午後からは待ちに待った「秋川雅史コンサート」。
今日は、「秋川雅史のよく分かるクラシック」副題として「聴いて学んで得するコンサート」と銘打ったコンサート。
音楽の歴史について学びました。
音楽の始まりは音符ができた400年前で、バロック時代。
次の時代の1600年~1700年代のイタリア古典歌曲を3曲。初めて聞く曲ばかりであった。
当時はマイクもなく、声が楽器として鍛えられて、生の音を声の魅力を聞かせる歌曲が中心だった。
マイクで話す声よりも、歌曲を歌う声の方が後ろまで聞こえる、
前半の後半は、貴族の宗教の音楽から産業革命後からは市民の恋愛などの音楽に変わるロマン時代のトスティの3曲を軽快な語りで紹介しながら、歌い切りました。
声が楽器だということが頷けます。
後半の初めは、「歌劇『道化師』より衣装をつけろ」を迫力のある声で歌い、ブラボーと声がかかりました。
この歌劇は一番声を使うので、歌い終わるとほっとするそうです。
日本の歌は、ファとシを使わない「47の音楽」と言われ、リズムがあまりないので、同じ音程を伸ばすのが難しいと言って、「荒城の月」を朗々と歌いました。
国や地方でも音楽の違いを学ぶと面白いようです。
やはり最後は、「千の風になって」を歌ってくれました。やはりナマはイイですね、
拍手が鳴り止ますず、アンコールに答えてくれました。
テレビで見るより小柄でスマートで、どこからあんな迫力のある声がでるんだろうか。軽妙なおしゃべりが楽しく、こんなにもおしゃべりする人とは思わなかった。
秋川さんの歌の余韻に浸りながら、久し振りに幸せな気持ちになって、帰ってきました。