腰を痛めたあと、マッサージを受けたらさらに腰が痛くなって、、、という方がおられました。
その方の姿勢は、お尻をつきだした前傾姿勢。
これはお腹と足をつなぐ筋肉が過緊張してるときに見られる体勢だと僕は思っています。
ということは、ほぐしてあげるとすれば、↑この部分なんです。
このときに腰の張りやコリをほぐしてあげるとどうなるか。
たとえば、お腹に原因が70あって腰に原因が30あるとしたときに、腰を揉むことでその30が消えたら、、、
相対的にお腹が100になるんです。
極論で書いていますけど。
100対0でバランスが崩れてしまう。と、立てないくらいに痛い、ということが現出したりします。
普通はここまではいかないとは思いますけど。
こんなふうにですね、マッサージを受けてよけいに腰が痛くなった、ということが起こり得るわけなんですよ。
もちろん、炎症が腰にあると、そこをもんでしまうことで傷がさらに広がってもっと痛くなる、というケースもあります。傷口に指をつっこんで揉んでも、さらに痛くなるだけですよね。
ただまあ、こういうケースはプロの店では起こらないと思うのです。
問題は前者の方。
マッサージした方が、上手な方で腰の張りなんかをキレイにとってしまえばしまうほど、前後のバランスが崩れて立てなくなる、なんてことも(汗)。腰も張ることでなんとかお腹のひっぱりに対抗していたのに、その張りをとってしまえば、前側にパチ-ンと引っ張り込まれてしまいます。すると、前傾姿勢はもっときつくなってうまく立てなくなってきます。
つまり、このマッサージをした先生は、ヘタだからもっと痛くなったのではなく、きっとうまいんです(汗)。腰のはりを的確に取れたからこそ・・・。
このように、腰がこってる、という場合ではなく、腰が痛い、ということだと必ずしも腰を揉むことが良い結果につながるわけではない、ということ。その人の姿勢が「なにを意味しているか」を見極めてほぐしてあげないと余計に痛くなる可能性がある、ということ。だと思うんですね。
前傾してるなら、前に引っ張る力が強い、と考えられるのでその力をゆるめてあげることで、体はもうちょっと後ろに戻ってきます。つまり、よりまっすぐに近づく、ということです。
歪んでいるかどうか、よりもその人が、どういうふうにバランスを取ることで今の状態を維持しているのか、という視点も大事だと思いますよ。
今日もありがとう。
その方の姿勢は、お尻をつきだした前傾姿勢。
これはお腹と足をつなぐ筋肉が過緊張してるときに見られる体勢だと僕は思っています。
ということは、ほぐしてあげるとすれば、↑この部分なんです。
このときに腰の張りやコリをほぐしてあげるとどうなるか。
たとえば、お腹に原因が70あって腰に原因が30あるとしたときに、腰を揉むことでその30が消えたら、、、
相対的にお腹が100になるんです。
極論で書いていますけど。
100対0でバランスが崩れてしまう。と、立てないくらいに痛い、ということが現出したりします。
普通はここまではいかないとは思いますけど。
こんなふうにですね、マッサージを受けてよけいに腰が痛くなった、ということが起こり得るわけなんですよ。
もちろん、炎症が腰にあると、そこをもんでしまうことで傷がさらに広がってもっと痛くなる、というケースもあります。傷口に指をつっこんで揉んでも、さらに痛くなるだけですよね。
ただまあ、こういうケースはプロの店では起こらないと思うのです。
問題は前者の方。
マッサージした方が、上手な方で腰の張りなんかをキレイにとってしまえばしまうほど、前後のバランスが崩れて立てなくなる、なんてことも(汗)。腰も張ることでなんとかお腹のひっぱりに対抗していたのに、その張りをとってしまえば、前側にパチ-ンと引っ張り込まれてしまいます。すると、前傾姿勢はもっときつくなってうまく立てなくなってきます。
つまり、このマッサージをした先生は、ヘタだからもっと痛くなったのではなく、きっとうまいんです(汗)。腰のはりを的確に取れたからこそ・・・。
このように、腰がこってる、という場合ではなく、腰が痛い、ということだと必ずしも腰を揉むことが良い結果につながるわけではない、ということ。その人の姿勢が「なにを意味しているか」を見極めてほぐしてあげないと余計に痛くなる可能性がある、ということ。だと思うんですね。
前傾してるなら、前に引っ張る力が強い、と考えられるのでその力をゆるめてあげることで、体はもうちょっと後ろに戻ってきます。つまり、よりまっすぐに近づく、ということです。
歪んでいるかどうか、よりもその人が、どういうふうにバランスを取ることで今の状態を維持しているのか、という視点も大事だと思いますよ。
今日もありがとう。
実際には腹筋のトリガーポイントで腰部の放散痛が出る事は明らかになってるんですけど(教科書にも書いてます)でも、なぜ腰が痛くなるかは説明は載ってない... おそらく主働筋と拮抗筋の関係で筋神経系のメカニズムを説明すれば良いのでしょうけど。
そのなかでパターンを見つめていけば、ある共通項が浮かんでくる。。。うちはそういう方法でやってってます。
ありがとうございます。