kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

インターハイ終わる

2018-08-07 | 陸上競技
更新滞っていました。

三重インターハイが終わりました。ここまでかなりのエネルギーを使って進んできました。この舞台に立てたこと、本当に誇りに思います。やれることは全てやってきたと思っています。すべてが順調とはいえない中でしたが少しずつ確実に進んできた。

レース当日、バトンに関してある程度上手くいっていたのではないかと思います。流れたり詰まったりというのはほとんどありませんでした。が、うちのタイムは48秒51。チームベストからは0.5秒遅れ。47秒20を目標に掲げていました。簡単なことではない。最低でも47秒台には入れるだろうという感覚の中でここまでやってきました。選手は持っている力を出してくれたと思います。出場前は組でのランキングが7番目。うちより速いチームは基本的に47秒台。46秒台のチームが2チーム。厳しい戦いというのは明らかでした。

実際のレース、上位3チームは離れていてそれ以外のチームで競り合うと胃感じでした。トップは45秒台46秒台が2チーム。4位は中国チャンピオンのチームで48秒0でした。うちが48秒51で5位でフィニッシュ47秒台の持ちタイムのチームに2つ勝つことができた。大きな意味があると思います。

走力的に大きな差があると思います。それでもこの舞台に立つまで様々なことをやってきました。周りからは「無理だ」と言われる。逆に「中学時代に12秒台で走っている選手が3人いるのだからインターハイは言って当たり前」とも。実際問題、周囲で見ているほど簡単ではありません。少しずつ少しずつ積み上げてきてやっと届いたインターハイでした。

結果的には予選落ち。予選通過レベルは47秒2台でした。県記録を更新しても届かないレベル。それでも真剣にその部分を目指してきました。強いから届くという話ではない。インターハイ出場を決めてモチベーションが下がるという感覚はなかったと思います。逆に本人たちは「絶対にやってやるんだ」という気持ちで臨んでくれていました。

予選で落ちましたがここまでやってきたことは大きく間違っていたとは思いません。全国で66チームしか立つことができないインターハイの舞台に立つことができた。参加するだけではなく戦うためにやってきた。自分たちよりも少し力が上のチームと競り合って戦うことができた。ここに意味があると思っています。

全国の強豪校や選手が集まってくる学校とは根本的に違います。部活動が盛んとは言えません。卒業していった選手たちと一緒に少しずつ少しずつ積み上げてきた部分です。これまで一緒に協議をしてくれた選手がいるからここまで来れた。1人だけでインターハイに行くのとは違います。4人走れないといけない。強い個人が1人いたら行ける部分とは違います。チームとして取り組んできたことが少しだけでも形になった来たという誇りはあります。私自身がというのではなく選手たちが・・・という意味です。この子たちと競技をすることができて本当に幸せに思います。

周りがどのように評価するかは分かりません。それでも今回の結果に胸を張りたいと思います。前を向いて進もうと思います。ここまでやってきた選手たちの存在は本当に大きなものです。褒めてやってください。人間的にも大きく成長してくれたと思います。誇らしいです。

思うことはあります。これはまた別に記録しておこうと思っています。ここまで支えて下さった方々には本当に感謝しかありません。一番近くで選手たちを見守って下さった保護者の方々、この娘達のことを気にかけて声をかけて下さる県内の先生方、どこの誰だか分からない娘達と一緒に練習をして様々なことを教えて下さった県外の先生方、物心共に選手の環境づくりに協力してくださったOBOGの方々、このblogを通じて知り合って応援をしてくださった方々、多くの人のおかげでここまでこれたと思います。言葉で表現するには難しい部分がありますが本当にありがとうございます。

選手にも周りの方々にも感謝しかありません。本当にありがとうございました。。胸を張りたいと思います。
コメント
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