kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

つらつらと

2018-10-15 | 陸上競技
とりあえず記録しておきます。

国体から戻ってきてバタバタ。何をやっているのか分からないまま時間が過ぎていく。頭の中にかかったモヤは晴れず。今の自分が何をやるべきなのかを自省する。本当にやるべきことは何か。正解がどこにあるのか分からない。そんな中でもやらざるを得ないこともあるのだと思う。消化しきれない感覚。

テストが終わってから少しだけミーティング。ここも本当に必要なのかどうか自問自答しながら。「与える」ことが本当に必要なのか。結局は「本気でやりたい」と思う選手がいたらそれだけで全ては解決するのではないか。練習に関してほとんどこちらが考える必要もなく自ら考えて練習をするようになれば勝手に結果はついてくる。単純な話ではないのは分かってはいるが。

ミーティングでは100%の練習をすることの必要性を話した。ある程度具体例を挙げながら。競技に興味を持つかどうかということ大きなことだと思う。他校の選手が云々についてもある程度は知らないといない。県内の強い選手の存在、日本とトップ選手の存在。そういう部分に関心を持てるかどうか。とりあえず練習をすればいいんだという話ではなくなる。これは私が求めてそこに導くのか。本来であれば自発的に内発的に生じる感情なのではないか。

練習で様々なことをやる。それがどう繋がっていくか。シャフト補強でジャンプ系をやる。その時に膝が出てしまったらそれはやりたい動きではなくなる。走る時に使う場所を鍛えたい。それなのに膝を出してしまうと大腿四頭筋に刺激が入る。本来は股関節周辺の筋群ら臀筋、ハムストリングに負荷をかける動きとなる。それが「シャフト補強をする」という形だけにこだわってやってしまうと強化どころか拮抗筋の強化になってしまうのでマイナスになる可能性がある。

正直、かなりマニアックな話になると思う。こういう部分まで意識して練習をする選手が県内にどれだけいるか。いや、正確にいうと「県内」を対象にしている時点で進歩はない。関西に行った時に「正確な動きをするな」と感じた。それは全て競技に直結するかどうかの話になる。京都のsik高校の練習を見学させてもらった時、本当に秒単位で練習をしていた。無駄な時間は一切ない。練習の流れや意識する部分が頭に入っているからこそそれができる。グダグタする感覚はない。歩いて帰る時間でさえ練習に当てている。そんな状態で我々が勝負できる話になるのか??

無い物ねだりかもしれない。あまりに大きなものを求めようとするとそれは夢の話になる。しかし、近づくための努力はするべきだと思う。組織作りという意味合いも含めて。何が何でも強くなろうという集団になれば結果は勝手についてくる。今私がやりたいことは何か?自問自答しかない。

与えることが本当に正しいのか。ある方に「拘りが強いと生き苦くなる」と言われた。まさに。もっと全ての事を適当に考えれば楽になるんだろうなと思う。理想があって現実があって。それに対して自分自身のアプローチがどうなのか。正しい方向に向かうのか。そもそも「正しい」というのは誰にとって「正しい」のか。頭の中をクルクル回っていく。

方向性は自分の中で明確になっている。しかし、それに対してどういうアプローチが必要なのか。本気になるというのは覚悟が必要になる。単純に何かをやり続ければいいという話でもない。進むべき方向に進むのであれば私自身が多くのことを考える必要も出てくる。いや、もう考える必要はないのかもしれない。

自分の中で消化しきれない感情が複雑に存在している。どうするのか。見えない答えがどこにあるのか。探し続ける必要があるのか。分からない。

まとまらない。
コメント
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