12月の景気ウォッチャーの結果は、「増税の影響和らぐ」とされているけれど、根拠となる戻りがあまりに弱く、景気はL字型の様相を呈している。戻りの中身は限られ、増税ショックが大きかった小売と製造業が戻しているだけで、飲食、サービス、住宅はマイナスで、非製造業が横バイだ。特に、雇用関連は、6か月連続の低下になっている。厳しいことを言うと、未だL字型の底にも達していないおそれもある。雇用減が更に景気を悪くするデフレスパイラルに陥るとは思いたくないが。
(図)
(今日までの日経)
中国、関税合戦の傷深く 対米輸出19年2ケタ減。街角景気、2カ月連続改善 12月、増税の影響和らぐ。「黒字リストラ」拡大、19年9100人 デジタル化に先手。
(図)
(今日までの日経)
中国、関税合戦の傷深く 対米輸出19年2ケタ減。街角景気、2カ月連続改善 12月、増税の影響和らぐ。「黒字リストラ」拡大、19年9100人 デジタル化に先手。