kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

フルート&ファイテン&練習

2006-12-15 | 陸上競技
 今日は3年に1度の芸術鑑賞の日。フルート演奏を聴きました。以前、卒業生の保護者が「kanekoに話がある」と電話してこられて、何があったんだ?と思っていたら「すばらしい音楽だから生徒に聴かせて欲しい」という話がありました。それがたまたま3年に1度の芸術鑑賞と重なり、実施することに。フルートやバイオリンってなんであんなに小さいのに大きくてきれいな音がするのだろうか?不思議だ。もっとゆっくりと集中して聴ければ想うことも多いだろうな~。小さな感動を胸にしまっておきます。

 その後練習にファイテンの方が来られる。近くの勤務になったとのことで挨拶がてらに来られました。話を聞くとどうもkanekoの現役の頃を知っているとか。うーん、恥ずかしい。大学院の2年生の時の高校2年生らしい。同じグランドで練習をしたこともあるとか。こういうのはちょっと恥ずかしいので苦手ですね。だって今は1分間隔走やって肉離れするレベルですからね・・・。

 お客さんが来られたけど練習は変わらず実施。最近のテーマである「やるのは自分」を互いに意識してやりました。多くの情報を与えるわけではない。何度も言いますが、「スタートライン」に立つのは私ではない。選手自身です。私がどれだけ言っても、行動しても勝負の舞台には立てません。立つのは自分自身でしかない。メッセージは送るし、やるべき事やった方が良いことは言います。でも、雰囲気を作ったり、選手を引っ張っていくのは私ではない。「選手自身」です。それ以外の何ものでもありません。私の存在は「進むべき道を示す」ことにある。その道を歩いていくのは選手。強くなるのも選手。これは絶対に忘れてはいけない。

 練習としては動きが良くなってきました。最近はほとんど距離を踏んでいないので動きの定着ができているかどうか疑問でしたが、今日の走りは良かった。動きを繰り返すことのできる基礎体力もかなり向上してきています。トップスピード&持続力が格段に上がってきていると感じています。ちょっと前まで1セット走ったらあとは撃沈状態でしたが、今日は女子2名の動きがかなり高まっていました。人数が少ないこともあり、「自覚」が芽生えてきているように感じています。最後まで2人が競り合う姿は頼もしいものがありましたね。やるのは自分自身でしかない。今日の練習で「強くなってきている」ことをしっかりと感じて欲しいですね。モリッキーと互角の勝負ができるようになってきていますが、これからはモリッキーの「意地」の見せ所でしょう。互いに強くなるためには勝負は避けられません。2×200mリレーがあれば間違いなく中国大会に行ける(笑)

 倒れても立ち上がり最後までやろうとする姿勢から何を感じるか?以前、脚をつってでも「私が走らないと人数が少なくなってしまうから」と言って最後まで走った姿から学ぶものがあったのでしょう。こうやって「絶対にやるんだ!」と自分たちが思っている限り、チームとしての成長があるでしょう。何度も言いますがやるのは私ではありません。勝負の舞台に立つ人間です。

 合間に「困っている人に手を差し伸べる」っていう気持ちが身についてきていて、それを自分自身が嬉しく思うという話を聞いた。それってすごく大事なことなんだよね。倒れている人間に手を差し伸べるて簡単そうで難しい。kanekoに言われたからやるんじゃなくて、自分で「相手の気持ち」を想って行動に出せる。嬉しいね。チームの状況は明るい。こうやって少しずつの積み重ねが自分たちの力になるんだってことを忘れて欲しくない。

 いろいろあったけど良い1日だったと思います。
コメント
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