果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

恵比須講みかん

2007年12月05日 20時00分26秒 | 日記・エッセイ・コラム

早生のみかん切りも終盤になってきた。
この時期、みかんの収穫にきてくれるパートさんがほしがるのが、
縁起物の恵比須講みかんである。
恵比須講みかんとはみかんが葡萄状に固まってなったみかんで、
玄関に置くと福を呼ぶといわれている。
特に玉の大きさと形がそろった5つ玉は芸術品とも感じる。
管理不足?偶然?というと夢がなくなるので、
やはり自然界のアーティストが作った芸術品ということにしてください。

毎年、我が家の玄関にも恵比須講みかんが必ず飾られる。
河合果樹園では発酵肥料と厳納薬栽培をしているため、
この恵比須講みかんがいつまで腐らずに玄関に居続けるか?を楽しみにしている。
数年前12月に飾った恵比須講みかんが7月まで腐らなかったのは驚いた。
善玉菌の多い環境で作れば日持ちがよくなるということだろう。
以前、レモンの成分分析をしてもらったとき、
皮に含まれる抗酸化物質のビタミンEが通常の2倍あった。
そのことと腐らないことはやはりリンクしていると思う。
木村秋則さんの無農薬リンゴの話が記憶の片隅からよみがえる瞬間である。

Ebisukoumikan

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする