しづらい問題です。しかし、これはこの問題を考えていく上で、とても大事なポイントだと思うんです。

その答えは、新約聖書にあります。イエス・キリストは磔にされて殺されましたが、ではそもそも、キリストを裏切ったのは、誰だったでしょう?

・・・はい、どっかで聞いたことがあると思います。キリストの12人の弟子の一人、ユダ、でしたね。お金を受け取って、キリストを神と認めない側(キリストのことをよく思わない側、敵側)の人間に売ったのです。

新約聖書にこういう事実が書かれている以上、キリストを絶対の神とするキリスト教の人々にとっては、ユダは裏切り者ということになります。そして、名前からもおわかりのとおり、このユダを祖先とする民族というのが・・・ユダヤ人、ということなのです。

「でもー、だからと言って・・・」、と宗教観の薄い僕たちの感覚からすると、ちょっと完全には分かりづらいところはありますよね。一人の裏切りが、2000年も尾をひくなんて。しかし、やっぱりこれも延々と続く迫害の一因なんじゃないか、とは想像でききそうです。なんたって、こちらは偽造文書ではなくて、書いてあるのが聖書ですから(ちなみに、実際にキリストを磔にし、処刑を行ったのは、ユダヤ人ではありません。ローマ帝国の人間でした)。

はい、そしてまたとっても大事なポイントです。ユダヤ教もキリスト教も同じ「聖書」を信じてるのに、なんでこんなことに?という疑問が出てくるかと思います。これは、・・・現在、聖書には旧約と新約、とおおざっぱに二種類あります。そしてユダヤ教でも聖書を信じますが、これは「旧約聖書」の方だけで(なので、彼らはたんにこれを「聖書」といいます)、そしてさきの裏切りやキリストの死に関して書かれている「新約聖書」は彼らにとっては、聖書ではありません(ユダヤにとっては、そもそもキリストは神ですらありません。キリストが救世主として、唯一の神になるのは、新約聖書以降のお話だからです。)。そして、キリスト教徒は旧約も新約も、両方聖書としています。ここ、ほんと難しいところですが、今日のところは、二種類の「聖書」という書物があるんだけど、ユダヤ教とキリスト教のそれぞれの「聖書とする定義」は違うんだね、とだけはなんとなーく覚えておいてください。

 

そして勿論ね、まだ、これだけでもないとも思うんです。彼らは、聖書以前に国を失って散り散りになってしまった時点で、世界中どこに行っても常にマイノリティ(少数派)でしたから、マジョリティ(多数派)からは虐められ、阻害されたりするわけです。とくに、新約聖書を信ずるキリスト教圏内においてマイノリティ、しかも周りに同化することなく、民族性を頑なに守り続ける人々というのは、・・・想像に難くありませんね(差別にあうのは、常にマイノリティです)。その頑なさは、民族性を守るためには絶対に必要なことであって、しかし同時に不幸を呼び込む要因にもなった、と言えるのだと思います。なにせ、今程度の国際感覚すら無い頃の話です。国を持たないということは、ゆえに常にマイノリティであることを強いられるというのは、とても辛いことだったんだろうな、と思えます。さきの偽造文書だって、これは近代のものですが、その長い歴史的な「何処に行ってもマイノリティ」ゆえに(同時に、宗教的な敵愾心もあったでしょうが)標的にされた、とも言えると思うのです。

 

そして・・・、これはまったく余談ですが、マイノリティだったが故、彼らは職に付くのが大変難しかったそうです。昔は医者や、教師、聖職者が一番優れた「聖なる職業」だったのですが(今でも教師が聖職と言われる所以です)、ユダヤ人はそういった職業にはつけるべくもなく、誰もなりたがらない、一番穢(けが)れた職業とされた「金貸し」などの仕事に付くくらいしか仕方無かった、と言います。しかしこの「金貸し」というのは・・・、そう、今で言う「金融業」です。今、世界の経済界でユダヤが強いのには、こんな起因もあるのです。

歴史って、さくっと読み解こうとしても、ナハナハ、じゃない(笑)、なかなかどーして、そう一筋縄ではいかないものです。でも、実はいろんな事が、どこかでちゃんと繋がってたりもします。そして、今日も歴史は現在進行形で作られ続けています。そして僕も、あなたも、一緒になって歴史を作っている一員なのです。これって、とっても興味深いことだと思いませんか。

 

はい、お疲れ様でした。ユダヤって、っていう事と、彼らがなんで迫害されてきたのかって事について、僕なりにざとではありますが書いてみました(当然、こんな程度で語りつくせるわけはありませんが、ひとまず基本的な、取っ掛かりの部分くらいは書けたかなー。でも、間違いがあったら教えてくださいね)。しかし、この問題も勿論まだまだ終わったわけでも解決したわけでもありません。依然、続いているのです。そしてそれは、イスラエルに限らず、世界中でね。そして例えば日本にもユダヤ人は住んでいるし、逆にイスラエルにも沢山の日本人が住んでいますし、遠くて、僕達にはなんの関係ない国(そんな国は無いけれど)の話じゃないと思うんです。これからも色々と動きがあることでしょう。一緒に、見守っていきましょうね

 

空を見上げると月が出ていたので、パチリ。タイトルだけはなんかロマンティック風ですが、・・・ラーメン食べた帰りでした。あはは(笑)。こんな寒い日には、一際、うまーでした。って、昨日と同じシメで失礼しました(笑)。

ではー。



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