土曜日、雨の予報でした。朝の時点では微妙な感じでした。記録会への参加は前日の時点で諦めていました。条件によっては追い風で走らせてもらえるということを聞いていたのでシーズンインとしては最もふさわしいのではないかと。が、徳山からは2時間近くかかります。前日の時点で天候が悪くなるだろうという予報だったので諦めました。徳山を6時前には出て行かなければいけません。保護者の力を借りないと全員が行けません。条件が良いのであればそこまでする意味があると思いますが、「春の嵐」と言われていたのでさすがにそこまでして・・・という気持ちがありました。
が、練習開始時間前後には徳山も天気が良くなってきました。「お?!」って感じです。携帯で予報を確認すると福岡は午前中「曇り」に変わっています。今回の記録会にはtabeも参加するという話を聞いていました。練習開始前から顧問3人からメールが送られてきました。本文はほとんどなく雲の間から太陽が出ている様子やアップ会場に人がたくさんいる写メが(笑)。思わず笑ってしまいました。こういうところの引きは誰よりも強いと思っています。tabeには雨を呼ぶ顧問もいますがそれでも晴れたというのは・・・。確率の問題ですが私が参加していたらかなり雨が降ったり風が強かったりする悪条件になっていたでしょう(笑)。こういう意味でお世話になっている方々に貢献できたと良い方に捉えます。
3月31日、平成23年度最後の日でした。練習開始前にもう一度原点に帰ろうとミーティングをすることにしました。「練習は裏切らない」という部分と「全てが上手くいくわけではない」という内容を本の抜粋を利用して話をしました。「努力」というのは全ての面の取り組みです。通常の練習だけではなく補強やケア、日常生活のすべての努力を含めて「練習」なのです。こういう部分をきちんとやっていかないと意味がありません。また、とりあえずやるだけの練習では強くはならないのです。持っている「力」を伸ばすためにはしっかりとした練習を積む必要がある。「練習」をしても上手くいかないと思うことがある。それは本当に必要な「練習」全てが出来たのか?ここを見直さなければいけません。もしれ「練習」をしていたとしたら、次の機会に上手くいくかもしれないのです。諦めたらそこで全ては終わり。上手くいくチャンスを逃してしまうのです。
この手の話を何度もしてきました。内容をどこまで理解できるか?カリスマ的に強制的に練習をさせる。これがチームが短期間で強くなるための最も簡単な手段だと思います。しかし、これではその先の伸びがありません。今の私のスタイルは様々な面の成長を促していくことで競技力を高めるというところに置いています。この状態でなけでば本当の教育活動にはならないのです。
例え話もしました。2人の人がいて、おいしい料理が目の前にある。一方は先ほど食事をしたばかりでお腹が一杯。「食べたい」という気持ちがありません。もう一方はお腹が空いている。何を食べてもおいしい状況で「食べたい」という欲求が強い。どちらが目の前の料理をおいしく食べられるか?答えは簡単ですよね?!この状況は練習にも言えることです。「絶対に強くなりたい」と思っている選手と「とりあえず練習をする」と思っている選手ではどちらが強くなれるか?「絶対に強くなりたい」と思っている選手のほうが間違いなく色々なものを吸収できます。強くなるためにはどんな「練習」でもするでしょう。また、指導者の話の中から何かを感じ取ろうと一生懸命に話を聞きます。ここで大きな差が出るのです。
全員には伝わらないだろうなと感じています。同じような話を何度もしてきています。それでも言い続けるしか変わる方法はないのです。指導者としてそれが重要な要素だと思っています。やるしかないですね。
前置きが長くなりましたが練習は室内で一歩ハードルとマーク走。これもひたすらやっています。雨はやんでいましたが間違いなく屋外ではこの手の練習はできません。グランドはぬかるんでいてとても走れるような状況ではないからです。廊下でしっかりと速い動きをやっていきそれを坂道走につなげようという想いがありました。前日に引き続きしっかりと走っておいて負荷をかけようという考えです。うちの練習では「ゆっくり」はありません。とにかくどんどんやっていきます。狙いは明確にしておく方が良いからです。アップでとにかく速い動きをして筋肉に刺激を与えてすぐに走る。これで今のところ対応できています。故障もありません。これとは全く違う部分で故障する者はいますが・・・。自分の最大限のスピードでアップをしておけばその後の走練習はズムーズにいくと思っています。正しいかどうかは分りませんが(笑)。
そのままの流れで坂道を走りました。前日めちゃくちゃ追い込んでいますがこの日もしっかりと負荷をかけておきたいという気持ちがありました。疲労は高いでしょうがどうせ午後と翌日は休みです。チームによってはこの春休みに合宿を組んでいるところもいます。先日一緒に練習させていただいたmiyazaki商業も4月には近畿に合宿に行くといわれていました。練習をしっかりと積むということが大事です。長めの距離から少しずつ短くしていく。長い距離は直線で120m程度はありますし傾斜もそれなりにあります。通常であればこの時期に坂道走をやる必要はないのかもしれませんがその中に「課題」を持たせることが大事だと考えていました。後半の部分のタイミングです。疲れてきてから明らかに接地が長くなります。加えて私が最も重視している部分の動きが鈍ります。坂道であればこの状態では絶対に前には進みません。そこを体感させる。自分で感じ取る中でどうやって克服しようかと考えることが大事だと思います。長い距離を走った時点でかなりダメージがあります。その後は短い距離で先ほど崩れたタイミングをしっかりと修正させる。長い距離で流れている部分をきちんと感じ取ることができていれば意識はその部分に行きます。意識的に修正することが大事です。終了後はもう一度室内でマーク走。疲れきっていますが走りを意識しないと次が困りますから。1本目は疲れからか動きが鈍かったですが2本目はなんとか修正できました。
そこで終わらないのが私です(笑)。追い込みの最後としてシャフト補強とプレート歩行を実施。もうヘロヘロです。思い通りに身体が動かないのだろうなという感じがありました。気にしません(笑)。やると決めたからにはどれだけ時間がかかってもやっておかなければいけません。もちろん故障につながるようなことはできませんが、体幹の補強は大事ですから。1時間程度やりました。選手だけではなく私もかなり声かけをしました。疲れきっていますが本当はここで一番声が出ないといけないのです。とはいってもダメージは大きいですから私も協力。最後にBOXを用いた練習をして終了。これは盛り上がりました。最後の最後に諦めずに全力でやるというのは重要です。
最後に来週の大まかな予定を話して月曜日までの時間の過ごし方を考えさせました。整骨院に行く、治療に行く、酸素カプセルに行くなどとにかく疲れを残さないように努力をしてもらいたいと思います。お風呂にゆっくり入って筋肉をゆるめるというのも必要でしょう。この部分を含めて「練習」です。どれだけ本気で出来るか?ここが全てです。しっかりと取り組んでもらいたいですね。良い練習でした。
が、練習開始時間前後には徳山も天気が良くなってきました。「お?!」って感じです。携帯で予報を確認すると福岡は午前中「曇り」に変わっています。今回の記録会にはtabeも参加するという話を聞いていました。練習開始前から顧問3人からメールが送られてきました。本文はほとんどなく雲の間から太陽が出ている様子やアップ会場に人がたくさんいる写メが(笑)。思わず笑ってしまいました。こういうところの引きは誰よりも強いと思っています。tabeには雨を呼ぶ顧問もいますがそれでも晴れたというのは・・・。確率の問題ですが私が参加していたらかなり雨が降ったり風が強かったりする悪条件になっていたでしょう(笑)。こういう意味でお世話になっている方々に貢献できたと良い方に捉えます。
3月31日、平成23年度最後の日でした。練習開始前にもう一度原点に帰ろうとミーティングをすることにしました。「練習は裏切らない」という部分と「全てが上手くいくわけではない」という内容を本の抜粋を利用して話をしました。「努力」というのは全ての面の取り組みです。通常の練習だけではなく補強やケア、日常生活のすべての努力を含めて「練習」なのです。こういう部分をきちんとやっていかないと意味がありません。また、とりあえずやるだけの練習では強くはならないのです。持っている「力」を伸ばすためにはしっかりとした練習を積む必要がある。「練習」をしても上手くいかないと思うことがある。それは本当に必要な「練習」全てが出来たのか?ここを見直さなければいけません。もしれ「練習」をしていたとしたら、次の機会に上手くいくかもしれないのです。諦めたらそこで全ては終わり。上手くいくチャンスを逃してしまうのです。
この手の話を何度もしてきました。内容をどこまで理解できるか?カリスマ的に強制的に練習をさせる。これがチームが短期間で強くなるための最も簡単な手段だと思います。しかし、これではその先の伸びがありません。今の私のスタイルは様々な面の成長を促していくことで競技力を高めるというところに置いています。この状態でなけでば本当の教育活動にはならないのです。
例え話もしました。2人の人がいて、おいしい料理が目の前にある。一方は先ほど食事をしたばかりでお腹が一杯。「食べたい」という気持ちがありません。もう一方はお腹が空いている。何を食べてもおいしい状況で「食べたい」という欲求が強い。どちらが目の前の料理をおいしく食べられるか?答えは簡単ですよね?!この状況は練習にも言えることです。「絶対に強くなりたい」と思っている選手と「とりあえず練習をする」と思っている選手ではどちらが強くなれるか?「絶対に強くなりたい」と思っている選手のほうが間違いなく色々なものを吸収できます。強くなるためにはどんな「練習」でもするでしょう。また、指導者の話の中から何かを感じ取ろうと一生懸命に話を聞きます。ここで大きな差が出るのです。
全員には伝わらないだろうなと感じています。同じような話を何度もしてきています。それでも言い続けるしか変わる方法はないのです。指導者としてそれが重要な要素だと思っています。やるしかないですね。
前置きが長くなりましたが練習は室内で一歩ハードルとマーク走。これもひたすらやっています。雨はやんでいましたが間違いなく屋外ではこの手の練習はできません。グランドはぬかるんでいてとても走れるような状況ではないからです。廊下でしっかりと速い動きをやっていきそれを坂道走につなげようという想いがありました。前日に引き続きしっかりと走っておいて負荷をかけようという考えです。うちの練習では「ゆっくり」はありません。とにかくどんどんやっていきます。狙いは明確にしておく方が良いからです。アップでとにかく速い動きをして筋肉に刺激を与えてすぐに走る。これで今のところ対応できています。故障もありません。これとは全く違う部分で故障する者はいますが・・・。自分の最大限のスピードでアップをしておけばその後の走練習はズムーズにいくと思っています。正しいかどうかは分りませんが(笑)。
そのままの流れで坂道を走りました。前日めちゃくちゃ追い込んでいますがこの日もしっかりと負荷をかけておきたいという気持ちがありました。疲労は高いでしょうがどうせ午後と翌日は休みです。チームによってはこの春休みに合宿を組んでいるところもいます。先日一緒に練習させていただいたmiyazaki商業も4月には近畿に合宿に行くといわれていました。練習をしっかりと積むということが大事です。長めの距離から少しずつ短くしていく。長い距離は直線で120m程度はありますし傾斜もそれなりにあります。通常であればこの時期に坂道走をやる必要はないのかもしれませんがその中に「課題」を持たせることが大事だと考えていました。後半の部分のタイミングです。疲れてきてから明らかに接地が長くなります。加えて私が最も重視している部分の動きが鈍ります。坂道であればこの状態では絶対に前には進みません。そこを体感させる。自分で感じ取る中でどうやって克服しようかと考えることが大事だと思います。長い距離を走った時点でかなりダメージがあります。その後は短い距離で先ほど崩れたタイミングをしっかりと修正させる。長い距離で流れている部分をきちんと感じ取ることができていれば意識はその部分に行きます。意識的に修正することが大事です。終了後はもう一度室内でマーク走。疲れきっていますが走りを意識しないと次が困りますから。1本目は疲れからか動きが鈍かったですが2本目はなんとか修正できました。
そこで終わらないのが私です(笑)。追い込みの最後としてシャフト補強とプレート歩行を実施。もうヘロヘロです。思い通りに身体が動かないのだろうなという感じがありました。気にしません(笑)。やると決めたからにはどれだけ時間がかかってもやっておかなければいけません。もちろん故障につながるようなことはできませんが、体幹の補強は大事ですから。1時間程度やりました。選手だけではなく私もかなり声かけをしました。疲れきっていますが本当はここで一番声が出ないといけないのです。とはいってもダメージは大きいですから私も協力。最後にBOXを用いた練習をして終了。これは盛り上がりました。最後の最後に諦めずに全力でやるというのは重要です。
最後に来週の大まかな予定を話して月曜日までの時間の過ごし方を考えさせました。整骨院に行く、治療に行く、酸素カプセルに行くなどとにかく疲れを残さないように努力をしてもらいたいと思います。お風呂にゆっくり入って筋肉をゆるめるというのも必要でしょう。この部分を含めて「練習」です。どれだけ本気で出来るか?ここが全てです。しっかりと取り組んでもらいたいですね。良い練習でした。