年末に産後の骨盤が気になって、ということで施術したときのことで面白いことがあったんです。
ひととおりの施術が終わり、骨盤の説明もし、終わろうかな、と思って確認したとき。
「右肩が前に出ている気がするんです」
そうそう、そういうことも施術前におっしゃってました。
でも、そうは見えないんだけどなあ。まあいいや、簡単に直るでしょ、と思い。
左にねじって呼吸してもらい、右にもねじって呼吸してもらいました。
「左のほうが息を吸いやすいですよね?」とお聞きすると、「逆だ」とおっしゃいます。
あれ?右肩が前に出ているんだから、左にねじれているはずで、ねじれてるほうに向いたほうが息が吸いやすいんだけどな??
ふ-む、見た目は左右均等。呼吸でいうと、右にねじれている可能性がある。でもご本人は右肩が前にのめるような(左に向かっている)感覚がある・・・。
で、「もしかしたら?」と思って右の股関節などを緩めてみると、、、
「あっ、右肩まわりの『もやもや』感が消えました!楽になりました」って。
これは、右股関節あたりの筋肉が硬くなっていた、つまり、身体としては右後ろに引っ張られている状態のことなんです。ということは、身体としては本来は右後方にねじれているタイプだったんです。
どうやら
身体が右後ろにねじれている→「まっすぐにしなきゃ」と右肩を前にもってくる→肩は左右均等になったけど、ムリに右肩を前にもってきたため「右肩が前にあるように意識される」
ということみたい。
右肩が後ろにある状態でバランスが取れていたものを、「カタチだけ右肩を前にもってきた」、いつしかそれで「固定」された、でも「無意識にでも右肩を前にもってきているため」つねにそこがもやもやする。
だいたい、こんなところじゃないか、と。
そうなんです、身体が歪んでしまったとして、直接的にカタチだけをまっすぐにするとこういう感覚が生まれることがあるんです。感覚というよりも二次的なひずみが生じるというか。
身体の感覚を無視してまでまっすぐに拘らないほうが、まだいいような気がしますよ。
歪みをほっといて治るわけじゃないんですけど、歪みに「逆らって」カタチだけをまっすぐにしてもムリがでるんです。身体は一度は歪んでいることを選択したわけだから、そのときにはなんらかの理由があったのであり、そこはわかってあげないと。
身体って本当に面白いですよね。
今日もありがとう。
ひととおりの施術が終わり、骨盤の説明もし、終わろうかな、と思って確認したとき。
「右肩が前に出ている気がするんです」
そうそう、そういうことも施術前におっしゃってました。
でも、そうは見えないんだけどなあ。まあいいや、簡単に直るでしょ、と思い。
左にねじって呼吸してもらい、右にもねじって呼吸してもらいました。
「左のほうが息を吸いやすいですよね?」とお聞きすると、「逆だ」とおっしゃいます。
あれ?右肩が前に出ているんだから、左にねじれているはずで、ねじれてるほうに向いたほうが息が吸いやすいんだけどな??
ふ-む、見た目は左右均等。呼吸でいうと、右にねじれている可能性がある。でもご本人は右肩が前にのめるような(左に向かっている)感覚がある・・・。
で、「もしかしたら?」と思って右の股関節などを緩めてみると、、、
「あっ、右肩まわりの『もやもや』感が消えました!楽になりました」って。
これは、右股関節あたりの筋肉が硬くなっていた、つまり、身体としては右後ろに引っ張られている状態のことなんです。ということは、身体としては本来は右後方にねじれているタイプだったんです。
どうやら
身体が右後ろにねじれている→「まっすぐにしなきゃ」と右肩を前にもってくる→肩は左右均等になったけど、ムリに右肩を前にもってきたため「右肩が前にあるように意識される」
ということみたい。
右肩が後ろにある状態でバランスが取れていたものを、「カタチだけ右肩を前にもってきた」、いつしかそれで「固定」された、でも「無意識にでも右肩を前にもってきているため」つねにそこがもやもやする。
だいたい、こんなところじゃないか、と。
そうなんです、身体が歪んでしまったとして、直接的にカタチだけをまっすぐにするとこういう感覚が生まれることがあるんです。感覚というよりも二次的なひずみが生じるというか。
身体の感覚を無視してまでまっすぐに拘らないほうが、まだいいような気がしますよ。
歪みをほっといて治るわけじゃないんですけど、歪みに「逆らって」カタチだけをまっすぐにしてもムリがでるんです。身体は一度は歪んでいることを選択したわけだから、そのときにはなんらかの理由があったのであり、そこはわかってあげないと。
身体って本当に面白いですよね。
今日もありがとう。
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