果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

つかの間の好天と謹製の仕込み

2015年04月18日 21時20分27秒 | 日記・エッセイ・コラム
つかの間の好天、残っていた剪定や雑草の管理やぼかし肥料の散布に追われる。
日曜日の午前中だけがラストチャンスのようだ。
無農薬レモンや無農薬レモネーディアは花びらに病気がでないように、
善玉菌の葉面散布、花ゆすり、摘蕾などジェットコースター状態。
気温が高くなってきて雨が続くことは、油断すると一気に奈落の底に。
それにしても弱りすぎた木は、新葉まで養分が届いていない様相である。
死に花が多いのは衰弱と日照不足のせいだろうか。
次の芽に期待せざるをえないというのが本音だと自身に問う。

追われている時にだいぶ前から気になっていた仕込み作業も。
無農薬レモンを串切りにして、塩といっしょに瓶に詰める。
そう!、河合果樹園謹製の初恋レモンソルトである。
味の奥行きを出すためレモネーディア果汁を加えるのが河合果樹園流。
これから1週間は毎日見ては返しの繰り返し。
レモンポリフェノールは醗酵することで抗酸化力が上がる。
ゆっくりと熟成する時間、生きていることの証しを作り手が感じられるか。
本物の商品には作り手の気が乗り移るはず。
隠し味に一役買ってほしいしょっぱい初恋である。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp


コメント
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