kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

隠れ家イタリアン「ズッケロ」

2014年07月18日 | グルメ

つい先日、久しぶりのイタリアンなんて言っていたのに、
またもやイタリアンである。

このところ、我が家の目の前に3軒の分譲住宅建設が始まり、
やかましくて、おちおち昼飯を食べてられない。
で、外食である。幸い暑さも和らいだ。

京王線桜上水駅近く、甲州街道から、路地を入ったところにあるイタリアン「ズッケロ」(イタリア語で砂糖のこと。オーナーの苗字が佐藤。かの地で修行中<ズッケロ!>と呼ばれたそうだ)
今回で3度目である。
少し太めのシェフが顔を覚えてくれた。

4種から選べるパスタランチ1,500円(税込)。
で、カメラ爺はハーブ入りぺペロンチーノ、相方はカボチャのリゾット。

前菜の盛り合わせは、赤ピーマンのプリン、イタリア風オムレツ、チキンのツナクリーム添え、オリーブオイル風味のブロッコリー、レタス。
これだけでも十分美味しい。

で、パスタとリゾットの登場。相方が写真撮るのももどかしくリゾットにスプーンを入れてしまった。
(ゆえに写真はなし)

「ハーブ、どんなものが入ってるんですか」と聞いたら、「いろいろ。でも脱法ハーブは入ってません」(笑)
ドライハーブの種類は分からないが、生ハーブは多分ローズマリーだろう。香りがいい。

シンプルだが、アツアツのアルデンテ。赤ワインにマッチする味だ。
ついで、リゾット。いつも「シンのあるおじやじゃないか」と、食べなかったのだが、これがなかなかうまい。
これまた聞いたら「国産米をオーブンで8割炊いてから、絡めるんですよ」

何も聞かなければ、無言で出されるのだが、それではつまらないとばかり、質問攻め。
他の客がいないこともあってか、丁寧に答えてくれた。好感が持てる。

デザートのパンナコッタ。ズッケロの店の名にふさわしく甘さとカラメルのコラボがいい。グレープフルーツルビーのシャ―ペットも、のど越しがサッパリしている。

〆のコーヒーをいただきながら、つい話し込んでしまった。

レンガの壁に掛けられていた似顔絵は、33年前イタリアで修行中、店に来た似顔絵描きが描いてくれたものだという。

22年前に今の店を開いてから、改めてイタリアを訪れた時、「ズッケロ」というシンガーソングライターがブレイクしていて、CDを何枚か買ってきたそうだ。
聞かせてもらったら、なかなかいい。
日本ではあまり知られていないが、ちゃんとYouTubeに投稿されていた。

「帰れソレントへ」「オー・ソレ・ミオ」など、イタリア民謡しか知らないカンツォーネ。
「あれは日本でいえば演歌みたいなものですよ」だと。

そういえば、ミルバ、ミーナ、ジリオラチンクエッティなんて歌手もいたな。みんな婆さんになってしまったけど…

美味しい料理と、楽しい話、ごちそうさまでした。



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2 コメント

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Unknown (あざみ)
2014-07-19 15:26:18
美味しそう。
ぜんぶ奥様のぶんもいただきました。
ご馳走さまでした。
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紹介すると隠れ家じゃなくなる (kazu)
2014-07-19 21:43:03
あざみさんへ。
コメントありがとうございます。
機会があったら、お出かけください。
差しつかえ無ければ、イニシャルだけでも教えていただけませんか。
励みになります。
返信する

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