果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

レモンえんぴつ

2009年08月03日 19時44分54秒 | 日記・エッセイ・コラム

8月になってもこれでもかと雨が降る日が続く。
7箇所ある温室の開け閉めだけでも体力を消耗させられるが、
品質を保つための作業として手を抜けない。
小さなカエルが開け閉めに向かう足下からぴょんぴょんと飛び広がって、
カエルにとっては運動会状態の天候でうれしそうに感じる。
立場違えば喜びもそれぞれ、天候だけは待つしかない。

河合果樹園では年間会員のかたに年間5回、農産物をお送りさせていただいている。
そのときに当園で採れた野菜などお裾分けする”お楽しみ”がちょっぴり人気だ。
7月にお送りした温室みかんには、
私の力作?の”レモンえんぴつ”を入れさせてもらった。。
3月に無農薬レモンの剪定した枝を採っておき、
一瞬時間が空いたときに少しずつえんぴつの工作。
まず剪定した枝からえんぴつの太さに適したものを選別。
そしてえんぴつの長さに切りながら、小枝や棘を除去。
次に汚れを取るために水洗いして乾燥。
完全に乾燥してからドリルで穴を空けてえんぴつの芯を差し込む。
最後にナイフでえんぴつ削り。
えんぴつ削りが一番大変な作業だった。
制作本数は約300本、私のごつい指でもマメができてしまった。
ひとつとして同じ形がないえんぴつ、
自然のお届けからブーメランのように戻ってくる
逆”お楽しみ”のメールやファックスがうれしい。

Dsc08724

コメント
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