ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




ほどよく晴れた空に、一応まだ5月だというのに、季節感先取りの入道雲。いやー、いいですなー、となんとなーくパシャ

でも、次に見上げた時には、重たい雲で覆われてしまっていました。おお、なんだ。突然暗くなってるではないか、とパシャ

二枚の写真は同じ場所から、同じ空を、同じ大きさで撮ったものです。この間、ほんの一時間ほどでした。間もなく雷が盛大に鳴って、よく言う「バケツをひっくり返したような」どしゃ降りの雨になりました。

しかし空って、こうしてずっと動いているんですね。って、当たり前ですよね(笑)。

天気予報は「今日は○○」「明日は△△」と毎日教えてくれますが、空は何も必ず一日単位で変化するものでもなし。もっとおおきなスパンで動いてて、逆に、刻一刻と、常にその模様を変えているんですね。

ぼんやりと、ずっと空を眺め続ける事なんてなかなか無いですけれど、きっと僕なんかが思ってる以上に色んな空模様があるんでしょうね。面白いやつだなー、空

よく晴れた朝があります。そのまま午後も良いお天気で、結局一日中晴れ。夜には星が良く見えて、「これなら、また明日も晴れかな」って思ったり。雲ひとつ無いような、抜けるような気持ちの良いお天気というのは、空ばかりでなく、多くの人にとって気持ちも一緒に明るくしてくれるものなのではないでしょうか。

かと言えば、一日中雨の日もありますね。ずーんと重い雲を垂らしたまま、いつまでーもどんよりとしたままの空。日が暮れたら、星どころか、月がどこにあるのかすら分からないような、暗い夜。なんだか体ばかりか、気分までも少し重たく感じるような日も。楽しい用事があったりしたら、「せっかくなのになぁ。晴れてくれたらいいのにな。」なんて勝手なことを思ったりします。

また、今日みたいに、さっきまで晴れていたと思ったら、あらら・・・なんて日も。もっともっとコロコロと変わる、「なんじゃこりゃ。」なお天気の日もありますね。

なんか、ふと思ったんですけど、人の心に似てませんか?人の心模様も、必ずしも一日単位というわけでもなく、それぞれのスパンで大きく変化していて、そしてさらに刻々と変わっていて(目には見えないけど)、そして周りの人にも、少なからず影響を及ぼしちゃうところなんか。

でも、だからと言ってね、ほんとお天気と一緒で、ずっと晴れてる空ってのは不自然ですしね。雨は少々降って当たり前。むしろ蒸発ばっかりして降らないはのもっと不自然。大丈夫、上がらない雨というのは無いんですから(笑)。そもそも空には、少し雲があるくらいが普通ですからね。むしろ適度に雲があるからこそ、あんなにも夕焼けはキレイに空に映えるんだし

・・・なぁんて事書くと、「をいをい、何かあったか?」なんて余計なご心配をかけそうでアレなんですけど、全然何もないですよ。ただ写真見てて、なんかぼんやりそんなこと考えただけですから。想像は自由、そしてタダ(笑)。なんて素敵な趣味でしょう。あ、こんな趣味のサークルでも作ったりしてね。毎週集まって、みんなそれぞれ、だた黙ってじーっと想像するの。で、黙って帰るの(笑)。なんてね、あはは

あー、お腹減った(←・・・ときにこれ、いつ使う絵文字なんでしょかね。なんか増えてたけど(笑))。

ではー。



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道を訊かれる。

祖母が生前、いわゆる「角のタバコ屋」をやっていたこともあり、僕も子供の頃に店番を手伝っている時などには、祖母の真似をして、「はいはい、それならあっち行って、こっち行って、グッ。」と、それなりにお答えしておりました。

・・・が。

大人になるにつれ、残念なことに、僕は自分が方向音痴なんだと気付きました。しかも、拍手を頂きたいくらい重症の。こちら、と思えば逆方向。じゃ、思った方と逆に行ってみれば。でも、それはやっぱり、逆方向。

何年か前、用事でちょっと郊外へ出た時のことです。ホームで帰りの東京方面行きの電車を待っていました。

すると、ひとりのおじいさんに、「あのぅ、私、横浜へ行きたいんですけど、こちら側の電車に乗ればいいですかね?」と、訊かれました。僕はその路線を使うのはその時が初めてだったのですが、まぁ、その位はね。

「はいはい。あ、でもこちら側は東京へ向かう電車なんで、横浜方面でしたら、反対側ですよ。」と教えてあげると、おじいさんは「あ、そうでしたか。こりゃあ、どうも。」と丁寧にお辞儀をして、ホームの反対側へ。そしてほどなく、東京方面行きの電車がホームに入って来ましたので、僕はそれに乗り込み、もう一度なんとなくおじいさんを見ると、あちらも振り返ってもう一度頭をちょこん、と下げてくれました。ぼくも頭を下げて、発車オーライ、出発進行 。「小さな親切できたなー。」

・・・まぁね。もう結末は見えてると思うんですが(笑)。

ドアが閉まり、電車が動き出すと、ほどなく車内アナウンスが「毎度ご乗車ありがとうございます。えー、この電車はー、横浜方面行き、急行列車でございます。」と、僕の小さな親切は、確実に大きなお世話、いや迷惑、詐欺、騙し行為であったことを告げます。

「・・・(は、はうぅ。よ、よこはまほうめん)」

・・・あとはただひたすら、あのおじいさんが乗る前に気付いてくれたことを祈るばかりです。いや、今でも、祈ってます。少なくとも、急行を一本逃させてしまったことは確かなのですが、せめてあれが最終電車じゃなくて、良かった(良くはないけど)。ほんと、ごめんなさい。以来、道を教えるときは、慎重にしてます、えぇ、極力

昨日、おばあさんと分かれた後、僕はやっぱり道に迷いました(笑)。ただね、別に目的地を設定して歩いていたわけではないので、「別に迷ってもいいや。最終的に誰かに訊けば。いきなり名古屋に出るはずもなし。」と思っていたので、もーまんたい。

気が付くと、さっきまでの畑の風景から、小さな町工場の立ち並ぶ町へ出てました。ガチャコンー、ガチャコンー、と何を造ってるんだかわかりませんが、機械の音があちこちから。こういう場所も生活感があって、いいものです

しかし、そろそろクルマを引き取りにいかなきゃだし、と、とある小さな工場でお仕事をしていたおじさんに、「あのー、すいません。ちょっと道をお訪ねしますが、○○通りの××って信号のところへ出たいんですけど、どっち方面でしょうか?」と訊ねました。すると、

「○○通り?うーん、××信号ね、そりゃ△△町のあたりかい?」

「いやー、すいません。僕、この辺りの地名は全然わからないんですよ。でも、そばにラーメン屋さんと松屋がありました(←僕の記憶対象はこんなもん)。」

「んー、・・・それだけじゃちょっと私もわかんないな。でも・・・××信号だよねぇ。」

「はいー。」

「うーん、じゃやっぱり、△△町の辺りだなぁ。・・・よし、じゃあ、その先に信号が見えるでしょ。あれを、シダリへ行って。で、それからあとはずーっとまっつぐ行ってみな。その辺りまで行ってわかんなかったら、またそこで誰かつかまえて訊いてみな。」大きな身振りを交えて、おじさんは教えてくれました。

「ありがとうございます。行ってみます。」と、お礼を言うと「いやいや。でも、そこまででいい?大丈夫?ごめんね。わかるかなー。そこ、シダリ、あとはまっつぐね。」「いえいえ。十分です。通りにさえ出られれば、あとは大丈夫ですから。」とお礼を言って、僕は教えてもらった信号を「シダリ」へ曲がりました。あとは「まっつぐ」でしたね(笑)。

「シダリ」「まっつぐ」・・・かぁ。あの人は、江戸っ子なのかな、なんて考えながら教えてもらった道を歩いていると、遠く後ろの方から声がします。振り返ると、さっきのおじさんが大声で叫びながら、走ってくるのが見えました。

「おぅーーーいっ!ねぇっ!ちょっとあんたっ!」

何事?何か落としたかな?と思っていると、おじさん、

「ちょっとちょっと。あんたの行きたいトコのそばに、マクドナルドが無かったかい?」

少し息を切らせながら、おじさんはそう言いました。マクドナルド・・・(・・・マルクナルゾ)。「・・・。あー!はい!ありました。マクドナルド!大きなのが(笑)。」

「あぁ良かった(笑)!よし、合ってる。じゃあ後はこのまま、ずーっとまっつぐいけばいいよ。じゃあね!」

 

・・・。

僕が最初に道を訊いたとき、おじさん、確か軍手を外しながら答えてくれてた。そして、いま走ってきたおじさんは、軍手をしていた。

ほんの2~3分の間。でも、あの後、一旦、仕事に戻ったんだ。そして・・・。

道を訊かれただけの見ず知らずの僕のために、わざわざ仕事を放って、走って、大きな声まで出して、呼び止めてくれたんだ

・・・教えた道が正しいか、確かめるために。

 

ああいう人を、親切な人というのだ。僕は、道端で大声で知らない人を呼んだことは、たぶん無い。ああいうことがサラッと出来る人に、僕もなりたい。走って仕事に戻るおじさんの後姿を見送りながら、そう思いました。うん、よし。じゃ僕もその時のためにも、

 

・・・とりあえず、この方向音痴は何とかしとかなきゃなー。もう何ともならんかなー(笑)。

ありがとうございました。お蔭様で、無事に辿り着きました

ではー。



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午後、予約してあった、クルマの定期点検に行きました。

「1時間半ほどかかりますので、どうぞ、お掛けになってお待ち下さい。」と言われたのですが、「いや、じゃあちょっとその辺り、ぶらぶらしてます。」と、外へ出ました。昨夜はあまりよく眠れなかったので、少し外の空気にあたりたかったんです。

一度も歩いたことの無い場所。10分も通りから奥へ入ると、その辺りはとっても静かでした。

まだ畑や古い家々が沢山残っていて、土と緑の匂いがします。遠くからは賑やかなスズメの声に混じって、ウグイスの声まで。で、僕も一緒に口笛吹いてみたりしちゃったりして。周りに人なんて全然居ないから、恥ずかしくもなく(笑)。こうなるとまるで、ちょっと小旅行にでも出てきた気分さえします。クルマがあると便利だけど、歩くって、やっぱりいいもんです

一人のおばあさんが、家の周りの鉢植えに、丹念にお水をやっていました。

僕が「こんにちは。キレイに咲いてますね。」と声をかけると、「こんにちは。でもね、困ってるのよ、私、すぐ色々買いすぎちゃって。あはは。」と笑ってくれました。まぁ、僕にはとても困ってるようには見えませんでしたけどね。好きだから、つい次から次へと沢山買っちゃうってお気持ち、僕も心当たりがありますから(笑)。

「じゃ、どうも」と家へ入ろうとしたおばあさんの後ろ姿に、「あのー、写真、撮ってもかまいませんか?」と訊きました。すると、「えっ?写真撮るの?花の?えぇ、どうぞ、ぞうぞ。」と、引き返してきてくれました。

そして、シャッターを押す僕の横で、「これ、何てお花ですか?」「あぁ、それは○○よ。色んな色があるのよね。」って、ひとつずつ丁寧に答えてくれました。・・・す、すみません。僕、絶対に次からメモ帳を持って歩きます

「あ、そこにあるのは、オオテマリ。うん、そう。大手マリ。これはね、良く増えるのよ。サシギデね。」「え?サシギデ、ですか。」「そう、差し木で、ね(笑)。」と、色々お話してくれました。

10分程お邪魔してたでしょうか。僕が「では、そろそろ失礼します。ありがとうございました。」と去ろうとすると、おばあさん、ゆっくりと、

「はい。ありがとう。」

って。

「(今、ありがとうって言われたよ・・・。)あ、いえいえ、こちらこそ、本当にありがとうごにゃいました。失礼します。」

こんな風に写真撮らせてもらって、まさか「ありがとう。」って言われるとは思ってもみませんでしたので、少しドギマギしちゃいました。「はいはい。じゃ。」とか、「どうもね。」くらいが、普通かと思っていたので。でもね、思わず頬と心がホッコリと緩みましたよ。

犬も歩けば何とやら(ケンだけに(笑))。自分の足で歩いてみると、イイことありますね

でも、クルマもオイルやらフィルターやらジャブジャブ交換してもらって、なんかスッキリした感じ。夏に向けて、いい感じ

写真は、「ゼラニウム」ってお花です。

おばあさんの。

ではー。



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せっかく遊びにきてもらったのに、すみません。今日はちょっとね、明るいお話ではないんですが、お付き合いいただけますでしょうか。

「ピアノって、弾けたら楽しそうだなー、とは思うんだけど。なんだかやっぱり難しそうで。」

こんな言葉、良く耳にするんです。好きな曲を弾いてみたい、そして弾きながら歌えたりしたらな、って。僕は毎回、

「出来るよ。ピアノはギターや管楽器と違って、『ネコが踏んでも音が出る』楽器だからね。」

そう答えて、「じゃあ、ちょっと簡単なの教えてあげるよ。」と言って、ピアノの前に座ってもらいます。

「まず、指でピースサインを作ってみて。はい、そう。で、白い鍵盤は、ドレミファソラシドって並んでるんだけど、じゃ、そのピースサインを作った二本の指で、この真ん中の『ド』と『ミ』の二つの鍵盤を同時に押してみて。」

まったく楽器をやらない方でも、これらいは、すぐにわかっていただけます。

「そしたら、ピースサインの指の形のまま、白い鍵盤だけを、それぞれいっこずつ左へ(音の低いほうへ)、ゆっくり下がっていってみて。」

ここで一瞬手こずる方もいますが、一度目の前で弾いて見せてあげれば「あぁ、それくらいなら。」と、すぐにできるようになります。指を横にずらしていけばいいだけですから。

順番に7つ下がったところで、一旦ストップ。そして、4番目に押さえた2つの所に戻ります。

順番に、1(『ド』と『ミ』)、2(『シ』と『レ』)3(『ラ』と『ド』)、4(『ソ』と『シ』)、5(『ファ』と『ラ』)、6(『ミ』と『ソ』)、7(『レ』と『ファ』)、そして4(『ソ』と『シ』)に戻ります。そしてまた1から、繰り返すだけ。

なんかこう字で書くとちょっと難しそうですが、鍵盤が見えてたら、なんてことはありません。小さな子供でもすぐに出来ると思います。

そして、ゆっくりでも弾けるようになったら、僕はこう言います。「あのね、それでもう、あなたの知ってる曲を弾いてるんだよ」。

そう言うと皆んな「えー?そうなの?」って言いますが、僕がそのピアノに合わせて、ある曲のサビを歌ってみせますと、「あ!ホントだ!すごいすごい!」と言って、「その曲」の歌詞を歌いながら、嬉しそうに何度も弾いてくれます。

それから「このコード進行はね、『カノン進行』って言うんだよ。300年も前のバロック音楽の『カノン』って曲で使われて有名になったんだけど、今でもみんな大好きで使うんだ。日本だけでも、何千曲も、もしかしたら何万曲も、これで作られててね。例えば、他に有名なヒット曲では・・・」と、「簡単なんちゃって講座」は続きます。本筋からそれるので、今日はここで割愛しますが。

ほんのきっかけですが、きっかけがあるのと無いのとでは、雲泥の差ですから、こうして「初めてピアノ弾きながら歌えた!」という思いは、ずっと残ると思うんです。「楽器が出来るとさらに楽しいじゃん。簡単じゃん。よし、じゃもう少し色々やってみよう。」って思ってもらえたら、僕もとっても嬉しいですからね。

今まで、初めてのピアノに合わせて僕が歌ってみせたときに、「なに?その曲?知らない。」って言った人は一人もいませんでした。皆、間違いなく、一緒になって歌詞を口ずさみました。

「ピアノを弾いてみたい」と言った人に、今までずっと僕が、ピースサインで最初に弾いて、歌ってもらってきた誰でも知ってる曲。それが、

『負けないで』

でした。

織田さんが作った、シンプルで憶えやすいメロディーは勿論素晴らしいです。でも、そこに彼女が書いた、前向きで優しい歌詞が乗り、あの柔らかな歌声で歌われたからこそ、あんな大ヒットソングになったんだと思っています。沢山の『カノン進行』で作られた曲の中の一曲を、あんなにも多くの人に愛される特別な一曲にしたのは、彼女の力、その存在だった、と僕は思うんです。

僕はCDを買って持っているような熱心なファンではありません。お会いしたことも、ありません。でも、たぶん多くの皆さんと同じように、彼女の歌声は、生活の中で、本当に良く耳にしてました。優しさと、独特の切なさをあわせ持った歌声でした。そして、耳が安心する声でした。

今日は少々センチになりすぎているのかもしれません。でも、

つい先日、数人のミュージシャン仲間と、たまたまZARDさんの話をしたばっかりなんです。だから、というわけではないんですが、もう、とてもビックリしてしまって。

それから、これは余談になりますが、彼女が闘病生活を送っていたというあの病院は、僕も子供頃に何度かお世話になったことのある病院なんです。建物、入り口、受付、院内の感じなんかを少々知っているので、妙に生々しく感じる、というのもあるのかもしれません。

僕とほんの2つ違い。少しだけ先輩とはいえ、ほぼ同年代。人を失う悲しみに、歳の若いも年輩も関係ないとは思いますが、それにしても・・・。

時間の不規則なミュージシャン達は、朝でも昼でも夜でも、会った時には「おはようございます」と言います。そして、別れの時には、「さよなら」「またね」ではなくて、こう言います。「お疲れ様でした」、と。

とにかく人の流れの速い業界と言うのもあるかも知れません。またすぐ会えるかも知れない、でももしかしたら、もう二度と会うことは無いのかもしれない。でも「さよなら」じゃ、寂しすぎる。なので、やっぱり。

 

坂井さん、お疲れ様でした。どうか、安らかにお眠り下さいね。

 

写真は、ビオラです。花言葉は、「私を想って」。

何だか、うまく想いを言葉にできません。ただただ、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

では。



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まぁ、日記帳には普通、「皆さん、こんばんわー」とは書かないですけど(笑)、これでも日記なんですよ。

はい、皆さん、こんばんわー

早朝の抜き打ち更新(笑)にも関わらず、沢山の暖かいコメントを頂戴しまして、ありがとうございました。今や1500万ものブログやSNS(ミクシィみたいの)がある中で、こんな誤字脱字の多い(笑)僕のブログを選んで遊びに来てくださってるなんてね、ホント、光栄なことです。

いやー、500回。まぁ一つの区切りとしてはいい数字ではないでしょうか。よくわかりませんが(笑)。まぁ、500円玉貯金もしていることですし(笑)。

さて、501です。ダーツのゲームみたいですね(←ダーツ好き。笑)。

ブログを始めて、沢山いいことがありました。

まず「モノを書く」、というのは良い事みたいですね。色々と勉強になることが増えました。

何かを感じた時に、「これをブログで皆んなに伝えてみたい。」って思うようになったおかげで、始める前よりも、ちょっとだけですが「考えてみる」クセがついてきたかも知れません。とか言いつつ、基本的に浅はかなんで、言うほど大した結果が出せてなくてすみません。でも、いい頭の体操(・・・○ケ防止、とも言う(笑))にもなりますしね。

そして、写真を載せてることがきっかけで、カメラという趣味が増えました。「趣味が増える」、ということはそれだけそのまんま「人生が豊かになる」、ということだそうですからね。奥の深い道(沼)ですから、これは楽しみながら、気長にチャレンジしていきたいと思います

そして何よりね、やっぱり一番良かったことは、皆さんの存在を間近に感じられることです。これは、お世辞でもなんでもないです。本当です。

ツアーの時なんかはね、一生懸命応援してくれたりして、時には「こんなに、僕なんかのことも見てくれている人がいたんだ」って思えたりして、とっても嬉しくて。本当に励みになります。チカラの元になります。もう感謝してもしきれないくらい、感謝してます。本当にありがとうございます。

そして、これは昨年の終戦記念日の翌日、「対馬丸」の話を書いたとき、いつものコメントして下さってた方々も、そうでない方々も、沢山の方がね、凄く真剣なコメントを寄せて下さいましたね。あの時、あぁ、僕等の世代は戦争を知らないからって言われるけど、こうしてちゃんと戦争とか平和について、一生懸命考えて、意見を持ってくれているんだなって、・・・コメント読みながら、思わず泣けてきちゃった、ってことがあったんです。僕は、あの日のコトは、多分一生忘れません

そして、大半の記事がそうでありますように、「ラーメン食べた。馬飼ったー。」などという、まったくもってどうでも良いような個人的な事を書いていてもね、笑って読み流して(はいなかったり?(笑))、その上、ユーモアや個性溢れる、楽しいコメントを残して下さって。本当にいつも楽しみに、全~部読ませていただいていますから

僕のブログを読んで下さっているのは、柑橘系二人組、俊くん、それからへきるちゃんなど各アーティストさんのファンの方々が大半かと思われますが、それ以外にも、それ以前に僕が関わったことのあるアーティストさんのファンの方々や、ミュージシャン仲間、友人などなど。

そりゃあこれだけ沢山の方が集まれば、住んでいらっしゃる地域も北から南まで、年齢も、性別も、仕事も、モノの考え方も、本当に様々かと思います。

でもね、僕さっき思ったんですけど、そんな様々な人生を送っていらっしゃる皆さん全員に共通することが、間違いなく一つ、あると思うんですよね。

それはね、僕を含めて、皆んなね、

 

・・・「音楽」が大好き人たちなんだ、ってこと

 

これって、素晴らしいことだと思いませんか

 

さて、今日の写真は「キモッコウバラ」、であります。

そうそう、こんな僕が、少しは花の名前を覚えようと思い始められたのも、ブログをやって良かったことの一つですね。しかし憶えるソバから忘れるのは、なーぜーだーろー(笑)。

ではー。



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「ありがとう」って、ちゃんと言えてないのに、愚痴も言わずに毎日照らしてくれてる。

すごいな、ありがたいな。

500回も続きました。

いつも、本当に、どうもありがとう。

皆さんにとって、毎日が良き日々でありますように。



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お昼前に起きて窓を開けると、近所の小学校から賑やかな声が聞こえてきてました。そうかー。いやー、絶好の運動会日和だったんじゃないですかね

こんな日は、好きな音楽でも聴きながら、海辺で寝そべって、イカ焼きをつまみながら、ぷしゅ・・・なんてのが理想ですが、やらなきゃいけないこともあって、まぁそうも行かず。人生って、ままなりませんね(笑)。

でも夕方、ご飯を食べに外へ出る時に・・・カメラは持って。まぁ、昨日がアレだったんで(笑)、まぁ、ちょっと。

今日はなんだかノラーズの皆さんに縁があった日みたいです。何枚か撮ってきたので、「夏間近!プリ・サマージャンボ特大号」って感じで(自分で書いててよくわかりませんが(笑))、よろしかったらずずーっとご覧になってやってさ下さいませ(またもや携帯からだけご覧のの方には、ごめんなさいなんですけど・・・m(_ _)m)。

では、GO。

「何、これ?」っていう何のへんてつも無い写真ですが、良くご覧になって下さいませ。左下の方に、一匹のノラーが。広い駐車場を独り占めして、気持ち良さそうに日向ぼっこ中でした。で、とりあえずチェックを兼ねて一枚撮って、さてこれからそーっと寄って行って、可愛い寝顔をばっちりアップで撮ってやろう、という夏企画

とにかく起こさないように、プリウスのごとく静かにそーっとね。

超ゆーっくり動いたつもりなんですが、最初の一歩で、何故かすぐに気付かれて、あっという間にサササーッっと茂みの中へ逃げて行ってしまったんです

「うわ、やっぱり動物って寝てても敏感なんだなぁ。しかし、良くわかったなー。」と思って、なんとなくディスプレイでこの写真をアップにしてみたんです。そしたら。

 

おわかりになりますかね?んー、まだ遠いかな(笑)。

・・・じゃ、もっと大きく、ぐぐーっとアップにしてみますね。

 

はい、どん。

おいおい、なんだよー、最初から寝てなかったんかいーっ

ってことは、ずっと見られてたってわけですね(笑)。・・・そりゃどんなにそーっと動いたって、バレバレなはずですよね

しかし・・・どうですか、この表情(笑)。僕も邪魔しちゃって悪かったですけどもね。「こっち来るなよな。」って(笑)。もう一度会いたかったけど、もうどこかへ。いやー、しかし笑いました。この顔、ツボなんです(笑)。

仕方が無いので、ちょっと歩きました。そうしましたら、

 

「なに?」

ミケノラーくん発見。

でも僕はまだ、さっきの仏頂面ノラの顔が頭に焼き付いちゃって、どうにも笑いが止まりません。目が合っちゃったのが運のつき。この子を呼んで、とりあえず、

 

お説教(笑)。

「おいおい、キミ、面白すぎるじゃないか。どうしてくれるんだ。」と小一時間ほど。

「はぁ、どうも申し訳ない(って、それ、おれじゃないじゃん。ブツブツ。)」

すると。

 

アッチの方で、ぐっすり(あるいはぐったり。)寝ていたこのシロノラ氏が、

 

気付いて(笑)。

 

「なんだなんだ、モメ事か。よし、オレも相手になるぞ。」

とノシノシと寄って来たので、

「2対1じゃまずい。やられる。」と、

 

僕は慌てて飛び立って高い空へ逃げ帰った、というわけです

おいおい・・・おまえはいつからアゲハになったのか。一生頑張ったってせいぜい「ハゲア・・・○マ」にしかなれんぞ、って話ですよね(く、苦しい。書いてて息が詰まる(笑))。

 

 「ち。逃げたか。」 

「かまうなって、あんなの。ほっときゃどうせまた来る。」

 

はいどうも。いやー、いかがでしたか。思いつきで書いてみた「プリ・サマージャンボ特大号」・・・「超」くだらないですね(笑)。なんたってオチが、

・・・蝶だけに

うわっ、さぶぅーっ。暑い日なのに(笑)。

 

で、一部始終を見ていた、トップの写真のノラー君が

「ふわぁ。あんた達、のどかだねぇ。」と、大あくびっと

はい、長々とお付き合い、ありがとうございましたー(笑)。

ではー。



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今日はなんだか冷たい雨の一日でしたね。・・・雨降り。めーあーりーふー。

雨に唄えば」というミュージカル映画をご存知でしょうか。「それって、また古ーい映画でしょ?」と仰るなかれ。こちらは白黒じゃなくてね(笑)、超カラフル。むしろ「古き良きアメリカの、あの色合い」で楽しくてクラクラするぐらい。むしろ、ひとまわりして、とても現代的なくらいですよ。

そして、「ちょっとこんなの見たこと無いぞ」、ってくらい最高のダンス。ダンス。ダンス。ダンスの凄さじゃ、僕が観たミュージカル映画の中では(と言うほど大して観てないんですけど(恥))、この映画が一番感動的でした。ダンスで、涙が出ますよ(笑)。お話もとびきりハッピーですし

今日、窓を開けて空を見上げた時、ふと以前、カメラマスターのEくんに言われた言葉を思い出しました。「ケンさん、雨の日はチャンスですよ」。なるほど、雨の日は全てが水に濡れてしっとりとしてますから、独特の雰囲気のある写真が撮れる、と。空気が湿ってると、写真って全然変わるものなんですよね。

思い立ったが吉日。やおら傘を差し、濡れないようにソフトケースに入れたカメラを抱え、さて何が撮れるかなー、と期待満々で家を出てみました。しかし、

バババーッ

・・・

思った以上に凄い雨。傘に当たる雨粒の音が大きいこと。うわ、止めておこうかな、とちらっとは思ったんですけど、まぁせっかくなので、GO。

でも、あまりの雨の強さに、花を見かけようが、猫を見つけようが、とてもじゃないけどなかなかケースからカメラを出せる状況じゃなくて。10分ほど歩いて、「いいかげんこの辺りで、何か少しくらい・・・」と、カメラを構えようとして、気付いたんです。

「ありゃ、・・・傘、どうすんだ?」

重量のある一眼は(カメラは何でもらしいんですけどね)、基本、両手で支えないと定まりませんのですよね。ほどけた靴紐を結び直す位なら、ちょこんと傘を肩に乗っけても出来ますが、姿勢正しく構えるのが基本(・・・って、僕はまだあやふやなんですが)の一眼となると、ちょっと難易度が高すぎて。なにせ、風もバンバン吹いてましたからねー(笑)。

とゆーわけで、「僕はいいから、君が」的に(なんじゃそりゃ)、まるっきりカメラメインに傘を差しながら、無理やり片手で何枚かシャッターを切るも、やはり少々無理がありました。横から吹き込む雨が気になって、構図を考える余裕などまったくないのです。そんな僕にはお構い無しに、どんどん雨は強くなってくるし。寒いし(笑)。そして、見ると、とうとうレンズの先に水滴がー。

あー、キミキミ、いかんよ、それはいかん。カメラは水に弱いのだ。・・・落下の衝撃にも弱いのだ、が(立証済み)。

というわけで、ものの何枚も撮らずに早々に断念して、泣きながらバシャバシャとさらに強まる雨の中を引き上げてまいりました。部屋に戻ると、カメラを拭いて、それでも心配だったので、除湿機の上にぶら下げて強制乾燥。ふぅ、一安心。(あ、結局カメラは全然大丈夫でしたので、どうかご心配なく)。

「皆んなはどうしてるんだ?」と、ネットで調べてみたら、ちゃんと雨の日の撮影グッズってのが色々あるんですね。まーそりゃそうだ。頭からカメラの先まですっぽり入るレインコートとかね。でも山なんかならともかく、街中でそんなの被って撮影してたら、それこそ完璧に通報されそうですけどね(笑)。

そんな中、↓これはなんとも、かわいい感じ。なんだか、このままテクテク歩き出しそうじゃないですか(笑)。ついでになんか喋ったり。

いやぁ、随分服も濡れたし、靴も濡れたし(靴下までしっかりと)、今日はちょっと雨を甘く見てましたね。

今日の写真は、そんな自戒と自嘲の思いを込めた、記念(?)の一枚です

・・・僕が帰りついて10分もしないうちに、すっかり小雨になりました。

思い立ったが・・・もいいけど、少しくらい空模様の変化を待つ余裕は必要だぞ、ってことですね(笑)。またひとつ、学びました

なので、特別外にでる用事が無かった今日、あとは大人しく、部屋でピアノを

ではー。



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ちょっと外出する用事があったんで、ついでにちょっと回り道をして、また献血に行ってまいりました。

受付の女性もお元気そうで、「はい、じゃあいつものように、アチラでお飲み物飲んでお待ちくださいねー」と。いよいよ「いつものように」と付けていただけるようになりました(笑)。今日の記念品は「折り畳み傘」でした。んー、なぜか男の僕には使い辛い一品なんですが(何故でしょうね(笑))、ありがたく頂戴してきましたよ。

写真は、昨日の「ベルばら」の写真を撮った帰り道に出合った光景なんですが、こちらは男の子ってのもあるでしょうし、少し大きかったのもあってか、普通に挨拶も返してくれて(笑)。一応、こんどは警察は呼ばれないだろう、という思いはありました(笑)。懲りないヤツと言わないでー。子供と話すのって、楽しいだもん(←いいトシして「だもん」、じゃないっつーのに。笑)。

しかし子供と言っても、もうこのくらいになると、背中にそこはかとない逞しさを感じますね。男の子ー!って、感じがしませんか。毎日、凄い速さで色んなことを学んで、あっという間に、大人になるんですよね。

今、10歳くらいだとして、あと5年もしたらすっかり声変わりも終えて、高校なんかに入ってて、すっかり一丁前にものを言って(笑)。10年もしたら、早い子は働いてて、もしかしたら立派に自分の家族を持ってるかもしれないんですよね。

素直に、真っ直ぐ、育って欲しいですね

あ、そうそう、僕にだって、こんな頃もあったんですよー(←なんのアピールだ)。まだ、いまと比べたら、肌もテュルンテュルンでねー(笑)。こんな夕暮れ時には、ウィーン少年合唱団みたいな澄んだ声で高らかに歌いながらカンケリしたもんですよ。・・・声は嘘ですけど

んー、昨日の話じゃないですが、世の中、悲しいことですけど、やっぱり悪いことをしてしまう人って現実に居るのが事実ですよね。でも一体いつから、そういう人になるんでしょう。みんな、こんな普通の少年だったはずなのにね。

ザ・イエロー・モ○キーさんのバラード「JAM」という曲に、「あの偉い発明家も 凶悪な犯罪者も みんな昔子供だってね」という、グっとくる一節があります。こうして子供を見ると、ほんと、そうだよなー、って改めて思いますね。

実は、この写真の少年の傍には、もう一人少年がいたんです。池の縁にしゃがみ込んで、なにやら水の中を窺っています。

「ねー、何か居るの?」と訊くと、「ザリガニー!」。

「おー、取って見せてよー」と言うと、「んー、ちょっと待って。」と何度か池に手を。

「・・・だめだ、捕まらないやー」「そっかー。」「ちょっと待って。さっき取ったのがあるから。見せてあげる。」と、水汲み場らしき場所へ。

「ねー、見たいってー」と、友達を呼んで、プラスティックの鉢を、持ち上げました。

ザバーッ

水の音。一足早い、夏の音。なんかね、見ていてとっても気持ちが良かった

「はい」と見せてくれたのは、まだ小さいザリガニでした。でも、彼らにとっては、大切な、大きな獲物。

見せてくれてありがとうね。じゃ、またね

・・・懐かしいなあ

水遊び・・・ザリガニ取りなんて、もう何年してないかなぁ。

ではー。



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仕事の合間に、ちょっと散歩がてら外に出て「草花ブログの元」等を撮影しておりました。新緑の季節ですからね、同じ路地でも、ちょっと見ない間にニョキニョキと色々なものが生えてたりして、結構面白いものですよ

「何さ、あんた花の写真撮ってんの?」

ふいに、道行くおばあさんに声をかけられました。「えぇ、まぁ。キレイですよねー。」と答えると、

「あら、ならさ、ちょうど私の家の垣根にさ、薔薇がキレイに咲いたところだからさ、時間あるなら見に来てみたらいいわよ、ここからだとちょっと歩くけど、外からでも良く見えるから。」

と言って、お宅の場所を説明してくれました。なるほど。たぶん、歩いて15分くらいの場所のはず。

「じゃあ、あとで見に伺わせていただきます。」とお礼を言うと、「はいよ。」と、おばあさんは颯爽とスーパーカブでブブーッと走り去ってゆきました。

せっかくなので本当に行ってみることに。・・・途中、寄り道したりしながら、なんだかんだと30分以上歩いて、最後にふぅふぅ言いながら長い長い坂を上りきりますと、おばあさんが言っていた通り、見事な真っ赤な薔薇が、角のお家の垣根にびっしりと花を付けておりました。「おおー、ここだ。ほんとだ、キレー。」早速カメラのスイッチを入れて、何枚かパシャパシャと撮っておりました。いい香りもしてました。あのおばあさん、きっと丹精込めて世話してたんでしょうね。それがこうして綺麗に咲いたら、そりゃ嬉しいですよねー。教えてくれて、ありがとうでした

ふとファインダーの奥に、小学校1~2年生位と思しき、小さな女の子が見えました。

女の子を見たとたん、僕の心の中では、「垣根の垣根の曲がり角ー」という歌が流れ出しまして。おぅい、そりゃ冬の歌だろー、しかもサザンカだろーという声もおありでしょうが(笑)、とにかくその女の子にも、薄っすらと写真に写り込んでもらったらどうかなぁ、遠目でボカした感じで・・・、とパシャ、パシャ。

2枚ほどシャッターを切ったところで、女の子がだいぶ近づいて来ましたので、僕はカメラから顔を上げて道を空け、「こんにちわ。」と女の子に声をかけました。

女の子は、僕の顔をじっと見ています。でも、挨拶は返してくれません。なのでもう一度、「こんにちはー。」と声をかけましたが、彼女は、無言でした。変わらず僕の顔から目を離すことはなく、僕の目の前を通り抜けようとします。

通りの反対側にまで道を空けた僕と彼女の距離は3メートルほどはありました。しかしね、僕の前を通り過ぎるときの彼女の様子が、もう、ただ事ではなかったんです。

あのですね、こう言ったら伝わるでしょうか。まるで、大きな声で吠える嫌いな犬の居る家の前を通る時みたいにですね、「ソーッと、気付かれないように、抜き足差し足」って感じで、ゆ~っくりとスローモーションで通り過ぎようとするんですよ。横目で僕を見たまま(笑)。

えー、何もしないさー。突然大声だしたりもしないしー。安心して普通にお通りよー

・・・あ、でもなぁ、とここで思いました。うん、僕があの角度でカメラ向けてると、彼女からしたら、薔薇ではなく、

「知らない人(ないし・・・オジサン?(涙))が、道端で、私の写真を撮っている!」

という風に見えたかも知れないですよね。普通に、平日の午後ですしね(笑)。まぁ、これは小さな子供には、・・・確かにちょっと怖いかもですね

なので、「ここは変に挨拶を返したりしないほうがいい」、という彼女の判断は、きっと「見ず知らずの人とむやみに話をしてはいけませんよ」という、親御さんや学校の先生の言いつけを守ったものではないのか、と思えまして(特徴も憶えておくのよ、と言われているので、ジーッと僕の顔を見てたとも(笑)。)後はそのまま黙って見守ることに。バイバイ、モデルになってくれてありがとね

そして、いよいよ女の子が僕の目の前を通り過ぎるその瞬間!僕の目は、彼女の小さな右手に釘付けになりました。

その可愛らしい手にしっか、と握られていた、紐の付いた黄色い物体。

あぁ、そ、それは。あのテレビで見たことのある・・・、

防犯ベル!じゃないですかーっ

おわー・・・、そこまで疑われていたとは。えぇ、この時の僕は完全に「不審な人物、怪しい人」。そう、見かけたら110番、のカテゴリーの人ですよ(笑)。実際、あれで彼女がベルを鳴らしてね、本当におまわりさんが来てですね、パトカーの後部座席の真ん中に座らされて事情聴取なんてされてたら・・・。まぁ、ブログのネタにはなりましたけどね(笑)。

いやー、さすがに防犯ベルまで持たれていたとはビックリしましたが(僕の前を通り過ぎたあとは、もう、ポケットにしまっていましたよ(笑))、今は、時代が時代ですからねー、仕方ないですよね。実際、大人を信じたが故に、結果として恐ろしい目に遭ってしまった可愛そうな子供が後を絶ちませんしね。過剰なくらい注意したり警戒したりしたとしても、それはむしろ褒められこそすれ、責められるべきことではないのでしょう。まぁ、疑われた側の僕としましては、ちょっと悲し・・・いや、ここはやっぱり仕方なし、ですね。

まぁ、自分じゃ恐ろしい犯罪を犯すような大それた人間だとは思ってないですけど、「李下に冠を正さず」、とも言いますからね、むやみに「不審者」と思われないように、少しは気をつけることにします。ストップ、後部座席の真ん中(笑)。

はい、今日は「防犯ベル」と「薔薇」で、「ベルばら」、のお話でしたー

・・・(笑)。

ではー。



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薔薇が咲き頃なんですね。ちょっと見てきました

薔薇って、ゴージャスな花ですよね。漢字までもがゴージャスで、残念ながらパッとは書けません。あな、お恥ずかしや(笑)。

そうそう、僕と同年輩の方はご存知かもしれませんが(昨日のブログのコメントで何気に結構いらっしゃることが判明(嬉))、「君は薔薇より美しい」という美声ベテラン歌手の布施○さんのヒット曲がありまして、僕もシングル盤を買って持っているんです。確かテレビの化粧品か何かのCMソングだっと思いますが、これがとても展開の素晴らしい、メロディアスでポップな曲で、大好きになりましてですね。よく聴いては口ずさんでおりました。

息をぅ~切らしぃ~胸をおさえ~て~、久しぶりねとぅ~ 君が笑うぅー

この後も「何故か今日は君が欲しい」だの、「かすかに色づく唇」だのと、少々色っぽい歌詞が続きますが・・・、当時、まだ僕は小学校4年生(笑)。

ランドセル背負ってる子供が帰り道すがら歌う歌でもないと思いますが、まぁ、いつの世も流行り歌と言うものはそんなものですよね。内容は後からおのずと判ってきますから。「あっ、そういう意味の歌詞だったのか。気付かなかったー。」って、まるで人生の機知というパズルが少しずつ解けていくかのように。

これは大人になってから知ったのですが、この曲はゴダイゴというバンドのキーボーディスト兼リーダーであります、ミッキー吉野さんの作曲でした。あぁ、なるほど

僕は、ゴダイゴの超大ファンでした。小学生半ば頃で、当時出ていた全7枚ほどのLPをとっかえひっかえ、毎日のように愛聴しておりました。彼等の曲は基本的に歌詞が英語なのですが(シングル以外はね)、繰り返し聴いているうちに、なんとなく音で憶えてしまえるもので(子供の頃は、まだ頭が柔らかかったんですね・・・涙)、「適当なんちゃって英語」でなら、ほとんどの曲が歌えたくらいでした。将来の夢は、と伯母さんに訊かれて、「タケカワ・ユキヒデ(ゴダイゴのボーカリスト)になる!」、と答えた程でしたからね(笑)。これは「僕、将来アフリカ人になる!」みたいなもんですよ(笑)。

勿論、今でも大ファンですよ。だって、ちゃんと作られたいいものは、音楽でも何でもですが、そうそう飽きないですからね。「良質は、いつも新鮮」・・・これはどっかのコマーシャルコピーですが(笑)。

脱線しましたが、なので、この布施○さんの曲が好きになったのも、分かるんですね。今、改めてピアノで弾いてみても、このまんまゴダイゴの曲としてリリースされていても違和感のないコード進行、そしてメロディ。好きな匂いがするんです。ゴダイゴはビートルズからの影響をまず強く感じるのですが、この曲には若い時にアメリカで勉強されたミッキーさんならではの、良質な往年のアメリカン・ポップスのフレーバーが実に見事にちりばめられていると思います。いやー、良ーく「音楽的計算」もされていますし、それでいて、いや、それゆえに難しく聞こえない、素晴らしい曲です。勉強になります

久しぶりに聴きたくなって、先ほどYouTubeで検索してみたら、ご本人のバージョンと、ベテラン二人組グループの飛○(AS○A)さんがソロでカバーされているバージョンが見つかりました。いや、この曲はかなりの難曲(聴くは易し、ですが歌うとなると本当に「難易度:高」のメロディーだと思いますよ)を、さすが飛○さん、見事に歌い上げられておりました。いやー、凄い。本当にお上手な方ですよね(かつ個性的ですしね)。またね、手の動きが素晴らしかったなぁ。ソウルの動きですよ、ソウル。イェイ

そしてその後、ご本人の最近のショーでのバージョンを聴きましたが、これにはやっぱりノックアウトされました。まず何よりリズムの取り方が、なんといいますか、やっぱりもの凄~くオリジナルなんですよね。これは今の時代に聴くからこそまた新鮮なのかもしれませんが、とにかくカッコよかったです。ピシッと蝶ネクタイとタキシードで、しかも若々しく軽やかに歌うその変わらぬ声とお姿に(このクリップの時点で、還暦間近ですからねー)、思わず観終わってパソコンに向かって拍手しましちゃいましたよ(笑)。素晴らしい曲、そして素晴らしい声、そして素晴らしい歌でした。いやー、いいものを聴きました

はい、今日は「君は薔薇より美しい」の話で終わっちゃいましたので、明日は、

 

「ベルサイユのばら」について、軽く今日の倍、語りたいと思います

 

・・・冗談ですってば(笑)。

ではー。



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ふわふわを見つけました。この綿毛って、植物の中でもおそらくNo.1にメルヘンな姿をしてますよね(笑)。

あの黄色いタンポポが、こんな風にまるで違った姿形になるのって、考えてみると不思議ですよね。彼等は、いつの間に変身するのでしょうか。ある朝、手品のように、パンッ!・・・。まぁ、そんなはずはなさそうですが。

フーッって吹くと、「耳に入ると耳が聞こえなくなるよー。」なんて言われたり(笑)。なんでも実際に実験してみた人がいたらしいですけど、くすぐったいだけで、聴力にはなんの影響も無かったとか。ただ、タンポポの綿毛に限らず、耳にはあまり色々なモノは入れない方がいいそうですけど。・・・あたりまえですね(笑)。

このふわふわを見ると、昔流行った『ケセランパセラン』というものを思い出します。ご存知の方、いらっしゃいますか

見た目はまさにこの綿毛の塊のようなもので、「ビワの木に生息」していて、「捕まえて」「タンスの奥にしまって」「おしろいを与えると成長」し、それを「持っていると幸せになれる」というものです。ただし、「一年に二回見ては効力が消える」とかもあって(笑)。

僕が確か中学生の頃だったと思いますが、ほんの一時ですが、毎日のようにクラス中で(主に女子の皆が(笑))話題にして盛り上がってました。「○○ちゃんが昨日見たらしい」「△△さんは実はもう二つ飼っているらしい。」などと(笑)。

あれはそもそも一体何なんだったんだろう、と思って調べてみると、なんと、その歴史は江戸時代の民間伝承にまで遡るんですね。そんな古くからあるとはね、びっくりです。

「ソレ」はそんな江戸の昔から、やはり謎の物体とされているんだそうです。現在では公式にUMA(未確認生物)の認定も受けているそうですが、実は正体は妖怪ではないかとの説もあるそうです。「そう、実は正体は妖怪だったのです!」「なぁんだ、妖怪だったのかぁ。」・・・んー、実にいい感じですね(笑)。幸せになれる妖怪ね。夢があっていいですよね

ある日の静かな授業中に、一人の女子が「あっ、来たっ!」と言って、開け放していた教室の後ろの扉を指差しました。「今、廊下を横切った!」「(一同)何がっ!?」「ケセランパセランー!」その一言で、

「まじかよー!」」どどどー。皆いっせいに立ち上がって、廊下に顔を出しました。こういう場合、男子も一緒ね(笑)。でも、そこにはいつものシーンとした廊下があるだけ。・・・「あーあ、皆が大声出すから逃げちゃったんだよ。」「また来てくれるかなー。」誰かがそんな事を言って、皆んな、「なぁんだー、そっかー、残念ー。」と、席に戻ります。黙って見ていてくれた先生も「ホラ、もう集中しろー。授業再開するぞー。」

あの時、ほんとに「ケセランパセラン」がいたとはやっぱり思えないけど、例え伝説であってもね、その存在で、それなりに皆が「幸せであること」に思いを馳せていたっていうことは、素晴らしいことですよね。ナイス、グッジョブ。ケセランパセラン。・・・とか言って、ほんとに居たんだったりして

あ、思い出しついでに、もういっこ(笑)。

「口裂け女」って、ご存知ですか?こちらは僕が小学生の時に流行ったんですけどね、こちらはかなり真剣、壮絶だったんですよ。当時はテレビでもかなり扱われてましたし(けっこう真剣な検証番組もやっていた)、最近になって映画にもなりましたね。

簡単に言いますと、耳まで口が裂けた女性(普段はマスク着用)が、子供に「ワタシ、キレイ?」と訊き、「キレイ」といっても「キレイじゃない」と言っても殺される、という噂だったんです(じゃあどうすりゃいいんだ、と言いますと、「ポマード!」というと口裂け女は逃げる、ということでしたね)。

これが「昨日、学校の校門に来ていた。」とか、「隣の学校ではすでに一人殺された。」ということにまでなってですね、子供どころか、「本当に大丈夫なのか」と、親まで巻き込んでの騒動に。もう怖がっちゃって登校出来ない児童は出るわ、帰りには実際に集団下校が行われるわ、挙句に先生が『対処を間違わなければ安全です』という、今考えるともはやデマの片棒を担いでいるような(笑)プリントまで刷って配るわ(笑)。

でも、当時はね、勿論僕も本気で信じてました。盛り上がるんですよねー、こういう都市伝説って。・・・いや、こちらもほんとに居たんだったりして。こわー。

・・・さて、と。じゃあ僕は「口酒男」になろうかな。こちらはまったくこわくありません(笑)。

ではー。



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風が強かったおかげか、今夜は月も星も良く見えるようです

流れ星は、あんなに明るくても、ほとんどが砂粒くらいの大きさしかありません。大きくても数cm程度。ですから大半が上空50~70kmあたりで燃え尽きてしまいます。これが燃え尽きずに地表にまで届いたものが、隕石というわけですね。

幸いなことに隕石といっても、最近ではほとんどが石ころ程度で済んでいますので、映画「ディープ・インパクト」のような大惨事にはならずに済んでいます。しかし、実際に大きな天体が、例えば月が本当に落ちてきたら。・・・まぁ、その時は皆で仲良くチリとなってですね、永遠に宇宙遊泳と洒落込みましょう(笑)。

でも、実際には月は落ちてきません。むしろ引力の関係で、実は1年に約3.8cmづつ、月は地球から遠ざかっていっているんです。

地球と月が仲良く誕生した約46億年前、実は月はもっともっと地球に近いところにありました。現在の約25分の1程度の距離だったと言われています。

そう、ですから昔の月は、もっともっと大きかったんです。

地球からの見かけの大きさは、現在の約400倍だったと計算されています。・・・400倍もの大きさの月が空に浮かんでいる様子、想像できますでしょうか。400倍のうさぎ

そして、一周約10時間という短い時間で地球のまわりを周っていたといいます。現在は約29.5日=約1ヶ月ですから、きっと、ぐんぐん動いていたんでしょうね。なんだか考えるだけで、月が動く、重く低い音が聞こえてくるようです(実際に聞こえることはありえませんがね)。

えー、月の引力の影響で、大潮、干潮があるのは皆さん良くご存知だと思います。月が大きかった昔は、この潮力も今とは比べ物にならないものでした。現在はざっと平均しますと約1m程度上下しているのですが、昔はその1000倍、なんと約1kmも海面が上がったり下がったりしていたと考えられています。しかも、5時間おきくらいに。

5時間ごとに、世界地図が大きく塗り替えられる大津波の連発ですよ。いやぁ、・・・実に激しい世界ですね

さて、では今度は先に目をやりますね。

あと10億年もすると、太陽は今より約10%ほど明るくなることがわかっています。そしてこれによって、地球上の水分は全て蒸発します。そうなれば勿論、・・・僕たち生命体が生き残れる可能性は、皆無です。そう、あと10億年というのが地球上のあらゆる生物の、命のリミットなんです(実際には、もっと早いでしょうね)。

さらに40億年ほど経ちますと、太陽は「赤色巨星」というものに変化し、近い水星と金星は膨張した太陽に飲み込まれ完璧に消滅します。そして、地球はこれまた引力の関係で、太陽系外(=宇宙の闇)に弾き飛ばされるといいます。地球が、隕石となる番ですね。

ね、地球は昔も大変でしたが、未来はもっと過酷なんです。そしてこれは我々人類には止めようがない、決まっている未来です。ですから、温暖化や緑の減少などの問題があったとしても、長い目で見れば、今が一番良い時だと言えるんです。最高の状態の地球なんです。そして僕達は、そんな今の地球に生まれ育って、本当にラッキーで、幸せなんです。

大切に、しましょうね

では。



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夕方、うまい棒を食べながら本を読んでいると、メールがありました。あ、サラミ味、明太子味、なっとう味が今のところ、トップ3です(笑)。

「ケン坊さんの持ってるカメラって、何てやつでしたっけ?」とのこと。差出人は、清○場君の現場ではファンの方々の間でも有名だと思われます、スタッフさんの某氏。

「ニコニコニコンのD40ですよー。なかなかいいですよー。」と機種名を書き、最後に「買えー、買ってしまえー。」と、呪いをかけて返信ボタンを押しますと、二時間後に、

「欲しくなって買っちゃいましたー。」

との連絡が(笑)。はい本日、D40ブラザーズ、三人目の誕生です。

カメラは世に溢れています。一眼とは言わなくとも、コンパクトなデジタルカメラや、携帯電話にだって高性能の内蔵カメラが付いている今の世の中、老若男女、皆んなカメラマンです。あなたも、僕も、皆んな、カメラマン。カメラを持っていない人は居ない、と言っても過言ではないでしょう。思った通りや、時には思った以上に「なんか良さげ」なのが撮れたりすると、嬉しいものですよね

僕もなんだかんだ、ずっと写真は好きでしたが、このトシになって初めて一眼を持ってからというもの、自分の視点や興味の対象がかなり変わっただけでなく、例えば街で写真展をやっていれば、ちょっと寄ってみたりもするようになりましたし、本やポスターを見ても写真の撮り方に興味が行くようになり、またネット上やひと様ブログに掲載されている写真を拝見しても、前よりも「うわー、いい写真だなぁ」とか、「なるほどなー、面白い視点だなぁ」なんて、少しだけ判るようになった分、確実に楽しさがアップしています

さて、そんな一億総カメラマン状態の中、今日みたいに同じカメラを持つ仲間が増えるのって、なかなか面白いものでして(例えば同じ携帯電話持ってる人って仲間意識が沸きませんか?あんな感じです)。ちょっと嬉し恥ずかし(?)な仲間意識。いい年して、「ブラザーズ」なんて言っちゃったりしますしね(笑)。そのうち、Tシャツとかまで作っちゃったりして(笑)。で、最終的に同じパーカー着て、同じバッグ持って、・・・毎日秋○原に居たりして(笑)。おわー、そうでなくー(笑)。

そうそう最近、一眼を持っている人にやたら目が行くんです。うぅ、いかにも・・・って方も勿論いらっしゃいますが(笑)、そうでなくてスタイリッシュに持っていらっしゃる方も、結構いらっしゃるんですよね。男性は勿論、例えば女性の方で、剥き出しの一眼を肩から下げて颯爽と歩いてる姿なんて、めちゃめちゃカッコいいと思うんですよ(←ってか、そう思うようになっちゃったんですね(笑))。で、同じニコンだったりすると尚嬉しかったりして(←ちょっとイタい人。笑)。

さてさて、今日の新メンバーの某氏(そのうちきっと判明します)の撮る写真も楽しみです。どんなの撮るのかなー。・・・なーんて、人の写真は気楽に見れても、自分で納得のいく写真ってのになると、これがなかなか撮れるもんじゃないんですね。でも、この道も奥の深い道ですから、ゆっくり、チャレンジしていく位の気構えでいいかーと思っています。何事もトライ&エラーということで(←若干言い訳がましい(笑))。楽しんで撮ってれば、そのうち、少しは上手くなるでしょうからね

さて、今日の僕の写真、主役は・・・

後ろのコ、なんですよ(笑)。実は、たまたま写ってたんですけどね(笑)。

いやー、いい落ちっぷりじゃないですか。どうしようもなく眠かったんだねー、気持ち、わかるなぁー。

ではー。



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今の日本でには、皆さんが時代劇や映画なんかでご覧になって来たでありましょう、あの「侍」は見かけることができません。

いまから130年も前のことですが、明治9年に「廃刀令」という法律が実施されて、いわゆる「二本差し(大小の刀を差していること)のお侍さん」は居なくなりました。ですから、僕をはじめ、現存している日本人は、実は誰も「侍」を見たことが無いんですよ

僕、ゴールデンウィークの始めに、黒澤明監督の「羅生門」という映画を観てからというもの、完璧に黒澤ワールドに嵌(はま)っています

あれから、仕事の合間を縫いながら、「天国と地獄」「酔いどれ天使」「一番美しく」「どですかでん」「どん底」「用心棒」「椿三十郎」「蜘蛛巣城」「隠し砦の三悪人」と観てきました(順不同)。あと、過去に観ていた「生きる」「七人の侍」「影武者」「乱」「夢」なども、これを期にまとめて観返そうと思っておりますし、他にも未見の黒澤映画は沢山ですから、まだまだ楽しみは続くということで、これは実に嬉しいですねー。最後の一本は、一生観ないでおこうかな(笑)。

そのどれもが、日本映画のみならず、世界の「映画の表現における原点」たる映画ばかりということで(例えば黒澤映画があの「スターウォーズ」シリーズに、もの凄く大きな影響を与えているのは有名ですよね)、とっても興味深く観ております。あ、別に特別難しくなんてなくてですね、純粋に、本当にエンターテイメントとして面白いんです。白黒と、やや聴き取りづらい音声にさえ慣れればね(字幕、付いてます)。

現代劇や不思議な気分になる話、時にはあまりに人間の真を描くが故に、ホラーめいた要素も多くなる(人間が一番怖い、ということですね。)黒澤映画ですが、僕が今のところ特に興味深く、かつ楽しく見ているのが「侍」を描いた、時代劇映画です。(最初の一本なら「用心棒」がお勧めです。この映画の三船敏郎のカッコよさと言ったら、もう、ヤッばいです。)

本物の「侍」を描くために、黒澤監督は役者に、今では信じられないような数々の無茶難題をふっかけたと言います。そして、それらをクリアした、黒澤組の俳優達のリアリティ溢れる名演技の数々。実は本物の侍を知らない僕等が、「うむ、実際、きっとこうだったに違いない」と、思わず納得するような描き方をするんですね。歩き方、喋り方、刀の扱い方、戦い方、倒れ方、死に方・・・。ロケ、セットも素晴らしいです。そして、食べ物や、その食べ方にもご注目です。本当に、凄いです。

今の映画、特に時代劇で、黒澤映画の影響を受けていない映画はゼロだと断言してよいと思います。現在の商業音楽の世界に例えるなら、黒澤明さんという人は、「一人ビートルズ」みたいなものかもしれませんね(笑)。

さて、今日はおそらく大多数の方がほとんど興味の無いことを、長々と書きました(笑)。本当は一本ずつ見所などを解説でもしたいところですが、止めときます(笑)。まぁ、世界遺産的価値のある監督と映画に関することなので、日本人の皆さんには、是非「なんか凄いらしい」ということだけでも、心の隅に、どうか(笑)。

写真は街で見かけた、たぶん来日したばかりの、外国人さん。キョロキョロしてましたし、このあと地図を片手に人に道を聞いていましたのでね。

まず彼の持っているバッグにご注目。「蝶のように舞い、蜂のように刺す」、で有名なかの伝説的ボクサー「モハメド・アリ」がデザインされていますね。そしてここまで日本のデザインなのに、日本人はまず絶対に着ないという、日の丸シャツ(余談ですが、アメリカ人はアメリカ国旗のデザインを着ますよねー)。僕は、思うんですけど、彼はきっと、ぶどう科です。・・・あ、いや、武道家です。日本に来た目的は・・・きっと、ぶどうの修行です。・・・いや、全然違うかもしれません(笑)。

一度でも武道を志せば、必ずやきっと誰もが憧れるでありましょう、侍。(武道とは武士道、ですからね。)

刀を持った姿形そのままの侍は、残念ながら、もはや黒澤映画の中にしか居ません。(あ、ちょっと前にギターを持って活躍なさってた(なさってる)侍は一人いらっしゃいましたが(笑)。)

でもね、ちゃんといるんですよ、心に「侍」を持った日本人は、まだ。えぇ、実はそこかしこに

え?「大和撫子」ですか?はい、そりゃあもう、・・・勿論沢山居ますとも。ねぇ

・・・日本で、よい出会いをして帰って貰いたいものです。

ではー。

---追記。---

今日のブログを書いたせいか、いや、間違いなく書いたせいでしょう(笑)、どうしても「七人の侍」が観たくなり、夜半過ぎから観始めてしまいました。かのスピルバーグ監督が、映画の撮影前や、行き詰った時には必ず観返す「原点」としての映画がこれなんだそうです。

映画は、手に汗握りながらも、涙あり、笑いありの一大エンターテイメントであります。しかし、一点。この映画はタイトルこそ「七人の侍」ですが、その実、「百姓達と七人の侍」と言っていいほど、乱世の貧しかった農民達の生活が時に痛々しく、時に活き活きと描かれております。僕は、こういった迫真の生活感というものに、とても惹かれるんです。

「どん底」「どですかでん」などでもそうですが、黒澤監督の貧しい人々に対する厳しく、それでいて暖かな、しかし最終的にはそのどちらの感情にピクリとも流されることの無いようなシュールな、言い換えればリアルな視線、視点、描き方は、これぞまさに特筆に価する点だと思っています。深く語れる程あまり良くは知らないので申し訳ありませんが、例えば「自転車泥棒」などのフランス映画にも近い、どうにもやり場の無い、どうしようもないやるせなさ、を感じます。

現代では「差別だ」とか何だと、題材として扱うことそのものが許されないようなタブーだったりすると思いますが、それ故、黒澤監督の時代ではまだそこまで扱うことが目くじらを立てられるほどは問題視されてはいなかった(なぜなら、世間一般に「当たり前」だったからでしょう)からこそ、僕ら飽食の現代人にとっては、とても貴重な「現実はこんな暮らしぶりだったんだよ。こんだけ貧しかったんだ。そして、こんだけ明るかったんだ。これが君達のほんの数世代前の世界、日本の本当の歴史、現実なんだ」ということを突き付けてくる、大変興味深い映像がこうして残されているのです。

僕は、映像や文献の如何を問わず、歴史、特に近史を知ることは、僕達の現代とこれからを考えるにあたり、とても重要なことだと思っています(って偉そうに言う程、取り立てて勉強してるわけでもないので少々口幅ったいのですが)。

あー、話が、少々難しくなりました(笑)。

しかし、ちょっと長い映画でした。まぁ、観る前から、わかっていたのですけどね。・・・「休憩(という字幕がDVDでも本当に現れる)」付の、全207分。

でも、前半でワクワクして、後半でドキドキして、あっというまにホラ、薄っすらと空は明るくなり。あぁ、遠くで例のバイクの音がします(笑)。

ではー。



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