kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

教員免許更新講習を受ける

2011-06-27 | 陸上競技
日曜日、昨年から受けている教員免許更新のための講習を受けました。日程的に詰まっているので受けられる日が決まっています。中国大会が終わったタイミングで受けられるものをあらかじめ考えて申し込んでいました。「商業」の講習はほとんど存在しません。これは本当に問題だと思いますが教員数の問題からも仕方ないのかもしれません。必修が12時間(2日間)、専門講習が18時間(3日間)です。トータルで30時間の講習を受けることになります。昨年必修12時間と専門6時間は受けています。前回の専門は「哲学」です。本当にこういう科目しか受けられないというのが現状です。

今回は「学校におけるスポーツ指導」です。部活動などの指導に関わる部分も少しはありましたが、基本的には「体育」の授業の話です。学習指導要領が変更されたのでそれに伴う授業内容の変更と指導のポイントについて(笑)。その後は「ゴール型球技における指導」です。全く関係ないですね~。体育における「良い授業とは」というのもありました。バスケット系の競技では「ボールを持っていないときの動き」が重要になる。本当はここを評価することが大事だと言われていましたが、難しいですよね。全てを見ながら一つ一つの評価を行うというのは不可能に近いと思います。授業に関しても工夫により「本質的な楽しさ」を感じることができるしていく必要があると。「バスケット」「バレー」という「種目」を教えるのではなく、その「本質」を教えるようにという話でした。本当にできるのか・・・。

体育=スポーツではない。体育の授業でやっていることを卒業後にやっている者はほとんどいない。「種目」を教えてもそれは継続的に生きてこないのだと言われていました。世界中で最も普及しているスポーツは「ウォーキング」だという話でした。では体育の授業で生涯スポーツの指導として「ウォーキング」を教えるのか?このままでは体育は危機的状態に陥るといった話がありました。体育は健康作りとは違うから日本では色々難しいみたいな感じでした。かなり省略しているから伝わりにくいかもしれません。すみません(笑)。

6時間講義を受けるのは大変ですが様々な視点で物事をとらえるというのは大切かもしるません。そういう意味で有意義な時間だったかもしれないなと思います。ゴール型球技の指導方法は私の授業には生かされないと思いますが(笑)。

休みは完全に潰れました。いつになったら休めるのでしょうか。時間だけが過ぎていきます。
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