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腰痛の因果関係に因縁をつける

2010-11-22 00:22:48 | 健康 整体
どうも「因果」ってものにとらわれすぎてたのか?と最近、思い出したんです。
うちの子供が今、食べた果物の種を植えたら実がなるかなあ、、、という話をしてたんです。
たとえば、柿の種を植えたら柿が成る。
種が因で柿が果。

風邪をひくのは風邪のウイルスが体内に入ってくるから。
風邪ウイルスが因で風邪という病が果。

果を消すには、因をなくせばいい。

腰痛の人には骨盤の歪みがある。腰痛の原因は骨盤の歪みだ。骨盤の歪みがあるから腰痛になる。骨盤の歪みをとってしまえばいい。根本原因を解消することで腰痛は消える。

果たして、そうなのか。
柿の種が「在っても」柿は成らない。
土がいる、水がいる、人の手もいる、なにより土壌風土が適しているのか、という問題がある。
つまり「縁」がないと柿は成らない。縁がなければ、柿の種は柿の種でしかない。

同じ職場で風邪をひく人ひかないひと、同じ宴会で食べ物にあたる人あたらない人、同じ骨盤の歪みで腰痛になる人ならないひと。
風邪の菌、食あたりの菌、骨盤の歪み、はそこに存在したとして、発症した・しなかったのには、たとえば体調、睡眠状態、ストレス、過労、体質エトセトラの縁があったのだろう。つまり、
「因」があっても「縁」がそろわなければ、発症しないってこともある。
もしかしたら、僕らが「因」と考えていたものが実は「縁」のほうだった可能性もある。否、たぶん「因縁」というように因と縁は不可分なのかもしれない。そう考えると、
「腰痛の原因はこれこれである」という限定した理論で果たして現実に追いつけるのか?という疑問がでてくる。

「見つけたっ、本当の腰痛の原因はお腹の筋肉だっ」というのだって、それが「縁」なのかもしれないし、仮に「因」だとしてもそこに「縁」がなければ腰痛は発現しない、ってことだって十分想定できる。

逆に言えば現実には「それ」が因であろうと縁であろうと、「揃わなければ」発症しないのであれば、「どれか」を取り除いてあげれば、その時点で「因と縁が揃わなくなった」わけなので腰痛の痛みは消える、ということもあるんだろう。
完全な療法がある、というよりも、「よりたくさんの因縁を取り除く」か「より大きな因縁を取り除く」療法が「より結果がでる療法」ということなのだろう。

そういうことを子どもたちと柿を食べながら思いました。
この文の調子で書くと、読んだらぜんぜん頭に入ってこないね。でも書き直すのも大変だから、まあいいか(爆)。

今日もありがとう。


コメント
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