日本対韓国戦は、熱戦だ。ライバルの存在が、お互いを強くする典型か。
韓国選手や、サポーターのマナーの良さは、好感だ。韓国も、完全に近代国家の仲間入りをした感じがする。中国はどうか?
ハンターディヴィスさんのビートルズの増補完全版が出た。たぶん私が一番最初に読んだビートルズの本だが、その増補版で、30数年振りに読んだことになる。
2009年版序文や、1985年版後書きなどは、初めて読むのだが、今だから話せる話も載っていて、オリジナル部分も面白い。
ディヴィスさんが、序文で述べているように、この本が、できたのは、奇跡に近い。何せ、当人たちの承諾をとった(そのために訂正がはいった)、オフィシャルな伝記は、これだけ。本ができた後も、しばらくビートルズは続いたが、4人の個人の集まりになっていて、絶対承諾を得ることは不可能だったろう。
出版された当時は、ビートルズがコンサート中心から、スタジオ中心の活動に切り替えたころで、その時点では、ひげづらに変身したビートルズがこんな風に活躍することすら想像できなかったろう。
当時まだ健在だった当事者たちに、生の取材を積み重ねてできた本で、リアルさが凄い。その後、様々な研究がなされ、事実と違うと評されることもあるが、当時の人々の語りを基にした、INGの伝記なのだ。ありのままの人間関係が浮き彫りにされている。
間違いなく言えるのは、発売当時、ディヴィスさんが、40年以上たってから、日本語版が再発されるとは、予想していなかったことである。