前日にお電話いただいたんですが、そのときはお取り出来なくて(汗)。翌日の早めにギックリ腰できてくださった方の話しです。
ワンルームマンションで床にすわってお化粧していて、横のものをとろうとひねったら「コキッ」と鳴ってしばらくしてから、動けないくらいに・・・。
来られたときは横くの字状態でした。
ずっと仰向けで施術していきました。
仰向けでやっていくと、だいぶ楽になったようなんですね。
それで
「おお~」って驚いておられたので僕が「これで○○○と思ったら甘いですよ」ってふざけて言ったところ「あはは」と笑ってくださって、その瞬間
「痛い、痛い、センセ、笑わさないでください」と返されてしまいました(笑)。ごめんごめん(苦笑)。
さて。
今、仰向けです。両膝を立てています。笑っています。笑うと腰が痛くなるそうです。笑うまえまでは痛みは感じていませんでした。
じゃあ、「笑う」ことと「腰痛に響く」、というのと、因果関係として受け入れてみましょうよ、と言いたいのです。
確かに身体は横くの字になってました。骨盤だって前方だか後方だか左右だか、変位してるでしょう。脚長差もあるんでしょう。
だけれども、「笑った瞬間に、腰に痛みを感じる」というのもこの人にとっては事実です。「それ」をもっと素直に受け入れましょうよ、と。
熱いものを触るとヤケドしたんです。「そりゃそうですよね」
こけたら膝を擦りむいたんです。「そりゃそうですよね」
笑うと腰が痛いんです。「あ、それは骨盤の歪みですよね」・・・いやいや「そりゃそうですよね」って(笑)。
骨盤が、仙腸関節が、腰椎が、というケースもあるとは思いますよ?たぶん・・・。そしてそのほうがなんか白衣っぽい(医学的といういうか)感じです。
だけど、お客さんが訴えてることを「素」で受け取ったら、「笑うと痛い」っていう一言に集約されてきます。
それ、無視していいんだろうか?って思うんですね。
笑うと痛いんだから、そこにはなにかしらの関係性があるんだろうな、って見ていけば、そこにはやっぱりあるんですよ。ちゃんと関係性が。
うちの整体は、僕の検査がどう、というよりもこうやってお客さんに教えてもらうほうが確かだ、という立場でやっています。
今日もありがとう。