かるさんのgooブログ <北国たより>

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三大夜景地の評価

2015-11-09 11:22:46 | 日記・エッセイ・コラム

 

日本の三大夜景地と言えば「長崎、函館、神戸」が不動の地位を占めてきました。

 

ところが、国内の夜景を観光資源として発信する一般 社団法人 「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京)というところが最近発表した「三大夜景地は ①長崎、②札幌、③神戸」となっていて、あの函館の夜景は4位に落ちています。

このたびの選び方は、同法人が夜景に関する知識などに基づいて認定する夜景鑑賞士約4500人にインターネットを通じ、1人5カ所の好きなスポットを挙げてもらい、所在地の自治体ごとに集計したものだそうです。

(世間には、夜景鑑賞士なんてタイトルホルダーが居るんですね!!)

あの絶景の「函館夜景」の代わりになぜ「札幌夜景」が入ったのか?と首を捻るところですが・・・理由は選考方法にあり、函館山からの眺望が「一点豪華」な函館より、絶景ポイントが数多い札幌に有利に働いた・・・と主催者が言っています。

なるほど札幌は夜景のビューポイントがたくさんあります。

その中でも藻岩山が一番人気で、大倉山展望台や札幌 JRタワー 展望室、さっぽろテレビ塔、冬の 大通公園 などを彩る「さっぽろホワイトイルミネーション」も票を集めたようです。定番から外れた場所では、幌見峠(中央区)や宮丘公園(西区)も名前が挙がっていたとのことです。

要すれば、このたびの「新三大夜景地」は、その選定方法に違いがあって、「一点豪華絶景地」よりも「複数の絶景地」に重きを置くことになったようです。同法人事務局では「工場夜景が注目を集めるなど夜景の好みが多様化し、それぞれのお気に入りがあるのでは」と分析しています。

長崎の「稲佐山」も、神戸の「六甲山」辺りも、一点豪華主義から少しずつ多角的方向からの「夜景絶景ポイント」にする方向へ努力しているようです。

 

お終いに「函館夜景」の名誉のために書きますと・・・・以下のように函館の夜景が「三大」の定番なのは揺るぎもなく、実績もあるのです。

2011年にフランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」は、「函館山からの眺望」を最高評価の三つ星と認定しています。

旅行会社大手のJTBがインターネットを通じて全国の8410人から回答を得た「夜景が最も印象的だった旅先」のアンケートでは、函館が63%で国内1位です。

2位の神戸(13%)、3位の長崎(8%)を大きく引き離しています。なんと札幌は3%でしかなく、6位と言う位置に甘んじているのです。

<北海道新聞の記事から>

 


デジブック 『エルムの杜の銀杏並木』

2015-10-28 16:26:11 | 日記

デジブック 『エルムの杜の銀杏並木』

曇り空の27日、時間を見つけて観覧に行ってきました。

当地の秋の観光スポットです。3日ほど前に初雪が降ったりして、いくらか勢いが削がれた感じの「黄葉」ですが、まだまだじゅうぶんに観光客を楽しませてくれています。

このイチョウの葉が落ち切ると、本格的な冬がやって来るのです。


効果が高まるそうですが・・・

2015-10-24 11:35:35 | 日記

冬に入るまえの「恒例行事」と言えば、「インフルエンザの予防ワクチン接種」となります。

取り紛れて接種の機会を逃すこともあったりしますから、今年は早めにこの19日(月)に接種してきました。

 

今季のワクチンは4種のウイルスに対応できる新種だそうで、高齢者は昨年の1000円から1400円の費用となりました。4割もの値上げではたして効能がアップとなるのかどうか? 危ぶむところですが・・・・

と書いていましたら、今朝の地方新聞に『道産マイタケでワクチン効果増 インフル予防期待』という題での記事が載りました。

 

「道立総合研究機構林産試験場」というややこしい名称の役所が、道産品種のマイタケ「大雪華の舞1号」が、インフルエンザ予防接種のワクチン効果を最大3.5倍に高めるものだと発表しました。

これは北海道情報大学(江別市)などとの共同研究で確かめたのだそうです。

 

「大雪華の舞」がほかのマイタケに比べ、免疫力を高める「βグルカン」や抗酸化作用があるポリフェノールの含有量が多いことに着目したとのことです。

「大雪華の舞」は、道内に多いカラマツを使い、低コストで栽培できる品種として同試験場が開発し、2008年6月に 品種登録 されて、十勝管内本別町の農家などが栽培したのですが、現在は道内4カ所での試験栽培にとどまっており、市販されていないのだそうです。

 

研究の成果通りの効能があるとしたら、近ごろにない朗報ですが・・・なにせ即利益に結びつかない事業(栽培など)は、なかなか広がらないという典型的な事例ではないかと思ったりするのです。

この成果発表を機に「大雪華の舞い1号」が量産され、北海道発の社会への偉大な貢献事例となることを切に願ってはいますが・・・・

 

  


「ラグビーブーム」のこのごろに・・・

2015-10-04 15:02:41 | 日記・エッセイ・コラム

ラグビーW杯・イギリス大会で「さくらジャパン」の活躍が目覚ましく、フアンは湧きに沸いています。

格上の「南ア」と「サモア」を破って、強さを見せつけてくれました。

わが国では「野球」「サッカー」「バレーボール」が盛んで、比較して「ラグビー」はそれほど一般的に注目されていません。

ラグビーは、激しく「肉弾相打ちながら、長時間」の動きとなりますから、相撲以上に身体的に危険が伴います。

サッカーと違って、以前は通年試合するというわけでなく、冬期間だけのプレーが常識でした。

したがって、ラグビー経験者や一部の熱狂的な人以外には、フアンとしての広がりが無かったのでしょう。

ですがここへ来て猫も杓子も「五郎丸」フアンを強調しています。

 

高校生時代の体育のメニューに「ラクビー」が取り入れられていました。

ラクビー部の同級生を中心に二つに分かれ、体育の先生に怒鳴られながら果敢に試合をしたものです。

その時の体育着は何だったのか? いまのようにカッコ良い「ジャージ」なんてありませんから、それぞれが体育の時間にふさわしいズボンか短パンだったのでしょう。

「ズボンにバンド(ベルト)はするな、家から親のネクタイを持ってきてバンド(ベルト)代わりにせよ」と言われて実行したことを鮮明に憶えています。

ネクタイをバンド(ベルト)代わりにするのは、動きに力みが出たときとか、引っぱられたときに、ネクタイの真ん中の縫目が切れて、身の安全が保たれるという理由のようでした。

昨今の小中学校の運動会でも、「棒倒し」や「本格的騎馬戦(相手を落とし崩す)」などは禁止されているようです。

それが良かったかどうかは別にして、運動会での上記のメニューで「殴る、蹴る、スクラムを組んだ頭の上に飛び乗る」なんぞはあたりまえのことでした。

それでも、不思議なことに鼻血を流す程度で、大きな怪我も無かったように記憶しています。

 

若いころから、グビー試合のTV報道を心待ちにし、贔屓のチームの前進には、身体をゆすりながら「行けェ~~、行けえ~っ!!」と思わず声を張り上げてしまうのは、青春時代のそんな教育を受けた所以かと、いまつくづくと思っているところです。

「さくらジャパン」の、長年積み重ねてきた努力に敬意を表し、いま一段上へのランク付けを切に願う、きのう今日なのです。

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たまたま起きた事件かな? 

2015-09-28 12:35:20 | 日記

 札幌の中心街、中央区のコンビニエンスストアで、先24日の午後10時30分ころ起きた事件です。

 

中国の上海から、観光を兼ねて新婚旅行に来ていた30歳半ばと、20歳半ばの男女です。

その女性が、会計も済まないアイスクリームを店内で食べ始めました。

とうぜん、店員は他のお客の迷惑を考え、身振りで店の外に出るよう促しました。

すると、とつぜんその男女二人が店員に殴りかかり、髪の毛を引っ張るなどして店員に軽傷を負わせ、26日に警察に逮捕されました。

男は「妻がののしられたと思ったので殴った」と供述しているとのことです。

 

先の日記「爆買い効果」の裏側で・・・で記したように、いま全国でこれに似たような事象が起きていることでしょう。

「習慣の違い」だけで済まされない、何ごとかが起こりつつあります。

外国人観光客を、大量に取り込もうと目論む政府や地方の行政組織です。

ただ売れればよい、儲かれば誰がどんなふるまいをしても目をつぶる、そんな安易な考えをあらためて、この国の人々と外国人観光客との間に、これ以上の摩擦が生じないよう、早く手を打つべきと強く思うのです。

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