腰の曲がりを心配されて

娘さんがうちのことを探してくださって。高砂市にすむ母をみてもらえますか？とお問い合わせをいただきました。
「ＨＰやブログを見て、ここなら」ということでご相談のメールをいただき、その方のお母様を先日、施術させていただきました。
もともと、腰痛で、ということだったのですが、一番悩まれているのが、腰が曲がってきたことなんです。

腰が曲がってきたがために、洗濯物を上に干せなくなった(手があがらないー五十肩とかではなくてー)、じっと立ってるだけでも支えがないと立ってられない、などなど。

その腰を、背中を伸ばせるようになりたい、どんどん曲がってしまうのが不安、と。

それで洗濯物を上に干すときに、こうするでしょ、腰を伸ばすと、腰のこのあたりががつらくてできないのです、とやってみせてくれました。

で、腰を伸ばして反り返るような姿勢を横から見ててあることを思ったんです。
メガネ橋。
胴体がメガネ橋だとしたら、、、この反る姿勢でいうと、腰側が河に面してる方よね。お腹側が道に該当する部分です。
「腰を伸ばすと」ってことなんですけど、メガネ橋でいうと、腰は縮んでる側に見えるんですよね。
で、お腹側が伸びてるほうです。

なので、この方は「お腹側を伸ばすと、腰のこのへんが痛い」ていうことを表現してるんじゃないのかな、って想像してみたんです。
つまり、股関節や膝や肋骨も含めて、お腹を中心に、身体が後ろに伸ばせないといけないんだろうな、って。
実際に、今かいたところを少しでも緩めるようにしていくと・・・
結果的には、腕もあがるようになったし、立つだけでも安定した感じになってきました。

僕は腰が曲がってるんじゃなくて、前後の筋肉の状態の差から来てるんじゃないか、と想像してみたんです。
そういう意味でいうと、筋トレ(も指導されてました)も場合によっては前後のバランスを崩す可能性があるので、こわいなあ、と思ったりもします。
そして、、、僕が筋肉のバランスでみる以上のネックとして、そもそも筋肉が細っていると、ちょっと効果がだしづらいです(あ、これはお問い合わせのときには伝えさせていただきました)。

できること、できないことはありますが、来ていただけたからには全力で取り組んでいきたいです。


今日もありがとう。