曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

桜の樹は今年伐採します

2021年04月01日 | 日記

今日の鳥

突然目の前の木に野鳥の群れがやって来て止まりました。少し遠かったのですが取り合えずカメラを向けシャッターを切りました。鳥たちはすぐに飛び去りましたがその時は姿は小さくて何の鳥かわからずじまいでした。家で写真の編集する際拡大してみると見覚えのある鳥です。今は鳥が北へ帰るための渡りをする時期です。普段見られない野鳥に巡り合うチャンスですね。写真が小さいのではっきりしませんがアトリ科のシメのようです。シメシメなんちゃって!  北へ帰る途中でしょうかね。

 

よく見かける ホオジロでしょうか?

 


 3月31日の欄でお花見について触れましたが、花見をするためには桜の樹がある程度まとまって植えてないと困りますよね。そして、公共の場であることも必要でしょう。桜が植えてある所と言えば第一に思い浮かぶのは公園でしょうか。次が川の土手なんか多いですよね。道路わきに桜並木として植えられているところもよく見かけますが場所柄お花見には向かないのではないでしょうか。神社・仏閣の広い境内も桜が植わっていて見て歩く分には問題はありませんが境内で酒宴を開くのはやはりまずいかもしれません。まあ酒宴付きのお花見をしたことのない私があれこれ心配することでもありませんけどね。

でも桜を植えることなら、今までに沢山の桜の樹を植えてきましたので多少の助言もできます。35年間毎年ずっと植え続けているとうまくいった桜・失敗だった桜などいろんなことがありました。桜の樹を植えるにあたっては品種も大事ですが、一番大事なのは場所です。桜の樹は育つと大木になります。1本の木が占めるスペースをよく考えておかないと大変なことになります。普通、個人の家のお庭には桜の樹は植えないほうがいいです。何百坪のお屋敷に住んでおられる方なら問題はありませんが街中では無理ですよね。無理を承知で我が家の庭に桜を1本植えてみたことがあります。桜の樹は成長が早い木ですから、家で桜の花を楽しめるのは植えて5・6年くらいでしょうか。10年もたつとカミさんからクレームが出るようになりました。梅の木も庭に1本ありますが、何年たってもほとんど大きさ形を変えないように選定ができます。でも桜の樹はやはり無理でした。カミさんから毎年切れ切れとせっつかれて仕方なく根元から切ってしまいました。同じことが今起こっています。毎年植える桜の苗が余ったときなど、その苗をみかん畑の中に植えていたのです。そのみかん畑は道路や民家から良く眺められるところにあるので、将来を見越して私が年とってみかん畑の世話ができなくなった時、みんなからよく見える畑が桜の山になったらいいなと考えていました。10年余り前から残り物の桜を植えていたのですが少し計算違いがあって、私がみかん畑をやめるより桜の成長が早くて、今ではみかんの木を覆い隠すほどに大木になってしまいました。みかんの木は桜の樹の日陰になって大迷惑をしています。またカミさんから切ってしまいなさいとのお達しで今年は切ることにしました。なんだかもったいない気もしていたのですが、最近知り合った若者が木工を目指していることを聞き、切った桜の樹を木工に生かすことができないか聞いてみると、是非にくださいとの返事でした。これを聞いて桜を切ることにためらいがなくなりました。花が終わったら伐採します。下の写真は今年で最後となる桜の花です。

 


みかん畑の桜

パイプハウスが下の方に写っていますが、その向こうの山の方が我が家のみかん畑です。桜の樹が見えます。

園内道からの眺め

 

畑の一部は椿園になりつつあります。椿の木は成長がとても遅いので今度は失敗がないはずです。

こんなに早く大きくなる予定ではなかったのですがね。みかん園の肥料が桜にもよく効いたのでしょう。

 

河津桜は花が終わったので伐採されました。

 

 


同じころ、近くの道路わきに植えた桜

この道路が開通して間もなく植えました。管理上問題がありますが大島の主要道路なので多くの人に楽しんでいただけます。


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