kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ただひたすら…

2006-12-01 | 考える
現実から目を背けてはいけないと思う。「今」置かれている状況を受け止めないといけない。3年生の「想い」をつながないといけない。「手を差し延べる事ができる人間」になって欲しい。
私は大切な人間の涙を一生忘れないと思う。誰か他の人のために流した涙を…。今のみんなの「想い」をずっとずっと忘れない。「悔しさ」や「悲しさ」、「寂しさ」「むなしさ」を抱えている人間がいる。その子達の気持ちを考えると胸が張り裂けそうに苦しい…。だから一緒に走ろうと思ったんだ。私はどうなってもいいと思った。この子達の「力」になれるならなんでもやろうと…。

支えてくれる人間が周りにはいるんだ。私が目指してきたものをしっかり感じてくれた人間の存在を心から嬉しく思う…。たくさんの時間を共有してきたから分かる気持ちがある。「いつでも引っ張りに行きますよ」「協力したいんです」「ずっと応援してます」「みんなの支えになりたい」という言葉が心に響きます。本当にありがとう。今までやってきたことは間違いじゃなかったんだよね。そういう「手を差し延べる心」を持っていてくれる事が何より嬉しい。心配をしてくれる事が嬉しいのではなくて、みんなにとって「特別な場所」であった事が、3年間の積み重ねだったと思える場所だったという「心」が嬉しい。

ただひたすら前を見よう。後ろを振り返っても決して何も始まらない。前を向こう。「今」の気持ちをずっとずっと忘れないで、同じ想いを他の人にさせないように前をみよう。繰り返してはいけない。自分達の「場所」を自分達で創っていこう。支えてくれる人達の力を借りてやっていこうよ。

私の想いはこの子達のためだけに向けます。それが今私にできることだから…。確かな「決意」を感じます。きっと強くなれるよ。競技力だけではなくもっともっと大きな「力」を手にすることができる。今回のことは私に「何が大切なのか」を教えてくれました。絶対にこのまま終わらせてはいけない。「今」を乗り越える事で見えてくる者をみんなで見に行きたい…。

共に進もう…。ただひたすら前を向いて…。支えてくれる人達の想いを胸に抱いて…。
コメント
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