整体セミナーでしゃべってることなど

整体セミナー始まって以来の初めてのパターンでの講座がスタートしましたよ。

６２歳の男性の方。
この方に、動作分析整体法の技術だけでなく、(いわば「かいつう館」の１から１０まで)をお伝えしていこうという内容です。

お会いしたときから、「このような仕事をされるためにいる存在」、そんな印象をもったんです。で「この仕事、しませんか？」と言ってみたところ、「他の方からも言われました」ということで(笑)。

一回目は、動作分析整体法のバックボーンとなっている僕の気づきから得た発想、視点などを主に伝えさせていただきました。

本を読んで、知識を受け取ったら(まずは素直に受け入れて)、そのあとで「自然界や子どもにも当てはまる内容だろうか？」って僕は考えていくんです。

自然界にあるイキモノ、進化してきた生き物として、いきなり他の生物とはまったく違う法則でものごとが成り立っているとは思えません。

イヌは痛いときにはこうしますが、人間は動物ではないので、別の方法をします、とか。そんなことがあるんだろうか？って。

また、「人間は、人類は」こうなっていますよ、というとき、その法則が同じ人間である幼児にも当てはまっているか？という疑問も有効です。
たとえば、腰痛の予防にはこれこれがいいですよ、という説であれば、「幼児からそれをしておけばもっといいんだろうか？」とか(笑)。

他には、歪みと痛みの関係性など・・・。

どんな姿勢にも、身体がそれを選んだからには、きっとそこにはメリットがあると僕は思っているんですね。
だから、歪みだ、悪だ、それ矯正だ、じゃなくて、身体がその歪みを選択する意味を、メリットだと受け止めて観察しましょうよ、と。そういうことなど。


本当に、この仕事がとても向いている香りがぷんぷんしているので(笑)、出し惜しみせず全部を伝えられたらなあ、って思っているところです。


今日もありがとう。