曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ジョウビタキ♂ のお食事風景

2018年03月03日 | 日記

今日は桃の節句、皆さんの所ではお雛様を飾りますか。我が家のお雛様は今年も物置の片隅で泣いているかもしれません。

 実は、このジョウビタキの写真は少し前の2月に撮ったものです。先月の写真なのでもうかたずけようかと思いながらも、アップしないでそのままお蔵入りするのは残念な気がしたので今日載せることにしました。

ジョウビタキは冬鳥ですからこんなに暖かくなるともうすぐ北へ帰ってしまいます。突然姿が見えなくなるのは寂しいことですが毎年の習慣ですから仕方がありません。せめて一言「挨拶くらいしてゆけよ」と言いたくなるほどみかん畑で毎日顔を合わせています。多くの野鳥の中で一番人懐こい小鳥ではないでしょうか。畑で仕事をしていて姿が見えないと何となく心配になりますし、帰るまでに、私の近くに来て姿を見せてくれるとなんだかほっとします。友達とまでは言えませんが、お互い顔見知り程度の付き合いでしょうか。

ジョウビタキ君は私の近くで餌のミミズを見つけたようです。明るい開けた場所だったので周りを気にしながらもミミズをその場で食べ始めました。私が近くにいたので大きな鳥や猫に襲われる心配がないと考えたのでしょうか。そこまで私のことを信頼していたかどうかは分かりませんが、小鳥たちは餌を食べるときに安心できる場所に運んでから食べることもよくあります。私はお食事のじゃまにならないようそっとカメラを構えました。距離は3メートルほどでした。

この小さな体ではミミズを1匹丸のみには出来ないのでしょうね。ミミズをくわえて首を激しく振り回し、ポーンと放り投げます。何度もやるとミミズは小さくちぎれて食べられるサイズになり、ようやく飲み込むことができました。

写真の枚数が多くなりましたが、スクロールを上から下へさーっと引っ張ってご覧ください。

 


友達のジョウビタキ君

 

飛び立つ瞬間 なんせ素早い動きについてゆけません

 

餌を見つけました。

ミミズは本当に美味しいなあー。


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