kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何だろう

2018-10-17 | 陸上競技
月曜日。かなりの疲労感。週始めから疲れているというのはどうなのか。大いなる疑問です。かなり前から疲労している感覚が自分の中にあります。教育。どのような意味を持つのか。多種多様な生徒がいる現在、何が正しくて何が間違っているのか。

教員免許更新制度が始まってもう少しで10年が経過しようとしています。教員に研修を受けさせるという制度。自己負担で必要な研修を数日間受ける。教育の最新事情という名目なのに講義を行うのは現場を退職して数年経過する元管理職。何をもって最新なのか?

更には専門の講義はほぼない。教科に即した内容はありませんでした。商業などの専門教科はメジャーではないので1年間で1回あるかないか。それを受けようと思ったら申し込み開始と同時にアクセスして受付をしなければいけない。人気のある講座は秒殺で終わってしまいます。本当に受けようと思う講義は受けることが困難になる。

当時、受けられる講義がなかったので美術の研修を受けました。日曜日に行われたのでジャージで参加。明らかな場違い。その事をblogに書いたら「研修を受けるのにジャージで行くといのは非常識ではないか?」とコメントをもらう。うーん。休日に自己負担で免許更新のために致し方なく受けるモノ。研修といっていいのかもわからない部分。そこに対して誰かから何かを言われる必要があるのだろうか。ここもよく分からなかった。更新はできたが何か残ったのか。分からない。

それ以後、多くの知り合いは放送大学に登録して映像を見ながら「講習を受けたことにする」方法で免許更新を行っていった。わざわざ県外の大学などにいって講習を受けなくて済む。これだけで時間と交通費などのコストは大幅に減る。ブラックだと言われながら表面化しない拘束がかなりあるという事実。誰のための制度なのか?理解しかねる。

ネットニュースに「教員が足りないので臨時免許を出して対応する」というのがあった。現役で働く者には強制的に免許更新をさせるが人が足りないので臨時免許を出していく。これほどの矛盾があるだろうか。免許更新制度を導入したからこのような事態が起きている。免許を持っていたが他の仕事に就いていた。結婚出産を機に前職を辞めて非常勤講師の形で働こうと思ったら免許更新を行なっていないのでこれから講習を受けなければいけなくなる。何万円も払って時間を浪費し、さらに他県まで受けにいかなければいけない状態であれば多くの人はそこまでやらない。臨時免許が出るのであればそちらを出してもらってやればいいのだから。

何のための更新講習なのか。受けなければ免許が失効すると言われるから受けざるを得ない。これからもこの制度が続く限りは例外はない。50代になってからも講習を受けていた先生方が沢山いる。今回こうやって臨時免許で対応するという話になれば最後の数年はそれで対応できるのではないか。もちろん、給与面などでは異なるだろう。それにしても理不尽な話だと思う。今回は小中学での教員不足を補うための対応だということ。いや、高校でも非常勤講師や産休代替の講師を探すことがどれだけ大変か。

本当に必要なことには力を注がれない。パッチを当てていって応急措置をし続ける。何なんだろうか。あれこれよく分からない行事が入ってくる。ほとんどは大人の都合でしかない。そこに振り回される子供達は何を得るのだろうか。大いなる疑問だけが残る。

何をやっているんだろうか。分からない。
コメント
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