金曜日、テスト週間ということもありこの数日間走っていませんでした。そのためこの日は走る練習としました。競技場へ移動してからの練習です。移動時間もかかるので効率の良い時間の使い方とは言えないかもしれませんが。陸上競技部ですから走る練習はやらなければいけません。
競技場でいつも通りの流れの中で練習。見ていると動きが雑になっている部分がかなりありました。この辺りが高校生の怖いところだと思います。現時点ではこちらがやりたいなと思うことが身についている選手がいません。動きに関してはお手本がないままでやっていかないといけなくなります。これは仕方ないと思っています。常に付いて動きの修正をしていかないといけない段階。選手を否定するわけではなく今の段階では仕方ないかなーという感じです。最初からできるわけではない!当然。
細かく説明しながらやっていきました。もちろん、時間があるわけではないので省略をしたり流したりする部分はあります。が、確実に前進していることだけは確か。この手の練習を続けていけば走れるようになるだろうなという手応えはあります。
チューブ腿上げをやってから並走。バトンパスの流れ。実際問題まだまだバトンは甘い。が、この手の練習をやるチームというのがどれだけあるのか。私の練習の中心はバトンです。細かいことをやるレベルには達していませんが、この手の練習形態をとるチームは少ないと思います。それが良いのかどうか分かりません。しかし、「速く走る」ことと「最大スピードを出す」ための工夫はしていかないといけないと考えています。あえてここには書きませんが(笑)
この日もバトンを使った練習をメインで進めていきました。最後は150mを走ろうと決めていました。夏休みに入る前までは120mさえもきちんと走れない状態でした。これは当たり前の話です。積み重ね。中学時代に走る練習をしていた選手もいるかもしれません。現時点でうちの選手は中学時代に陸上競技をやっていたという子は少ない。ほとんど高校に入って始めた選手ばかり。だから段階を負う必要があるのです。他のスポーツで100mを全力で走るということはまずありません。そんなに長い距離を走る必要性がないから。でも陸上競技ではスプリントで一番短いのが100m。これを全力で走ることは必要最低限の条件なのです。
速く走れるのが当たり前。そんな感覚はありません。基礎的なことから積み上げていく。取り組む姿勢も含めてです。新天地でチームを作るのには3年間かかると言われます。焦って仕方ない。それでも今いる選手がなんとか力を発揮できるようにしたい。そう思って指導をしていますから練習の内容なども考えさせられます。この辺りにはクラブチームでの指導も生きてきている感覚があります。様々な幅の選手を見ることで勉強になる。「強い選手が勝手に集まってくる」わけではありませんから。多くのカテゴリーを指導する中で自分の中で「勉強することができる」のだと思っています。まーそうでない人もいると思います。私とは感覚が異なる人がたくさんいることだけは間違いない事実だと思っています。
150m。あえて負荷を増やしました。細かい内容は書きませんが「絶対に手を抜けない」という状況を作りました。普通の練習パターンとは異なります。なんのために練習をするのかという視点に立ったメニューです。300-200-100のようなセット走はやりません。中途半端な負荷になるのは嫌だからです。もちろん、そういうメニューが意味がないとは言いません。が、私はやらないと言うだけ。考え方の問題だと思います。
150mを4本走りました。多分過去最高の負荷だったと思います。昨年も本数的には走っていたと聞いています。が、間違いなくかかってくる負荷は違う。なんとなく走る1本と絶対に手が抜けない1本とでは負荷のレベルが違いますから。体力的に持たない選手もいます。当然です。
それでも手を抜けない状況を作りましたから全員が必死に走りました。練習終了後は数人足を攣っていました。かなりの負荷がかかったのだと思います。こういう練習を積み重ねていけば確実に強くなると思います。こういう工夫をしながら選手の強化を図っていきたいと思います。走るだけの練習から強くなるための練習へ変えていくつもりです。
120mを1本走ることができなかった選手たちが150mを4本走れるようになった。これは大きなことだと思っています。これが練習の成果。周りから評価を受ける云々ではなくて本人たちの成長だと思います。結果の評価だけではなくそこにたどり着くまでのプロセスも見てもらいたい。まーこの価値観は分かってもらいにくいと思いますが。
随分成長したと思っています。まだまだこれからですが。この少しずつの成長を多くの人に見てもらいたい。形に示せるかどうかは分かりませんが少しずつ力がついてきているのだけは間違いないと思います。これからだと思います。
まとまらないですが一応書いておきます。
競技場でいつも通りの流れの中で練習。見ていると動きが雑になっている部分がかなりありました。この辺りが高校生の怖いところだと思います。現時点ではこちらがやりたいなと思うことが身についている選手がいません。動きに関してはお手本がないままでやっていかないといけなくなります。これは仕方ないと思っています。常に付いて動きの修正をしていかないといけない段階。選手を否定するわけではなく今の段階では仕方ないかなーという感じです。最初からできるわけではない!当然。
細かく説明しながらやっていきました。もちろん、時間があるわけではないので省略をしたり流したりする部分はあります。が、確実に前進していることだけは確か。この手の練習を続けていけば走れるようになるだろうなという手応えはあります。
チューブ腿上げをやってから並走。バトンパスの流れ。実際問題まだまだバトンは甘い。が、この手の練習をやるチームというのがどれだけあるのか。私の練習の中心はバトンです。細かいことをやるレベルには達していませんが、この手の練習形態をとるチームは少ないと思います。それが良いのかどうか分かりません。しかし、「速く走る」ことと「最大スピードを出す」ための工夫はしていかないといけないと考えています。あえてここには書きませんが(笑)
この日もバトンを使った練習をメインで進めていきました。最後は150mを走ろうと決めていました。夏休みに入る前までは120mさえもきちんと走れない状態でした。これは当たり前の話です。積み重ね。中学時代に走る練習をしていた選手もいるかもしれません。現時点でうちの選手は中学時代に陸上競技をやっていたという子は少ない。ほとんど高校に入って始めた選手ばかり。だから段階を負う必要があるのです。他のスポーツで100mを全力で走るということはまずありません。そんなに長い距離を走る必要性がないから。でも陸上競技ではスプリントで一番短いのが100m。これを全力で走ることは必要最低限の条件なのです。
速く走れるのが当たり前。そんな感覚はありません。基礎的なことから積み上げていく。取り組む姿勢も含めてです。新天地でチームを作るのには3年間かかると言われます。焦って仕方ない。それでも今いる選手がなんとか力を発揮できるようにしたい。そう思って指導をしていますから練習の内容なども考えさせられます。この辺りにはクラブチームでの指導も生きてきている感覚があります。様々な幅の選手を見ることで勉強になる。「強い選手が勝手に集まってくる」わけではありませんから。多くのカテゴリーを指導する中で自分の中で「勉強することができる」のだと思っています。まーそうでない人もいると思います。私とは感覚が異なる人がたくさんいることだけは間違いない事実だと思っています。
150m。あえて負荷を増やしました。細かい内容は書きませんが「絶対に手を抜けない」という状況を作りました。普通の練習パターンとは異なります。なんのために練習をするのかという視点に立ったメニューです。300-200-100のようなセット走はやりません。中途半端な負荷になるのは嫌だからです。もちろん、そういうメニューが意味がないとは言いません。が、私はやらないと言うだけ。考え方の問題だと思います。
150mを4本走りました。多分過去最高の負荷だったと思います。昨年も本数的には走っていたと聞いています。が、間違いなくかかってくる負荷は違う。なんとなく走る1本と絶対に手が抜けない1本とでは負荷のレベルが違いますから。体力的に持たない選手もいます。当然です。
それでも手を抜けない状況を作りましたから全員が必死に走りました。練習終了後は数人足を攣っていました。かなりの負荷がかかったのだと思います。こういう練習を積み重ねていけば確実に強くなると思います。こういう工夫をしながら選手の強化を図っていきたいと思います。走るだけの練習から強くなるための練習へ変えていくつもりです。
120mを1本走ることができなかった選手たちが150mを4本走れるようになった。これは大きなことだと思っています。これが練習の成果。周りから評価を受ける云々ではなくて本人たちの成長だと思います。結果の評価だけではなくそこにたどり着くまでのプロセスも見てもらいたい。まーこの価値観は分かってもらいにくいと思いますが。
随分成長したと思っています。まだまだこれからですが。この少しずつの成長を多くの人に見てもらいたい。形に示せるかどうかは分かりませんが少しずつ力がついてきているのだけは間違いないと思います。これからだと思います。
まとまらないですが一応書いておきます。