kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

緊張感を持って

2009-04-16 | 陸上競技
火曜日が雨、木曜日も雨予報。かと思えば汗が出るほど暑い。笑えませんね。安定しません。

木曜日がまた天気が崩れるということだったので、走りました。学校が通常通り始まったので練習も少し詰めてやらないと時間が足りなくなります。休み中と同じ感覚ではできません。

練習はいつもと同じパターンですが、本数を調節してスプリント練習に早目に持って行きました。記録会があって少し感覚が良くなって来ているのでもう少しスピード刺激を与えたかったのでトゥトレを入れました。

短短と短長でそれぞれ課題を置いて走る。短短はしっかりとスピードを出すこと。短長は乳酸が蓄積してからの動きの維持。それぞれが「追い込み」の中で異なる課題を持って取り組む必要があります。400系の練習で1本だけ速いのはそれほど負荷はかかりませんし、レースには活かされません。300m前後までは200m選手のほうが速い。rinaは最近1度もakaneに勝てません。が、400mになれば互角に戦えると思います(絶対に勝てるかどうかは別問題)。ここを意識して練習を積む必要があります。

セット走では先日記録会で400mを勝ち取ったyukaが5番手。今のメンバーでは一番後ろでした。ここにチームの課題があると思っています。気持ちが入りすぎるタイプは「やってやる」と思った時に力が入りすぎて自分の走りが出来なくなります。崩れてしまうのです。ここに冷静さが必要になってくると思っています。「気持ち」が強くなければ「力」は上がりませんが、そこがコントロール出来なければ絶対に「力」は上がらないのです。特に勝負がかかった場面ではこの部分が強く現れます。力んで失敗する事が多いと大会でも失敗します。課題ですね。日頃からどれだけ緊張感を持って練習に取り組めるかです。

チーム内の争いが激しくなればなるほど練習の質が上がります。それくらいのレベルでやらなければ戦えないと思います。中国地区のトップのチームは同じチーム内に27秒1までの選手が8人くらいいてその中で争っています(25秒台が2人、26秒4が1人…)。うちのレベルでは補欠にも入れないのです。だからこそ競り合いながら力を上げて強くなっていくしかありません。質を上げながら戦う事が求められるのです。

他校と比べた所でうちが強くなるわけではありませんから比較には意味がありません。しかし、「高いレベルでやる」方が強くなる確率が高いのは確かです。チーム内で自分のポジションを決めてしまっている間は絶対に強くはなれません。

150mの3本目くらいからやっと練習に参加し始めたmisatoに下級生に追い込まれていました。ここは許されません。スピードが上がらないmisatoに詰められるとはどういう事か??もちろんスピードが上がれば乳酸もたまりますから動かなくなります。しかし、それを差し引いても追い詰められていてはいけないと思います。misatoがいるから勝てるというならうちがインターハイを狙うのは無理な話です。エースがいなかったら普通のチームというレベルならそこまでで勝負が決まってしまって戦うことは出来ないからです。misatoに頼ってチームを作るわけにはいかないのです。甘いですね。「自分が勝負を決める」という気持ちが足りません。誰かに頼って走るなら持っている力を出し切れないままで終わってしまいます。久々に厳しく叱責しました。自分の力を高めるのは自分の意志だけですからね。考えるべきです。

厳しい話かもしれませんが、今のチームの目標に中途半端な強さは不要です。各自がそこを理解しておかなければいけません。まだまだ目指す場所に向けてやることは多いですね。

書きたい事はあるのですが、時間がないので。ちなみに現在選手は補強してます(笑)。
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