やはり前倒し廃止できたか。復興法人税は、2012年度に、予定の5000億円より1400億円上ブレし、2013年度は、8100億円まで伸び、3000億円上ブレするだろう。すると、上ブレの総額は4400億円とほぼ1年分に匹敵するわけで、1年前倒しで廃止しても、予定していた税収に、ほぼ達することになる。これで被災地も「納得」だろう。自分で課題を新聞に流しておき、あとで解決法を示すという手法のようだ。
それにしても、8000億円もの税収を捨てて、「悪い金利上昇」は起こらないのかね。それは消費税を遅らせたときにしか起こらない現象だったかな。税収上ブレで、5兆円補正でも国際増発はないと見て、長期金利は下がっている。これなら、補正をやめて消費税を圧縮しても、金利は上がらないことになる。金利上昇リスクがあるから消費税を断行せよという理屈だったはずだが。
(今日の日経)
法人税下げ段階的に、復興増税の前倒し廃止。タクシー自由化が再び逆走。年金受給者に1.5万円、総額3000億円。固定資産税免除で地方税収4兆円減。長期金利は低下傾向に、国債増発懸念薄らぐ。経済教室・国際課税・青山慶二。
※FOMCは予想外の量的緩和の縮小見送りだったね。
それにしても、8000億円もの税収を捨てて、「悪い金利上昇」は起こらないのかね。それは消費税を遅らせたときにしか起こらない現象だったかな。税収上ブレで、5兆円補正でも国際増発はないと見て、長期金利は下がっている。これなら、補正をやめて消費税を圧縮しても、金利は上がらないことになる。金利上昇リスクがあるから消費税を断行せよという理屈だったはずだが。
(今日の日経)
法人税下げ段階的に、復興増税の前倒し廃止。タクシー自由化が再び逆走。年金受給者に1.5万円、総額3000億円。固定資産税免除で地方税収4兆円減。長期金利は低下傾向に、国債増発懸念薄らぐ。経済教室・国際課税・青山慶二。
※FOMCは予想外の量的緩和の縮小見送りだったね。