授業の一つですが、今日はレコーディング実習でございました。
先日入学したばかりの1年生による、初めてのスタジオ録音です。
まあ、なんとも初々しいこと(笑)。
でも、きちんと勉強してもらわなくてはなりませんので、
時には心を鬼にして、厳しいことも言わなくてはなりません。
よそで恥ずかしい思いをしないように、マナーや心構えなどに関しても。
学校でなければ、授業でなければ、まず言われないであろう事というのは、実は沢山あるのです。
例えば、外でやっていたら、スタジオの人も仕事ですから「はいはい」となってしまう。
わざわざ、苦言を呈してなんてくれないです。
やる方だって、お金を払ってスタジオを借りて、マナーの事なんて言われたくないですよね(笑)。
でも、見る人は見ています。
無知は恥、ですからね。
なんといっても、彼らの為に、なのですが、伝わってくれていたらいいな(笑)。
でも、18歳で、こんな経験ができるなんて、羨ましいくらいす。
かつて、22歳で始めてプロのレコーディングスタジオに足を踏み入れて、
それから何年も、随分と恥ずかしい思いをしたと思います。
あれはあれで、今となってはどれもまあ楽しい(?)思い出ですが、
でも、やっぱり、
……思い出すと布団をかぶりたくなるよなことが多いです。
また、本当に仕事として、失敗だったよなあ、と思うことも多いです。
もっとうまくやれなかったものか、と。
そういう意味では、学校でそういう立ち居振る舞いが学べるって、凄いです。
例えば、上級生のスタジオワークなどを見ていると、もうほんと頼もしいですし、立派です。
今日の1年生も、あと2年も経てば、20歳にして、そういう意味では、もうプロみたいになると思います、みんな(笑)。
そういう成長のを目の当たりにできるというのは、とっても嬉しいことなのです。
ではー。