かるさんのgooブログ <北国たより>

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甲子園の砂のゆくえ

2010-08-23 13:01:00 | インポート

第92回「全国高等学校野球選手権(夏の甲子園大会)」は、沖縄・興南高校が春夏の連覇という偉業を成し遂げ終わりました。

近ごろの高校野球のレべルは、地域差がなくなりつつあり、東西どこのチームが勝ち上げっても驚かなくなりました。

N県にいささかの縁があり、その代表チームを長いあいだ注目しているのですが、かっては出ると負けの繰り返しで、隣県などとの地域大会でも苦杯の連続でした。

ところが、昨年の夏の甲子園では「準優勝」となり、この夏も「ベスト8」まで進みましたが惜敗しました。

ですが、甲子園にやって来るチームのほとんどが私立高校で、生徒集めの一環となっているのは間違いありませんし、公立高校勢の活躍は貴重なものとなってきました。

いつもながら、甲子園での「敗者と勝者」の明暗は印象的です。
負けたチームの涙ながらの「砂集めシーン」には、思わず「良くやった!!」と声をかけてしまいます。

と同時に「あの砂はその後、どうなっているのだろう?」と、よけいな思いがよぎります。

情報によれば期間中1.8トンの砂が運び込まれるとのこと。

負けたチームが砂を持ち帰ったのは第31回大会の「小倉北高のエースピッチャー」が初めてだそうです。

以来、今年の92回大会までざっと60回×1.8トンの砂は、それぞれの地域でどんな運命をたどっているものかと・・・・熱戦をTV観戦しながら、フッと思ったりするのです。

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<古寺の六地蔵>