果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

みかんの花の香りと女性自身

2014年05月11日 21時06分54秒 | 日記・エッセイ・コラム

露地みかんの花が咲き出して、辺り一面いい香りが漂っている。
もちろんあらゆる植物が発する香りが、薫風として心地よさを増長する。
もう少しで摘蕾作業も一服する。
無農薬レモンや無農薬レモネーディアは整理落下期に入り、
落ちすぎを警戒して見回りに余念がなくなる。

雑草コントロール栽培のメインのナギナタガヤはかなり出穂してきている。
昨年、土を少し耕したため悪い草が増えたのが気がかりだ。
見る事も仕事だと思うと、新たな気づきが生まれるはずだ。

先月の上旬から 「女性自身」と言う雑誌を見た何人ものお客様から
河合さんのやってきたことが掲載されているよと教えてもらった。
「国産レモン、皮ごとがぶり!でサビない体作り」という見出しで、
レモン情報が7ページにわたって書かれている。
皆さんからの情報をまとめるとどうも豊橋方式と食べ方がまるっきりダブって見えてしまったようだ。
教えてもらって自身読んでみると、がっかりした。
レモンの作り手が長い年月をかけてまとめてきたものが、
表面的体裁を整えて情報として簡単に流れているのは・・・。
レモンの皮ごとすり下ろし(豊橋方式)の根本技術は、
手に入らない完熟したレモンを使うという原則がある。

メールでいただいた、「ためしてガッテンを見てレモン作りに希望の光が見えた」
と言う言葉からは、道を切り開いていくものとその道をついてくるもの絶対的差が
存在することを確認できた。
ただ、自分の拙劣な部分を見つめ直すことで上を目指すことだけは続けていきたい。

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

※画像はアブラムシを食べる日の丸飛行隊のヒラタアブの成虫

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