kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

「my sky hole 85-2 光と影」(井上武吉作1985年)

2014年12月21日 | アート
上野公園の東京都美術館前で、いつも気になる球体のオブジェがある。
調べたら、箱根彫刻の森美術館の設計者・井上武吉(1930-1997)の作品だという。

「my sky hole85-2 光と影」
いつもなら通り過ぎるだけなのだが、美術館2Fのロビーから眺めると、まったく新しい作品に見えた。
まさしく「光と影」である。
太陽に反射する球体の鏡。そこには普段目にする作品とはまったく違うものに見えた。

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2 コメント

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上野の森はシュヴァルツヴァルト (6944)
2014-12-22 06:53:35
古(いにしえ)より鏡は魔力を秘め、神社のご神体だったり権力の象徴だったりした。また、おとぎ話では王妃の美しさの序列を告げてくれる恐怖の透視力の寄生(やどり)るところでもあった。

爺の捉えたこの対象は何だろう。やはり呪術性を備えたものか。もしくは爺の腕がそれを引きずり出しているのだろうか?

写真は単純にして奇っ怪。連想されるのはゲゲゲの鬼太郎の目玉親父。見た瞬間、ぐらり眩暈がした。
黒い森ねえ~ (kazu)
2014-12-22 11:22:48
6944さんへ

ドイツ行ったことないけど、黒い森のことは、仕事柄、ガイドブックで知ってます。先の大戦後、随分酸性雨でやられたらしいですね。

目玉おやじ、ユーモラスだけど、気持ち悪~

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