kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

思うことをつらつらと

2018-08-23 | 陸上競技
思うことを。

中国選手権を終えてSが競技を引退。ここに関してはかなり思うことがあります。うちの女子にとって本当に大きな存在でした。うちの娘達は誰にでも懐くわけではなく、自ら話しかけたりするということはほぼありません。それにより勘違いされることもあります。本質的な部分での話ですから笑顔を振りまいて人懐っこいという部分での評価は気にしていません。淡々とやっていくという感じが周りからすればあったのではないかと思います。

表面的にはNとMが1年生の時から目立っていました。しかし、その間には常にSがいました。2人きりでは何もできなかったのではないかなと思います。入学当初は本当に幼かったと思います。基本的に「自己中心的」な行動が目立つ。上級生がいましたがその子達が色々やってくれるので自分たちはあまりやらない。自己判断で全てやってしまう。思い通りにならないことに対してはそれが態度と表情にでる。「声を出す」ということさえほとんどやらない。なかなかのレベルでした。

1年生の冬、他校と合同練習をして終わる。片付けをしていたら勝手に居なくなっていました。集合もしていない、他校もまだ残っているのにも関わらず。「自分達の片付けが終わったから」という自己判断で勝手に帰っている。当時の女子キャプテンは泣いていました。いやいや、どこまで自己中心なのか?個人種目といえ集団で動くという感覚がない。こんなことは数限りなく行われていました。blogには書いていませんてましたが。

何かの時に「女子ばかり優遇されている」という意見がありました。いやいや、どれだけこの子達が怒られ続けてきたのか分かっていない。他の者であれば見て見ぬ振りをする事でもこの子達に関してはかなり細かく指導してきました。理不尽な事で怒られていると感じていた者もいたと思います。結局は本気になって競技と向き合う者しかこういう話は理解できないと思います。怒られた、怒られなかったという一部分だけの判断ではないですから。

2年生になり中国大会でリレーで8位となる。ここが一つの転機だったかもしれません。一緒にやってきた先輩達と目指していたリレーでのインターハイを逃す。その辺りから「このままでは届かない」という感覚を持って取り組めたのではないかなと感じています。もちろんこれ以後も態度や考え方に関して指導をすることは数え切れないくらいありましたが。

ある時から練習に関してはほぼSに任せておけばいいという感覚がありました。1年生の時は苦手な練習は手を抜く、思い通りにならない場合は態度に出るというのがありました。キツくなると明らかにテンションが落ちる。そういう部分が伸びを止めていた。男子の存在も大きかったと思います。男子が引っ張ってくれるから雰囲気づくりも出来る。女子のリーダーはSでした。

周りからは実力のある選手が集まっているのだから強くて当たり前だと言われます。実際問題、多くの選手が集まっても上手くいかないところは数え切れないくらいあります。うちのように1人でも欠けるとリレーさえ組めないという状況からのチームがどれだけあるのか。表面的には見えない問題点が数えきれないくらいあります。そこに関しては何も言われません。そんなものだと思います。

指導スタイルに関しても「厳しい」と思われている部分があります。どうでしょうか。練習量が多いという意見も聞きます。まーどれだけの人がうちの現状を知っているかはわかりません。なんせ、学外で練習をすることはほとんどありません。誰がリーダーになって誰が引っ張っているのか。そういう部分はわかりにくいと思います。

Sの存在は本当に大きかった気がします。上手く表現できず、書いているうちに話が全くそれてしまっていますが・・・。もう少し書きたいのですが頭の整理が・・・。

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