目から魚

今日は『みなみ野周回練』。
出稽古、ダンホさんが怖い！
カサイさんの見送りを受け、30名弱で是政橋を出発。

行き先がわかっているので、各自好き好きの速度で走った。
気がつけば Boss,ダンホさん、01111さん、ナルゲ君で高速走行。
全開で走らないと千切れます。

でも近場なので呆気なく到着。
しばらくして全員集合。

走り方の説明を受け、自己申告で『速い組(20周)』と『そうでない組(15周)』に別れスタート。
今までの練習の効果が出たのか、高速走行していても『もうひと漕ぎ』が出来るようになった感じ。

先頭交代した時、先頭に出たBossが一気に加速して速度アップしたのを見て、『下りライン』から追い上げたらBossがポツリ「自分が走るラインを守りましょう」。
ん～、あの場合 Bossの後ろに後続がいなかったから、即後ろにつきそこから右に出て追い上げるべきであった。反省！

今日の収穫はダンホさんの走りから得た『下りラインから上りラインへの入り方』であった。
順番待ちでのほほんとローテーションするのではなく、下りラインで最後尾にいなくても常に上りラインの状況を把握し、隙間があれば即時入り込む。

これだと中切れに即対応できる。
今までローテーションの練習は順番重視と思っていたが、それは『おこちゃまローテーション』であった。
実践には適用できない代物だ。
目から『ウロコ』どころか『魚』が落ちたよ。

集団に留まる為のテクニック、いろいろ覚えなきゃいけません。ダンホさんに感謝！

今回もなんとか最後まで集団に残れた。
それにしても集団内は本当に『楽』だった。

帰りは01111さんが先行して姿が見えなくなった。
これを利用して集団追跡を開始、当然信号重視です。

さすがに集団に力は凄いもので、程なく01111さんを吸収。
帰りの多摩サイは風を受けながら練習しようとしたが01111さんも同じ考えのようだったので、交代しながら風を受けながらの練習を行った。
多摩川原橋をすぎてからパンク、カトーさん、01111さん協力ありがとうございました。

家に帰りホットケーキを焼いて、子供と一緒に食べ、その後歯医者へ。

15:00 Bossのお店に『585のエンド金具』を受け取りに行った。
そこで木祖村に関する話を聞いた。
その中で印象に残ったのが『間合い』の話だ。

居合切りだと、自分の間合いに入った敵は確実に仕留める事が出来る。
自転車の場合も同じで、ゴールまで○○kmまでくれば逃げきれる・・という間合いがあり、集団走行でゴールに近づいたとき『一番長い間合い』を持っている奴が勝つと聞いた。

でも複数人が協力して逃げれば、その間合いをなくすことができるようだ。
ローテーションで回していけば、速く走れるからね。

各自の能力、利害関係、好き嫌い、仕切り力・・・・。
いろんな要素が複雑に絡みあう、それを瞬時に分析して『次の一手』を考える。
体だけでなく、頭も鍛えなきゃ！
やっぱり自転車競技は奥が深いや。

今日の周回連 105.1km
今日の買い物連 38.8km

今日の走行距離 143.9km