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ストレートネックのことから。

2013-02-01 07:00:00 | 健康 整体
頭を洗おうとした瞬間にビキッときて、もう3週間ほど首が痛い、特に下を向けない、という方が来られました。
病院では「ストレートネックのために、肩から首の筋肉がはりつめてるのが原因ではないか」とのことだったそうです。

それが原因かも知れません。ストレートネックは事実で、筋肉が張り詰めてるのも事実で、事実首が痛いんですから・・・。

だけど、ストレートネックであったであろう3週間よりも「以前」にはなんともなかった、説明はつくんだろうか・・・?

偉そうなことを言いたいわけではないんですよ。
事実は事実だと認めるにやぶさかではないんです。
ただ、その訴えの説明にはなってるんですか?っていう問いかけを自分にしてみてもいいんじゃないか、と僕なんかは思うんです。

今に限っていうと、ストレートネック「だから」頭を洗うときに首を傷めるのは、わかるよなあ、ってこういうところの先生自身が思えるかどうか。
ストレートネック「だから」、上を向くのは平気だけど下を向くのは痛いって、当然だよねって、診た先生が思えるのかどうか。

ストレートネック「だから」という言葉のあとに、症状を持ってきても、文章として違和感を感じないかどうか。

なんか、事実が客観的に出揃うと、「あ、それが原因ね」ってスッキリはするんですよ。だけど、、、「そこに事実がある」のと、「その事実で説明がつく」とうのとは微妙に違いますよね(苦笑)。

ある腰痛の人がいるとして(事実)、骨盤が歪んでいるとして(事実)、立ち上がるときに腰が痛いけど歩き出すと楽だとしますね。
そのとき、「骨盤が歪んでいる」「この人は腰痛だ」という事実のあとに「だから」立ち上がるときに痛くて歩き出すと楽なんですよ、って説明したとき、なんか齟齬を感じません?
この「楽なんです」という部分がジャマなんです。この説明を、挙げた事実ではまだつけられていないんです。

説明がつかなかったら、まだ事実が足りないのかも、とかその事実が症状とリンクしていないのかも、と素直に考えてみたらいいんじゃないか、と僕は思うんです。


事実を列挙するだけではなくて、事実を並べて「作文」してみると、「あれ?」って思うときがあったりするんですよね(苦笑)。
たぶん、この「あれ?」と感じる部分が少なければ少ないほど、より核心に迫っているんじゃないか、と思ってみたり・・・。


今日もありがとう。
コメント
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