函館から札幌までは、電車で三時間ちょっと。
比較的乗りなれている新幹線の三時間と違って、
こいゆるローカル特急は、・・・揺れるんですよね。
勿論、そこがまた風情があってよいのですが、
慣れてない僕なぞは、知らずしらずのうちに、けっこう身体に力が入ってるのか、
ちょっと思わぬところが疲れていたりするのです。
勿論、単なるトシかもしれませんケンども(笑)。
さて、そんなこんなで札幌に到着。
荷物はT女史にホテルに預けてもらうようにお願いして、
僕は札幌駅から地下鉄に乗り、小さな友だちのいる街へ直行したのでした。
すでに、学校から帰ってきていたK太郎くん。
会うたびに大きくなってね、お〇さんは嬉しいよ。
(毎度のことですが、是非、〇には“兄”、と入れるようにお願いします。クセにするのが大事(笑)。)
すぐに、普段の練習の様子を見せてもらって、それから、Mちゃんのご飯が出来上がるまで、二人でセッション。
これまた、どんどん成長しててね、
最初はグランドで二人で連弾してみたんですけど、
僕の出した音に反応する速度は上がってるし、何よりも流れの先を読む力が、すっごくついてて、
その後、僕がグランドピアノ、K太郎くんがデジタルピアノで、完全にセッション。
僕が適当に弾きだしたコードに、音を聞いてちゃんと付いて来るんですよ。
色々やったんですけど、覚えてるので、
コード的には、確か・・・F△7(11)とC△7(9)みたいのの繰り返しから、時たまマイナーの平行調に転調したりしたのがあったんですけど、
コードの変わり目は勿論、マイナーに転調したときに、そこで、ちゃんと反応して、弾く音(勿論、咄嗟に、一生懸命に選んで弾いていたんだと思います)を変えてくるんですよ。
ちゃんと、コードに合うよう(K太郎くんはまだコードの知識は全然無いです)に。
正直、これは学生でもなかなかできなかったりもする・・・というか、「間違いたくない」と先に思っちゃうのか、
「できませんー」な感じになってしまう子も多くて、それに比べたら、
ガンガン攻めてくる感じが楽しくて、・・・というか、楽しんで弾いているのが伝わってきて、
僕もついつい本気になってしまいました。
・・・汗かいたです。
ということで、
カンパーイ、お疲れー、イエーイ(笑)!
こちら、撮影はMちゃん。デジカメで撮ってくれてました。
そして、鱈腹ご飯を頂いてね、
で、
ブルーズを教えちゃったり。
クラシック勉強してるのに・・・、でも、いいよね(笑)。
でも、楽しそうに弾いてくれてたんですよー。
きっと次に会った時には、ブルーズセッションもできちゃうのではないかなー。
こちらもMちゃん撮影。撮られてるの知らなかった(笑)。
これは僕のiPhoneで、入れているピアノのアプリなんですが、
正直、K太郎くんの方が、あっという間に使いこなした感があります(笑)。
僕なんて、時々、ピンピーンって、音の確認に使うくらいなのに、
触って1分くらいで、「そうか」と言い、ちゃんと“弾いて”しまっていた、という。
・・・子どもってすごー、です。
手もどんどん大きくなってきてますよ。
なんでクッキー持ってるんだろう(笑)。
「手の大きさ、比べよう」
って言っただけだったんだけどなー。
子どもって・・・面白れー、です(笑)。
ちなみに、画面のアプリはこれは似てるけどさっきのと違う、
ハモンドオルガンのシミュレーターなんですが、函館~札幌間の電車の中でつい購入しちゃったものなんですが、結構いい音するんですよ。
これまた、K太郎くんの方が先に弾きこなしてました。
そして、音楽談義もひとしきり終わり、
後は、
将棋して遊んできました。
K太郎くん、最近、覚えたのだとか。
僕はほら、やっぱり子どものころも人並みにはやりましたが、
柑橘系二人組のツアー中、本当にこれでもか、いうほどやりましたからね、
本も何十冊も読んで。
・・・もう全部、すっかり忘れちゃいましたが(笑)、
でも、ようやく駒の動かし方をマスターしたK太郎くんくらいなら・・・
ということで、こちらは、3戦全勝、のちに、飛車角落としでも、(どーにか)勝てて、
・・・ようやく、お〇さんの面目躍如、だったのでは(笑)。
ピアノはもう、冗談抜きで、すでに背中にぴったり着かれている感じがするんですが、
この分なら、将棋は、もうちょっと大丈夫かな。
いやまてよ、将棋って、子どもの方が強いんだよね。
ちょっと研究されたら、もう勝てないかも。
頭、柔軟だし、記憶力もバンバン上がってくる頃だし、
一方、こちとら、もう衰える一方だっていうじゃないです。
困ったなー(笑)。
ともあれ、また会える日が楽しみです。
お互い、元気でいようねー。
Mちゃん、おいしいご飯をご馳走さまでしたー。
・・・ま、K太郎くんは元気だわな。
気をつけなきゃいけないのは、こっちですねー(笑)。
ではー。