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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

声が出ることで

2006-07-21 | 陸上競技
 久々に晴れたので良い感じで練習ができました。最初の「グランド使用」については、先ほど書いた「kanekoの怒りは間違いか!?」の記事で(これは消す可能性が高いですが)。最近はほとんど平地で走れていなかったのでこれほど走れるのは久々。まーそれでも予定より1時間以上遅れてのスタートになりましたが(怒)まー基本的に時間が守れないようでは・・・。問題外です。

 加速走の中で動きをかなり修正。数人の動きは明らかに変わりました。特に顕著なのがともか?「北京のバタバタ走り」の接地の足音がかなり消えてきました。スムーズな脚の動きになってきた。ハルは加速に入る段階の姿勢とピッチの意識で一気にタイムが上がる。これが身に付けば安定してきますね。男子は完全に腰が遅れます。運動経験がない?それだけが本当の理由でしょうか?

 150mは細かい指示はなし。まー行くしかないでしょう。カノムラは良く走れていましたが疲れてきてからのペースダウンが著しい。それでも最後の1本はスピードが上がる。その力をもう1本前に出すことはできなかったか?5本という本数に合わせて力を使っているのではないか?力を使い果たすようなトレーニングなのでもっと前の段階で力を使ってもいいのではないか?意地で上がった1本かも知れません。それでももっともっと力を出すようにしなければいけない。
 女子は必死になれるようになってきた。今日の150mはおーまちが全てながひー↑に勝つ。この距離で1本目から勝つのは初めて。ながひー↑が筋肉痛に襲われて走れない状態であってもおーまちは勝てなかった。それが今日は全勝!疲れてからのともも粘ることができた。あれだけ前の集団について走れたのは初めてか?まだまだ「明確な課題」がありますが、これが解消できたら完全に前の集団と並んで走れるとkanekoは確信しました。

 折り返し走はやはり1年生と2年生の「力」の違いが明確に。単純な走力では間違いなくハルひー↑が上でしょう。それは2年生も認めている所。それでも折り返し走では「全く」相手になりませんでした。ついて行くことすら危うい(正確にはついて行っていなかった・・・)。最後の1本だけ声が出ました。声が出れば雰囲気が変わるでしょ?それを身をもって経験したはず。できるんですよ。疲れてたって。声で他の選手を励ますことだってできる。持久系が弱いやまもとですら声を出していました。これが2年生の自覚か?こう考えると2年の男子2名は物足りないな・・・。

 補強でも声が出たのは初めて。苦しい練習でも変わるでしょ?2年の女子が大きな声で数を数えることでチームが盛り上がります。「練習」の雰囲気はかなり良かったですね。しかし、なぜ男子は声を出せないのか?それほど難しいことでしょうか?コミュニケーションが取れないようでは社会に出て困りますが・・・。

 やっと次のステップに進めそうです。長かったですが。この夏をどう使うか?ミーティングで話し、日記で話し、練習日誌で話す。これを継続していくことで間違いなく変わります。まだ不足しているのは練習日誌への書き込みでしょうか?ここでもう一度自分のその日の練習やその取り組み方について反省をしてください。それでもっともっと強くなることができます。

 明日は楽しいマッサージ大会&ジョグです。今週の追い込みを少しだけ緩めましょうね。いやーなんて優しいんだ。練習強度が「回復」の日に1分間隔走をした?今日の練習強度が「回復」だった?なんのことやら・・・。前の「回復」は「心肺機能の回復」になったはず。今日の練習は・・・。何か回復したかな・・・。やる気が回復したことにしておきましょう(笑)
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kanekoの怒りは間違いか!?

2006-07-21 | 日常雑感
 ついに夏休み。これで思う存分練習ができますね!?みんな嬉しそうで何より。

 でも、kanekoは怒りました。これまでも我慢をしてきましたが、今日はさすがにおかしい。練習である競技場を使っているのですが、少し雨が降ると「トラック使用不可」と書かれます。まーこれはある程度仕方ないことかもしれません。これまでも多くの顧問が不満を抱えながら「使わせて頂いている」状態でした。そんなときは幅跳びの助走路にタータンが引いてあるのでこれまではそこを利用して練習をさせてもらっていました。で、今日はそのタータンを使おうと思うと、スタンドからタータンに入るところまでの「2m」の土の部分が荒れるから使用禁止と言われました。え!?そんなバカな・・・。普段は外周を走ることに対して1度も注意を受けたことはありません。小雨が降っていても走ることができた。なぜ、今日はダメなのか?それもその土の部分を走るわけではなく、タータンへの移動するために「歩く」だけなんですよ。なぜ、今日だけはダメなのか?あまりにも納得がいかないので「それでは、土を歩かずに大回りして芝生を歩いてはいるから使わせてください」と言うと無視。それも選手がいる前で・・・。それは「管理する者」だから許される行為なのか?理解できません。たった2m、されど2m。これほど2mを遠いと思ったことはなかったね。
 30分後にもう一度お願いしに行くと地面を靴で無理矢理グリグリして土をえぐる。そして、「ほら、緩いでしょ?だからあと30分待ってください」と言われる。あの状態を見て本当にグランドが緩いと判断をしたのでしょうか?野球は普通に試合をしているし、その上を歩いても足跡すらつきません。その状態で無理矢理土をえぐって「緩い」というのはさすがにおかしいのでは?

 このblogに書く内容としてはふさわしくないかも知れません。それでもさすがに我慢の限界です。kanekoだけでなく複数の陸上部が不満を抱いています。「管理」が最優先なのでしょうか?それも明らかに意味不明と思われる「管理」です。今日は初めてロープを引かれて「絶対に入らせない」という意志を示されました。本当にそれで意味があるのか?「権力」を持っている人間はそれを自由に振りかざすことが無条件に許されるのか?だれのための施設なのでしょうか?施設は「使う」ことでその存在の意味があります。誰も使わない施設に何の意味あるのでしょうか?私たちだって雨が降ってグランドが明らかにぬかるんでいる時には無理矢理使わせてくれといいません。でも、今日のように「問題なく使える」状態で使えないのはおかしいですよ。グランドが使えないならまだしも、外周の土がえぐれるからそこを歩いてタータンに移動するなは納得できる理由ではないと思います。本当にえぐれるなら問題はありますが、誰が見ても普通に歩ける状態でした。

 kanekoの怒りは間違っているのでしょうか?先ほども書きましたが、kanekoがこのblogに書く内容ではないかもしれません。それでも書かずにはいられませんでした。この記事は明日には消すかもしれません・・・。刺激が強いので・・・。
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苦しい場面こそ

2006-07-20 | 陸上競技
今日は終業式。今年度は担任がないのでなんだかいつもと違う感じがしますね。ちょっと離れた場所から生徒をみることで違う部分が見えてくるわけで。

練習は身体が痛いらしいので約束通り走らず。補強を中心にしておきました。前からですが、補強系のトレーニングを重視してます。走るためにはやはり基本的な部分の強化が必要不可欠。時間があるときはこれまでもひたすらやってましたが、最近はまたレベルアップして実施中です。

意識の差がでるのは苦しい場面です。今日の2年女子は一番キツイ場面で平気そうな顔をして練習に取り組んでました。あまりにも余裕みたいだったので聞いてみたら「きつそうな顔をするより平気そうな顔をしている方が気持ちが楽」だとのこと。確かにね。昨日も話しをしたんですが、苦しい場面で「辛いな…」と思うか「強くなるために乗り切る」と思うかで効果が変わってきます。
kanekoは練習の時、苦しい場面でも絶対に歩く事を心掛けていました。何故なら「まだ余裕」と見せることで周りから「この選手は強い」と思わせることができる。弱い部分を練習中に見せてもメリットはない。だったら無理をしてでも平気そうに見せる方が精神的な優位に立てるでしょ?

1年生はまだこの辺が甘いですね。明らかに「苦しい」を表に出します。仕方ないといえば仕方ないし、実際にキツイのでしょう。でもそれは2年も同じでしょう?何がその差を生むのか?考えないといけませんね。

苦しいをアピールして強くなるならいくらでも出せば良い。それを出していく事で「誰かが助けてくれる」と思っているのか?違うはず。「私には無理です」「僕にはできません」を出しても何も変わりません。同じ練習をするなら、最大限の効果を引き出す方が良いでしょう?

残念ながらkanekoは「格好よく強くなる」方法は知りません。「楽をして強くなる」 方法も分かりません。そのかわりがむしゃらに強くなる方法ならいくらでも提供できます。苦しさから逃げてはいけない。それに立ち向かう事で自分の力が高まります。

人生の中で「格好よく」生きるのは難しい。大体がむしゃらに生きて後で振り返るものです。夏休み中にアルバイトをする高校生もいるでしょう。その生徒は何のために働くのか?単にお金を手にするためだけの者が多いだろう…。
今の高校生はがむしゃらになることが少ない。苦しい思いをするくらいなら何もしない方が楽だからね。でも今しかできないことがあるはずだ。うちの選手にはそれを経験させてあげたい。他のものからは得る事のできないであろう大事な経験をしてほしい。

苦しい場面を多く経験できるというのは貴重だと思う。その中から学ぶことは多い。だから苦しさから逃げてほしくない。苦しい場面だからこそ立ち向かって欲しい。一人で立ち向かえなければ周りには同じ苦しみを共有している仲間がいるはず。共に乗り越えてみなさい。

「苦しみ」を乗り越えたとき、大きな「何か」を手にする事ができる。忘れてはいけないことは「苦しい練習」をすることが目的ではないこと。それを経て強くなり記録を向上させることが目的です。これを忘れてしまうと「苦しさ」から逃げたくなる。逃げずに先にあるものを手に入れてほしい。

女子はkanekoが何のために課題を与えているのかを忘れてもらっては困ります。今のままで本当に速く走れますか?走れないなら走れるように自分で意識していかないといけない。自覚して下さい。それができれば更なる成長が期待できます。逃げずに立ち向かいなさい。「恥ずかしい」とかいうレベルで練習の効果を低くすることは避けて欲しいですね…。期待しておきますね。
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雨でもできることはやる

2006-07-19 | 陸上競技
 先日から朝練を実施。まー少しだけ(?)身体を動かすのが目的です。一応「来れるモノだけ」という参加形式。山奥から通ってくる選手もいるのでバスの時間の関係でなかなか朝早い時間に来るのは無理。結局来るのは女子だけです。まー意識の差もあるかもしれませんね。物理的に来ることが可能な男子もいますから。

 問題はtokushoとtokushokoで授業の日程が違うことか?さすがにこれだけ違うとうちの選手はうんざりします。毎日4時間以上待たされてからの練習ですから・・・。別々に練習をしてもいいのですが、今のチーム事情からtokushoの2年生がいなければ部の雰囲気が極端に落ちてしまいます。1年生だけではまだまだ雰囲気作りができません。元気がない・・・。練習はできるようになりましたが、足りない部分は多い。2年生に負担はかけますが今の状況ではチームとして活動するしか強くなる方法はありません。なんとかならんかな・・・。

 やっとのことで本練習が実施できてもkanekoは会議・・・。2時間半ぶっ続けで・・・。結局ほとんど自主練状態。以前と比べるときちんと各自で練習をできているようです。見ていないからなんとも言えませんが、「kanekoがいないから手を抜く」というレベルの低いことはないようです。うーん、良い傾向。
 結局坂道走の2セット目からしかみていませんが、過酷な状況に良く立ち向かっていたと思います。普通の坂道走と比べるとかなり負荷が高い。120m位の坂道を駆け上がってから+αの動きをしていますから動くはずがない。最初から3セットと決めてはいたのですが、2セットと言っておいてからの3セット目ですから選手の落胆は大きい。最後にミーティングをしましたがこれが「やらされる」練習と「自分からやる」練習の差でしょう。もちろん、この状態で練習を更にやるというのは辛い。kanekoだって分かってます。でもね、ここで気持ちを切り替えられるのかどうかなんですよ。「嫌だな・・・」と思って取り組むか、「絶対にやってやる」と思ってやるのかでは効果は全然違います。強くなるために必要だと思ってやることで効果は絶対に高まります。だからあえて「2セット」と言っておいて「3セット目」を指示した。それだけです。

 1本目が終わった後に少しだけ話しをする。
 「これだけの負荷をかけてやってきて残りの2本を適当に走るのか?それで本当に強くなるなら適当に走ればいい。本当に強くなりたければこの2本でどこまで力を出せるのかが大事。」という話しをしてから2本目に突入。これでまた動きが変わる。今日の練習を見る限り残念ながらおーまちは65秒かかる選手ではないことを改めて確認できました。本当に強くなった気がする。ながひー↑と比べても400mではおーまちのほうが強いと思ってます。特に今日の2本目3本目の気迫は本物か?あれだけ前を走る男子を追うことができれば(最後は逆転してましたが)、フラットで62秒では走れると思います。あとは自分の力をうまくコントロールするだけなんですが。

 最後の階段ダッシュ(もうダッシュのレベルではないが)でりのぷーが一番速く動く。走る距離が半分だからというだけではなく、「自分で強くなろう」という意識が見えます。朝練でも1番前を走ってます(ダッシュ系では先頭は譲りますが)。こういう意識が自分の力を高めるんですよ。きっとkanekoの言う無理難題に「こんちきしょー」と思ってやっているんでしょうね(笑)。先日kida先生に「投擲は走るのが基本になる」と言われて、本人にもその話をしました。kanekoが細かい技術的な部分が分からないので投擲練習はほとんど1人でやってます。基本的にkanekoは走らせることしかできないのでひたすら走らせています。
 最後のミーティングでも話しましたが、うちの選手は顧問が「短距離の指導ができる」というだけでかなり恵まれています。kaneko自身高校の時は自己流でやっていたし、県内には顧問がいない中で練習する選手だっている。見てもらって伸びるのははっきりいって「当たり前」です。その状態に甘えていてはいけない。その甘えはきっとハングリー精神を無くしてしまい、大事なところでミスをする。「顧問がいないから」と言ってそれを言い訳にしているようでは自分に厳しくはなれない。同じように「顧問がメニューを作ってくれるから大丈夫」なんて思って「単にメニューをやるだけ」でも強くならない。顧問がいるならその練習の意味を最大限に理解してそれ以上の効果を引き出さないといけないのではないか?そんな話しをしました。

 話しは飛びましたが、選手は3本目は苦しいところでしっかりと声を出していました。こうやって自分たちで強くなる雰囲気を作り出さないといけない。練習がきつい時「疲れた・・・」とか「エライ」とかいう言葉を発するよりも、「ここで頑張ろう」とチームメイトに投げかける方が効果は高いでしょ?りのぷーは他の選手が走っている時に1人で投サークルでみんなに声をかけている。その逆は?短距離は走るだけで投擲にまで気を配れていない。互いに練習中に声を掛け合うことで「自分は見られている」という自覚が芽生えるでしょう?夏にセパレートの水着を着るためにはお腹のお肉が気になるからプロポーションを気にかけるのと同じ。誰かに見られているという意識は絶対に必要。互いに意識することで種目は違っても「負けられない」という意識が芽生えるでしょう?そうしたらみんなで強くなるんですよ。

 「~は全然練習していないのに・・・」なんて事を言ってもなにも始まりません。その選手に負けないようにすればいいだけ。自分より強い選手を見ましょう。「競技力」だけではなく、「競技者」として強い選手を見てください。それが大事です。もっともっと強くなる要素をみんなは持っている。どうせ苦しいことをするなら強くなろう。強くなって初めて気が付くことがある。その未だに分からない「何か」を見つけてみよう。それはきっとこれから先の人生に生きてくるから。

 ちなみにkanekoは「3セット目」を伝えた後、ちょっと心が揺れました。あまりにも可哀想で・・・。基本的に「甘い」人間なので、人に厳しくできません。それでも心を鬼にして「3セット目」を実施。誰も信じてくれないでしょうが一応kanekoも心を痛めているんですよ(事実)。でもやりますが(笑)。

 長い日記になりました・・・。まーそう思うような出来事があったのも事実。刺激を受けて自分自身成長していきたいと強く思います。
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大事なこととは・・・

2006-07-18 | Weblog
 今日は練習前にちょっとだけミーティング。kanekoが一番大事だと思うトレーニングの理解についての時間をとりました。

 なぜ「このようなトレーニングをするのか?」という事に対してある程度の理解が必要。「やらされている」練習ではダメ。kanekoは「みんなが練習で苦しんでいるのを見るのが好き」なわけではありません。いつも言うことですが、どうせやるなら最大限の効果を出して欲しい。kanekoは選手の大事な時間を預かっている。だからその時間を有効に使えるように配慮をしなければいけません。

 一方的な練習はただの「押しつけ」になります。他にやることがないから陸上でもやろうかな・・・では何も意味はありません。単に体力が向上して少し健康にはなるかもしれませんが・・・。kanekoが伝えていきたいモノとは若干のズレが出てきます。「○○をやる」という事に対して、「なぜその必要があるのか?」と質問をされる方が何倍も意味がある。自分で本当に必要なのかを考えて、情報を入手して自分で判断する。それは大事です。kanekoは練習が終わったら選手に「きつかったか?」と聞くようにしています。まー基本的にきついのは分かっているのですがそれがどういうきつさなのかを理解していないと練習としては「目的」が異なったモノになってしまいます。情報の交換は互いに必要不可欠だと。

 以前は良く話しをしていたのですが最近は「練習をする」ことだけに気を取られていて、その辺の理解が不足していた気がします。手を抜いていたわけではないのですが、なかなか時間が取れませんでした。まー眠くなるような話なので理解しようとする者でなければ身には付きませんが・・・。

 高校生では1本だけ速い選手では戦えません。これは先日の中国大会でも明確。速いレベルがずば抜けていれば問題はないですが、400mで50秒で1本走ったら1本目は52秒かかるというのでは準決勝で落ちてしまいます。やはり一番ベーシックな部分を強化しなければいけない。それは短短の選手でも短長の選手でも同じだと思っています。だからこそスピードをひたすら上げてやる練習以外も必要。乳酸がたまって疲れて動けないというのだけが練習ではない。もちろん大事な要素ですがそれ以外にもたくさんの要素があるのではないかと思う。

 kanekoは選手にあれこれ言います。それを選手がどう受け取るのか?別に「kanekoの言うことに負けてたまるか!」というのでも最初は良いと思うんですよ。それが本当の力になるなら。今日は最後の練習でとも&ハルがおーまちにひたすらくっついて走ってました。ペースアップしても離れないようにすることで気持ちも身体も強くなる。ながひー↑は途中でアクシデントがありもう無理だろうと思っていたらまた走り始めました。今日のミーティングの効果が少しはあったのか?どうでしょうか・・・。
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野球応援

2006-07-17 | Weblog
ここ数年野球応援を担当している。今年はTOKUSHO最後の応援でしたが生徒は良く応援してくれていました。みんなで何かをやる経験が少ない今の生徒にはこれも一つの経験です。話しを聞くと去年の野球応援が終わった時からずっと応援団をやりたいと思っていた子もいる様子。
この行事自体が良いか悪いかは別にしてこうやって自己表現の一つとしてこういう場を楽しむのは大事。準備段階では「なんでやらないと…」と思っている子もいるかもしれませんが、あの雰囲気を味わったら「来て良かった」と思える子も増えるはず。もちろん勝てればいいけどなかなかそうはいかないわけで…。TOKUSHOの野球の歴史は一つの節目を迎えました…。

なんだか寂しいね…。以前野球部長だった時の事を思い出します…。頭が回らないな~。なんとなく後日続きを書きます(多分)
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国体最終2日目

2006-07-16 | Weblog
 国体最終2日目。結果は日誌の通り。

 どのような状態でももっと真剣にならないといけない。最近、ちょっと褒めすぎだったでしょうか?厳しく言われないと自覚が失われてしまうようでは・・・。誰のためにやっているのかが分からなくなります。kanekoのためではないはずですが?

 200m予選のアップは1時間前にスパイクを履いての流しが終了。招集は30分前ですが・・・。時間配分を間違えていませんか?30分間動けないのにその前にのんびりしていても動くものも動かない。それでもぼちぼち走るのでなんとかかんとかですね。

 400mは・・・。アップの途中でメールで指示を出そうと思いましたが、これまで何度も同じ状況があったので理解しているだろうと思い連絡を断念。何も意識せずに前半からハイペースで入りあっけなくラストで撃沈。何度同じレースを繰り返すのか?せっかくスピードが上がってもその力が使えないようでは意味がありませんね。そろそともの最後まできちんと走るレースが見たいのですが・・・。これは難しい希望なのでしょうか・・・。

 りのぷーの砲丸は見逃してしまいましたが、「やっと」7mを越えました。それでも9位となり決勝に進めなかった。ここに大きな反省があります。もっと自分の力を安定して出さなければいけない。まー最近の練習からいけば7m行けば十分でしょう。

 200mの決勝スタートのレーンを見た状態で勝敗は決定。間違いなくハルがながひー↑を良い感じで引っ張るレース展開が見えていました。結果は27秒25と27秒86。これほど力の差があるとは思えませんが・・・。理由は明確でしょう?ながひー↑の200mのタイムはトップ選手と一気につまってます。電気計時のベストでいえば県選手権から1秒以上上がってます。ハルは間違いなく同レベルの力がある。なぜその力が出せないかをよく考えてください。

 良い状態が長く続くのは難しい。声を出すことすら継続はできない。あっという間に時間は過ぎる。練習だけが良くてもレースで自分の力を発揮できなければ勝負はできない。日頃の練習を「練習」と思って軽く臨んでいるところはないか?もっと真剣になれるはず。Fujimotoのレース前の集中力はピカイチ。あれくらいの集中が出来なければ実際のレースで力は発揮できません。その辺がうちの選手には欠落している気がします。これは教えてできることなのか?自分のレースをイメージしてますか?いきあたりばったりのレースになってませんか?こういう展開になったらこう動こうというイメージができていません。

 数名の課題は明確。体重管理でしょう。なんとかなると思ってませんか?同じことを繰り返して最後に「悔しい」と思うのでは・・・。ちょっとね・・・。不完全燃焼か?
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国体最終1日目

2006-07-15 | Weblog
 記録は日誌の方に記入しています。まーこんなもんでしょう。

 男子はアップの時点から向かい風でウインドスプリントを行ったりする失態。あえて何も言いませんでしたがスピードを上げていくために何が必要かを考えないといけない。
 もりっきーは前半まずまず。中盤から空回りし始めて失速。それでも自己ベストを大幅更新。カノムラはスタートバッチリ。30mまでは組でトップ。起きるのが早すぎて十分に加速に乗りきらないまま走ってしまったので後半に大幅失速。それでも11秒台は合格ラインか?まだまだ練習不足ですね。不満。

 女子はやまもとが脚が痛いのかなんなのか分からないままレースに参加。こちらも起きるのが早い。2歩目で完全に身体が起きています。その後一番の課題の中間からスピードに乗りきらず。ストライドが全く伸びません。足の痛みか?意識の問題か?それでも自己ベストタイ・・・。まだまだ出してもらわないと困るのですが・・・。昨年と同じレベルに「やっと」到達。
 おーまちは普通通りスタート。まーこんなものでしょう。いつもよりは少し遅いか?ともは1歩目から身体が起きる。練習が生かされていませんね。その後おーまちはそこそこ追い上げるものの微妙な14秒05というタイム。ともは今の段階では合格点の走り。

 調べてみるとおーまちのベストは手動で14秒4(電気で14秒6程度か)、ともは電気で15秒51。これを考えるとこのタイムは十分かな。練習の成果が少しずつ出ています。今までスピードが全くない状態でこのままロングスプリントに挑戦していたのだからそのままタイムが上がれば余裕が違います。そのためのスピードアップ。別に100mで勝負するつもりはありません。おーまちは100mの加速が13秒7程度(6月当初)だったのが現時点では13秒2~3。今のところは十分か?武器はスピードではなく「持続」です。このスピードのアップをメインにつなげていかないといけない。

 ハルは・・・。1台目まで8歩を10歩で入ったらストップ状態ですからそれからどうこうという話しにはならないですね。このへんは本人が一番分かっているはず。逆にいうとあのレベルからなぜ最後まで3歩でいけたのかが不思議。間違いなく19秒レベルの失敗ですから。それを17秒ちょうどでまとめたのはエライ。十分ですね。原因が明確なので問題はなし。

 2組あって普通2組目の選手はスタブロを変更しないでハードルだけ跳ぶのが普通。それを今回は何故かハルの所だけ2組目の選手が間違えてスタブロをずらしていました・・・。「位置について」の声がかかってスタブロに着く時に初めて気づく。この辺から流れが悪かったですね。この辺はしっかりやってもらわないと困ります。自分のリズムを作って位置に着くのに着こうとして?という感じになります。実際に走る選手は「変わっていない」という思いがあるので普通気づきません。やはり変えてはいけない。この辺はマナーというかなんというか・・・。考えてみてください。スタブロを合わせて3台目までの入りの練習をしてから本番備えるのに、いきなりスタブロを変えられて練習もないまま1台目までに合わせるのは難しいですよ。あの状況で位置だけづらして「はい。スタート」というのは厳しい。あれから1度合わせてきっちりと足が合う状態で臨むのがベスト。まー変えられたことに気づかないハルにも原因はありますが、今回は仕方ないとkanekoは思っています。若干のずれが大きな差を生む種目です。この辺の指導もこれからうちはしっかりやっていこうと思います。自分のことだけではなくマナーを守ることも大事。

 明日はある程度走ってくれるでしょう。きっとね。
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スピード練習の結果?

2006-07-14 | Weblog
 今日は暑かったね。本当に。焼けるというか焦げるというか・・・。

 練習は水曜日あまりにも辛かったようなので今日は和やかにほぼ自主性に任せて練習をしました。kanekoは前半ハードル練習を見る。今の課題であるリード足のスピードを修正しました。今回のハルの100mHはその課題がどこまでできるかだけに絞られています。あくまで秋に向けての練習の一環としての出場なのでそこまで細かいことはやっていません。リードが修正されたことでインターバルの走りがスムーズになりました。抜き足のタイミングなどの細かいことはまだ先の話し。踏切がしっかりできてあとはリードがうまくできれば秋につながるレースができるでしょう。

 SDはほとんど見ていません。日頃見ているので今回はハル優先(ハードルやる時はほとんど見ないというか見れない)。やまもとが少し復調気味。長かった・・・。この状態が継続できればかなり良い感じで走れると思うのですが・・・。ながひー↑VSおーまちの第2ラウンドは少しながひー↑優位か?それでも差はほとんど無し。結構良い感じできてますね。男子はカノムラが良い感じ。11秒台はよほどのことがない限り出せると思います。うまくいけば中盤くらいは出せるか?

 国体最終に出るものがいるので、少しだけ落とし気味にしてます。調整はしていません。スピードを上げることが今の課題なのでできるときにはどんどんやっていきます。100mの加速走はながひー↑が速い。ハルはダッシュ系の練習をしていない状態だったので脚が回りません。ピッチが上がらない。その差が今日の加速走にでました。結局おーまちは加速したらながひー↑には太刀打ちができないことが判明。きっちり0.5秒差つけてもらいました。おーまちのスピードが上がった分、同じくらいながひー↑のスピードも上がったということか・・・。

 150mはみんながあまりにも同じタイミングで速く出るので(フライング)諦めてもう1本加速でやりました。100mのタイムが軒並全体的に上がっているのでこちらも上がっていても全くおかしくはない。というか上がらないと問題。ともが100mで0.2位上がっていたので150mで0.5秒上がる。まー妥当なところか。あまりにも全体的に速くなっているのでりのぷーと2人で確認作業。やっぱり距離に間違いはない。以前hikari高で初めて100mの加速走を走ったおーた2はあのときと比べると0.7秒100mで上がっている。150mのタイムが1秒アップ。おかしくないですよね?単純にトップスピードが上がっているのだからその分150mのタイムも上がる。やっぱり怪我をしない選手が一番強くなるのでしょう。ながひー↑やおーまちは怪我をしません(気づいていないだけかもしれませんが)。その分順調に練習が消化できています。

 ある意味ちょっと驚いています。この短時間でここまでスピードが上がるのか?単に計り間違えなのかもしれません。でも確実に速くなっている気はします。100mの加速については間違いなく上がっています。だからといって大会でいきなりものすごいベストが出るかはわかりません。だって400m系の練習はほとんどしていないから(長めの距離を走っていないだけですが)。記録を狙いに行くつもりは全くありませんが、ある程度は走れるようになっている気がします。これだけ期待させておいて記録が出なかったら「なんだまたkanekoが」と思われてしまうかも・・・。その辺はお許しを。kanekoは基本的にひいき目で見てますから(笑)。
 一時的に身体が超回復をしている可能性があります。水曜日に底まで落ちているのでものすごく回復しているのか?いやーそんなことはないですよね?もしそうなら試合の数日前にあの練習をして記録が伸びることになるからね。気持ちの面での成長は間違いなく超回復してます。やっと笑顔がでるようになりましたから(笑)。

 おーまちの関しては100%の確率で100mでベストを出します。なぜならこないだまで800m選手で100mのレースに出たのは中学校1年生以来だから。うまく走れれば13秒台でも走れると思うのですが・・・。まー期待せずに結果報告をお待ち下さい。本人達の感覚はどうなんだろうか?スピード上がってるの分かってるかな?
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本気になることで分かることは

2006-07-13 | Weblog
 今日も暑いですね。これだけ暑いと何がなんだか分からなくなります・・・。

 最近の日記はまたも重たい内容ですね。このblogを見て「元気をもらえる」と言ってもらうにはちょいと重たいですかね。日記自体がkanekoの想いを強く反映するのでどうしても内容が偏ってしまいます。難しいな~。基本的に昔からこんな内容だった気もしますが、違うといえば違う気もする。どうだったかな?

 最近強く思うことは、「強くならなければ分からない事がある」ということ。

 そこそこのレベルでは「勝てたらいいな」という意識しか生まれない。負けてしまったら「まーそんなものでしょ」と割り切ってしまう。それは最大限の努力をしたわけではなく、なんとなくみんながやるからやっているだけ終わってしまう。それはそれで得るものもある。否定するわけではない。そんな選手は本気になりきれないという部分が共通する。単にうまくいかなかったからといって涙を流す。自分の思い通りにならなかったことに納得ができず、その不満を外部に出す。負けそうな勝負では途中で手を抜く。負けた理由は「本気でやらなかったから」という逃げ道をつくっておくことで自分を保つ。そんな選手が増えてきた気がする。

 kanekoにできることは「本気になる」場面を設定してあげることだと思う。これは昔から言っていることですが、文化祭で力を発揮できたり、人と話す中で力を発揮できる生徒がいる。その子達にはやはりそういう場面が大事。「陸上競技」をやる選手にはその「競技」を本気で取り組むことができる環境を整えてあげることが必要。最大限に努力をしても勝てないかもしれない。全員が勝てるわけではない。それでも自分自身が強くなることはできる。競技力だけが全てではない。しかし、強くならなければ分からない喜びや苦しさがある。自分を高めていく中でそのことに気づいて欲しい。本気になって取り組んだものからは多くのものを得ることができる。中途半端に「頑張った振り」をするのでは何も生み出さない。


 以前の日記にも書いたことがあります。「頑張った振り」をして何を得るのでしょうか?どうせ同じ時間を使うのなら「振り」や「つもり」ではなく「やる」しかないんですよ。「振り」や「つもり」で自分の力を高めることが本当にできるか?答えはNOです。気持ちの持ちようで大きな差が生まれます。だから最近の練習では「必死になる」ことを訴えているのです。それは単に「速く走る」ためだけではない。その経験がきっと人生の大きな力になる。人間には「本気にならなければいけない時」がある。それがいつかは分かりませんが、うちの選手にとってそれは「今」だとkanekoは思っています。

 「誰かが見ているから頑張る」とか「怒られるから真面目にやる」では何も生み出しません。それは心から「強くなりたい」と思っていないから。学生時代他の部の人から「部員が練習をさぼるんだけどどうしたらいいか?」と聞かれたことがある。サークルだったらそれは問題はないと思う。自分が好きな時に好きなことをしているだけだから。でも「競技」をして、「自分の力を伸ばす」ことを考える選手であれば、「さぼる」ことは何もプラスにはならない。もちろん、練習には休むことも大事。人間の身体は機械ではないので全てが計算通りにいくことはない。だから休みながら身体を作っていく。でも、やるべき時に「本気でやらない」のは何もプラスにはならない。どうせやるなら強くならないと損でしょ?「本気になった時間」を共有した仲間だから時が経っても気持ちが通じる。そんな仲間を見つけて欲しい。それは仲の良い「お友達」ではなくダメなものはダメだと言い切れる「仲間」であって欲しい。共に苦しんだ仲間だから力をあわせれば100%以上のものが出せる。

 「苦しい」場面で「苦しいでしょ?じゃー止めても良いよ」と言うのは簡単。でもそれでは強くなるチャンスを逃してしまう。心を鬼にしてでも強く言わないといけない時がある。「なんてひどい奴だ」と思われたって一向に構いません。だってkanekoは選手と「お友達」ではないから。そこまで本気にならないと分からないことがたくさんあるんですよ。昨日のコメントにながひー↑が「先輩に気持ちで負けている」と書いたことが良い例でしょう。苦しさの中から得たものは大きい。言葉で言ってもきっと通じないものがある。自分の身をもって体験したことから学ぶものは大きい。2年生は残念ながら(?)そのことに気づいています。だから気持ちが切り替えられる。それが強くなるために必要だと。kanekoがどんな時に真剣になるかは1年間見ていたら分かるでしょう?だから頑張れる。kanekoが真剣になる時は大事な時です。絶対にやり遂げないといけない時、やってはいけないことをやっているときにはkanekoは人間が変わります。それはその時が大切だからです。もちろん全てが大事ですが「ポイント」では確実に抑えないといけない。

 最後にその力がどこに返ってくるのか?自分自身です。自分が人間として成長していくためには本気になって取り組まないといけない。そこからしか理解できないものがあるから。だから本気になって欲しい。必死になって欲しい。

 変わりつつある「Tokusho」の短距離。この意識を周りに波及させることができるか?変わったと思うのはkanekoだけか?本気になりなさい。逃げ道を作ってはいけない。頑張らなければいけない時に頑張れる人間になりなさい。「自分は頑張っている」というのを周りにアピールする人間にはなって欲しくない。本当に頑張っている人間は自分からアピールするのではなく周りが評価してくれます。「私は疲れています」をアピールしても「だったら止めれば?」と一言で終わりです。本気になるということは誰かの評価を受けることではありません。周りは分かってます。本気になれているのかどうかを。

 自分の胸に手を当てて考えてみなさい。そうすればきっとわかるはず。こうやって誰かに投げかけながらkaneko自身も考えさせられます。自分のやるべき事に逃げ道を作っていないかどうかを。kanekoの長所は「一生懸命」にやることだけです。やるべき事には全力で取り組んでいるつもりです。もっともっと自分自身にも厳しくならないといけない。そう考えるとうちの奥さんの手伝いが疎かになっている気がするな・・・。今日は何か手伝おう。

 長い文章ですね・・・。だから重たくなるんでしょうね(笑)。「想い」はたくさんあるつもりなんですけどね。お許しを。
コメント
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