緑ちゃん倶楽部が、普段お借りしているスタジオ「スペース緑」のオーナーにして、遠TONE音(とおね)のリーダーでもあります尺八の三塚幸彦さん、同じく遠TONE音のメンバーでもあり、三塚さんの奥様の、箏(こと)の小野美穂子さん。
お二人が、遠TONE音とは別に所属されている音楽ユニットの一つ「木星音楽団」(その他のメンバーは、アルパの藤枝貴子さん、ケーナ・ナイの八木倫明さん)の、ファースト・アルバム「Winds&Strings」が12月17日に発売になるのです(邦楽専門CDのWebShop邦J限定で11月17日より先行発売)。
そして、このCDのジャケットなのですが、実はこちら、僕が撮影させて頂いたものなのです。
メンバーさんのご意見を伺いつつ、いろいろとレイアウトや照明の感じなども考えまして、このような写真になりました。
箏の美しい木目や、アルパの上部の曲線を生かしたくて、レイアウトを決めるまでが結構時間がかかりましたが、こうして、素敵なものに仕上がって僕も嬉しいです。
いかがでしょうか。
もちろん、収録されている演奏は、素晴らしいです。
今も聴きながら書いておりますが、実に、癒されます。
そして、ぜひ、ライブで、生で聴いてみたくなります。
そうそう、写真に関しまして、ちょっとマニアックですが、……緑ちゃん倶楽部のレッスンにいらして下さっている方々には、もしかしたらスタジオ内で見覚えのある布(バティック)が、このジャケットでも使われているのがおわかりになりますでしょうか(笑)。
ちなみに、こちらのCDの録音は、スタジオ・エプタ、という所で行われているのですが、……これは、つまり「スペース緑」ということなのです。
いつもレッスンをさせて頂いているあのスタジオで、こんなに綺麗な和楽器の演奏が行われてたのですねえ。
素敵ですねえ。
楽団の名前の「木星」とは、メンバー全員の楽器が「木製」ということからきているそうです。
いいですねえ、僕も木製の楽器が大好きです。
……アクリル製にしちゃったりもしてますけれども。
さて、いよいよ、間近に迫りました12月8日の「第三回 課外授業」では、三塚さん、美穂子さんに、僕と六土さんと共に演奏して頂きます。
尺八や箏の演奏を生で聴く機会は、普段の生活の中では、なかなか少ないかもしれませんが、本当に、とんでもなく、素晴らしいのですよ。第一回の課外授業でお聴きになられた方々は、あの日、体感されたことと思いますが、あの、まさかまさかの迫力、声のような表現力、凄いですよね。もちろん、三塚さんという超一流のプレイヤーだからこそでもあるのは間違いないのですが、まだまだ知らなかった、日本の楽器の奥深さに、ノックアウトされました。
箏の美しさに関しましても、あの日本ならではの音色そのものもさることながら、箏という楽器の存在感、そして、演奏する美穂子さんの身体や手の動きと、絡むように相まって、一本一本の絃がはじかれ、奥行きを持って音が出てくる感じが、実に素敵でしたね。
やはりそういった事も、生で見てみないと、知識としては知っていても、体験として、身体で知らないままで終わってしまうことだったりするかもしれないと思うと、やはり音楽はライブが一番だなあ、と改めて思うのです。
尺八、箏、そして、打楽器の福沢渉さんも、日本の打楽器をメインにお使いになります。
そして、僕と六土さんは、ヨーロッパの楽器でありますピアノ、アメリカ生まれのハモンドオルガン、そしてエレクトリックベースという、どれも欧米の楽器を使います。
実に面白い組み合わせですよね。
「第三回 課外授業 再び、安全地帯・六土開正氏を迎えて。トーク&ミニセッションライブ」のお申込みは、あと約10日ほどで締め切らせて頂きます。
今回は、緑ちゃん倶楽部の会員様はもちろん、会員様以外の方にもゲスト受講という形でご参加頂けます。
この機会を、是非ぜひ、お見逃しなくです。
受講資料も完成しましたので、あとは主に演奏の方の準備に入りまして、26日のリハーサルに備えようと思います。
とちお揚げ食べながら(まだいうかっ)。
そうそう、昨日のブログに関しまして、写真の件でご質問がございましたね。せっかくですのでお答えさせて頂きますね。
トップの富士山とキリンの写真は、ISO200 露出補正は-2段、SSは1/10秒、
二枚目の方は、さすがに暗かったですので、ISO640 露出補正は同じく-2段 SSは1/30秒でした。
絞り値は、どちらもf/2.8です。
三脚は使っておりませんが、船が動いている中ですので、さすがに完全な手持ちではなく(手ブレどころか、身体全体がブレてますからね(笑))、
デッキの手すりに、押し付けて撮っています。
ご参考になれば幸いです。
ではー。