オルガンと言えば、
昔、教室にあった足踏みオルガン、
教会にある空気を使ったパイプオルガン、
・・・遡って、もっともっと古くは水(圧)オルガン、
それから電子を使った現代のヴァーチャルオルガンなど、
沢山の発音方式のオルガンがありますが、やはり、一世を風靡したハモンドサウンドの発音方式であります
トーンホイール式のハモンドオルガンはやっぱり音が良いのです。
実はこれ、ギターの発音方式にも近いのですね。
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ハモンドオルガンの音色は91組の「トーンホイール」とコイルによって生じています。
「トーンホイール」は金属の歯車で、ホイールが回転することにより磁界が発生しコイルとの電磁誘導によって正弦波が生じます。
これをプリアンプで増幅して、ハモンドサウンドが作られるのです。
機械的な要素の多い「トーンホイール」を用いたハモンドオルガンは、そのため、アナログオルガンとも言われ、人の五感を刺激し続けています。
(ハモンド鈴木HPより)
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僕のアクリル改造のハモンド”海月”、下記、その制作過程をご覧頂いてもわかると思いますので、よろしかったら、長いですので(笑)、写真だけでも。
Ken Kawamura's Hammond C3 Mod “海月”[ 第 V 章 Mask of Flesh ]
お分かり抱けますように、
ハモンドオルガンは、電子楽器(エレクトロニック)ではなく、あくまでも、電気楽器(エレクトリック)なのです。
ですので、一部ボリューム関係の機構部分(これは現代のカスタムパーツです)以外には、いわゆるコンピューターの基盤のようなものはございません。
ちなみに本来でしたら、本体のアンプも真空管アンプです。
これがまた、めっちゃ重たいんですけどね。
海月に関しましては、この形に改造するにあたり、どうしてもこの真空管型のアンプは搭載できず、
トランジスタ方式のアンプを採用しています。
ですので、完全なるヴィンテージそのままではないのですが・・・、
でも、やっぱり発音方式の違いが一番大きいと思うのですよね。
どう頑張っても、今、現行で発売されているようなヴァーチャルな音源を搭載したコンボオルガンでは、この音は出ないのです。
金属で出きた歯車=トーンホイールが、電気モーターの力で物理的にぐるぐる回って、一音一音発音させているというのが、大きいのですよ。
なんとも魅力的な楽器なのでございます。
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松本さんのお気持ちをしっかり受け取って、
稲葉さん、最高のメンバーの皆さん、スタッフさん達と、
全力で、全身全霊で、心を込めて、
最高のUNITE#02にします。
どうぞよろしくお願い致します。
ではー。
万全の体制でUNITE#2に備えてくださいね。
私が海月の生音を初めて聴けたのが、3年前の6月11日でした。
ライブの映像では拝見していたのですが、生音のとてつもない美しさと強さに脳が揺れたのを覚えています😹
プラグインやXkなどももちろんいい音だ~!となるのですが、トーンホイール式のハモンドオルガンからはやはり圧倒的なパワーを感じます。
ケンさんが弾く海月の音が何よりも大好きです😸
全身全霊で受け取って、全力で楽しみたいと思います。
最高のUNITE#02にしましょう☺️🙌🏻
ではー。