kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

専門練習をする

2010-08-13 | 陸上競技
国体合宿に関してはまた気持ちが乗ったら書きます。とにかく様々な事があって…。で、自分のチームを指導したいというのは気持ちがかなり強くなりました。最近はインターハイや保護者会、合宿でまともに練習を見ることができない状態になっていました。どこの学校の顧問なのかという想いが強くありました。全体の事を考えるほど余裕がないなと改めて感じました(笑)。きちんとチームの指導をしたい。

木曜日に合宿が終わるので月曜日を補強のみとして1日日程をずらしました。木曜日に専門練習ができるようにして、木曜日は夕方からの練習にしました。合宿が2時に終わる予定だったので帰ってすぐにうちの練習を見る。夕方のほうが涼しいので効率が上がるというのもありますし。

練習はサーキットから。道具で足りない物があったので私は取りに戻りました。これに関しては「忘れた」のではなく競技場でいつも使わせてもらえていたので持っていかなかったという感じです。ここ最近はこの手の当たり前の忘れ物というのはなくなっています。当たり前なんですが当たり前の事がきちんとできるようになるまでにかなりの時間を要します。ということでサーキットは見れず。

いつもなら全体でドリルをやっていくのですが、ハードル陣に専門練習をさせようと考えていましたから短距離とハードルに分かれました。どちらも見たかったので同じ場所でやらせました。短距離の課題はいくつかありますが後ろ側の動きが大きくなりすぎてしまう部分があります。ここを意識させるためにドリルを1つ増やしました。タイミングが少し遅れてしまうのでそこを修正するための動きです。
ハードルはもう一度原点に戻ってドリルをしました。動きをシンプルにしていきながら1つ1つの動きを意識させていきました。全てはつながっていると思います。スプリントドリルと同じことがハードルにも言えます。ここは外しては考えられないですね。接地は同じです。合宿で動きを見ていて出来ていないと感じた部分をうちの選手で見てみるとやはり出来ていませんでした。ここをきちんとやっていけば今まであったロスを大幅に減らしていくこてができます。限られた時間ですができることを全てやっていきたいと思います。

短距離はそのままもう一度加速段階の動きをしていきました。動きの確認を込めて投げ出しと脚運びを道具を使ってやっていきました。たまたま良い道具がグランドにあったので利用しました。ハードルを運ぶための台車を利用してそれを芝生の上で押す練習です。タイヤ押しよりも腰の位置がスタートの姿勢に近いので意識しやすいかなと。押しながら腰を進めていく感覚をつかませました。その流れで加速段階の走りをさせました。
終わってからは中間の走りを意識。見ていると動きが小さくなりすぎたり脚が流れてしまっている感じが強くありました。ここ最近ドリル等でも大きくなりすぎないように意識をさせていましたが、股関節の動きが固くなってしまっていて伸びやかな走りができなくなっていました。数人はそこの部分を意識させてみました。ショートスプリントだけではありませんからもう少しエネルギーを上手く使えるようにしたいなと。

ハードルは200mHのために何台もハードルを跳ばせました。感覚がつかめるまで跳ばせようと考えていましたが、かなりの時間を要しました。今まではある程度跳ばしていましたがもっと細かく意識をさせていく必要性を感じました。大まかに意識させていただけではロスが大きすぎます。インターハイ出場するような選手や中国で入賞するような選手はかなり力があります。普通にやっていたら追い付けません。だからこそきちんとした技術を身につけておかなければいけません。かなり繰り返しましたがハードリングロスがまだあります。今まではやっていなかった事でも必要があると判断したら取り入れていきます。200mHは故障する前の段階に近づいてきている感じがあります。更にレベルを上げていきたいと考えています。

中国選手権でマイルに出ますから短長はマイル前半の入りの練習をしました。狙いとするタイムを出すためにrinaに付いていく。単純に付いていくだけでなく自分のスピードで走るための練習です。速い者についていくだけではラストで大幅減速をしてしまいます。だからといってゆっくり入るのも違う。タイムを狙うための走りを求めました。2本走りましたが各自でその感覚について考えるように指示を出しました。これは自分で意識していくしかありません。まずまずです。
短短男子は120m。これも見ていて色々と考えることがありました。1本爆発的に動いた後にもう一度動かないタイプがいます。これは試合のアップでも同じことがいえます。やりすぎてしまってメインとなるレース前に疲れてしまっているというパターンを繰り返していました。ここに関しては近いうちに試してみたいと思っています。練習量自体を少し抑えぎみにしたほうがいいなと思っています。

久々に練習をきちんと見れました。やはり大切なのはうちの練習ですね。きちんとやっていけば必ず戦えるようになると思います。目標を明確にして取り組んでいきたいと思います。
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いろいろ

2010-08-13 | 陸上競技
火曜日から木曜日まで国体合宿が北九州で実施されました。これに関してはかなり思うことがありますが、私は言われたことをやるだけに徹しようと決めていたので全てにおいて我慢をすることにしました。これは私の行動や発言により他の人に迷惑をかける可能性が大きいからです。なかなか難しい。

今回はハードルの指導ということでした。一応専門はハードルですから…。今回少年種目は100mHのみ。昨年の事などを考えるとほとんど私の出番はないだろうなと考えていました。ハードルの高さを上げ下げするくらいの仕事しかないだろうなと…。それでもいいなと思っていましたが何故か思っていた以上に指導する場面が多くなりました。これに関しては疑問が残る部分がありますが、「少年種目の指導」ということで自分自身を納得させました。

100mHの成年選手がいたので最初はその選手を中心に進めていきました。力のある選手がどのような意識で動きを作っているのかを知る良い機会でしたから。現役選手ですから上手く言葉で表現する事ができません。それをフォローする形でやっていきましたが途中から私が主導でやることになりました。私がやろうとしていること、やっていることと狙いは同じですからこちらが主導でやるほうがやりやすいかなという気持ちがありました。かなり強い選手を前に普通の指導者があれこれいうのは気が引けますが(関係ないので勝手にやります)、少年種目の指導者という意識がありますから遠慮する必要はないかなと。

今回は成年の400mH選手もいましたから色々と手伝ってもらいながら進めました。この選手、ハードルが若干苦手ですからドリル的な動きをさせて少しは修正をしたいなという意図もありました。400mHとショートハードルでは違う部分が多いですが、基本的な部分は同じですから手本を見ながらやっていくというのは大きいと思います。

指導していて思った事がかならありますが、ここで書くような内容にはならないと思います。ハードルに関してだけでなく色々な事が見えてきている感じがあります。少しは成長したということかもしれません。今まであまり指導する気分にならなかったショートハードル、ちょっとやる気になってきました(笑)。今のうちの女子選手にはやらせるつもりはありませんが、男子のfujinoにはきちんとやらせていきたいと思います。不器用ですがしっかりとやらせれば身に付くと思います。他校の選手を指導していて「何をやっているんだろう…」という想いも生じました。自分の所の選手をきちんと見ていきたいと思います。最優先はどこなのかというのを改めて感じました。

本格的にハードルをやってみたいと感じました。細かいところをきちんと見ていけばかなりロスが減らせる気がしています。今までのハードル練習を質を上げていけば戦えるようになると感じています。

数日間ハードル練習しました。思うことはたくさんあります。また書ける範囲で書いていきたいなと思います。
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