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「車のハンドルに傷があったら、どうなるか」論。

2011-12-24 07:00:00 | 健康 整体
先日、車の修理にいってきました。大したことではなかったのですが。
そこでちょっと思いついたこと。

たとえば、車で右に曲がるときだけ、どうもおかしな感じがする、左に曲がるときも直進もバックもおかしくない、とします(そんなことがありうるのかはわかりませんが)。
で、よくみたら、ハンドルの輪っかのところに傷がついてるやんかっ。

右に曲がるときにはハンドルを切る・・・このハンドルに傷がついている・・・ということは・・・このハンドルの傷が右に曲がるときの異常の原因になっているのでは!?

どうでしょう?「そうとは言えない」と思いますよね?

僕はうちのお客さんが「腰椎4番と5番の間が狭くなってる」とか、「右足が左足よりも1センチ短いらしいんです」と先生方に言われたんですよ~というのをお聞きするたびに、「それが原因とは言えない」と思うんですね。
厳密には「まだ、それが原因とは決まっていない」ということです。

レントゲンで、または、足の長さを比べてるので、「その異常」は事実なんです。それがウソだというのではなくて「それが原因」とはまだ決められない、と思ってるんです。
それを原因だというのは、「ハンドルに傷があったら右に曲がりにくい」と決め付けるのと同じレベルになっちゃわないだろうか、と。
ハンドルに傷があるのも事実、右に曲がりにくいのも事実。じゃあ、曲がりにくい原因はハンドルの傷である・・・。ちょっと乱暴でしょ?

ハンドルに傷があるとして、右に曲がりにくいけど左に曲がれるのは、ハンドルの傷が原因説で矛盾なく証明できたことになるのか?

要は、「それが原因だとしたときに、痛くなく動作できることの説明も同時についているのか?」ということまで考えていく必要があるんじゃないかなあ、と考えているのです。「痛くないとき」の説明がどうもついてないときがあるのでは???とね。
右足が1センチも短い、だから骨盤が歪んでるのははっきりしてる、だから腰が痛いでしょ?
なんか説得力あります。だけど、それが原因であるならば、「この人が痛くないときは、両足の長さが揃ってるとき」なのか?「右足が短いままで、腰が痛くないときも、かなりの時間であるんじゃないか?」ということなんです。

痛いときと同じくらいの比重で痛くないときもあるのはなぜか???と考えていけば、整体はまた違ったカタチになっていただろうと僕なんかは思うんですね。

今日もありがとう。
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