ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




時刻は、もうすぐ夕方5時半。楽しく散歩したので、そろそろお腹が減ってきましたし、喉も渇いてきました。

そこで、向かった先は、


ヒルマン・レストラン。名前は洋風ですが、中華系のお店です。・・・それにしても、そこら中にセブン・イレブンがありますな(笑)。日本人は、この国ではとりあえず身の回りの買い物などに困ることはないことでしょうね


ここの名物、ペーパー・チキン。

T女史が「ケンさん、これ絶ーっ対に食べて帰って下さい!」って熱くお勧めしてくれていて、間違いの無い様、前もって予約を入れてもらっていたお店です。


店内には日本語でも解説がありました。ふむふむ。紙で包むことで、鶏肉の旨みを一切外に逃がさないように工夫された料理なのだそうです


まあ、まずは色々、アラカルト。こちらは鶏肉と筍の炒め物。パクチー(香菜)と一緒に、よく冷えた、パリパリのレタスに包んでいただきます。美味


はい、二泊三日で4度目の空芯菜(笑)。こちらはあまり辛くなく、お味もさっぱり。

協議の結果、辛さも含めたパンチという意味では初日の屋台、絶妙な味付け加減では、今日のお昼の「Bonn Tong Kee」だったね、ということになりました。でも、どれも100点以上で、の話ですよ


おなじみ、酢豚。豚肉が小さめで、なんと言っても、揚げ具合が最高。パリッとしてて、モチッとしてて。
味付けも日本人好みで、これまた100点満点。しかしこの食感・・・これは絶対に家ではできないなあ、と思いました


燃やし炒め。さっぱりしてるんですけど、シャキシャキの食感がこれまた絶品で、とっても美味しかったです。

そうそう・・・(笑)、みんな、一口食べては「あ、もやしだ。」って言うのが可笑しくってね。だって「・・・もうわかったよ(笑)。見りゃわかるよ。どう見たってもやしだろ。」って言ってる人が、一口食べて「あ、もやしだ・・・」っていちいち口に出すんですよ。それが延々繰り返されてね。他愛ないことなんですけど、みんな、お腹がよじれるほどゲラゲラ笑い転げました(笑)。


そして、いよいよ今日の主役、ペーパーチキンの登場です。

最初、名前だけ聞いたときは「紙のチキン?薄っぺらいのかな?北京ダックみたいなのかな?」と思ってましたが、これ・・・最高。程よく焦げ付いた鶏肉と、ジューシーな肉汁が、この包みの中で完璧なハーモニーをですね・・・こう・・・(なんだ(笑))。「これ、日本でお店だしたら受けるんじゃないですかね」って言ったら、今日の夕方から現地の案内をしてくれた、T女史の友人のシェリーンが

「日本人、皆さん、同じこといいます(笑)」って笑ってました。いや、でもほんと、いいと思います。たぶん、・・・いつかきますよ


ここで、僕のリクエストで、春巻きを頼んでいただきました。これも大正解。あっという間に、無くなってしまいました(笑)。

揚げ春巻きの美味しいのって、異常に美味しいですよね。外のパリパリと、あんのモチモチが、こう・・・もういいか(笑)。


〆にはやはり僕のリクエストで(笑)、土鍋ラーメンというものを頂いて。これも、最高でした。何杯もお代わりしちゃいました


最後に、名残惜しむように、デザートを。こちら、杏仁豆腐。そして、


マンゴープリン。

どちらも、異常に美味しくて。「すごい!すごい!」ってはしゃぎまくって、皆で、ちょっとづつ分け合って、食べました

本当に、ご馳走様でした。本当に、素晴らしかったです。大満足

さあ、日も暮れてきましたし、飛行機の時間も近づいてきました。では、最後にあそこに行って、帰りましょう。ずーっと気になってた、すっごく行きたかった、あそこ。


そう、あのホテルの窓から見えていた、三棟立ての建物「マリーナ・ベイ・サンズ」。その、一番上の船のような、あそこ。ちなみにこちらのホテル、今年の4月にオープンしたばかりだそうです。しんがぽの最新名所なんだそうですよ。


56階まで上るエレベーターが、びっくりするほど早くてビックリ。あっけないほど、あっという間に着きます。


・・・ま、こんなコラージュ写真も撮れますよ、という見本だったと思うのですが、でも、ちょっとなんか・・・可笑しい(笑)。

ではしんがぽの素晴らしい夜景を、ご一緒に。

はい、どん


右に見える光の輪が、シンガポールフライヤーです。この360度の展望台は、あれよりも、さらに50mほど高いのです。


ため息が出るほど、美しいです


さらに、左側になります。なんだか、SF映画みたいですね


これね、左側半分が陸地で、右側半分は、海なんです。

水平線まで、延々と続く、船の光。これも、不思議で、美しい光景でした。・・・日本だったら、屋形船の時くらいしか見れないですよ、こんなの(笑)。


さらにここには、そのまま光の街へ泳いでいけちゃいそうな、プレミアムなプールもあるんですよ。


さあ、降りてきました。帰りましょう。
・・・あ、この写真にマーライオンがいるの、お分かりになりますか(でた(笑))。


ハイッ

ミニマーも、見えますね(ほんとですよ(笑))。


・・・さて、そろそろ時間です。一路、空港へ。

さようなら、しんがぽです。どうもありがとうでした


チャンギ空港にて。飛行機に乗る前に、皆さんからのメッセージを読ませていただきました


すっかり消灯された深夜の機内。一人、ヘッドフォンをして、鬼平犯科帳を観る、眠れない男が一人(笑)。


実は、これが待ち遠しかったのです。お腹へっちゃってねー(笑)。朝のおかゆ、美味しかったなー。


で、とうとう着いちゃいました。ホッともしたけど、・・・ちょっと寂しかったな。


旅の最後の最後に、大好きなキース・ジャレットの「メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー」を聴きながら。

皆さん、本当にどうもありがとうございました。これにて、旅の全てが終わりです。

それでは、またね・・・、です。

---勝手に、アンコール。---


プロマックス、Aくん。キミがいなかったら、このツアーは成功しませんでした。


同じくプロマックスT女史・・・というか、Sちゃん(右)。Aくんと共に、このツアーを支えたビッグパワーでした。絶対に足を向けて眠れないくらい、お世話になりました。そして、左がこの日のガイドを買って出てくれたシンガポーリアンのシェリーン。なんと、僕と生年月日が完全に一緒だったという偶然が!ちょうど同じ日数、別々に人生を生きてきて、この日、しんがぽで初めて、出会ったのです。縁があるとしか思えないですよ。


右が、T社長。すっごく頼もしい、全ミュージシャン、スタッフの兄貴分でした。その昔は、プログレバンドのキーボーディストだったんですよ。僕の大先輩になるわけです。

そして、


六土さん、田中さん。


松田さん、武沢さん。


矢萩さん。

そして、

玉置さん。


なんか、写真を見てるだけで、涙が出そうになる・・・(笑)。

みなさん、本当に、最高の日々を、ありがとうございました。沢山のスタッフさんたちにも、心からお礼を。そして、これを読んでくださっている貴方にも、心から、お礼を。

玉置さん、最終日のステージの後の楽屋で「終わったね!でも、・・・これがまた始まりだからね!」って仰ってました。


じゃ、また、楽しい旅ができますように!

その時は、またどうぞよろしくお願います

皆さんも、どうかお元気で!


・・・って、このブログは明日からもまた普通に(ダラダラと)続くんですけどね(笑)。

ではー。


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さて、しんがぽの近代的ビル群を、世界最新式の観覧車から堪能いたしました

いやー、凄い。見下ろす街のアチコチが建造ラッシュ。数年経って行ったら、きっとさらにビルが増え、街が増え、どんどん近代化が進んでいることと思います。最近、カジノもできたらしいですから、人も、外貨も、どんどん集まるでしょう

というわけで、ここまでの日記で「シンガポールって、随分と近代的な国なんだねぇ」と思われたかもしれません。はい、確かにー。どんどん、最先端の近代国家になりつつあると思います。しかも物凄い勢いで

でも、どこの国にもディープな側面ってのが必ずあるものですよね。ましてや、ここはアジアのど真ん中。日本と違って、普通に街を歩いているだけで、中国語、英語、マレー語、タミール語・・・と数ヶ国語が普通に飛び交う他民族国家。せっかくですから、もっとアジアを、リアルなしんがぽを感じたい!というわけで、僕たちが、向かった先は


はい、リトル・インディア。インド人街です。ゲートからして、美しい。独特の世界ですねー。いやー、揚がりますねー




しんがぽにはインド人も沢山住んでいますが、この他にも昨日ちょっと触れましたアラブ・ストリート(イスラム圏の方々の街)、そして、チャイナ・タウンなどもあります。チャイナ・タウン=中華街は、横浜や神戸にもありますね。さすがといいますか、中国。チャイナ・タウンは世界中のほとんどの国にあるんですよね。


シンガポール名物の一つ、窓から突き出た物干し竿です。ベランダが無いので、こうして窓に対して垂直に洗濯物を干す習慣になっているんですね。香港もそうらしいですが、僕の香港は半径500mでしたから、確認できておりません(笑)。

それにしても、「家の中はどうなってるんだ?窓は閉まるのか?」と思っておりましたが、どうやら窓の下のあたりに専用の固定する穴があって、そこに挿すようになっているようです。でも、濡れた洗濯物を挿す時って、恐ろしく・・・重たくないかな(笑)。僕の横では、バスで乗り付けた白人団体客も、皆こぞって写真を撮っておりました。物干し竿の(笑)。


さあ、早速、少し街を歩いてみましょう。ワクワク。あ、椰子の実、飲みたいー。


もうほら、信号機からして、見たことないカタチですから。しかし、何故にこのようにしたのかなー


・・・うーむ、手がかり無しだなぁ(笑)。

でも、これだけの種類の人種が一緒に暮らしているわけですから、僕は英語は勿論、タミル語も中国語もマレー語も、全部話せちゃうし、読み書きできるよ、なんて人もいるんでしょうね。ちなみに、しんがぽでは、学校で、英語と、もう一つの言語(大抵、母国語だそうです)を学ぶのだそうです。ですから、しんがぽの人は、全員、最低でもバイリンガル。


お母さんが、娘さんにご飯を食べさせてあげてました。「はい、あーんして」って言って(たぶん)、で、インドの方ですから、勿論、手でこう、ご飯をむぎゅーってして、上手に口に押し込んでました


街でとっても目立つのが、宝飾店、主に、金(ゴールド)のお店。そこら中にあります。しかし、褐色の肌や黒い肌って、ほんと金色が似合うんですよねー


日本で一般的な18金よりも、含有量の多い22金が主流だそうです。より赤みがあって、こってりとした金色ですね。・・・あまりのまばゆさに、カメラがピントの置き所を誤ってしまっております(←いや、本当は僕のミスです(笑))。


昔、来た時に、あれはチャイナ・タウンだったんですが、やっぱりこうして、ジーンズとかが山積みで売ってて、しかも一本50円とかだったんです

もうね、10本くらい買って帰った覚えがあります。まあ、ほら、デザインとか気にする歳でも無かったですから(笑)、重宝しましたよ。たぶん、このリトル・インディアのも相当に安いはず


やはり27年前、カセットテープも沢山買って帰ったんです。アメリカやイギリスの洋楽アーティストのなんですが、いわゆるバッタものだったのだと思います。普通にアルバムを買ったら2500円だった頃、これまた一本100円とかでね。嬉しくって50本位、箱に詰めて買って帰ったら、日本の税関で「キミ、商売する気?」って訊かれたのを覚えています。まだ中学生ですってば(笑)。

今はどうでしょう。拡大して見てみましょう。


CD5枚で、10シンガポールドル!620円くらいです。つまりCD一枚、125円程度。やっぱり安いなぁ


サングラス、日本円で、ひとつ62円!どうですか、おひとつ


おりしも、インドのお正月(のようなもの。冬の訪れを祝うお祭り)であります「ディーパバリ」の季節でした。しんがぽでは、この他にも僕たちと同じような1月1日の正月と、旧正月、中国歴の正月など、沢山の正月を祝うのだそうです。いいですなぁ(←飲めるとは限らないよ(笑))。


さあ、フェスティバル・ヴォレッジ(お祭り村)に入ってみましょう。お正月準備期間ということで、今は特別盛り上がっているそうです。ところで・・・少年の顔、上の神様の顔とそっくりですね。


お香の香りが漂う中、ぶーらぶら。うーん、エスニックー。


スパイスでしょうか。いやあ、カレーが食べたくなりますなぁ。インド、いつか行ってみたい国です。各家庭にそれぞれのオリジナルのカレーの味があるんだとか。行ってみたい。・・・食べに(笑)。


キラキラした飾りつけの道具が沢山でした。象は、世界を支える、神聖な存在なんですよね。


「ディーパバリ」は別名、「光の祭り」というのだそうです。


このキラキラが、どんなことになっていたかと申しますと、


こんなことになってました。くぐって歩く感じでした(笑)。楽しいー。街もそうですが、時間さえあれば、丸一日、ゆっくり散策したいと思いました。矢萩さんも「一人旅だったらずーっといちゃうかもね。ハマる場所だねー」と仰ってました。同意

さて、でも時間もアレなので、そろそろモールを抜けましょう。

あ、ネコ氏発見。どこいくのー


ちゅ

・・・これはお邪魔さまでしたー


では、続きまして「スリ・ヴィラマカリ・アンマン・テンプル」へ寄らせていただきましょう。130年の歴史を持つ、とっても個性的なインドの寺院です。靴を脱いで、はだしで入ります(靴下はOK)。


手前の方がインドのお坊さんだそうです。


楽器はこの二つ。淡々としたループ音楽と煙で、まだ昼間だというのに、あっという間に幻想的な世界に引き込まれます。


造形の細やかさ、艶やかさ、そして、なんとも神秘的に圧倒されます。

でもね、ここで、やっぱり凄かったのが、こちら。


一同、「うわ、なんだこりゃ!すごい!」でした。これが、こちらの寺院の主祭神です(像は沢山あり、これはメインの像ではありませんですが、同じ神様です)。

日本には、ちょっと無いタイプの神様といえるでしょう。・・・それでは、全容をご覧下さい。


なんと死体から内臓を取り出しています。これは、有名なシヴァ神の奥さんで、カーリーという女性の神様です。敵を殺し、その血を飲むことを好む、という恐ろしい神様です。

しかし、この「戦いに勝つ力」が象徴的に、ご利益があるとされるわけですね。日本でいう、必勝祈願とか、合格祈願の神様になるのだそうです。それにしても、凄いエネルギーを感じますです。こういうのを見ると生贄の習慣、宗教的儀式などが、本当に世の中にあった(ある?)ことなどを、思い起こさせられます。


上の像が入れられている建物の上にも、やはりカーリーと思しき像がありました。側近が皆、女性で、唯一の男性は足もとで踏みつけられていますね。こ、こわいなー

あまり迫力に、しばらくの間、皆でこれを見上げながら、色々とストーリーを解釈いたしました。「あ、わかった!これはさ」なんて感じで


その時の様子を、一枚。

えーっと、武沢さんは、・・・多分、もう一足先にご覧になっていらっしゃったのでは(笑)。

さて、そろそろお腹が空いてきましたねー

ではー。


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みなでワゴン車に乗り込み、ホテルを出発しました。さあ、まずは腹ごしらえ。

・・・腹ごしらえばっかりだな(笑)。

現地に詳しいT社長とT女史のお勧めとして、チキンライスかフィッシュカレーか、という選択肢に、多数決で、チキンライスに決定。ちなみに、・・・僕は、「両方食べたい!」と手を上げたクチ(笑)。


はい、目的地はこちらのお店でした。僕たちが食べている途中、観光バスで乗り付けていたグループもいたほどの人気のお店のようでした。


はい、お休みですからね。もちろん、ぶわっ、行っちゃいます。昼間から飲むお酒の美味しいことといったら!

いつも美味しいけれど(笑)、でも、今日は格別ですよ。茶柱も立ってましたし、素晴らしい一日になる予感(トップの写真です)


アテはピータン。上に乗ってるの、たくあんかと思って食べたら、生姜でした。考えてみたら、たくあんが出てくるはずがない(笑)。


冬瓜(とうがん)のスープ。器になっている冬瓜を削りながら、それを身としていただくのですが、さっぱり味で最高。しんがぽの料理は、何を食べても、ほどよいエスニック感に留まっているといいますか、基本的に、どれもどぎつくはなかったです。


意地になって「もう毎食、食べよう!食べ比べよう!」とどこでも注文していたのが、こちら、空芯菜の炒め物。味付け最高。絶品でした。これで、屋台、打ち上げに続いて三回目の空芯菜(笑)。


そして、いよいよメインのチキン。蒸したものを、醤油風のタレで頂くんですが、これが柔らかくてねー。ちょっと涙が出る美味しさ


タイ米のご飯(なのに、もっちりしていて、違和感なく食べられました)に、とろーっとした特製の甘しょっぱいソースをかけ、辛いソースを少しいれ、これをよく混ぜて、柔らかチキンと一緒にいただくのがしんがぽ風だとか。

ま、参りましたー。ほんと、美味しすぎ。



はい、そうですよ。飲食男女の旅ですよ。まあ、女性はT女史だけですが(←彼女がまた、かなりのグルメさん。食事をしに毎年香港に行ってしまうほどの(笑))。

さあ、ではちょっと買い物へ。有名なオーチャード・ストリートへ、GO。


街の感じ。


当たり前ですが、皆さん、半そで。ここは赤道直下。

そして、街が綺麗なんです。タバコを捨てたり、ガムを吐き捨てると罰金です。なんと、唾を吐いても、罰金。ゴミ一つ落ちてない、美しい国です。

清潔第一が徹底してるのはいいんですが、昔は、長髪も入国禁止だったとか。入国したければ、空港で切るか、いやなら引き返すかだったそうです。今もじゃなくて良かったです(笑)。


こんな、ちょっと中華風なビルの横には、


こんな近代的なビルがあったりして。国籍も、時代も、とってもごっちゃになっている印象です。いい意味のカオス。楽しいです


これから、こちらでお買い物。

お二階と三階へ、どりぞ。

・・・ど、どりもありがとう・・・


ひとしきりぶらぶらしておりましたら、いつの間にか、なぜか、食べるところを歩いておりました。あの外観の近代的なビルの中にも、これです。ちなみに、よく見ると、鶏ではありませんでした。ドナルドー。あれっ?合ってます(笑)?



旭川ラーメン発見。

この時、田中さんと矢萩さんと一緒だったのですが、田中さんがメニューを覗き込んでおられましたら、中から「イラシャイマセー!」と、褐色の肌の店員さんが。

僕が「この方たちは旭川から来たんだよ」と話しかけると、「わお!凄い!」と、とっても喜んでおりました。田中さんも矢萩さんもニコニコでしたよ。そりゃあ、・・・嬉しいですよね、どちらも


というわけで、


特別にその時の様子をちょっと、



お見せしちゃいましょう



矢萩さんが「みてみて。あれ、何だろ?」と仰る目の先には、なにやらクルクルと回る、オブジェのようなものを売るお店が。

どうやら、ウインドスピナーというもので、目の錯覚を利用した飾りおもちゃの一種なのですが、これは動画で見て頂いた方がいいと思うです(こちら)。ね、不思議で綺麗ですよね。僕も初めて見ました


で、この店員のお兄ちゃんが、一生懸命「ほらほら、こっち来て!後ろが黒いと、はっきり見えるんだ!どう、どう!?」とデモンストレーションしてくれました。

矢萩さんも田中さんも「へえ!面白い!買おうかなぁ」とお財布を出して乗り気だったので、「あ、じゃあちょっと待ってくださいよ」と僕がクチを挟みまして、ディスカウント交渉を試しみたのです。「二つ買ったら幾らにしてくれる?」「えー、もうちょっといけるんじゃない?」などと、僕と彼で電卓を叩きあいながら、しばし交渉タイム。こういうの、楽しいんですよね(笑)。「じゃあ、モーターも買ってくれたら、もう少し値引きするよ」というので、お二人にお話すると「いいよ、買うよ」と仰るので、ここでディール

持ち帰りの用意をしてくれながら、「どこから来たの?」と訊いてきたので、「日本だよ」というと、「へー。じゃあキミは?どこに住んでるの?」と言うので「だから、みんな日本だってば」と言うと、「え!?キミもか?」とのこと。どういうことか訊いてみたら、どうやら、お二人が日本からの旅行者で、僕のことはシンガポールに住んでるツアーガイドか何かだと思ったんだそうです。しかも、日本人じゃないと思ったって。まじすかー(笑)。

まあ、僕は買わないのに、必死に値段交渉してたからかもしれませんが、そうかー、純粋な日本人なんだけどなー(笑)。



さて、お次は、二年前に完成したばかりの、現時点で世界最大の観覧車、「シンガポール・フライヤー」に乗りに行きました。直系150m。横浜のコスモクロック(100m)の、1・5倍の大きさ。


ゴンドラも大きいです。一つのゴンドラになんと30人も乗れるんだそうです。迫力ありましたよー。


中で、食事ができるゴンドラも。


ゴンドラを送り出してくれるスタッフさん。ジャネット・ジャクソンによく似た感じのインド人とおぼしき彼女は、前のゴンドラの子どもに、何度も投げキッスをしてました。僕たちには・・・してくれませんでしたねえ(笑)。


上る上るー!ちなみに、この観覧車は日本でデザインされ、日本の企業によって建設されたとのこと。


僕たちを見つけて手を振る松田さん、発見(武沢さんと松田さんは乗られませんでした)。上の赤いレーンはF1のコースです。


何よりもびっくりしたのが、海を埋め尽くすほどの、この船の数。こんなことからも、この国は今、景気が物凄くいいんだなーと分ります。


見えなくなる遠く彼方まで、船の列はずーっと続いています。なんだか、黒船来襲とかって、こんな感じだったのかなーなんて


まもなく、てっぺんです。爽快ー。ゴンドラは、コンピューター感知で自分で回転して、こうして常に均衡を保ってくれているのだそうです。


街並みを見下ろしながら、ゆっくりと下っていきます。

ほら、あそこに、マーライオンも見えますね


お分かりになりますでしょうか?


ではちょっと拡大してみましょう。




はいっ

・・・ちっさっ(笑)。ミニも見えますか?

というわけで、今日はここまでにてー(・・・緑ちゃんが、また一位に。どうもありがとうございます。)

ではー。


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さて、国内シリーズもどうにか刷新できたということで、いよいよ旅の最後であります、しんがぽ最終日を振り返っていきましょう

しかし、当日撮った写真を見返していて、たった一日とはいえ旅の最後にオフがあって本当に良かったなぁ、ありがたかったなぁ、と思いました。

以前にも書きましたが、ツアーというのは、リハーサルの初日に、足のつかない深いプールに入るようなもので、最終日、最後の曲の、最後の一音が終わるまで、泳ぎ続けるようなものだと思っているんです。たとえ、ツアー途中に移動日やオフの日があっても、決してプールから上がれるわけではなく、そんな日も、どこか緊張は続いていて、言ってみれば、ずっと水の中で立ち泳ぎをしている感じなんです。

でも、あの武道館2公演が無事に終わった時に、ものすごい達成感と共に「よっしゃあ!これで大きな山を越えた!」と思いました。・・・収録などもありましたし、やはり国内ラストということで、全てのミュージシャン、スタッフ全員の間には、ただならぬプレッシャーといいますか、特別な張り詰めた空気がありましたからね。

でも、本当のラストでありましたシンガポール公演が終わった翌日の朝、自分でも不思議なくらい、まるで何か憑き物でも落ちたように(←ちょっと例えがアレですが、ニュアンスはわかっていただけるかと)、頭と身体がスーッと軽くなっていたのを感じました。いつまでも続いて欲しいと思うほど素晴らしいツアーでしたし、毎日、楽しくて、面白くて仕方なかったのですが、それでも、本当に終わり、となった時には、身体から何かが抜けていくものなんですね。先ほどの例えで言えば、“緊張”という名の錘(おもり)を身体から外して、プールから上がって、ようやく地面に足をつけられたような、安堵感を感じていたんです。

この日の朝、ホテルのロビーで「うーん・・・やっぱり、終わると違いますね」と言うと、矢萩さんも「そうだねー。全然、違うね。」と、とっても穏やかな笑顔で答えてくれたのが印象的でした


・・・と、いうわけで、前置きはこのくらいにして

要するに、めちゃめちゃ楽しかったんですよー、というお話なんです(笑)。

さて、ではここからご一緒にしんがぽオフの一日(と言いますか、時間にすればわずか半日ですが)、どうぞお付き合い下さいませー



まずはシャワーを浴びまして。って、そこからかい(笑)。

いえね、このドライヤーが感動ものだったんですよ。ご覧のように小さいんですけど、しんがぽの電圧が230Vと高いため、物凄い風量なんですよ。日本の半分の時間で乾きます。感動。なんか歯ブラシが逆だな。あ、ちなみに、水は飲めないので(一応、国際基準はクリアしているものの、やめた方がいい、とのアドバイスでした)、歯磨きなどもペットボトルのお水でします。これは香港も韓国もでした。日本の水環境って本当に素晴らしいんだ、と改めて感じさせられます



そして、腹ごしらえですよね。ホテルにあるレストランで、バッフェ形式で食べられるということで、早速GO。


海外のホテルの朝食で一番楽しみなのが、こうやって卵料理を目の前でしてくれるサービス(奥です)。

目玉焼きでも、スクランブルエッグでも、なんでも作ってくれるのですが、僕はこういう時はオムレツで頼みます。ハム、玉ねぎ、ピーマン、チーズ、ハラペーニョなどを、好きなように入れてくれます。最初に「どうします?」って訊かれるんですが、大抵は、「オール、プリーズ!(全部、お願いします)」って言います。だって、全部食べたいじゃない、せっかくですから(笑)。



はい、出来上がりー。ここで、やはり朝食を摂りに降りてこられた六土さんに「あ、ケンちゃーん」と声を掛けられました。ですので、二人で朝ごはん。六土さんもオムレツ、頼んでいらっしゃいましたよ


「ケンちゃん、朝から食べすぎー(笑)」って笑われましたが、でも、色々食べたくて。春巻きだけでも三種類とかあったんですからね、食べねばですよ。美味しかったなー


松田さんが前日に食べて「あれ、最高だったよ」と教えてくれたおかゆも頂きました。薄いチキンスープで煮てあるそうで、素のおかゆと比べると、確かにほんのりと奥行きのある味がして、美味しかったです。なんかこう、サクサクとした食感のトッピング類も豊富で。食後には牛乳を二杯とコーヒーを頂いて、大満足


シンガポールに行く前の成田で「かりにも海外に行くってのに、なーんにも下調べもしてないよ(笑)」って田中さんが仰ってました。ほんと、それは僕もまったく一緒で。ガイドブックを買うどころか、ネット観光サイトの一つも見ておりませんでした。とにかく目的はコンサートを成功させること。それ以外の余裕が、気持ち的に生まれなかったんですよね。

というわけで、朝食後にフロントでようやく地図を貰って、最終日になって「えーっと、そもそも、ここはどこだろ?」な感じでした(笑)。全員で遊びに(?)行く集合時間の午後1時までは、まだ少し時間がありました。


ひとまず、ホテルに隣接していたショッピング・モールをぶらぶらしてみることに。こういう近代的なモールが、しんがぽにはビックリするほど沢山あるのです。さすが、貿易立国。買い物天国なんですね


なんで掃除機撮ってんだ?と思われたかもです。


日本でおなじみのお店なんかもありました。


お、吉野家。この二択は難しい。・・・って、もう食べるのかよ(笑)。


写真、右にご注目下さい。野菜の入った牛丼に、エビフライ・・・(笑)。そして、ごはんがおかゆだったりするものあるようです。おかゆとあの牛肉・・・。

ん、一度食べてみたいかも(笑)。



パルコ、そして、日本祭り。ほほう。


りんごの“つがる”・・・桃に見える。伯方の塩・・・なぜに、塩。北海道ワッフル・・・有名?あずき大福・・・中心のはなんだろう。とんかつはともかく、その横は・・・ピザ(笑)?で、下の梅酒もなんだか微妙な上、「なんつってい人形(?)」というおじさんはなんでしょうか。僕、知らないですなー。なんという日本祭り。もう少し、どうにか、ねえ


なんか、ふと横を見たら、シャッターの閉まった廊下の奥にマネキンがこちらを向いて立っていました。シュールで嫌いじゃないですが、夜中に見たらちょっと怖いかも(笑)。


で、迷ってしまって(笑)、気がついたら普通のオフィスビル街に出てしまいました。カメラ持って歩いてる長髪の日本人は僕だけでした(あたりまえ)。


さて、結局、何も買わずに、ひとまずホテルに戻ることに。こういうショッピング・モールは日本にもありますしね。実はさっきホテルで地図を見ていて、アラブ・ストリートというイスラムの方が集まる町に行ってみたかったんですが、地図を見たら、逆サイドでした。もう、さすがに時間が無かったんですよね。わざわざ逆に迷ってしまった。・・・・残念。また次のチャンスに



ホテルのプールに行ってみました。このプールサイドのレストランのイタリアンが、めちゃめちゃ美味しいそうです。


これ、なんだろ?と思って、プールサイドで働いていた従業員の方に訊いてみましたら、水に浸かりながら、寝っ転がれる椅子だそうです。
「天気の良い日には、最高ですよ」と、笑顔で教えてくれたのは、マレーシアから働きに来ているという若い女性でした。残念ながら、もう今夜帰るんだよね、と言うと、残念そうな仕草で「では、また来た時には是非試してみてね」って言ってくれました


近代的なビル群を眺めながら、こんなプールサイドで優雅に過ごすのもいいですねぇ。そうそう、“シンガポール・スリング”でも片手に。これ、青空だったら、ほんと最高だろうなぁ、と想像してみました

トップの写真は、このプールのそばにあった、マッサージ&エステスペースです。


さあて・・・そろそろ集合時間です。メンバーは、矢萩さん、武沢さん、六土さん、田中さん、松田さん、そして制作会社プロマックスのT社長、T女史、Aくんに僕の総勢9名。

ってか、安全地帯のメンバーさんとシンガポール散歩ができるなんて、・・・贅沢な話ですよねぇ



さあて、出発しましょう。


・・・といったところで、もう一回分のスペースが(笑)。

まあ、気長にお付き合いくださいな。旅の締めくくりなので、盛りだくさんでお送りしますのでー

ではー。

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いやー、寒いですねー。とうとう今日、早々と暖房を入れてしまいました

ほんの15分ほどで消しましたが、たまりませんでしたよ。

・・・って、厚着すれば良かったのかもしれませんが(笑)。



さて、おそらく、旅の思い出としては最後になるでしょう、しんがぽオフのブログの前に、どうしてもやりたかったこと がありました。

本日ただ今、ようやく、長らくそのままにしてしまっておりました、あの夏の西日本シリーズのブログの刷新をいたしました。

どうもお待たせいたしました

まだまだ猛暑だった、9月3日の兵庫から、18日薬師寺でのコンサートまで、最長だった旅のブログの全ての写真を、パンダ(携帯)で撮ったものから、ニコニコニコンのD5000で撮ったものへチェーンジ

また、本当にマイナーチェンジのものもありますので、あえてタイトル欄に「→追記」という表記はしておりませんですが、ほぼほとんどのブログの文章に少しですが追記をしたり、記事によっては、何点か新たな写真なども追加いたしました


パソコンのフォルダを見返しましたら、思いのほか写真が沢山ありました。どうもブレブレだったり、・・・色々な事情がありまして、こちらではお見せできないものなども含めて、こうしてすべての行程を終わってから見たせいか、どれも思い出深くて、感慨深くて、長く見入ってしてしまったりしておりました

・・・色々と思い出しながら、書きました

よろしかったらどうぞですー


というわけで、旅の締めくくりブログは、また明日にでも、とさせていただきたいと思います。

・・・何かね、きっと長くなりそうなので(笑)。


ではー。


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さあ、しんがぽ二日目、今日はいよいよ、ツアーの本当の最終公演となります。

「何がなんでも成功させて終わりたい」という気負いもありましたが、それよりも、「ようし、ちゃんとここまで来たぞ」という達成感に似た感慨と、「終わってしまうのかー」という一抹の寂しさを強く感じながら、この日、朝を迎えました。

会場に着いたら、まずは。


ご飯。なんということか、日本食。現地プロモーターさんが気を使ってくださったのでしょう。でも、一週間以上の滞在ならともかく、ほんの二泊三日の旅ですから、僕個人的には、現地の食べ物が食べた・・・文句いわない

いや、美味しかったですよ。まったくもって、完璧に日本の味。まさか、しんがぽでうなぎとか食べれると思ってませんでした(←それは。笑)。



食事を済ませましたら、まずは会場の周りを少し散歩。今日のテリトリーの様子を確かめ(笑)、ます


シンガポール・インドア・スタジアム。とっても大きな会場です。


どーん。迫力。


現地のアーティストに混じって、安全地帯の名が。


チケット売り場。チラシなども置かれておりましたYO(トップの写真ちょっと写ってます)。


会場にはレストランがあり、・・・ホラ、カエ〇も食べられます(中段、真ん中あたりに肉々しい足が・・・)

でも、美味しいんですけどね。昔食べました。たっくさん(笑)。今は・・・どうかな(笑)。


さあ、リハーサルです。この下手舞台下からの風景、何度見たことか。本番も、いつもここからステージに上がります。


ステージに上がりますと、まず目に飛び込んでくるのは、こんな風景になります。メンバーの皆さんが、各自、スタッフさんと一緒に徹底的に楽器のチェックをしています。最高のステージのためにね


ライトはもんのすごく熱いので、要注意です。でも、寒い日には暖かくて嬉しかったりもして。まあ、とはいえ本番中はとにかく熱いんですが(笑)。


さあ、僕もしっかりチェックしなければクマー。とうとう、しんがぽまで一緒にきました(笑)。


海月(クラゲ)ちゃんはさすがに重たく(笑)、海外ではお留守番。オルガンはXK-3cでした。バックステージ・パスと。


今回のツアーでは、 ヤマハのMOTIFが大活躍でしたー。まあ、機材の話は皆さん眠くなっちゃうので(笑)、興味のおありの方は、次号キーボード・マガジンなどをご覧くださいませー


さあ、リハーサルも大詰め。ステージが整いました。

・・・整いました!安全地帯のコンサートとかけまして、たまねぎと解きます。そのココロは・・・

涙が止まらないでしょう

し、失礼しましたー。いや、昨日、シチューでたまねぎ切ったもので(笑)。


さて、もう一度腹ごしらえをして(さっき食べたろう)。

メインは茶そばでした。つけ汁はちょっとサワーで酸っぱい感じでした。うん、このくらいの、“ちょっと意外な感じ”があると旅気分が満足するのです(笑)。


本番までまだ時間がありますので、ちょっと散歩に。すぐ近所のスーパーへ向かいます。一番の目的は夜に部屋で飲むワインを買うことでした。だって、コンビニとか、高いんですものー(ただでさえ、しんがぽはお酒は日本より高め)。


・・・なんか、踊ってた(笑)。


「食べなさい」または「食え!」でしょうか。うはー残念、沢山並んでて、なんか美味しそうなのに。今食べて来ちゃったんですよねー


さあ、着きました。スーパー、楽しいです。ハロウィーン用のかぼちゃがドーンと売られておりましたよ


「日本のお菓子」のコーナーがありました。すごいなー、日本のお菓子


韓国のお菓子も混じってるけどね(笑)。

あと、かっぱえびせんもありましたが、ちゃんとカルビーのでした(笑)。


まあ、スーパーはスーパー。売ってるものは色々違いますが、日本も一緒。なんら変ったところはありません。

僕が並んだキャッシャーの男性が、完璧にゲイだったこと以外は。見た目も仕草も、声の感じとかですぐわかります。あちら、多いんですよね。誇りをもって、隠さない方も多いのです。日本よりもさらに理解があるのだと感じました。あ、昔も書きましたが、僕はまったく偏見はもっておりませんですよ。色んな人がいるから、この世は面白い


さあて、会場に戻ります。中も全体も、なんとなく造りを見てて、原宿の代々木体育館みたいだなぁ・・・と思っていたら、なんと設計者が同じ方でした(笑)。


楽屋口には、お供えをした祭壇のようなものが。コンサートの成功をお祈りして入ります


さあ、いよいよです。メニューにもう一度目を通して、最終確認をします。

つきにぬれたひゅたり・・・。

そして本番前に、ipod touchのケースにメンバーの皆さんにサインを貰いました。最後に玉置さんがサインの後、一番上に「安全地帯」そして、下に「ケンチャンへ」と書き足してくれました(トップの写真です)。


どー!!!

段々、段々、盛り上がって、アコースティックコーナーでの大合唱シーン(「夏の終わりのハーモニー」)では、日本を遥かに超えた大声で歌ってくれて、メンバー、大感激。玉置さんも「泣きそうになっちゃったよ。陽水さんにも見せてあげたかったな」って仰っておりました。

最初は9割りが座っていた客席(韓国もでしたが、基本的に立っちゃダメみたいでした)も、後半では総立ちの大歓声でした。最終的には、もう、大興奮の熱狂の渦。本当に、ステージ、客席、皆んな大盛り上がり。

安全地帯の音楽の力で、国を超えて人が一体化していくのが手によるように実感できて、本当に最高の経験でした。だってここ、シンガポールですよ(笑)。



終わった・・・。

これにて、安全地帯“完全復活”コンサートツアー 2010~ Starts & Hits ~ 「またね…。」,国内、海外、全ての公演が終わりました。


終演後は、メンバー、スタッフ総員で打ち上げに。もう、いけすに飛び込みたいくらいの最高の気分でした


皆さん、本当にお疲れ様でした。とっても美味しかったです。


実り多きツアーでした。僕個人としてもね、全公演を通して、勉強になったこと、成長できた(ような気がした)こと、掴んだもの、

・・・このツアーに参加できたことは、僕の音楽人生にとって、とってもとっても大きかったと思います。

会場でお会いできた皆さん、そして、遠くから応援してくださっていた皆さん、本当に、本当にありがとうございました。

皆さんの応援無しには、到底、こうして無事に最終日を迎えることはできなかったと思います。

コンサートは、アーティスト、ミュージシャンだけで作れるものではありません。沢山の同行スタッフさん、現地のスタッフさん、そして、何よりも、お客さんあってのコンサート。

コンサートは、その会場にいる皆で作るもの。僕は、そう思っています。

これからも、一緒に、最高のコンサートを、沢山作っていきましょうね

どうぞ、よろしくお願い致します




さて、というわけでいよいよ・・・



しんがぽオフだぁー



ではー。

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今日は寒かったですねー。うっかり薄着でがっこーに行ってしまい、帰りはかなり寒々しい感じになってしまったので、先ほど、じゃがいもたっぷりのホワイトシチューを作りましたよ。

はい、では、食べてまったりしてしまう前に(笑)、しんがぽの思い出その1、さっそくまいりましょう。また写真が多いので、コメントはさっぱりいきますよー(時間軸など、松田さんがダイアリーで詳細に書かれておられますので、そちらも合わせてどうぞー)。


片道、6時間半。退屈との戦いには、機内での映画がかなりの頼みの綱(笑)。というわけで、日本の航空会社で嬉しかったです。全ての映画が日本語環境になりますのでねー


ほら、もう着いた(笑)!今回は通路側でしたので、空の写真はないのです。機内のご飯も美味しかったー。「ナイト・アンド・デイ」、面白かったです


到着すると、こんな感じです。韓国に比べると表記が英語なので、だいぶ気が楽でした。よく見ると、メンバーさんの後姿が。


出迎えの安全地帯のファンで、大変なことに!?と思ったのですが・・・どうやら同じ飛行機だった「少女時代」というコリアン・アイドル・グループのファンの方々だったようです


外に出ると、もわーんと熱気が。インドネシアの山焼きの影響で、煙で空がもやもやと白く曇っておりました。日本で言う「黄砂」みたいな感じでしょうかね。


空港を出てわずか10分ほど走ると、もう、すぐに市内が見えてきます。ワクワク


一旦ホテルにチェックイン。うーん。ちなみに、いつもこんな素敵なホテルに泊まっているわけではありませんよー(笑)。


どーん。窓からの眺めです。


なにはともあれ、皆で食事に。途中、通り道にあったマーライオン公園に寄り道。


いた!ちょうど、夜景が美しい時間になってまいりました。


ゴーッ!物凄い勢いで水を吐いています(・・・酔っっぱらって戻してしまうことを「マーライオンする」などと言うことがあるそうです(笑))。


・・・後ろにはひっそりとミニマーライオンが(笑)。


大人気のマーライオン、夜景をバックに、豪快にゴーッ


しゃー。・・・(笑)。


さて、到着ー。しんがぽに来たら、一度は行きたい屋台村。


もんのすごく沢山のお店があります。女性も外で仕事を持つことが普通ということで、時間のかからない外食文化がとても発達した国なのです。


しんがぽ名物、「ヨンタウフー」。さっぱりしたおでん、みたいなものです。


チキンもとにかくよく食べられます


人口の7割強が華人ということもあって、チャイニーズがとっても豊富。


「ガイ 萌やレ 炒ため」「カリカリに 揚げ大根作りケーキ」・・・他、ツッコミどころ満載(笑)。

ちょっとまとめて。










上から、空芯菜炒め(猛烈に辛い(笑))、カニ入り玉子焼き(右奥にはパスタ風そば)、チキンカツライス(チリソースで食べます)、鶏とマトンの焼き鳥(日本のとは味は違います)、春巻き(の一種)、牡蠣と玉子炒め(←最高!)、ヨンタウフー、ココナツのカキ氷(おいも付き)、とうもろこしとあずきのカキ氷。←これ以外は完璧に納得の味。これはねぇ・・・(笑)、どうですか?松田さん


んん!?・・・とのことです(笑)。

さて、お腹もすっかりできたことですし、ホテルに帰って明日に備えましょう。ごちそうさまでしたー


シャンプーなど全て「レモングラス&ジンジャー」風味。こういうのも、外国ならではですなー(笑)。


寝ようと思ってテレビをつけると、


なんと!モーグが!しかも、希少な“タンス”(←通称なんです)じゃないですか


「モーグは単音しかでません。でも、この不便なところこそが、いいんです。魅力なんです。」と。さすが宮川さんわかっていらっしゃるなー。そしてもちろん、


でたあ!海外で、テレビで(NHKとはいえ(笑))、こんな素敵な映像が見れるなんて!そう、僕の大好きな、今回のツアーでも使ってる・・・


コレですよー、コレ(笑)!

・・・いやー、ナイスタイミングでした。もう、おかげで、とってもあがりつつ、幸せに眠れました



素晴らしい夜景に包まれて。


そして、翌日、コンサート当日は、


円楽さんの落語を見ながら用意をして、ホテルを後にしたのでした(笑)。

いやー、落語、楽しい。僕、大好きなんですよ。面白かったなー。

朝から沢山笑って、しんがぽ二日目も、きっと最高になる予感がしましたよ


さあて、シチュー食べてきます


ではー。

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どうもです。

あまりに素晴らしいツアーラスト・コンサート、素晴らしかった会場の雰囲気、そしてシンガポールの熱気のせいか、
帰りの機内でもほとんど眠れずに、ずっと興奮しておりました

早朝6時過ぎに日本に着いて、成田からはバスを使って帰ったのですが(自走して行っちゃうと、帰りの機内でお酒が飲めないので(笑))、
これが今度は事故渋滞でえっらいことになりまして(笑)、眠ってしまえばよいのに、色々と思い出してしまって、全然寝付けなくて

ようやく帰ってきて、ぷ、をしながらパスタを作って食べて

ようやくお昼前くらいになって眠くなってきましたので「よし、ちょっと2、3時間寝ようかな」と思って、カーテンを閉め切って、ベッドへ



目が覚めたら、


すっかり、夜でした




・・・でも、まだ余韻の中におります



こうなったら、今夜一晩かけて、浸れるだけ、ひたってやろうかと(笑)。



思い出話は、写真なんかも整理しながら、改めて。あの夏の長旅のもありますしねー


ちょっとだけ、ゆっくりしたら、書きます。


ああ、


とにかく、最高だったなぁー



ではー。


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Singapole is very beautiful country!

Beautiful city, Beautiful people...

I like here!

Good bye and thank u very much!

Sooo...


...I just want to stay little bit longerヽ(;▽;)ノ!



---追記。---

だらいらまー( ´ ▽ ` )ノ!

無事に帰国いたしましたー!


ほんとね、おかげさまを持ちまして、素晴らしいツアーの締めくくりになりました。

しんがぽ最高 ー、安全地帯最高ー!

皆さん、本当にどうもありがとうございました。

というわけで、ひとまずは、お礼のご挨拶までにてです(*^_^*)。

ではー。







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さあ、リハーサルも無事に終わりまして、いよいよ、最終ステージ!


まで、まだ二時間…半位(笑)。

8時開演予定

なんですが、

30分位はお客さんの都合で(笑)押すのが一般的だそうです(*^_^*)。

さあさあ!


追記!!!

ほら!

うまくいかないわけがない!

ですよ( ´ ▽ ` )ノ!

最高でした!

やったやったあ!!!!


ありがとうございました!!!




「新加」=「シンガポール」だそうです(^^)。

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皆さま、おはようございましたー。

朝からトンカツ定食食べまして、腹ごしらえはバッチリであります。

では、張り切って行ってまいります!

---追記。---

無事に着きましたよー。

実は中学2年の時家族で来て以来、27年ぶりのしんがぽ。

夕方6時で、32度。湿気の感じが、これぞ赤道直下という感じです。

揚がりました( ´ ▽ ` )ノ !

野外の屋台村でアジアンなご飯を頂きましたが、もう最高。何を食べても、もんのすごく口に合う感じ。

いやっほう( ´ ▽ ` )ノ!

さてさて、あとはお風呂にでもゆっくり使って、冷たーいぷ、でもしちゃったら、

しんがぽ初日、素晴らしい夜になりそうです。

明日が今から楽しみです!

おやすみなさい( ´ ▽ ` )ノ!

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これ、ご存知ですか?

と訊ねたら、おそらく日本人であれば、殆どの皆さんが「かっぱえびせんと、きのこの山」とお答えになるかと思います。

でも、違うんですね

実はこれ、「セウカン」という、韓国で古くからある“韓国固有”のお菓子、そして、「チョコきのこ」という、これまた“韓国由来”のお菓子、

なんだそうです



なので、韓国の方は日本に来て、コンビニでこれらを見つけると、「ん、日本でも韓国のお菓子を売っているんだね」と思うのだそうです。


・・・ほかにも、沢山(笑)。


興味のあられる方は、こちらの記事をお読み下さいませー

http://news.livedoor.com/article/detail/5074541/


面白いですよね。

「まさか、と思って調べてみたら、日本製品は10年以上前に発売されていた!」

といった感じらしく(かっぱえびせんは1955年発売の「かっぱあられ」が元であり、1964年には既に「かっぱえびせん」として発売されています。一方、「セウカン」のパッケージには「SINCE 1971」と、はっきりと)。


ちなみに、これらは先日のコンサートの時に差し入れで頂いたものなのですが、僕はたまたま上の記事を韓国に行く前に読んでいたので、
韓国に到着した日に、「コヒトースト」の隣のミニストップで見つけて、一緒に言った田中さん「これ、知ってますか?」って、このお話をしたところだったんです。

とってもタイムリーなお差し入れ、どうもありがとうございました

先日の焼肉の時、Rちゃんにもプレゼントさせて頂きましたー。


変な話ですが、でも、僕たちにだってもしかしたら。


日本のオリジナルだと思ってたら、実は〇〇〇が発祥だった!


こんなこと、探せばきっと、沢山あるでしょうねえ



・・・あるでしょう


って言っておいて、


今すぐ思いつかないですけど


あれーなんかあったはず(笑)。


えっとえっと、ほら、


お醤油は実は日本でなくて、中国発祥だったとか、


いわゆる焼肉(・・・食べたい(笑))は韓国でなくて、大阪が発祥だとか。


んー、明日早いからか、心配でちょっと頭が回らないなー。




ガラッ(笑)。


いまさらながら、「天使にラブ・ソングを・・・」「天使にラブ・ソングを2」を初めて観ました。



もうね、



ボロ泣き(笑)。



・・・なんで今まで観てなかったんだろう。もう、公開から17~8年も経つというのに。



でそういう映画って、結構あるんですよね



でも、そういう映画が沢山あるって、嬉しいなぁ。まだ観てなくて、観たら感動できるのが、まだまだ、


まだまだまだまだまだ、


沢山あるんだもんねー。


わっほい




さて、明日からシンガポールです。


もうね、本当に、今回の安全ツアーも、いよいよこれがラストとなります。


・・・頑張ってきます


安全地帯の皆さん、・・・玉置さん、矢萩さん、武沢さん、六土さん、田中さん、そして松田さん、素晴らしいミュージシャンの皆さんと一緒に、最高の音楽を届けに行ってきます


最高の2010年のファイナル・コンサートにしてきますよ


まかしといてー


皆さん、応援、どうぞよろしくお願い致します


帰ってきたら、またレポをお届けしますからねー


ではー。


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さて、今日は続きを書きましょう。

ちょっと数が多くてお腹一杯になっちゃうかもですが(笑)、せっかくの安全韓国の旅の思い出ですので、載せときましょう。あまり言葉を書くと文字数制限一杯になっちゃうので、説明は簡単にしますね。

では、ごゆっくりどぞー




昨日のホテルからの夜景のとこ、朝だとこんな感じでした。



ちょっと右側ね。向こうに山が見えました。さあ、ホテルを出発して、会場に向かいます。走りながら、クルマの中から適当にパシャパシャと写真を撮ってみました。では、街並みを見ながらドライブしましょう



こちらにはキリスト教徒が多いそうで、教会が沢山ありました。上の写真にも写ってますねー。



8月に福井で観た映画だー



・・・むう、手がかりなし(笑)。



ミニストップはわかったぞ



「PC」の文字を沢山見ました。韓国は国別インターネット普及率で、日本よりも上なんですね(ちなみに、マックやウインドウズを作っているアメリカは日本より下であります)。



交差点。



市場、かな。



街行く人たち。見た目は、日本人ほとんどかわりませんです。白人の人とかから見たら、まるで一緒でしょうねぇ。



似てるとはいえ、こんな何でもない風景なんですけど、何かがやはり日本と違う気がします。



会場であるヒョンヒ大学に着きました。ちょっとブレちゃってますが、奥の横断幕に、読める文字が



しかも、知ってる顔が(笑)!



立派な学校です。なんか、ローマとかの建物みたいですね。



こちらが、会場であります「平和の殿堂」のようであります。



楽屋は地下一階にありました。



ちょっとだけ見せちゃうよ



ソファーの肘掛けに落書きがありました。なんて書いてあるのかなー。



楽屋前には、現地ファンクラブ「DE.I(であい)」の方々からの花などが。



ロビーには、物凄い量のバッフェ形式のケータリングが。お皿の数も凄い。ちょっとした結婚式並みのおもてなし。・・・でも僕たちは7人だ(笑)。勿論、同行したスタッフさんたちも食べるとはいえ、ほんと勿体無いくらいでした。ちなみに、お昼(11時に出ました)と夕ご飯(3時に出ました)のメニューはまったく同じでしたよ



一番人気は、こちら、お寿司でした。ちなみに韓国の方はマグロは食べないそうです。あと、カニも「手が臭くなるから」とあまり食べられないそうです。



さて、ではいよいよ行ってみましょう、ステーヅへ



ホールロビー。ステンドグラスがあって、厳かな感じです。



扉を開けると、見慣れたセットがどーん。



ホールの天井です。ちょっと未知との遭遇みたい!



とっても広くて横長の客席。もうすぐここが、韓国のファンの方で埋まると思うと、ドキドキします。



リハーサルも無事に終えて、本番前には、辛ラーメンで腹ごしらえ。ってかね、やっぱり楽屋が寒くて、何か暖かいものが食べたかったんですよね



玉置さんが書かれた、挨拶の言葉。香港では中国語で、こちらでもちゃんとハングルを使ってMCをされていましたよ。ほんの少しの言葉でも、やっぱりめちゃくちゃ盛り上がります


そして、ステージは素晴らしく盛り上がりまして、僕たちも大感動の、最高の韓国公演となりました




時刻は7時49分。クルマに乗り込んで、会場を後にします。ヒョンヒ大学、韓国の皆さん、ありがとうでした。



で、ものすごい渋滞(笑)。ファンの方がほとんど進めないクルマに沢山駆け寄ってきてました。



ようやく渋滞を抜けたのは会場を出て、3~40分くらいしてからでした。一路、ご飯へ、プルコギへ(笑)。

で、皆、お腹ペコペコで、物凄く慌しく食べたものですから(プルコギ、美味しかったー!)、写真がなく



お腹がパンパンになったので、メンバー、スタッフ数人の有志と、ホテルまで歩いて帰ることにしました。すぐかと思ったら、右奥に見えるNソウルタワーの向こうまで、30分ほどの、結構な山登りになりました



お、マジンガーZ!?・・・いや、身体は8割がた似てましたが、顔が全然違いました。ちょっと不明なロボットでしたねー。いわゆる、“パチもの”だー(笑)。



あちらでは今、日本の居酒屋がブームなのだと聞きました



ビルの谷間に、ちょっと懐かしいような風景がありました。

そして、二日目の夜も更け・・・。



あっという間に、帰る朝。大きな川を渡ります。ビルが沢山ですねー。



高速を走り、



このあたりはもう、空港の側。沢山の人がいるんだなぁ、と、当たり前のことながら。



空港。



食う港(笑)。



キムチチゲ定食と冷麺とチヂミを頼んで、有志でちょっとづつ摘みました。このチゲの辛いのなんのって。一口で、頭のてっぺんがチリチリしましたよ(笑)。



ではでは、さようなら、韓国。次の機会には絶対に、

・・・焼肉食べるぞー(笑)。


ではー。

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羽田から飛べて、飛行時間も、なんとわずか2時間

大体、北海道や九州で1時間半ほどですから、それにちょっと何か(←なんだ)が生えた程度。

国内旅行であります、沖縄へのフライトよりも約30分ほど短いのです。

機内では食事が出たり、映画やビデオ、ゲームなどが楽しめたり、国際線ということでアルコールが無料で頂けたり(これが嬉しい(笑)。・・・注:有料、無料は航空会社によるようですが、今回利用したANAは無料でした)、

そんなホスピタリティも考えると、むしろちょっと短すぎるくらい(殆どの映画が一本観終われない)、あっという間に着いてしまいます。

色々と国内を周ったあとだけに余計、お隣の国とは、本当に距離的には近いのだなー、と今回、改めて思いました。


では、ちょっとだけ、ご一緒に




テレビのニュースなどでやっておりましたが、話題の新羽田国際空港のオープンまであと5日、というところでの出発でした。残念ー

それでも、成田などと同じく、二時間前には集合、手続きとなります。レストランかカフェで一杯・・・したいところですが、座って寛げるお店が一つも無いのですよー。

あと5日違えば、すんごい新空港を真っ先に満喫できたかと思うと、ほんと、ざざざ、残念(←美味しいレストランとかで、色々食べ損ねたことが悔しい(笑))。




眼下に広がる雲海から、富士山が顔を覗かせて見送ってくれました




では、もう一枚。

美しいったら、ありゃしません


トップの写真を経由して、やがて、日が暮れまして。食事をぷ、と一緒に頂きながら、座席に備え付けられたモニターで、





ガチョーン(笑)。

じゃなくて(笑)、「ベストヒットUSA」の「タイム・マシーン」のコーナーの特集を。

僕は、この番組で洋楽に目覚め、そして育ててもらったと、今でも本当に思っています。

毎週土曜日に録画しては、次の土曜日まで、学校から帰ると、毎日繰り返し、繰り返し観てました

僕が見た、最初の放送の時の一位はスティクスの「ミスター・ロボット」、そして、二位がマイケル・ジャクソンの・・・「ビリー・ジーン」だったか、「ビート・イット」だったか・・・でも、80’sロックが花開かんとしていた、まさにあの時でした。


そして、ほどなく、到着。




僕にとって、手がかりのまるでない世界へ。ほんの2時間で、完全に異国に来たことがわかりますね。

もう本当に、何が書いてあるんだか、想像すらつかないという・・・。





どーでしょう?



これ、答えは、




こうなのです。たったこれだけのことが、まるでわからない。うーむ




もう、空港の中から、ものすごい渋滞。

市内まで、空いていればおそらく2~30分程度のところが、1時間半近くかかりました

でも、僕にとって珍しく、興味深い街並みを見ながらだったので、全然退屈はしませんでしたよ




例えば、こんな感じ。えっと、何屋さんなんだろか・・・

あ、一番手前は、あちらの民族衣装“チマチョゴリ”の生地屋さんのようでした。日本で言えば、呉服屋さん、なのでしょうか。


夜なので、ブレブレの写真を連発しつつ、ようやく夜ご飯のお店へ到着。




ぷはー。CASSビール、美味しかったです

やがて、二種類のチヂミがテーブルに。

奥の白いのはモチモチした感じで、具は無くて、でも表面がカリっと香ばしい、お餅みたいな感じ。

手前のは、ニラとタコの足が入ってて、いわゆる「韓国風お好み焼」のイメージよりは、揚げてある感じに近くて、どちらかと言えば「韓国風かき揚げ」という食感でした。これはどちらもとっても美味しかったです。





この後に出てきた左奥にチラッと写ってるのが豚肉を焼いたもの(これは、ひとまず美味しかった)、

そして、まあ、問題は・・・ということでもないのですが(笑)、このビビンバ。

いわゆる僕たちが日本で慣れ親しんでいる具材は、たぶん「燃やしのナムル」と、あとは手前の「ぜんまい」くらいで、

あとは・・・うーんと、しいたけは分ったんですけど、あとは、得体の知れない野菜でして。

僕、得体の知れないものには、ちょっと、こう、何と言いますか、腰が引けてしまうといいますか(笑)。

いえ、勿論食べてみましたよ。手前の麦飯に、これ、具材を全部入れてね、ごま油とコチジャンを入れてね。

あと、奥の土鍋に入った、これまた物凄いスープ(僕に限らず全員、これには「ううっ」と匂いを嗅いでノックアウト(笑))、も少し入れて(←現地の通訳の方が「そうしたらウマい」、と仰ったので)。

まず、この野菜がですね。

えー、食べても食べても、どうしても薬草っぽい・・・といいますか、いえ、通訳の方とか、安全スタッフで韓国出身のAくんなどは、「ウマい」ってバクバク食べてましたから、勿論、単に食習慣の違いなんでしょうけれども、どうにも、僕には飲み込みづらくてー

結局、あまり食べられずに、こちらのお店を後にすることになったのです。なんか、とーーーーっても、残念だったなー





「コヒ トースト free」のお店の横のミニストップで、飲み物と、カップの辛ラーメン(夜中にお腹が空いた時用)を買ってホテルの部屋に





まあ、一応いつも飲んでるのにしたんですけど、やっぱり表記が不思議。しばらく解読を試しみましたが、叶わぬ夢に終わりました

テレビでは日本のNHK BS1とBS2が放送されておりまして、あと、一般的なCBSやCNNなどもあり、とりあえずテレビを観ながら一杯やっておりました。

普段はまったく聞き取れない英語のニュースが、それでも「何の事を話題にしてるのか」がうっすらでも分るというのは凄いな、と思いました。

ちゃんと勉強したり、しばらく滞在していれば韓国のテレビも少しは分るようになるのだとは思いますが、どこから手を着けたらよいのか、本当にツルツルとしたガラスの岩肌を登るような気持ちがいたしました。





・・・そうだ。


先程のレストランで、テーブルにおしぼりが、置かれておりました。


普通に手にとって、手を拭こうとしたのですが、


手にした皆が「・・・」と一瞬、見入ってしまったのです。





ここは、まったく普通のレストラン。目の前にはソウルのシンボルでもあり、若者(主にカップル)で賑わう「Nソウルタワー」。

日本で言えば東京タワーとか、京都タワーとか、そういう人気スポットの目の前のレストラン。

僕が、ここで政治的なことについてどうこう言うのはやめておきますが、一枚の写真として、現実として、ここに残しておこうと思います。




ホテルの窓から。


・・・さあ、今日のところは、そろそろ寝ましょうか。


明日は大切なコンサートですからね





・・・ん?



ス、ステッパー






・・・んー。






・・・今日はいいかな(笑)。




では、続きはまた、明日。おやすみなさーい



ではー。

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何気ないことが、なにげないものが、とっても嬉しかったりします。

今日、僕の師匠であります厚見さんから夕方、お電話を頂きました。

「おばあちゃんのこと、残念だったね。ご愁傷様です」

と。そして、

「よかったら、今夜・・・」




「焼肉、食べにいかない?」



って


エージさんも来てくれて、

厚見さんの娘さんのRちゃんは、

箸置きを作ってくれたり、

面白い似顔絵やイラストを描いてくれたり、

ご自慢の携帯カメラ で写真を撮ってくれたりと、


なんだか、

ワイワイと賑やかな夜になりまして、

とても、楽しかったです


皆のなかで、一番良く食べるRちゃんに負けじと(←小学生の女の子にムキになる41歳・・・痛い(笑))、



僕もたーくさん食べました




焼肉を、これでもかというほど食べたあとに、

辛ーいユッケジャンクッパで〆るのが僕の最高の焼肉の食べ方なのです。


むふ。


ってか、いつもその食べ方しかできない、というか、要するに保守的というか(笑)。



そうそう、実は今回の安全韓国の旅では、


いわゆる“誰もが期待するような焼肉”って、食べてないんです


なので、今日はその遂げられなかった焼肉への想いをひとたけに(笑)。



いやあ、お腹いっっぱいです。まだ、喉の真ん中ら辺までお肉が(笑)。


箸置きも、ちゃんと持って帰ってきましたよ


皆様からの暖かいメッセージも、ちゃんと、ずっと大切に心に仕舞っておきますね


優しいお心遣い、本当に、ありがとうございました。


ではー。

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