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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

気功の効果

2021-05-19 | 陸上競技

自分自身でもどれくらい効果が出るのか半信半疑の中で気功治療をしています(笑)目に見えるものではないので。が、結果的に良くなっていくという姿を見ると間違いなく効果があります。元々選手がきちんと走れるようになればという想いがあって気功の伝授を受けました。

 
月曜日。前の記事にも書きましたが競技場での練習でした。雨が降る中での練習。そこから少し移動して土日に引き続いて気功治療をすることに。病院に行ったら「走ってはいけない」と言われたようです。大半の病院では足を痛めていくと「2週間の安静」のような表現をされます。休んでいたらなんとなく治る。1ヶ月も休めば痛みはそれなりに引くと思います。が、それでは限られた時間の中で練習をしている人達は困ります。積極的な治療をするということで大きな変化があります。待っていて治るというのではなく。
 
先日も書いたかもしれませんがかなり重い肉離れをした選手が気功治療によって劇的に回復したという話があります。気功治療ができる人が3人いたのでひたすら手を当てる。鍼治療なども併せて行って奇跡的な回復。60時間くらい気功をしていたようです。普通の病院での治療では絶対にこんな回復はしません。私一人で選手の治療をするのでまたとても60時間というのは不可能です。が、時間をかければ治るのであれば何とかしてあげたいと思います。
 
前任校の選手のケア。もちろん顧問の承諾を受けてやっています。この子が走れるかどうかは大きな話だと思います。異動したら「もう関係ない」と思う人もいるのでしょうが、やはりなんとかしてあげたいなども思います。甘いのかもしれません。自己満足なのかもしれません。それでも一生懸命にやっている選手に対してはこちらも力になりたいなと。批判的に捉える人がいると思います。それでもあえて書きます。
 
治療の傍、練習も見させてもらいました。この日は治療が優先的になっていましたが。身体を動かす選手達を遠目に見ながら気功治療。グランドで走る姿をを見るのは好きです。遊び半分でやっている選手に対してはたいして思うことはありませんが、一生懸命にやっている選手には「力になれればな」と思う部分があります。もちろん押し売りのようになるのは避けたいので「聞かれたら答える」という感じが理想なのだと思いますが。
 
治療を進めていく中で「痛みが動く」ことがあります。ここは不思議なのですが。師匠に相談すると「良くあること」だと。一番悪いところが回復していくと次に悪いところの痛みが目立ってくる。今度はそこを中心に手を当てる。そしてまた移動する。この繰り返し。今回は本当に肉離れだったのか分かりません。一番最初に手を当てた時に患部にそこまでの違和感を感じませんでした。全体的にそんなに悪い感じではなかった。が、結果的に痛みが出ているという事実。ここをどう捉えるかです。
 
この日は治療と身体を動かすというのを繰り返していきました。痛みが出ているところに手を当てる。痛みがある場所だけではなく筋肉の端の方を弛めるというのも同時に繰り返す。かなり根気が必要です。
 
こうやってやりながら「治療院はできないな」という気持ちが強くなりました(笑)。コスパが低すぎます。これでお金をもらったとしても数日間かけて完治しない。間違いなく回復しているのですがとはいえ全快とまではいかない。こうなると患者さんも「治らないな」と思うでしょう。4時間、8時間かけてこれくらいなら「当たり前」となるのかもしれないなと。無理だなと(笑)。選手のためでなければできない。
 
かなり時間をかけました。練習を見ながら2時間近くでしょうか。この時点では幹部の痛みが最初10だった部分が「全体が2に分散した」ということでした。これもよくわかりません。私には理解できない部分があってそれでも改善されれるのであればいいのかなという気にはなっています。
 
途中途中、走りに関しても見ることができました。とにかく「見る」ことで気づくことが多い。グランドにいなければ見えない部分がある。論文を読んでいたりしてもわからないのです。頭で理解することも必要ですが、「現場で見る」ことでしかわからない。足運びも重心の移動も。走りも。その部分をどうやって身に付けていくのか。ポイントポイントでしか教えることができません。だからこそこちらも「必死にみる」ことができます。この部分は自分にとって「勉強」です。本当にありがたいなと思います。
 
競技場での練習をしてからさらに3時間近く気功をしました。これにより痛みが一部分に限定。気功してダッシュを繰り返す。9割くらいの回復までに達したのではないかと思います。途中、手を当てて「痛い」と私が感じる部分がありました。確認してみると本人も「痛い」と。ピンポイントで痛みがありました。
 
20時間とは言いませんがそれくらい連続でやったことで微妙に気が強くなったのかも(笑)。これは修行のような感じでしょうか。最近、こういう部分が増えているのでその「修行」の効果もあるのかもしれません。
 
かなり改善しました。もう少しだけやろうという話をしておきました。病院で1か月かかるといわれた。「試合に出る」と言ったら「笑われた」ということでした。それでもきちんと対応すれば「改善される」と思います。嘘みたいな話ですが。
 
いろいろと新しい発見があります。日々勉強。グランドレベルで考えること、見ることができるというのはありがたい。感謝です。

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