今日の花
庭のサンシュユ(山茱萸) 私の好きな花の一つです。秋には赤いグミの様な実をたくさんつけますが食べられません。
今朝はいつもより早く、雨音で目が覚めました。玄関を出て数歩歩くとはっと立ち止まりました。歩道をカタツムリが横切っているのです。おもわず、「あっ 啓蟄だ」 「啓蟄が歩いている」 と叫びそうになりました。すぐさま家の中にとって返しカメラを持って戻りました。その間カタツムリは数センチしか進んでいませんでした。ファインダーをのぞきながら「ひさしぶりだね」と呼びかけてみました。カメラを持って出たついでに春雨にぬれた花を撮ってもどりました。啓蟄を感じたのはいいけれど、本当はどうだろうとカレンダーを見ると明日が啓蟄なんですね。当たらずとも遠からずで安心しました。
こんな雨の日は畑仕事ができませんのでお休みです。最近とりためたTVの録画を消化しなければと思い、二つ見ました。一つは世界紀行もので、イタリア北部の海岸の町チンクエ・テッレの紹介番組です。イタリアは行ってみたい国のひとつですがなかなかチャンスが無くて、いまだに憧れの地です。チンクエ・テッレはリアス式の地形で断崖絶壁に町がへばりつくようにして作られています。生活するには大変な所でしょうね。平地が無いので山の斜面に段々畑を作りやせた土地でブドウや野菜を作っています。長い間、目の前が海ですからそこから取れる海の幸と段々畑から取れるわずかの農産物で暮らしてきたのでしょう。目の前が海で段々畑で仕事をしている私には共通の物を感じて一層行ってみたいと感じています。今は町が世界遺産に登録されたり、情報が世界中に流される時代ですから世界的な観光地として有名になりました。町の人々の暮らしも変わったことと思いますが、一度訪れてみたいところです。
もう一つの番組はNHKのオイコノミアと言う番組で、面白そうだったら時々見ます。オイコノミクスという言葉には少し興味があります、今回の番組は「経済と自由」でしたが、自由と言う概念は本当に難しいですね。・・・・・
暖かくてすっかり春らしくなりました。
写真は借り物ですがチンクエ・テッレの風景
Cinque Terre は五つの岬と入り江に出来た村です。昔は陸を通って外に出ることはできなかったそうです。
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