ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




晴れ晴れと、とても良いお天気です!

 
安全な韓国公演、素敵な思い出となりますよう、しっかりがんがってまいります。どうぞよろしくお願いいたします(^-^)v。
 
皆さまも、どうぞ素敵な週末をお過ごし下さいね。
 
いってくまーすʕ•ᴥ•ʔ
 
・・・
 
なんだ、飲んでたなー、という。
 


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昨日は、T京音大、そして今日はS足学園音大と行ってまいりまして、

安全リハーサル後の2日間も、あっという間に過ぎ、いよいよ、明日は韓国に出発なのであります。

 

なのですが、夜(ってか深夜)に、ついつい映画を観てしまったり・・・。

どれもたまたまやっていたのですが、

マッドマックス」・・・低予算映画でしたが大ヒットしましたね。僕ももう、かれこれ4~5回は観ている映画ですが(時々テレビでもやってましたしね。最近はもう映画番組自体がないですが・・・)、これはやっぱり良く出来てました。楽しいとか、ハッピーな映画ではありませんが、でも、色々と、エポックメイキングな映画でしたし、今観ても、楽しめました(楽しい映画じゃないですけどね)。マックスターンって、この映画からの命名だったのですねえ。 予告編(英語ですけど)。

続編の「マッドマックス2」「マッドマックス3」と、やはり続編ものは・・・という。この第一作が、やっぱり凄い。映画自体の凄み、重みが全然違います。

 

ペットセメタリー2」 ・・・スティーブン・キング原作の前作「ペットセメタリー」が凄い名作(ホラー)だったのに・・・これまた続編は・・・。突っ込みどころ満載。個人的には、前年に「ターミネーター2」で大ブレイクした子役、エドワードファーロング君の為の映画だったように思いますが・・・とにかく、突っ込みどころ満載(笑)。前作の1は、是非どうぞ。怖いけど、泣けますしね(これは、以前にも紹介しましたね)。

 

ジェニファーズ・ボディ」・・・なんか、FOXなんかでやっていそうなでアメリカの学園ものテレビドラマかと思ったのですが、番組詳細を見たら「ホラー」と書いてあって。

でも、脚本が素晴らしくて(会話が面白い。テンポが現代的、というかテレビ的というか)、引き込まれるように観てしまいましたが、映画自体作りもとっても良くて、画もキレイで、「・・・これ、かなりいい映画では」と思って、観終わった後に監督を調べたら、ミシェル・ロドリゲス主演の「ガールファイト」、シャリーズ・セロン主演の「イーオンフラックス」のカリン・クサマという女性監督。なんか、納得。イーオン~も画が綺麗な映画でした。

ってか、先日も書きましたが、シャリーズセロンは、このイーオンと「モンスター」の違いが凄い。画像はこちらでご確認下さい。これ、全部同一人物ですよ。

予告編はこちら。

で、「この会話(=脚本)は男じゃないだろうなあ」と思って調べましたら、ディアブロ・コーディという、35歳の(やっぱり若かった!)女性脚本家でした。うーむ、「ディアブロ」って、スペイン語で「悪魔」って意味ですよね。芸名にしても、思い切ってますねえ。で、なんとまあ、サムライミ監督の名作ホラーの「資料のはらわた」・・・じゃない、「飼料の」・・・でなくて「死霊のはらわた」のリメイク版の脚本もこの人だとのこと。これは、観なくては。今回のリメイク版は、オリジナルに凄く忠実に作った、って監督自身が言っていたので、楽しみです(楽しいのか?)。

リメイク版の予告編。こわいっす。この手のが苦手な方は見ない方が良いです。

ちなみに、オリジナルのサムライミ版は、昔、映画館で観たのですが、あまりのことに、怖いシーンで観客がゲラゲラ笑い出したとう経験をしました。あまり怖いと、人は反作用で笑いだしてしまう・・・なんて話がありますが、まあ、この時のは、映像が凄すぎて、「うわーっ、すげーっ。ゲラゲラ(笑)」だったように思っています。でも、本当にこれも名作で、オフィシャル・ファンサイトまでありました(英語ですが)。

 

 

・・・あーっ、映画の話も長くなる―。

ってか、ホラー同好会って言われるわけですね、これは(笑)。

 

いや、基本的に映画全般が好きなわけでして、

宮崎アニメだってほとんど全部観てますし、

ディズニーとかピクサーだって好きなんですよ。

モンスターズ・インク」なんか、二回観て、二回とも大泣きしました。

 

モンスターったって、ホラーと間違えて借りてきたわけじゃないですからね(笑)。

「うわー、これ、怖くないじゃーん」って泣いたわけじゃないですからね(笑)。

・・・それを、二回も間違えて借りてこないし(笑)。

 

さて、それでは、明日の準備をして、行ってまいります。

日本からご一緒される皆さんもいらっしゃるのですよね。どうぞよろしくお願い致します。

そして、韓国の方がここを見られたら、で、文字は読まれなかったとしても・・・リンクとかポチポチされたら、

「おいおい、なんかホラーなやつが一緒に来るみたいだぞ」と思われたりしてね。

 

あ、じゃあ、トップの写真をお花にして(何だったんだよ)、

あと、最後、こうしておこう・・・。

 

ファンタジア

 

だって、安全コンサートは、まさに、こんな感じですからね(笑)。

どうぞよろしくお願い致します。

 

ではー。



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はい、質問です。

 

1.最初。

2.途中。

3.最後。

4.そのまま。

 

はい、皆さん、いかがでしょうか。

 

・・・ほう、なるほどなるほど、そうですか、そう来ますか。

 

そして、そちらの方は?

 

ははあ、なるほどー。

 

え?僕ですか?僕はですねえ、

 

・・・って、質問書いてないじゃんか、という

 

はい、質問はですね。

 

「月は、いつ割るのか

 

です。

はい、「月」とは、月見うでんの月、そう、玉子のことなのです

 

これをね、いつ割るのか、というのが、なかなかに大きな問題なのですね。

この問題に関しては、ご存じのように、昔、ネットでも大論争を巻き起こしましたし、テレビでは何度も特番が組まれましたし、最終的に国会でも取り上げられましたね。

・・・ウソですが

 

でもでも、本当に、いつなのか、というのは問題でして、

実際に、

「僕は、いつ玉子を割ればよいのでしょうか。悩んで、夜も眠れません。」という悩みや、

「どうしたらよいのかわからないので、怖くて、うでんが食べられなりました。」なんてお話も(あるかな)。

 

はい、今の時代、何でもありますからでもこちら。

 

YOMIURI ONLINEより

月見うどん(そば)のタマゴはいつ食べる?

ここでは、こんなご意見が

 

「私は先です。いきなり黄身を崩します。」
「あっつあつのうちに黄身を割って麺に絡めて食べます。うまいです。 」

これ、1番の方たちね。


「卵をまぜてしまうと味が変わってしまうので
はじめは卵なし。途中から卵ありで味の変化を楽しみます 」

これ、2番、ないし、3番のご意見。


「麺を食べ終わった後、汁はまだ残った状態、卵単独、その後に汁の飲み干してご馳走様。これは『うどん、そば法』で決められています。 」

「卵が崩れるのが嫌なので、最初に食べます。でも食べにくいのが難点。 」

これは、5番の「そのまま」派でしょうか。

 

また、

「高校時代の先生が大学から付き合っていた彼女と、月見うどんのタマゴの食べ方で衝突し別れた、という話を思い出しました。」

こんな悲しいお話まで。月見の食べ方は、涙なくしては、語れない問題なのです。

 

 

で、僕は、途中で崩して、うでん。ないし、天ぷらに絡めて食べる、いわゆる「途中崩し絡め食べ派」に属しておりまして(なんだそりゃ)、

このポリシーは、もう30年以上、守っております(これはほんと)。

 

玉子そのものは勿論好きなのですが、

玉子の甘味で、おつゆの味がまろやかになるのも大好きなので、

崩さずそのまま、ということはありません

このポリシーは、もう30年(さっき書いた)。

 

なのにね。

 

はい、ここでトップの写真をご覧ください。

これはですね、先日の仙台公演の後、仙台駅で新幹線に乗る前に頂いた、天玉うでんなのです。

「天玉うでん下さい」

「あいよ!天玉!うでんでね!」(うでんとは言わないけどね)

・・・待つ事、2分くらい。

「あいよ、天玉うでん!」

「うふふ・・・・ふ・・・。」

 

おわあああああああ

 

・・・割れてるよ!最初から、割れてるよ、玉子が!

 

むーんむーん(月だけに)。

 

こういう悲しい出来事に、地方で(めったに食べないお店なだけに)、一人で遭遇(誰にも話を聞いてもらえない)しますと、

こみあげてくる、と申しますか、泣けてくるものがあります。

 

30年、かたくなに守ってきた人生のポリシーが、

こうして、あっさりと他人の手によって(正確には、立ち食いうでん屋さんのおばさんの手によって)、簡単に破られることもあるのです。

 

しかし、これも、人生。

お腹も減ってるしね。

喜んで、頂きましょう、1番で

 

そして、また明日、食べればいいさ。

2番で

 

なんだか、ハモンドの話とほぼ同じようなテンションで書きましたが(笑)、

皆さんは何番でしょうか

 

ではー。



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今日は、安全リハーサル最終日でした。

公演は6月1日ですが、なんといっても、今回は公演場所が韓国。

お隣とはいえ、海外ですからね、機材などを送るのに時間が必要となりますので、このようなスケジュールになっているのだと思います。

 

機材をぎっしりとコンテナに詰めて、やっぱり船便・・・のイメージですが(そうでもないですか?)、聞きましたら、飛行機なのだそうです。

そりゃそうですよね、船じゃ間に合わないですよね、いくらなんでも。

 

しかし、あの機材たちが飛行機に乗って飛ぶというのも・・・なんだか凄い。

・・・改めて、

「こんな重たいもの沢山乗せて、なんで空飛ぶのよ」的な(こどもか(笑))。

 

飛行機ってすごいなあ

 

さて、今日は、僕と松田さん、そして六土さんの三人が、マニピュレーターの松井ちゃんのTwitterに登場いたしましたね。

せっかくですので、写真を頂きまして、こちらでもご紹介させて頂きましょう。(松井ちゃん珍しい写真をありがとうです)。

 

松井ちゃんの「つぶやき」では、

この写真に「リハを前に、ホラー同好会の面々」と書かれております。

 

さあ、どんな写真になっていたのでしょう。

 

ふむ・・・(笑)。

 

さて、これは何を観ていたのでしょうか。

 

1.ホラー映画を観ていた。

2.ホラ映画を観ていた。

3.オラ映画を観ていた(独白か)。

4.僕たちの知らないスケジュールがネットに出ていた。

 

さあ、何番でしょう。

 

じゃじゃん

 

 

そもそも、「ホラー同好会」とはなんぞや。いつできたのか(笑)。

でもまあ、確かに、この時観ていたのは「The Possession」という、スパイダーマンシリーズの監督でもありますが、実はホラーの名匠、サム・ライミ監督の新作ホラーの予告編。

松田さんが、「ケンちゃん、知ってる?」と教えてくれたものでした。六土さんもご存じだった映画でしたが、僕は知らなかった・・・うう(そんなに落ち込むことではない)。

The Possession 公式サイト

・・・ひゃー、怖そうですなあ

 

でも、夏はちょっと怖いのが、流行りますね、似合いますね。

肝試しに、お化け屋敷。

肝吸に、ウナギ定食。

良いです。お腹が減りました。

 

さて、そして、告知です

玉置浩二Blue Note&Billboard公演

はい、あの昨年11月2~4日の、ブルーノート東京の公演が、今年も!

と言っても、勿論、当たり前ですが内容は違うものですし、今回は、なんと、大阪、名古屋公演もあるのです。

また、松田さんと一緒に、玉置さんの至高の歌を、しっかりサポートさせて頂きたいと思います。

皆さん、どうぞよろしくお願い致します。

 

BLUE NOTE NAGOYA

6/25(火)、26(水)

1st 17:30open / 18:30 start  

2nd  20:30open / 21:15start


Billboard Live OSAKA

7/1(月)、2(火)

1st 17:30open / 18:30 start  

2nd  20:30open / 21:30start  


BLUE NOTE TOKYO

7/4(木)、5(金)

1st 17:30open 19:00 start  2nd  20:45open / 21:30start

7/6(土)

1st 15:45open 17:00 start  2nd  19:00open / 20:00start

 

(さらなる詳細は、公式ページをご覧くださいませ)

 

・・・昨年、本番当日に、玉置さんに「これは、きっと伝説のライブになりますね」とメールを打ったのを思い出します。

そして、本当に、3日間、6ステージとも、伝説的なライブになりました。

 

今回は、なんと7日間、14ステージ。

ラスベガスならぬ、ブルーノートタイフーンですよ、これは。夏だし。

タイヘーンなタイフーンです。

 

・・・うっ

 

でも本当に台風はだめよ

僕も、晴れ男パワーで、がんがります

 

天気晴らすだけじゃなくて、演奏も、しっかりがんがります。

どうぞよろしくお願い致します

 

ではー。



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お陰様で、今日の安全リハーサル二日目も、無事に終了いたしました。

それにしても、玉置さんの歌は、ほんとうに凄いです。

普通、どの楽器であれ、パートであれ、リハーサルでは「本番でこれが出来ればばっちりだー」というのが、まあ普通の感覚だと思うのです。

が、玉置さんの歌に関しては「えーっ、今、それ出しちゃうんですか!?」みたいな、凄いのが、バンバン出て来ます。

出来ることなら、もう、リハーサルから全部レコーディングしておいた方がいいんじゃないの、って位。

 

先日のアマデウスの話ではないですが、

何をやっても、音楽。

そして、いつもパーフェクト(あるいは、それ以上)。

 

考えてみましたら、歌詞を飛ばしたり、間違ったり、はあるとしても・・・

玉置さんが音程を外したとか、歌のリズムがヨレた、なんてのは、今まで一度も聴いたことがないです。

 

こんなことって、ありでしょうか。

こんな人って、いるでしょうか。

 

・・・凄すぎです。

きっと韓国の方々も、ぶっとびますよ

 

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さて、頂きましたコメント受け、ここからは、昨日の続きをば

あまりマニアックになり過ぎないように気をつけつつ(笑)、でもどうしても書いておきたいことがあります

 

もともとハモンド・オルガンは、いわゆる教会にある、あのパイプオルガンの代用品として作られたものでして、

ドローバーは、パイプオルガンの周りについている、あのツマミと同じ役目をするものです。

パイプオルガンでは「ストップ」といい、ハモンド・オルガンでは、ドローバーといいますが、「音色を作るためのツマミ」という機能は同じです

 

また、ハモンド・オルガンは「電子オルガンの元祖」なのか、という点につきましては、

ある意味では正解なのですが、ある意味では違うのです

 

電子オルガンでは、まず有名なエレクトーン思い浮かぶかと思います。

ちなみに、「エレクトーン」とは、ヤマハの電子オルガンの商品名です。

河合では「ドリマトーン」、松下電器(現パナソニック)の「テクニトーン」、ローランドでは「ミュージック・アトリエ」などがありますが、これらは全て、電子オルガンで、見た目も似ています(おそらく、知らなければ全部「エレクトーンだね」と言ってしまうかもしれません)。

これらの形状であります、「二弾鍵盤+足鍵盤+ボリュームペダル」ですが、これの大元は、勿論、パイプオルガンなわけですが、

実際に家庭用なコンパクトなものとして(といっても200キロとかありますけどね(笑))、1930年代に製品化された「ハモンド・オルガン」だったのです。

エレクトーンの初代機種の「D-1」の製品化は1959年ですから、当然、ハモンド・オルガンがベーシックにあったのです。

実際に、開発者、技術者が米ハモンド社に派遣されて、そのノウハウで、エレクトーンの開発が行われたのです。

 

 

ということで、ハモンド・オルガンが電子オルガンの元祖である、というのは正解なのです。

なのですが、

・・・どうしても、ここだけは、覚えておいて頂きたい、という相違点がございます

 

ハモンドオルガンは、“電子”オルガンではなくて、“電気”オルガン、なのです

 

電気は使っておりますが、電子は使っていないのです

ハモンドオルガンは、電子楽器ではなくて、“電気楽器”なのです。

 

コンピューター等で使われるICチップ等は、一切、搭載されていないのです。

 

ちょっと横道にそれますが、これと同様の違いに、“電気ピアノ”と“電子ピアノ”の違いもあります。

僕も持っていますが、例えばCP80は電気ピアノ(エレクトリック・ピアノ)といいまして、いわゆる電子ピアノ(エレクトロニック・ピアノ)とは、違うものです。

エレクトリックと、エレクトロニックの違いは、音にも明確に表れます。

 

この違いを、何かほかのものに例えるなら・・・

CG(コンピューターグラフィック)のアニメと、1秒間に何コマとという、手書きでセルを書いて作るアニメーションとの違いであったり、

あるいは、プレイステーションなどのゲーム機と、ブリキとゼンマイで作られたおもちゃの違いであったり・・・。

 

発音機構そのものも、電子で出しているのではなく、鍵盤一つひとつに(正確にはドローバーひとつひとつ)に対応した金属製の歯車を回転させて(回転させるのには電気モーターの力を使います)、

その音を、コイルを巻いたピックアップ(エレキギターのピックアップのようなもの)で拾って、音を作り出しているのがハモンドオルガンの発音方式なのです(この歯車のことを、トーンホイール、と言います。)

 

WikiPedia「エレクトーン」の項より抜粋

「黎明期の電子オルガンは、ハモンドオルガンが機械的にトーンを発生させていた。

日本楽器(1987年にヤマハへ社名変更)は技術者をアメリカなどへ派遣させ、トランジスタを使用した純電子式のトーン・ジェネレータを採用した電子オルガンの開発に着手した。

電子発信機ではパイプ・オルガンのように、いくつもの音を合成して多彩な音を出すことはコストとスペースの関係で無理があった。

そこで電子オルガンメーカーは、初めから倍音を多く含んだ波形の音を発生させ、フィルターで音色を変化させるという手法を採用せざるを得なかった」

 

このような経緯。理由があり、ハモンドオルガン以外は、電子発音方式を採用しているのです。

 

それゆえ・・・、昔の機械式のハモンドオルガンは、同じ型番(C-3とか、B-3とか、L-100とか)であっても、一台、一台、音が全部違います。

物理的に作ってますので、それぞれ微妙な、時には、結構な差が出るのです。

実際、「この鍵盤の音は同じだけど、隣のは違う」というように、鍵盤ひとつひとつでも音が違うので、

厚見さんのC-3と、ジョンロードのC-3も違うおとがしますし、勿論、僕の海月(元はC-3です)も、違う音がします。

これは、感覚的なものではなくて、機械的なことですので、おそらく、素人の方が聴いても、静かな場所で、並べて聴き比べたら、きっとわかるくらい違います。

ヴァイオリンや、アコースティックギターや、生ピアノと同じように、

ハモンドオルガンには、一台一台に、「個性」があるんです。

 

電子オルガンは、基本的にコンピューターで音を作っているので、全部、同じ音がするはずです。

僕たち、ハモンドが大好きな人間(要するに、マニアックな困った人たち(笑))は、この違いを明確に考えております。

 

また、ハモンド・オルガンは「電子オルガンの元祖」なのか、という点につきまして、

“ある意味では違う”、と申しあげておきたい点なのです

 

時代は流れ、トーンホイール方式のハモンド・オルガンは、そのコスト面の事などから、1974年を最後に作られなくなってしまいました(僕の海月の元になっているC-3は1958年製です)。

 

その後のハモンド・オルガンは、電子式です。

 

Wikipediaハモンドオルガンの項より抜粋

「現在ハモンドオルガンの商標を持っているハモンドスズキ(Hammond-Suzuki)の製品はビンテージのB-3のトーンホイール一つ一つからサンプリングした音を使用しており、他社のものは物理モデル音源を用いて再現しているものが多い。

これらのオルガンは「クローンホイール(Clonewheel)」と呼ばれている。しかしながら、旧式のトーンホイールから生み出される深みのある太い音は、現在の技術で完全に代替出来ているとは言い難い。

このため、今でもビンテージのハモンドオルガンを買い求める演奏家は多い。」

 

 

実際、電気式(機械式=トーンホイール式)と、電子式のハモンドの音は、どのくらい違うのかと申しますと・・・、

もう、全然違うんです。

 

普通のラーメンと、カップラーメンくらい違います。

 

・・・カップラーメンと言っては可愛そうですね(←自分で言ったくせに)。

カップラーメンも美味しいですしね。

 

でも、メーカーさんだって、分かっているのです。

どうにか「昔のトーンホイールの音を超えられないか」と日夜、研究しているんです。

その試しみの一つとして、アンプ部分(音を増幅する部分)に、トランジスタではなくて、あえて昔ながらの“真空管”を使って、音をまろやかに歪ませる機構を搭載しているんです。

トップの写真は、僕が今ステージで使っている、ハモンドXK-3cの裏面のスリットから見える、真空管の写真です。

・・・あとは、演奏者の気合で、良い演奏で、ハモンドの音を、よく聴こえるようにするしかないのです

 

あの、男が4人いなければ、持ち上げることもできない、ツルツルなのに120キロもある海月を持ち出す以外には(笑)。

 

実際、重たくて、おいそれとは持ち出せないんですよ・・・。

僕が持って行っても、今度は、毎日それを管理、移動、セッティングするスタッフさんも大変ですしね。

海月はツルツルしてて重たいのに、持ち手が一切ありませんからね

 

万が一落としたら、ボディが割れて一巻の終わりですし、そうでなくても、ぶつけたり、何かで擦ってしまうのも、きっとスタッフさんとしても嫌でしょう、。

その点では、改造前の木製のC-3のままの方が、はるかに気を遣わなくてすみます。傷なんて、味であったり、勲章になりますしね。

海月は・・・そこが難しい。

なので、普段のツアーなどで、持ち歩いていないのです(これほんと)。

僕は、・・・大変なものを作ってしまったわけです(笑)。

 

でも、いつか、きっと、という夢は諦めておりませんよ

どこかでお見かけになった際には、「あ、やりやがったな」と笑って頂き、そして、出来るならスタッフさんたちに、

「これはこれは、お疲れさんですねえ・・・(川村ケンのわがままに付き合って・・・)」と、一声、いたわりの声をかけてやってください(笑)。

 

それでは、

 

クラゲの冷菜でも食べて、夢を育んでおきましょう

 

ではー。



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さてさて、本日より、6月1日の韓国公演、そして、7日の東京追加、16日の大阪追加各公演に向けての安全リハーサルが始まりました。

思えば丸一か月前の今日、26日は、渋谷公会堂3デイズの初日でした。

もうあれから一か月も経つのかと思うと、驚きです。

これですからね、一年もあっという間のはずですよ。

きっと、一生もあっという・・・

とはいえ、まだまだ色々やりたいこともありますし、短い、短いと言っていると、結構長かったりするのも(笑)、きっと人生の面白いところ

要は、気持ちひとつ、なんでしょうねえ

 

僕が、オルガンに憧れたのは、高校に入って、ディープパープルのコピーなどをしていた時からではありますが、

やっぱり厚見さんのプレイを聴いてから、その気持ちに、圧倒的加速度を増しました。

オルガンの音自体はね、小学生の頃から大好きだったゴダイゴでも沢山使われていたので馴染みはあったのですが、

やっぱり、あの巨大なハモンドに襲いかからんとばかりに、プレイしている姿を観てしまいますて、これはもう

 

そこで、ハモンド・オルガン、というものについて色々と調べ始め、

間もなく、捨ててある粗大ごみのタンスが、いちいちレスリーに見えてしばし立ち止まってしまう、という病気(笑)にまでなってしまうのですが(同じ木製ですからね)、

その頃知った、ドローバーのセッティングというのがあります。

 

ドローバーというのは

トップの写真のように、オルガンについている、引き出し式の棒(バー)、なのですが、

それぞれ、音の高さが違いましてね、それを自分でミックスして、曲にあった音であったり、好みの音を作る仕組みなんです。

 

で、高校生の頃、厚見さんはじめ、世界中の(ハード)ロック系のキーボーディストは、皆、ジョン・ロードの音に一度は必ず憧れるわけですが

となれば、そのジョン・ロードがどんなドローバーセッティングをしているか、というのが、注目になるわけです。

皆、こぞって、ビデオ(DVDじゃなくてね)や、雑誌の記事の写真を、それこそ穴のあくまで眺めて、このバーの“形”を探ったわけですが、

その結果、分かったのが、この「下4本」といわれるセッティングなのです。

9本あるドローバーの、低い方から4本だけを、フルに引き出して、他のドローバーの音は一切出さない。ジャズとか、レゲエとか、ファンク、ゴスペルなど、他の音楽のジャンルですと、それぞれにまた違う「典型的なセッティング」というのがありまして、

この「下4本」は、やっぱり、ジョン・ロードのセッティングとして、一番有名なのです。

おそらく、ハードロック系のキーボーディスト、あるいは、どんなキーボーディストでも、ハードロックを演奏するなら、、まずこのセッティングにすると思われる、黄金のセッティングなのです。

勿論、厚見さんも、下4本。

一時は「僕はオルガンはこのセッティングでしか弾かないから」とまでインタビューで、仰ってました。

 

セッティングというには、あまりにシンプルなこの「下4本」。

しかし、例えば「下3本」だとジャズになってしまう(実際、ジャズオルガンの開祖的存在、ジミー・スミスの定番セッティングが、この「下3本」だった。ちなみに、ジョン・ロードはジミー・スミスに憧れて、ピアノからオルガンに転向したのです)。

この4本以外のドローバーを、一目盛でも引き出すと、音が変わってしまう。

ということで

 

・・・

 

・・・あれ?寝てますか(笑)?

 

 

なんてね(笑)。

 

ともあれ、落ち着こう

 

ということで、僕も、色々と試してはみたものの、結局、この「下4本」のサウンドが一番好きで、

どんな現場に行っても、

安室奈〇恵ちゃんであっても、清木〇俊介くんであっても、椎名へ〇るちゃんであっても(←ここはハードロックだから、最初からこれでいいのだ)、

そして、なんだかんだ言って、結局、安全地帯さんであっても、

いっつも・・・およそ9割、この「下4本」なんですねえ。

 

ただ、前回のツアーメニューの中では一曲だけ(ひとまず、本ツアーは終わってますから、大丈夫ですよね)、

「一本の鉛筆」という曲の時のオルガンだけは、別なセッティングを使っていました。だいぶ、軽めのやつね。

さすがに、この曲をハードロックにするわけにはいかないですからね(笑)。

 

 

さてさて、こんな、興味の無い方にはまるで面白くない話を書きましたが、

僕がここに書いたことで「そうか、ハードロックは下4本、なんだな」ということが、またどなたかに覚えて頂いて、

どこかでドローバーのあるオルガンを見たときに「ハードロックは下4本なんだよ」と誰かに教えてあげて頂けたりしますと、

昨年、ジョン・ロードは亡くなってしまいましたが

彼の黄金のセッティングは、この先も、ここ日本でも、生き残っていくのではないかと

 

 

そういえば、今週の月曜の20日、ドアーズのオルガニストレイ・マンザレクが亡くなりました。

・・・僕はハモンド派ですので、VOX系コンボのオルガンの音はあまり自分では使わないのですが(でも、清木場くんの時、一度だけ使ったかな。ギターの圭ちゃんのアレンジの曲で、圭ちゃんが「どうしても」と言うので)、

それでも、レイ・マンザレクの音は、好きでした。R.I.P.。

 

ドアーズでは、「ハートに火をつけて」が有名ですね。このオルガンのイントロも、不思議で、かっこいい。

音色的にもね、こういうサイケ感は、ハモンドでは出ないんですよ。この淡々としたオルガンソロも、高校生のころはどうしても少し退屈に感じておりましたが、今聴くと、いいですねえ。

やはり「Break On Through」も聴いて頂きたい一曲です。ちなみに、このバンドにはベースがいなくて、レイが左手で、鍵盤で弾いていたんですよ。

あと、個人的には、この「Touch Me」という曲が、思い出深いですねえ。

SHOW-YAさん(日本の誇る女性ハードロックバンド)がデビューアルバムでカバーしてまして、

一度、スキーに行ったおり、このSHOW-YAさんのデビューアルバム「MASQUERADE SHOW」のカセットしか持っていかなかったことがあって、

三日間、滑っている間、ずーっとこのアルバムばかり聴いておりましたので、全曲、完全に覚えてしまいました。

 

では、久しぶりに聴いてみよう・・・と、今、立ちあがって、

 

・・・あ、カセットしかない・・・

 

と気づきました。CDでいつか買い直そう・・・。

なんかね、例えばVOWWOWや、あとBON JOVIなんかもそうなんですが、まだ売れるかどうかわからないデビュー盤って、その後の作品にはない味(バンドの本来の個性みたいなもの)があって、好きなんですよね。

 

・・・と、ずいぶん話が飛びましたが、

 

「ドローバーは下4本」、

 

今日は、これだけは覚えて帰って下さいね。

 

ハードロックの場合は、ですけどね(笑)。

 

安全地帯さんは、ロックバンドですが、・・・元ハードロックバンド、という表現なら、これは結構合っているように思いますが、どうなのでしょうか。

当たり前ですが、ハードロック、めちゃめちゃ上手ですしね

 

ではー。



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緑ちゃん倶楽部のレッスンスタジオ「スペース緑」のオーナーでもあり、記念すべき第一回課外授業では、一緒にピンクフロイドや安全地帯さんの曲も演奏して頂いた、

尺八奏者の三塚幸彦さん、そして、奥様でもあります箏(こと)奏者の小野美穂子さん(安全地帯さんの「夢の都」の2012年バージョンのレコーディングにも参加されています)。

今日は、このお二人と、ギタリストの曽山 良一さんとの、結成25周年になるユニット「遠TONE音(とおね)」のコンサートにご招待頂き、お邪魔してまいりました。

 

場所は、エプタザール。そうなんです、スペース緑のあるマンションに併設されている、あの第一回課外授業を行ったコンサートホールだったのでした。

今日は、安全地帯・六土さんも、お忙しい中駆けつけて下さり、一緒に並んで、「遠TONE音」の演奏に、心をほぐされてまいりました。

 

なんとも心地よい音色、そして、素敵な演奏。三塚さんが尺八のプロフェッショナル中プロフェッショナルであることは、何度か書かせて頂いておりますが(この日など)、六土さんとも「ほんとうに凄いですねえ」と、聴き入ってしまいました。勿論、(小野)美穂子さんのお箏も、それはもう、感動的でしたし、曽山さんのシンセの音まででるギターの名サポートっぷりにも感心しきりでした。

とにかく、なんと言っても、音が心地よいのですよね。

尺八、箏、アコースティックギターという、全て「木」で出来た楽器。(三塚さん、美穂子さんは、別ユニットで「木星楽団」・・・名前の由来は「木製(の楽器を使った)楽団」というのものもやられております)

優しい音、自然な音、耳に優しい音。

これはもう、出来ることなら、マイクも何も無しで、いまどきの心地よい風がうっすらあるくらいの静かな部屋で、生の音だけで堪能してみたいですね(贅沢すぎね(笑))。

 

でも、楽器を弾く(尺八は、吹く)というのは、自分ではその生音を真っ先に聴ける、ということなのですよ。

ということは、楽器を弾くということは、結構に贅沢な楽しみなんだなあ、と改めて思ったりします。

 

ピアノだって同じです(ピアノも木で出来てますねー)。

 

考えてみたら、エレキギターだって、ベースだって(ウッドもエレキも)、それからドラムスだって、全部、木で出来てるではないですか。

おお、ならば、例えば安全地帯さんのコンサートだって、木の・・・

 

いやまて。

 

僕たちサポート陣が使っているのは、シンセだったりか・・・。

 

 

くぅ

 

いや、シンセだって、心地よい音色が出せます。

それを使って、心のある演奏ができます

 

でもね、でもね。

 

これは今日気付いたのですが、

やっぱり、無意識のうちに、僕も木の楽器に憧れ続けていたのです。

 

ほら、これも木で出来てるでしょー。

やっぱり、レスリーは、木じゃなくては、なのです。

 

あと、シンセだって、僕がステージで並べてる中で、一番好きな楽器は、ミニモーグです。

ほら、これは木製、なんですよ。

 

部分的ではありますが、やっぱり、違うんですよ。

特に、気持ちが。

あと、作った人(モーグ博士)だって、「楽器は木だろう」と思ったに違いない(と、今日思いました)。

 

それに、一番下のハモンド・オルガンだって、・・・この写真のは、簡単ハモンドではありますが、これも木です。

 

本物のC3とかなんて、木の塊ですよ。

 

綺麗ねー。

(足鍵盤は使わないので・・・使えないので(笑)、里子に出されました)

 

まあ、僕はこれを、こんなにしちゃいましたが・・・。

 

あ、これはこれで、やっぱり綺麗ねー(笑)。

 

いつか、これと尺八とお箏なんかの音を混ぜたらどうなるのか、試してみたい気も・・・

や、やって頂けるかなー(笑)。

 

ではー。



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映画「アマデウス」を、三日かけて、観ました

ご存じのクラシックの作曲家、モーツアルトを描いたものなのですが、主に、その死の謎についてのミステリータッチで描かれた映画です。

話題にもなりましたね。

84年の公開当時にも観たのですが、今回は、ディレクターズ・カット版ということで、こちらの方が評判が断然良いらしく、

また、結構、大筋以外の細かい部分で忘れてしまっていたところがあり、改めて観て・・・ぶっとびましたよ、色々と。

 

映画としては、アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、美術、衣装デザイン他8部門で受賞、その他3部門ノミネートと、特に舞台が中世ですから、その見た目の絢爛たるものを見るだけでも価値があるのは周知のものですが、

やはり、なによりも、その内容です。

特に、“天才”というものはどういうものか、という、この一点においてのみでも、見る価値があると思います。

昔は、実感として分からなかったことが、今ですと、本当に理解できるといいますか、そのエピソードの数々に思い当たることもが多く、

なんといいますか・・・

本当に、じっくりと、観賞いたしました。

 

自信も優れた音楽家ではあるものの、天才ではなく、天才を天才と見抜く力だけを与えられた、モーツアルトのライバル(?)として描かれる作曲家、サリエリ。

「私は音楽に全てを捧げた。女性になぞ、一度たりとも触れたことがない」という、堅物なのですが、この映画は、モーツアルトを殺し、その自責の念から自殺未遂を図ったサリエリの“懺悔”(?)という形で話が進みます。

 

かたやモーツアルトは、天真爛漫といいますか、誰もが驚く、天衣無縫の振る舞い、お金にも執着せず(稼いでも全部使っちゃう・・・ので、お嫁さんに逃げられたり)、

しかし、その音楽の素晴らしさは、一瞬で聴衆の心をつかみ、こうして、今の世にもそのメロディーは圧倒的なものとして残されている、真の音楽の、天才。

本当に、天才。

天才以外の何者でもない。

音楽家としてベクトルの量が、埋蔵量が、噴出するスピードが、熱が、とにかく、普通ではない。尋常ではない。

そういう人って、いるんですよね。

 

モーツアルトについては、前に、「お酒を片手に女性とワイワイ遊びながら、ピアノの上で(ピアノは使わずに)、立ったままあっという間にシンフォニーを書き上げた」などという伝説めいた話を聞いたことがありますが、

なるほど、そんな話も納得のシーン(映画では、ビリヤード台でしたが、ともかく、ピアノには触れずに曲を書き上げていくシーン)もありました

 

しかし、天才ゆえの苦悩をかかえ、酒におぼれ、みるみるやつれていくモーツアルト。

その才能は枯れることはないのに、身体がボロボロになってしまい、やがて・・・最後のレクイエムを書いて・・・

享年、35歳。

 

僕は、毎日深夜から見て、・・・で、翌日も学校などがあったので、やむをえず三回に分けて観たのですが、

時間さえあれば、これは一気に見れると思います。それゆえの、名作。

余談ですが、サリエリと演じた、F・マーリー・エイブラハムさんは主演男優賞を受賞。どこかで見た、と思っていたら、結構好きな2001年のホラー映画「13ゴースト」に出ていた役者さんでした。なるほど。しかし、アカデミー賞受賞の、あの「アマデウスのサリエリ」を、こういう役で使えるホラーって、ある意味凄いなあ、と思いました。また観てみよう。

 

しかし、「アマデウス」は、アマゾンのレビューも272件、って凄いですねー。

……と思ったら「タイタニック」(堂々のアカデミー賞11部門受賞)は400件近かった。うーむ、でも、この映画も好きです。

あ、もしかして、と思って検索してみたら「アバター」、597件って・・・。凄いなあ。

こうなると、ジェームズ・キャメロンが凄いんでしょうねえ(笑)。でも、この映画は、なぜかアカデミー賞は3部門のみ。しかし、歴代興行成績は1位。まあ、アカデミー賞ってのは、クセがありますものね

関係ありませんが、タイタニック繋がりで、・・・僕はディカプリオ大好きなのです。

先日も、また「ブラッド・ダイアモンド」(アカデミー賞5部門)を観てしまいました。四回目か、五回目だと思いますが、これはやっぱり「超」をつけたいくらい素晴らしい映画でした。今日挙げた映画は皆好きですが、これが一番好きかもです。重たいですけどね。だから、好きなのかも。

ただ、今回は時間がアレでしたので、四晩に分けて観たのが申し訳ないのです

 

さて、そんなこんなで、今日は、何を観ようかなー。眠いめをこすりながらでも、映画は観たいのです。

スルメをお供に、ね(笑)。

 

ではー。



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「川村せんせーは、どうしてイカがお好きなのですか」

昨日、T京音大で、アレンジなどを教えておられる講師の先生から、突然、こう訊かれました。

僕のブログを見て下ったようだ、ということはわかったのですが、

 

・・・はて、どうしてだっけ(笑)。

 

そうなんですよ、どうして僕は、イカが好きになったのか。

「・・・いえ、あの、そうですねえ、これはもう、イカんともしがたい感情といいますか、・・・どうしてなんでしょうねえ

と、スミで煙に巻いておきましたが、

確かに、なぜだったのでしょう。

なぜ、タコではなかったのか。

 

ん。

 

 

ここまで書いて、思い出しました。

あれだ、ちょっと前に書いたばかりですが、子どものころ、スルメが家にあって、学校から帰っては、それを焼いて食べていた、という、アレですね、きっと。

なんだー、書いたばかりなのになー、昨日、とっさに出てこなかったなー。

 

・・・イカんなー

ト〇かなー。

 

「私は、なぜ、イカにひかれたのか。 川村ケン著」 

 

いや、本にはしないって

 

「私が、夢中になった、イカたちよ。 川村ケン著」

 

だから、ならないって。

 

「イカと私。 川村ケン著」

 

「老人と海」みたいだな。ちがうか。

 

「イカの森」

 

ノルウェイだっつの。

 

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イカ』を食べだら」

 

「体脂肪計タニタの社員食堂のイカ」

 

「ONE PIECEのイカ」

「NARUTO とイカ」

「頭文字イカ」

「はじめのイカ」

「ガラスのイカ」

「魔女っ娘イカちゃん」

「イカャンディ・イカャンディ」

よめねえっつの。

 

「イカパンマン」

「鉄腕イカ」

「イカ人28号」

 

「イカマエ・ロマエ」

「あなたの知らないイカ」

「世にも奇妙なイカ」

 

「イカの王子様」

「赤毛のイカ」

 

「イカのジョナサン」

 

「かもめのイカ」

・・・どっちだよ。

 

「イカ失格」

「青春のイカ」

「烏賊平犯科帳」

「イカと共に去りぬ」

・・・そうね。

「そしてイカもいなくなった」

 

はいはーいくコ:彡

 

・・・な、なんだったんだ

 

ちなみに、GLAYさんのあの曲「Eternally」が、「dwango週間シングルランキング」で、“圧倒的一位”になっているとかー。

そして、今日、買い物をしていたら、ふいにお店で玉置さんのソロシングルの「純情」が流れてきたり。

なんだか、とても嬉しいです

 

さあ、イカ食べて寝ようー

 

ではー。



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お陰様をもちまして、本日5月22日で、緑ちゃん倶楽部が発足一周年を迎えることができました

ひとえに、会員様をはじめとしまして、陰に日向に、いつも応援して下さり、支えて下さる多くの方々のおかげです。

本当に、どうもありがとうございます

 

 

会員様はまだ幼稚園の小さなお子さまから、80歳を超える人生の大先輩まで、

まさにもう、世代を超えて、そして、お住まいの地域も、ご職業も、音楽歴も、楽器歴も、本当にキラキラと、皆さま、様々で、

音楽を愛する方々、そして、楽器を弾くことに興味を持って下さる方々が、日本にはまだまだ、本当に沢山おられるのだ、ということを改めて実感させて頂いております。

 

音楽から、これまで数えきれないほど沢山の楽しみをもらいました。

沢山の歌声、メロディと共に、沢山の思い出が生まれ、

そして時には、音楽に励まされ、慰められ、癒され、・・・救われてきました。

 

音楽は、感動を生み、喜びを生み、勇気や元気を与えてくれ、時に涙を誘い、考えさせられたり、気づかされたり・・・。

わずか、ほんの数秒~数分で、実に様々な感情を、僕たちに思い起こさせてくれます。

心に、色々な刺激を与えてくれるものです。

そして、次の瞬間には、その場から、すうっと跡形も無く、消えてなくなってしまう儚いものです。

それに僕たちは一喜一憂し、顔を見合わせ、そして、笑いあうことができます。

 

たかが、空気の振動、たかが、周波数。

でも、人間にとって、太古の昔からなくてはならなかったものですよね。

やはり、音楽は、僕たちにとって、愛おしくて、大切で、そして、必要なものなのだと思います。

 

沢山の音楽が溢れています。聴くだけでも本当に沢山の喜びが与えられるものだと思います。

 

でも僕は、きっと、自分の手から、口から、心から生まれた音というのは、その音を生んだその人にとって、さらに特別なものなのだと、思うのです。

 

「あ、また間違った」「・・・どうしても上手に弾けないなあ」「くやしいなあ、才能ないのかなあ」「もうもう!やんなっちゃうよ・・・」

 

そんな気持ちや言葉は、その人が、それだけ、とてもとても、音楽が大好きだから・・・の、その裏返しだと思うんです。

 

これはね、僕たちプロといわれるミュージシャンでもあるんですよ。

レコーディングなんかしたら、いつだって「・・・も、もうちょっと上手にできたのに」って思います。

100点満点だったことなんて、一度だって、無いですよ。

 

「もっと、こうしたい」「ああ、弾きたい」

・・・

「もっと、思うように、弾けるようになりたい」

 

少なくとも僕は、ずっとこう思って、楽器に向かっています。

そして、その思いは、年々、やればやるほど、どんどん、大きくなっているように感じます。

年齢と共に楽しみも増えてきましたが(なんたって、子どものころはピアノが大嫌いだったのですから(笑))、

その分、「もっと、もっと」という気持ちが、どんどん増えて、・・・そして、嬉しさも増えてきました。

ストレスや疲れが溜まったら、僕は、ピアノを弾くのが一番。

時には、オルガンやミニモーグを、ただただ、弾き倒すのが、一番。

ほんと、すっきりなのですよ(笑)。

思う存分、「うわあ、弾おたなーっ」って思えたあとは、それこそ、生まれたての新品みたいになります(笑)。

 

 

楽器というのは、不思議なものです。

指先で音を鳴らして、心が、気持ち良くなるのですから。

そして、その音で、時には、他のだれかをも、気持ちよくさせることが出来るのですから。

楽器というのは、・・・素晴らしいものです

 

緑ちゃん倶楽部のレッスンで、僕は直接、沢山の会員様と出会うことができました。

その中で、皆さんの音楽に触れさせて頂くことが、どれほどか嬉しい事か、言葉でお伝えする術がないほど、嬉しいのです。

課外授業や、メルマガで繋がらせて頂いている会員様も大勢いて下さっています。本当に、どうもありがとうございます。

この一年、絶対に一生忘れることのない、かけがえのない沢山の思い出が、出来ました。

僕には、緑ちゃん倶楽部でご一緒させて頂きました、全ての皆さまとの、全ての時間、・・・その一分一秒全てが、一音一音全てが、かけがえのない、宝物です。

本当に、ありがとうございました

そして、二年目も、どうぞよろしくお願いいたします

 

 

昨年の発足時にご入会下さった、ある会員様から、

先日、二年目の更新のお手続きのお知らせと共に、こんな素敵なお話を頂戴いたしました。

ご許可を得て、皆さまにもお読みいただければと思い、こちらに公開させて頂きたいと思います。

 

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これまでの緑ちゃん倶楽部をわたしなりに振り返り、童話風に表現するとこうなります…


暗がりの中の日本列島。(震災の傷が癒えてないイメージです)
そこに一点、光が灯ります。場所はちょうど東京あたり…優しい緑色の光です。
光は、だんだん大きくなって、なんだか楽しげに言っています。

「オーイ、音楽で一緒に遊びたい人、いないか~い?一緒にやると、きっともっと楽しいよ~?!
知ってるんだ、同じ光がこの島のあちこちに眠ってること。
僕は一足先に目覚めたよ。そしてとても楽しくやってきた。
みんなにも、この楽しさを味わって欲しいな。
輝き方がわからないなら、教えてあげるよ。
好きって気持ちがある限り、誰でも必ず輝けるんだ。
だから、この声が聞こえて一緒に輝きたいと思う人、この指と~~まれっ!」

すると、どうでしょう。暗がりの中あちこちから、まるで返事をするかのようにピカッ、キラッ、と光る点が表れました。
それぞれに、最初の緑色の光と繋がって行き、その繋がりは光の線を描きます。
バラバラに散らばった小さな小さな点でしかなかった光たちが、いつしか一つのネットワークを形成し、美しく輝き始めました。緑の光のネットワークです。
暗がりにあった世界は、今、その光で優しく照らされています。


…こんな感じです。

こんなにもステキな倶楽部を、是非、続けさせて下さい。
このネットワークが、益、強く優しく明るくこの世界を照らす光となりますように。

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本当に、どうもありがとうございました。

重複になりますが、どうか二年目も、どうぞよろしくお願い致します。

 

(はい!ご入会はいつでも大歓迎ですよー。緑ちゃん倶楽部まで、いつでも、お気軽に、じゃんじゃん、お問い合わせくださいませ

 

二年目も、沢山食べて、がんがるぞー、おー

 

(今日はですね、T京音大のHP内のFacebookで、先ほどの僕がご覧頂けます。午前中からの80分×4つの授業を終えての・・・ほっと一息・・・というか、ちょいと気の抜けた(笑)、一コマ、いや二コマ、であります。いつの間に撮られたんだ、という(笑))

 

ではー。



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花がとっても綺麗な季節ですね。

色々な花があちことで咲いていますが、

僕は、小さな花が、わさわさーって、集まって咲いているのが大好きです

 

大勢で集まって、一生懸命咲いている。

小さな花だから、一輪だけでは寂しく思えることもありますが、ふたつ、みっつ、よっつ、と集まって、

何十、何百、時には何千と集まって咲くから、時には大地一面の色まで変えてしまうほど。

 

何年も生きるような大きな木にはなれないし、

ほんの僅かな時間だけれど、

でも、一生懸命、咲く。

 

花は散るから、美しい。

いつか必ず枯れるからこそ、今が、愛おしい。

 

そして、ぱっと見、どれも同じ花に見えますが、

きっと、同じ花は無くて、ちょっとづつ、大きさや色味なんかに、微妙な違いがあるのでしょうね。

犬氏や猫氏、熱帯魚や金魚とかだって、飼っている人にはどの子もちゃんと区別がつくように、

こうして集まって咲いている花のどれにも、きっと色々な個性があったりして。

 

先日のツアー中、福岡公演の前日、映画を観ました

安全地帯ベースの六土さんと、ドラムスの田中さんと三人で観たのですが、なんと、劇場には僕たち三人だけ

そして、上映直前になってお一人、入ってきたのですが、その方が、これまたツアースタッフの照明さんでして、この四人で、貸し切りで観たのです

 

アメリカの、ジャーニーという、バンドの物語。

さほど、大きな話題になった映画ではありませんでした。

僕が「こんな映画があるんですが」とお知らせするまで、田中さんも、音楽関係では凄い情報通の六土さんも、どうやらご存じなかったのです。

上映期間も、その時で、残り二日間というもので、「観ておこう」ということになったのです。

 

ジャーニーというのは、80年代にアメリカで大ヒットを連発した、結成40周年にもなる、有名なバンドです。

音楽好き、特にロック好きの方であれば、必ず一曲や二曲は知っていると思いますし、僕も高校生の頃にコピーをしたこともあります。

 

有名な曲も多く、CMやドラマなどでも良く流れるので、例えば、

OPEN ARMS」・・・彼らの曲の中でも人気の高い、超有名なバラードです。

Separate Ways」・・・全米1位になったハード路線の大ヒットナンバーですが、PVの出来の“あまりの酷さ”で(笑)、MTVで、「最も酷いPV」に選ばれたことがある曲です。ほんと、曲はかっこいいのに、なんでこんなあんまりなPVにしたのだろうか・・・。イントロのシンセの音が弾かれた、僕の大好きなシンセ、JUPITER-8が出てくるのは嬉しいですけど・・・。・・・か、壁に貼りついているし・・・。メンバの出て来かたとか、もうほんと・・・(笑)。

そして、この「Dont Stop Believing」。僕の大好きな(切ないけどね)映画、シャリーズ・セロン(たぶん、知らないと彼女とは気付かないほど太り、また、凄まじいメイクでの熱演が凄かった・・・)とクリスティ-ナ・リッチの共演の「モンスター」のテーマソングでもありました。

 

さて、肝心のこの映画は、・・・脱退してしまったスティーブ・ペリーという、伝説的に歌の上手なボーカリストの後任として、なんと、メンバーがYouTubeで探し当てたのが、フィリピンの40歳の歌手、アーネル・ピネダ。

しかし、その歌声が、もうまるで、スティーブ・ぺりーに瓜二つなんですね。耳を閉じて聴いていたら、もしかしたら区別がつかないくらいの、歌声なんです。

 

ホームレスをしていたような、本当に無名のアーネルの歌声を信じ続けた彼の友人が、YouTubeに、彼の動画(仕事で、色々なバンドのコピーを歌ったもの)をアップし続けていたのですが、それが、ボーカリストを探していたジャーニーのメンバーの目にとまり、

「本物のジャーニーで歌わないか」

というメールが、アメリカのジャーニーのメンバーから直接送られて来て(アーネル、最初は信じなかったそうです。普通、そうですよね(笑))、そして、渡米。

 

バンド側も「ところで、奴は英語は話せるのか・・・」というような手さぐりの状態でのオーディション、そして、見事合格しての、いきなりの全米ツアー、そして、アーネルの母国、フィリピンへの凱旋公演。

貧乏のどん底で、でも夢を諦めずに、細々とでも、一生懸命歌っていた歌手が、アメリカのビッグバンドにメンバーとして加入して、凱旋公演では、フィリピンの大統領に“国民的スター”として招かれるシーンなんて、本当に夢物語のようです。

 

下記のサイトで、予告編だけでも、よろしかったら。

「ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン」公式サイト

http://journey-movie.jp/

 

アーネルの、スターになっても決しておごらない、謙虚な人間性に惹かれました。

また、この映画には、色々な観方がありました。

 

超ビッグなバンドに加入という、まさにアメリカンドリームでありながら、

ファンから“スティーブペリーそのままの歌”を歌うことを要求されることになった、ボーカリスト。

凄まじいハイトーン。

CDそのままの、完璧なピッチ、表現力。

これを、この先、永遠に求め続けられるのです。

これは、大変なことです。

 

初めてジャーニーのメンバーとしてステージに上がる直前には、

頭が真っ白になって「ねえ、やっぱり家に帰ってもいいかな?」って本気で言ったそうですから。

なんか、レベルは違うかもしれませんが、こういうのって、気持ちがわかるんですよね・・・。

 

・・・しかし、映画の中のアーネルは、笑顔でとっても真摯にインタビューに答え(またこの笑顔がいいんですよ・・・)、

ファンにも一生懸命サービスをし、ステージではメンバーの要求以上の熱演をして、素晴らしい歌を歌って、

過酷なツアー(全米ツアーは何か月もの連続バス移動)をしながらも、いつもフィリピンの家族を心から大切にして、

そして、自分を信じて、守って、必死にくらいついて生きている姿に、僕は、とっても感動したのですよ。

 

一人の、どこまでも信じることを諦めなかったミュージシャンの、とんでもないサクセスストーリーではありますが、

でも同時に、ただただ、やはり成功というのは、全てを手放しで喜べるような簡単なものではなくて、

・・・でも、やっぱり人間の力というものが、ここでは音楽を通してですが、ゴツンと胸を打つ、素晴らしい映画でした。

まだ、DVDになるのは先だと思いますので、まずは、予告編だけでも、ご覧になられてみてくださいね

 

映画を観た後、六土さんと田中さんと「素晴らしかったですねえ」と、感想を言い合って、

そして、もつ鍋を食べに行ったのでした。

勿論こちらも「素晴らしかったですねえ」・・・という(笑)。

 

ではー。



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今日は久しぶりにN本工学院に行って・・・廊下でご飯をしてまいりました(笑)。

いや、授業もしてきましたよ、連続8時間。

休憩も、結局はそうそう時間通りには休めないので(学生さんの質問受けたりしているうちに、次の学生さんが来ますしね)、

でも、

楽しかったなあ。

 

なんいっても、

・・・今年は鍵盤にチャレンジしてくれる学生さんが、僕の知っている限り最多に多くて、

なんとなんと、全てのバンドに、キーボードがいる、という前代未聞の事態になっているのです(勿論、めちゃくちゃうれしいです)。

 

今まででしたら、10バンドあったら、多くても半分くらいのバンドに、しかも少ないキーボーディストくんやキーボーディストさんが、一生懸命掛け持ちでやってくれてたのですが(昨年の1年生にはキーボーディスト2人でした。ギターは15人とか、ボーカルとかは30人とかいるのにねー。)、

なんとなんと、今年の一年生は、全部のバンドに、全員違うキーボーディスト(・・・には、まだちょっとなってないけどね・・・(笑))がいるという。

 

これは、凄いことなのです

 

その分、僕の見る割合というか、・・・特に気にしなきゃいけない(というか、気になる)人数が、なんと5倍、というか、

2人から、10人に増えたわけですから。

実は彼らの多くは、“プレイヤーコース”ではなくて、作曲家を目指す、“クリエイターコース”の学生さんたちなのですが(例の・・・あの女の子も来てくれてます!ここでは、キーボーディストとして!)、

ほんと、それゆえ、また一段と頼もしいです。

プレイヤーもやりながら、クリエイターの勉強もするわけですからね。

きっと、よい勉強になるとおもうんだなー、せんせーは

いやあ、本当に、嬉しいです。

 

廊下で立ってご飯を食べながら、さらに嬉し涙で、塩味多めにつけてますよ。

 

写真は、希望です、希望(笑)。

 

ではー。



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今日もなんだか暖かくて、もう、このまま夏になるんだろうなあ、春は短くなったなあ・・・

と思っておりますが、

 

・・・これからの季節、アイスが美味しいですよね(強引)。

 

皆さんは、何味のアイスがお好きですか?

 

僕は、やっぱり、バニラが好きなんですよね。

あと、チョコ味ね。

時には、抹茶やあずきなんかも美味しいですね。

金時とか、子どものころは全然でしたが、大人になると、ああいうのも美味しくなるという。

あずき金時のアイスは祖母がよく食べていたなあ・・・。

子ども心に「そんな変なアイスじゃなくて、こっち(バニラとかチョコ)食べればいいのに」っていつも思ってましたけど、

あれ、我慢したり、恰好つけて食べてたんじゃなくて、美味しく食べてたんですよね。

当たり前ですよね(笑)。

誰だって、アイスくらい、好きな味のを食べますよね(笑)。

 

僕は、最近は、90%はバニラを食べます

 

が、

 

こんなバニラは・・・どうなのだろう。

 

 

でん

 

インコ風味のアイス、ネット上で話題沸騰」(ニュース記事)

その「インコ風味のアイス」の販売元の「とりみカフェ」のサイトは、こちら。(写真あります)。

記事から抜粋

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「とりみカフェ」によると、ラインアップは「文鳥風味フィンチアイス」「オカメインコ風味アイス」「セキセイ風アイス」の3種類で、価格は1個280円(税抜)であった。

無添加・無着色のバニラアイスをベースに使用し、「まるで小鳥の羽根の様な、ふわふわで軽いアイス」だという。

 同店のツイッターとブログによると、文鳥風味フィンチアイスは「もふ~っと丸くなった文鳥をそ~っと口の中に入れたような風味」で、「口の中に文鳥を突っ込んだときの胸の羽根の触感」を味わえるという。

一方、オカメインコ風味アイスでは、「口を開けて寝ていた時に顔の上をオカメインコが走って足が口の中に入った様な感じ」が再現されているという。

そして、セキセイ風アイスは、「セキセイを、にぎりしめながら、バニラアイスを食べた様な味」で、「食べたら口の中がインコクサイ!」状態になるとされる。

---------------------

 

ぬぬぬ

 

僕、鳥は好きですが、

 

・・・ある意味、トリを頂くこともありますが、

 

・・・でも、こ、これは・・・。

 

「セキセイを、にぎりしめながら、バニラアイスを食べた様な味」って。

それで、バニラアイスにどうして変化が(笑)。

 

世の中ってすごいですねえ

 

ではー。



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 僕の尊敬する師匠であります、永遠の憧れの人、厚見玲衣さんのデビューバンド、「MOONDANCER」そして、解散後に結成された「TACHYON(タキオン)」の復活ライブにお邪魔して参りました。

 
…オフィシャルカメラマンとして(笑)。
 
でもほとんど見惚れてしまって、あんまり仕事してないような…(^_^;)。
 
ハモンド、モーグ、メロトロン…etc、本物の楽器、本物のサウンド。
 
それを"本物"が弾くのですからね。
 
僕は今夜は、…高校生に戻ってます(笑)。
 
 
 
・・・気持ちだけは、ね(笑)。
 
ではー。


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今日は、お知らせをさせて下さい。

これまで、何度かこちらでもお知らせさせて頂きました、GLAYさんの新曲「Eternally」に、ピアノで参加させて頂きましたお話の続きなのですが、

この楽曲のPV(プロモーション・ビデオ)が、先日、公開されました。

12分ほどある、ドラマ仕立ての素晴らしいPVでした。

実は、先日、TAK〇ROさんから

「PV、じんわり泣ける、いい感じで出来上ってきてます」とお知らせを頂いており、僕も楽しみにしいたのです。

そして、公開を知った深夜に、ベッドで寝る前にヘッドフォンで観て・・・ううう・・・

 

ともあれ、皆さんにも、まずは、是非ご覧になって頂ければと思います。

上記、GLAYさんのサイトからもご覧になれますが、

公開されておりますYouTubeへのリンクはこちらとなります。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=188_1Kf_CUg

 

(視聴中・・・皆さんが(笑))

 

12分経過。

 

はい・・・いかがでしたでしょうか

 

 

Youtubeへの公開版ということで、音質は圧縮されたものとなっておりますが(まだ楽曲そのものは発売前ですしね)、でも、本当に素晴らしいですよね。

 

僕も、「出会いはとても不思議な・・・」という、この曲のテーマの歌詞を、色々に考えてしまいました。

その中の一つに、

・・・こうして、GLAYさんの新しい音楽に、本当にひょんなことから縁が繋がって、僕が関わらせて頂いたことも、

とても不思議なことだなあ、としみじみ、思いました。

 

PVの中で、僕の弾いたピアノが流れた瞬間に、

なんとも言えない、不思議な気持ちになりました。

 

あの昨年6月の台風の日、さあ録ってみましょう、という段になって

 

「あ、これ、歌から始まりますよね?何かイントロが必要かと思いますが、どうしましょう?」

「そうですね!川村さん、何か、いい感じで、お願いします!」

「・・・いい感じで、ですね(笑)」

「はい、いい感じで、お願いします(笑)」

「わかりました。では、何か弾いてみます・・・いい感じで・・・(笑)。・・・えーっと(5秒くらい考えました)・・・じゃ、とにかく、やってみます。TER〇さん、お願いします。」

「はい、では空気読んで、入りますね!」

「よろしくお願いします!」

 

こんなやり取りでした。

そう、最初は、僕のピアノとTERUさんだけで始まるのですが(ストリングスなどは、後日、ダビングされていますね)、

このような感じで、一度の練習もなく、いきなり、本番だったのです。

そして、結果、ピアノはその一発で、OKとなりました。

 

その時に、無心で弾いた音が、このPVの中で流れてきたときには・・・

なんだか、ぐっときちゃいましたねえ。感動しちゃいましたねえ・・・

 

しかも、こんなお話ですからねえ・・・

 

実は、先日の、T京音大でも授業の中で、見せたのです。

学生さんも、軒並み、泣いてましたよ・・・。

 

で、4つの授業全部で見せたのですが、結果、僕は4回とも泣いたという(笑)。

・・・最初にベッドで観たときなど、そのまま、泣き落ちでしたからね(笑)。

 

 

これはもう、タイトル通り、ずっと長く親しまれ、いえ・・・永遠に、愛してもらえる楽曲になることでしょう。

僕も、こんな素敵な作品に関わらせて頂くことが出来たこと、本当に光栄に思います

 

音楽って、ほんと、いいものですね

 

ではー。



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