かるさんのgooブログ <北国たより>

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「望洋興嘆」

2010-03-03 21:20:00 | インポート
望洋興嘆(ぼうようこうたん)
――遠くを望んで長嘆するさま。前途が広遠で、とりとめがなく、ため息をついてあきらめるたとえ――と辞書にあります。

ここ北の国の政治風土は、爾来「革新(?)王国」としての風潮がありました。
昨夏の衆議院議員選挙でも、圧倒的な差で「民○党」が議席を確保しました。
ことの勢いで「総理大臣」まで輩出したのです。

それから半年、政治資金問題で秘書はおろか、議員まで逮捕される羽目に陥っています。

かの「総理大臣」も、なんとも不可解な方法で身内からの資金提供を受けて指弾されています。
さら~に、ここへ来て「女性新人議員」へ、教職員組合が選挙資金を提供した・・・として司直の手に掛かっています。

「総理大臣」は修正納税で難を逃れたかに見えます。他は裁判中や捜査中で、いまここで結果を云々することは憚ります。

ですが、いずれの案件も庶民感覚としては「摩訶不思議」な内容で、確かな説明もなされずかえって疑心暗鬼の思いが首をもたげます。

せっかく長いあいだの「政治的閉塞感」から逃れられるかと・・・ささやかな希望を抱いた多くの人々の望みも、ここへ来て<前途広遠>となり、日々の<とりとめもない政治劇>に<ため息をつく>毎日と化しているのです。

こんなありさまに、庶民が今すぐ<あきらめ>の心を抱くのかどうか、なんとも難しい時期に差しかかっている気がいたします。

にしても勝ちに奢った「民○党」、昨夏の庶民の支援は「ほんの紙一重」の傾きであったことを『肝に銘じ』てしかるべきと思うのですが・・・

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<郊外の公園温室で>