テンキンの良いこんな日こそ、と思い立ってテンキンのラーメンを作りました。
お店のようには行きませんが、でもやっぱり美味しいもので、ご飯も一杯、きっちり頂けました。
旭川ラーメンには、本当にご飯が良く合います。
腹ごしらえもしっかり。
さて、そんなわけで、今日から、いよいよT京音大の授業が開始となりました。
またもや、トップページFacebook内に写真が。僕が小刻みに揺れていたので、紗がかかっていますが(笑)。
今日、水曜日は、ポピュラーインストゥルメンツコースの先生方の授業がある日でして・・・。
尊敬するCASIOPEAのギタリスト、野呂先生、ベーシスト、鳴瀬先生(お二人とも教授先生であられますね)とも事務室でお会いいたしまして、ご挨拶をさせて頂きました。
なんと申しますか・・・高校生の頃、ロック系のバンドと並んで、ひそかに好きだったCASIOPEA。
フュージョンというジャンルの、日本での草分けであり、世界的にも凄い人気を誇る、素晴らしいバンドです。
ずいぶん、アルバム買いましたねー。
バンド活動の方では、本当にロックやポップスばかりで、CASIOPEAのコピーをしていたわけではなく(難しいですしね)、
聴く専門だったのですが、それでも、ずいぶん聴きましたよー。YMOと並んで、インスト(歌が無いバンド)では一番好きなバンドの一つでした。
好きな曲は沢山ありますが、1985年の「HALLE」というアルバムに入っている「Freesia」という曲が、なんだかとっても思い出深いです。
奈良、京都への修学旅行に持っていったアルバムののうちの一本が、この「HALLE」だったのですが、どういうわけか、
当時の僕の目に入ってきた京都の風景に、高校の仲間との最後の旅行、というのもあったのだと思いますが、切ない曲調のこの曲が、
どういうわけか、自分の中で、とても合って(はまって)しまって、・・・歩きながら、何度も何度も、繰り返し”テープを巻き戻して(笑)”聞いた覚えがあります。
その後、ベーシストが鳴瀬さんに替わってから、新宿厚生年金会館にライブを観に行ったこともありました。
鳴瀬さんは、我が師匠、厚見さんとも親交が深いです。
また、CASIOPEAにその後、一時ドラムスで加入していた熊谷憲明くんは、良く遊んだ友達なのです(実は演奏では一度も・・・飲んだりばっかりの友達なのです(笑)。
ともあれ、こんな古くから憧れていた方達に、「本年度から客員准教授で来られた川村ケン先生です」なんて紹介されて、「あ、どうぞよろしく」なんて。
・・・どうしていいかわからず、困っちゃいましたよ。「どうぞよろしくお願いいたします」なんて頭を下げながらも、
心の中では「うわー、ほ、本物だー」でしたから(笑)。
ドラムスの市原先生とは、昨年の忘年会でお会いして、二軒、お酒をご一緒させて頂きました。
プロフィールとか経歴とか拝見しますと、凄すぎて、くらくらします。すごく優しい方です。
キーボードの宮城純子先生とは、実は22年ほどまえに、お会いしておりまして・・・。
宮城先生と厚見さんは、ツインキーボードでライブをやられたことがあったのです。
その時僕は、まだ大学生で、厚見さんのローディ(楽器を運んだり、楽器のセッティングをしたり)をやらせて頂いていたのですが、
そのライブも、リハーサルからお手伝いをさせて頂いて、宮城先生とも、その時にお会いさせて頂いていた、というわけなんです。
厚見さんが「川村くん、ちょっと僕、外で出音をチェックしたいから、オルガン弾いて」なんて言われて、「はいっ」って、ステージに上がって僕が厚見さんのセットのキーボードを弾いたりすることがあったのですが、
あの日、厚見さんと宮城さん、客席で僕が弾くのを並んで立って聴いておられましてね。・・・ニヤニヤと(←僕にはそう見えたのです(笑))。
その後、ステージから降りて「どうですか?」と伺いに行きますと、宮城さんが「あなた、厚見くんのこと大好きなのね。プレイがそっくりよ(笑)」とニコニコと笑って仰って下さったのです。
あの時、・・・内心、とってもとってもとっても、嬉しかったんです。
まだこのお話は宮城先生にはできておりませんが、
「実は昔・・・お会いしてるんです」ということは、お伝えしました。
またこれから、お話しできる機会もあると思いますのでね。
というわけで、ついつい思い出話なぞをしてしまいましたが、
このような素晴らしい先生方と、同じ学校で教壇に立つことになったわけです。
身を引き締めて、しかし、一杯食べて(笑)、がんがってまいりたいと思います。
そして明日は、S足学園音楽大学でのレッスンと授業であります。
水曜&木曜は、とっても楽しいですが、忙しくなりそうですなあ。
ではー。