関西から帰ってきたら、大沢親分が亡くなられたことを知った。ついこの前まで、日曜の朝の登場を楽しみにしていたのに、あまりにもあっけない。
男気のあるスポーツマンだった。今だと星野さんぐらい?
やっぱり親分の方が迫力あったな。
ご冥福をお祈りする。
2日間で、和歌山、大阪、滋賀、京都と回ってきた。天気はよかったが、あまりにも駆け足。忙しかった。
これは、和歌山の真ん中にある和歌山城。本物は、戦争で焼け、再建されたものだ。帰りのタクシーの運転手さんの話では、子供のころ上った記憶があるという。終戦2ヵ月前に空襲で焼けたらしい。
中に入るには料金が要るが、正直、見所は限られる。
一番の見所は、天主閣からの眺めだろう。360度見渡せる。
こちらは、海側。たぶん右に見えるのは、住金の工場。正面の奥は淡路島か。
この住金の工場が、空襲のターゲットだったのかもしれない。
反対側は和歌山市内。左の白い建物は市役所で、右のは新しくできたホテル。
それにしても、穏やかな町。御三家のひとつの紀州藩の城下町にしては、静か。人口も減少して、和歌山県全体でも100万人を切るという。
比較的関西経済圏に近いイメージを持っていたが、地方の悩みは、ここでも深い。
京阪の浜大津駅で、初めて降りた。琵琶湖への桟橋が目の前。左には、比叡山が臨める。
すばらしい光景である。三井寺は隣の駅になる。
京都大にも初めて行った。素晴らしいキャンパスだ。
近くに吉田神社という神社があった。平安遷都に伴い、藤原氏の氏神である春日の神をこに勧請したという。
吉田山というのは、元々の地名だったようだ。
ここには、古くから代々の社家、吉田家があり、もと卜部氏で、朝廷に仕え、陰陽寮において、占いのことをつかさどった古い家柄とのこと。
徒然草の吉田兼好もこの一族だ。うーん、奥深い。
京都には、まだまだ未探訪の寺社が多くある。